パソコンの下取りはどこがお得?大手家電量販店6社を徹底比較【2024年10月】

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下取りガイド 川辺 あさひ
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パソコンが古くなってきたので、新しいパソコンに買い替えたいとお考えではありませんか?

また、できるだけ高く下取りしてくれるお店を知りたいですよね。

結論として、パソコン下取りに出すなら「家電専門店ノジマ」が最も高く買取してもらえることがわかりました。

本記事では、壊れているパソコンの処分費用なども含めて大手家電量販店6社の下取り・買取価格を調査いたしました。

パソコンの下取りについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

下取りチェッカーで下取り価格をチェック 下取りチェッカーなら下取り価格がすぐわかる

【パソコン】大手6社の下取り価格(買取価格)やサービスの有無

まずは、パソコンの下取りはどこに依頼すればいいのかを解説していきます。

筆者がそれぞれの家電量販店を調査したところ、下記の結論になりました。

  • パソコンを下取りに出すなら「ノジマ」が最も高く買取してもらえることがわかりました。

それでは上記の家電量販店を選んだ理由がわかるように、それぞれの店の下取り価格や特徴を次でまとめていきます。

こちらも合わせて、参考にしてみてください。

パソコンの下取り価格に基づく家電量販店の比較

それでは、パソコンの下取りをおこなってくれる家電量販店の下取り価格を比較していきます。

今回比較するのは、下記の家電量販店になります。

  • ヨドバシカメラ
  • ビックカメラ
  • ヤマダデンキ
  • ノジマ
  • ケーズデンキ
  • エディオン

詳細については後述しますが、先に下取り価格などを表にまとめてみました。

今回比較に使用したPC機種は「Surface Laptop 5 RBG-00020(13.5型/Windows11/第12世代 intel Core i7 1255U Alder Lake 10コア/2022モデル)」です。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
ノジマ 100,150円(下取り) 0円 振込
ヨドバシカメラ 95,000円(買取) 0円 現金
ビックカメラ 95,000円(買取) -1,958円 現金orビック買取マネー
エディオン 95,000円(買取) 0円(液晶モニターは有料) 銀行振込
ヤマダデンキ 46,000円(買取) 0円 現金
ケーズデンキ 下取りなし 0円(液晶モニターは有料)

※2024年10月時点の上限価格

家電量販店の下取り金額を調査したところ、下取り・買取額が最も高いのはノジマ、続いてヨドバシカメラ・ビックカメラ・エディオンが同率2位、ヤマダデンキが5位という順になりました。

ノジマは「下取りチェッカー」にてパソコンの下取りをしています。

一方で、ケーズデンキは下取りや買取をおこなっていないため、回収サービスのみとなっていました。

それでは、これらの特徴を含めて解説していきます。

ノジマ

ノジマは2023年8月1日から下取りチェッカーにて、新たな下取り品目として「パソコン」の下取りを開始しました。

対象となるのは「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」「Apple製品」です。

ノジマは、今回比較した家電量販店の中でノジマは最も高い下取り額を提示しており、下取りチェッカーを利用することで簡単に査定ができました。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
ノジマ 100,150円(下取り) 0円 振込

「パソコンを買い替える」という方は、ぜひ下取りチェッカーを利用して査定金額を調べましょう。パソコンのスペック選択による査定または型番入力から下取り価格を調べられます。

なお、下取りチェッカーには「LINE版」と「WEB版」があります。LINE版ではしっかり査定したい方におすすめであり、WEB版では30秒で査定が完了するため気軽に査定したい方におすすめです。

2024年10月現在、Windows8,10,11を搭載したパソコンならば2000円以上で下取りをおこなっています。とくに古いパソコンを持っている方は要チェックです。

▼パソコンの査定はこちらから▼

ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラは、今回比較した家電量販店の中で2番目に高い下取り・買取額となっていました。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
ヨドバシカメラ 95,000円(買取) 0円 現金

ヨドバシカメラは全国的に展開しているグループで、パソコンの下取りは取り扱っていないものの買取を実施しています。

買取方法として店頭買取宅配買取の2つがあり、店頭買取に加えて自宅で引き渡しができる宅配買取まで対応しているのは嬉しいポイントです。

もし買取ができなかった場合でも、ヨドバシカメラでは無料でパソコンの回収をしてもらえます。

「査定額をつけてもらえるのか、回収費用がかかってしまうのか。」

これらの判断に迷っているのであれば、ヨドバシカメラに依頼することで安心感のある下取りをおこなえますね。

参考:買取サービス│ヨドバシ.com

ビックカメラ

ビックカメラは、今回比較した家電量販店の中でヨドバシカメラと同様の2番目に高い下取り・買取額となっていました。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
ビックカメラ 95,000円(買取) -1,958円 現金orビック買取マネー

ビックカメラでもパソコンの下取りは取り扱っていないものの買取を実施しています。

パソコンの買取については上限額が高く設定されており、「ビック買取マネー」という専用の電子マネーを選ぶと買取価格に5%上乗せした金額をもらえます。

一方、買取不可である場合や単なるパソコンの処分である場合は、必ず有料での回収になるというデメリットがあります。

美品なら問題ありませんが、少しでも不安があるのであればノジマに依頼するのがよいでしょう。

参考:買取サービス│ビックカメラグループ

なお、2024年10月現在は『ビック・コジマアプリ ソフマップ会員様限定 新品パソコン購入特典 パソコン引取サービス』をおこなっています。ビックカメラグループで新品パソコンを購入した際、不要になったノートパソコンをサービスサポートカウンターにてビック買取マネー100ポイントで引取してもらえる内容となっています。

参考:パソコン引取サービス│くらし応援119 powered by ビックカメラグループ ソフマップ

エディオン

エディオンも、今回比較した家電量販店の中でヨドバシカメラ、ビックカメラと同じく2番目に高い下取り・買取額となっていました。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
エディオン 95,000円(買取) 0円(液晶モニターは有料) 銀行振込

エディオンもパソコンの下取りは取り扱っていませんが、買取を実施しています。

また、パソコン本体やノートパソコンの回収については0円でおこなってくれます。自作パソコンについては、CPU、HDD、マザーボード、グラフィックボードのうち3点以上を含むものは回収してもらえます。

一方で、パソコン本体と同時の引取でも液晶モニターの回収は別品目扱いで有料となります。

具体的にはモニターサイズによって料金が変動し、23型以下のディスプレイモニターは小型家電扱いで550円の回収費用がかかります。一方で、24型以上のディスプレイモニターはサイズにより1,100円以上の回収費用がかかります。

参考:小型家電リサイクル│家電と暮らしのエディオン

ヤマダデンキ

ヤマダデンキ(旧・ヤマダ電機)は、今回比較した家電量販店の中で5番目に高い下取り・買取額となっていました。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
ヤマダデンキ 46,000円(買取) 0円 現金

ヤマダデンキもパソコンの下取りは取り扱っていませんが、買取を実施しています。

また、パソコンの回収については0円でおこなっています。

他の家電量販店と比べて下取り・買取額は劣るものの、ヤマダデンキでは買取に関するお得なキャンペーンが豊富にそろっています。

2024年10月現在「Windows8・10・11搭載のPCの場合は壊れていても1000円で買取(7・XP・Vista等からのアップグレードは除く)』キャンペーンをおこなっています。該当するパソコンが壊れているのであれば、ヤマダデンキの買取サービスを活用することをおすすめしています。

また対象製品以外でも、パソコンの無料回収をおこなっているので、処分が前提にある人はヤマダデンキに持ち込むのがいいですね。

パソコン買取査定・買取価格│ヤマダデンキ

参考:パソコン買取査定・買取価格│ヤマダデンキ

別の買取方法としては『MAX買取キット』を購入して宅配業者に回収・発送してもらうものがあります。他のサービスとの併用はできませんが、宅配買取2,000円以上の場合は査定額より3,000円増額してもらえる買取増額券が同梱されています。一部のヤマダデンキの店舗にて770円で販売しているため、通常買取よりも2,230円お得となる方法です。

参考:MAX買取 買取キット│ヤマダデンキ

また、『Windows10・11搭載のNEC・富士通・dynabookは上限買取価格5,000円以上で高価買取』キャンペーンもおこなっています。(2024年10月現在)

参考:パソコン買取査定・買取価格│ヤマダデンキ

ケーズデンキ

ケーズデンキはパソコンの下取り・買取に対応しておらず、回収サービスのみとなっていました。

家電量販店 下取り・買取額 パソコン回収費用 還元方法
ケーズデンキ 下取り・買取なし(回収のみ) 0円(液晶モニターは有料)

パソコン本体やノートパソコンの回収は0円でおこなってくれますが、液晶モニターの回収は有料です。

なお、液晶モニターのサイズによる金額の変動についてはとくに言及していません。

パソコンの下取りは買取よりお得?

結論として、パソコンを手放すときは「下取り」を利用したほうがお得である場合が多いです。

買取サービスを利用する場合、複数の買取業者から相場や買取条件を比較する、いわゆる「相見積もり」をおこなうことが一般的です。多くの場合、買取専門店のサイトでパソコンに型番やモデル名を入力すれば簡単に買取価格を確認することができます。

しかしながら、実際は相見積もりをおこなうために複数のサイトをそれぞれ確認することは時間も手間も掛かります。

さらに、買取サイトに掲載されている価格は「上限価格」であることが多く、実際の査定額は異なる場合があります。実際に買取査定をしたところ「傷や汚れが付着している」「付属品が不足している」といったマイナス要素を指摘されて買取価格が下がることも多くあります。

また、当初は高い買取価格を提示していたにも関わらず、査定時に「市場価格が下がってしまった」という理由で買取価格を下げられてしまう場合もあります。

一方、下取りの場合、相場に左右されず、お店が定めた基準に基づいて価格が決定されるため、古い製品でもお得に売れることが多いです。

このような実態があるため、下取り価格より買取価格が低くなるのが一般的です。手当たり次第に買取価格を調べるよりも下取りを利用したほうが、比較的時間をかけずに手間なく好条件で手放すことができます。

パソコンの下取り・買取・処分について

パソコンの下取り前にやるべきこと

次に、下取り前に準備することを紹介していきます。

これから紹介する準備が欠けていると、「店頭に再度行くことになる」「新しいパソコンにデータを移せなかった」などの手間につながります。

1つずつ確認していき、確実に下取りに出せるようにしましょう。

1.データのバックアップ

まずは、データのバックアップをすることです。

パソコンを下取りに出すには初期化しないといけないのですが、初期化の前に必ずバックアップはおこないましょう。

バックアップの手順はWindowsとMacで異なります。そのため、それぞれの方法を下記に掲載しましたので、参考にしてみてください。

2.データ消去

次は、パソコンのデータ消去をしていきましょう。

初期化をしていないと家電量販店で別料金にて対応してもらうか、もしくは下取りに出せないケースにつながります。

自分でデータ消去をおこなう場合

自分でデータ消去をおこなう場合、まずはパソコンの初期化をします。

Windowsでは「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」から初期化を選び、Macでは「システム設定」→「一般」→「リセット」から初期化をおこないます。

さらに、専用のデータ消去ソフト(例:BlanccoやEraser)を使用すると、より確実にデータを消去できます。最も確実な方法として、ハードディスクやSSDを物理的に破壊する方法もありますが、再利用ができなくなるため注意が必要です。

専門業者に依頼する場合

データ消去を専門業者に依頼する場合、多くの大手家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)でデータ消去サービスを提供しています。

また、データ消去を専門におこなう業者に依頼することも可能で、これらの業者はデータ消去証明書を発行してくれる場合もあり、安心して任せることができます。

さらに、パソコンのリサイクル業者でもデータ消去サービスを提供していることがあり、リサイクルと同時にデータ消去を依頼できるので便利です。

パソコンの詳しい初期化方法は、こちらの記事「初期化だけではダメ!パソコン処分・下取り時の「データ消去」4つの方法」を参考にしてみてください。

パソコンの買取のポイント

次は、パソコンの下取りで査定されるポイントを紹介していきます。

これから紹介する査定ポイントを知ることで、「どれだけ下取り上限額に近い金額が提示されるか」を判断することができます。

パソコンの状態などに不安がある方は、参考にしてください。

傷・汚れ・割れなど本体の状態

まずは、傷・汚れ・割れなどの本体の状態についてです。

とくにノートパソコンに多いのですが、持ち運びによる傷や汚れは付いていないでしょうか?

もしくは画面割れがなく、正常に液晶を見ることはできますか?

傷や汚れは事前にきれいにできますが、画面割れがある場合は、一気に査定額が下がってしまいます。

しっかり今の状態を見極めて、最大の下取り価格を提示してくれるお店に持っていくようにしましょう。

動作に問題がないかチェック

次は、動作に問題がないかをチェックしましょう。

  • 電源は入るか
  • 反応しないキーボードはないか
  • 作業中にフリーズすることはないか

パソコンに限らずですが、どの店舗でも時間をかけて動作確認をしています。

電源が入らないなどの問題があるパソコンは、下取りに出せないこともあります。

その場合はヤマダデンキなど、安くても買取してくれる家電量販店に持っていくのがよいでしょう。

パソコンの起動が遅い場合、こちらの記事「パソコン(PC)の起動が遅い時の6つの原因と対策!事前の予防法も紹介」にて解決する可能性があるため、下取りに出す前に試してみてください。

またノートパソコンの場合はバッテリーの寿命に下取り価格が左右される場合がありますので、こちらの記事「ノートパソコンバッテリーの寿命は2~3年!寿命時の症状と確認方法」を事前に確認するとよいでしょう。

下取り以外でパソコンを売る方法

最後は、下取り以外でパソコンを売る方法を紹介します。

今は下取り以外にも売る方法はあるので、それぞれの方法を比較検討して売ることが大事になっています。

  • フリマアプリ・ネットオークションを利用する
  • 買取専門店で売る
  • リサイクルショップで売る

「リサイクルショップ出張買取のアシスト」ではパソコンの買取もおこなっています。単純にパソコンの買い替えを前提としていない場合は、ぜひ買取も検討してみてください。

リサイクルショップ出張買取のアシスト

「出張買取のアシスト」の公式サイトはこちら。

自分にとって、一番使いやすそうな方法を選んでみてください。

パソコンを処分する際の注意点

下取りや買取をしてもらうのがおすすめですが、急ぎで対応したい場合などにパソコンを処分する方法としては以下のとおりです。

  • 小型家電リサイクル法に基づき回収してもらう
  • 不用品の回収業者に依頼する
  • 家電量販店に処分を依頼する

なお、不用品回収業者に依頼する場合、法律を守らずに不法投棄をする悪質な回収業者もおり、高額な費用請求などトラブルも発生しているため注意が必要です。

まとめ

今回はパソコンの下取り価格や、下取りの査定ポイントなどについて解説させていただきました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • 大手家電量販店の中で、最も下取り価格が高かったのは「ノジマ」
  • ノジマなら「指定OSのパソコンならば古くても2000円以上で買取」というメリットがある
  • 下取り前に準備すべきことは「データのバックアップ」と「初期化」
  • 査定ポイントは「本体の傷や画面割れなどの状態」「動作に問題がないか」
  • パソコンを少しでも高く売るためには「下取り前に本体をきれいにしておくこと」と「早く売ること」が重要

パソコンは機種によって、下取り価格に差が出てくる製品です。

一般的に人気のある機種は高く売れやすいなどの傾向はありますが、お店や事前にポイントをおさえるだけで高く売ることができます。

ぜひ、本記事の内容を参考にして、高い下取り価格をつけてくれる買取先を探してみてください。

パソコンの下取りに関するよくある質問

パソコンの下取りの出し方は?

まずは、お手持ちのパソコンが下取りの対象となっている店舗を探しましょう。パソコンの下取りに対応しているのは、主に以下のとおりです。

  • パソコンショップ
  • 家電専門店
  • 通販サイト
  • メーカーのオンラインショップ

例えば、「自社製」や「自社取り扱い」のパソコン以外は下取り不可というように、店舗によっては下取りができないパソコンもあります。一方、同一のメーカーであるときは下取り価格がプラスになる場合もあります。
なお、パソコン自体は以下の条件を満たしていれば下取り可能であることが多いです。

  • 電源が正常に作動して問題なく起動ができる
  • 付属品の欠品がない
  • Windowsパソコンの場合、OSがWindows8以上である

続いて下取りの方法と手順を確認しましょう

主流なのは「宅配便で指定の場所に送付して査定をしてもらう」方法です。この場合、査定額に納得したときは下取りをしてもらい、査定額に納得がいかない場合は、返送してもらえます。

業者によって上記と手順が異なる場合もあるため、事前に調べておきましょう。

壊れたパソコンの下取りはできる?

壊れたパソコンでも買取してもらえる店は存在します。

なぜなら、パソコンに使われている故障していない部品のなかには、HDDやSSDなどのように取り出して再使用できるものが多く存在するためです。

また、パソコン内部の基盤やICチップなどには希少価値の高いレアメタルが使われているため、積極的に買取をおこなっている業者も存在します。

一方、故障したパソコンを買取していない業者も多く存在します。事前に買取の可否を確かめておきましょう。

パソコンの下取りに出すときにおすすめのサービスは?

「下取りチェッカー」とは、家電業界では初となる市場価格に基づいた価格で下取りができるサービスであり、豊富な買取実績により適切な価格での買取をおこなっています。

24時間対応しており、スマホのLINEアプリから質問に回答するだけで下取り査定から手続きまで一括して依頼できるため、忙しい方でも合間の時間に利用できます。

さらに、下取りの際は買い替え時に申込みIDを店員にご提示していただくだけで完了します。

また、パソコンに多少の傷がついている場合や付属品の欠品がある場合も下取りしてもらえる可能性があります。ぜひとも活用してみてください。

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