「テレビが古くなってきたから、そろそろ買い替えたい」
「でも、今使っているテレビもまだ使えるから、下取りしてもらいたいんだけど、どこがお得なんだろう?」
など、買い替えるときに考えることは多くなりますよね。
また、下取りをしてもらうときに、どれぐらいの手間がかかるかについても気になっている人も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると今回比較した8社中、下取りあるいは買取でおすすめできる会社が「ノジマ」だということがわかりました。
本記事では、テレビの下取り(買取)をしている家電量販店についてまとめています。
下取り(買取)してくれる家電量販店によって、条件や引き取ってもらうまでの流れが違ってくるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
液晶テレビの下取りとは
新品商品の購入と同時に古い空気清浄機を引取ってもらい、新品商品の値引きを受けられるサービスです。まず下取りの前に今持っている製品の買取価格を評価してもらい、古い製品を店舗や販売業者に持ち込み、その買取金額に応じて新しい製品との差額分で安く商品を手に入れることができ、お得さも倍増です。
たとえば、新しい液晶テレビを購入する際に、古い液晶テレビは家電量販店などの販売店へ下取りに出します。 販売店は古い液晶テレビの価値を査定し、査定額を新しい液晶テレビの価格から差し引いて、支払い額を提示します。
このように下取りを利用すると、古い液晶テレビを手間なく処分し、新しい液晶テレビを安く手に入れることができます。
関連記事 ▶下取りとは?買取との違いを徹底解説!
【テレビ】大手8社の下取り(買取)相場やサービスの有無
ここでは、家電量販店でおこなっているテレビの買取・下取り価格についてまとめてみました。
今回は、以下の条件で比較した情報になります。
- 対象機種は「パナソニック 43インチ 液晶テレビ VIERA TH-43FX750 2018年製」
- 商品の状態は「美品・動作問題なし」
- 家電量販店の「出張・宅配・店頭買取(下取り)価格」をそれぞれ調査し、比較
- 引き取り場所はすべて「東京都渋谷区」に設定して算出
これから各社の詳細を説明する前に、買取・下取り価格をまとめた表を記載しておきます。
どこの会社が最も高く下取りしてくれるかを先に知りたい方は、参考にしてみてください。
家電量販店 |
買取・下取り査定価格 |
備考 |
---|---|---|
6,500円 |
|
|
対象商品購入で |
|
|
3,000円 |
|
|
当製品は |
|
|
当製品は |
|
|
– |
|
|
対象商品購入で |
|
|
– |
|
※2024年7月時点当社調べ。実際の買取・下取り価格と異なる場合もあります
ここからは、家電量販店8社のそれぞれの特徴について、もう少し具体的に書いていきます。
ノジマ
ノジマの下取り方法と最大査定額は以下のとおりです。
下取り方法 |
最大査定額 |
購入商品の搬入と同時に下取り |
6,500円 |
店頭に持ち込んで下取り |
6,500円 |
ノジマは下取りのみの対応となりますが、最大査定額がほかの家電量販店と比べて高値であり、下取りまでの手順が楽なのが特長です。
楽になる理由は、ノジマでは「下取りチェッカー」というLINEとWEBで簡単に下取り価格が分かるサービスを導入しているからです。
LINEまたはWEBから型式などを入力するだけで査定額が算出されますし、テレビの入れ替え時にそのまま自宅まで引き取りに来てくれるため、下取り完了までがスムーズです。
また、指定機種を購入する場合は、さらに50,000円の下取り値引きも受けられます。
お得なサービスになるので、まずはテレビの買取や下取りを考えている方は、ノジマでの検討をおすすめしています。
\WEB査定はこちらから/
ヤマダデンキ
ヤマダデンキの買取方法と最大査定額は以下になります。
買取方法 |
最大査定額 |
出張買取 |
3,000円 |
宅配買取 |
× |
店頭買取 |
3,000円 |
ヤマダデンキは家電について査定し、買取サービスをおこなっています。テレビも買取の対象になります。
特徴としては買取価格はそこまで高くはないものの、他社に比べて古い年式のテレビも買い取ってくれるという点です。ただ、今回買取をおこなっている家電量販店では平均的な買取価格であったため、まずは他社での買取方法と照らし合わせて検討するほうがよいでしょう。
ヤマダデンキでテレビを購入し、自宅での入れ替え時には訪問料も無料で買取対応してくれるので、他社から買取を断られた品でも一度相談してみるのがよいでしょう。
他にも、「ヤマダデンキの買取事前査定サービス」というWEBで簡単に調べられるシステムを導入しているので、とてもお手軽に調べることができます。
また、2024年7月現在『対象メーカー限定で、2015年製以降のまだ使える薄型テレビは最大30,000円の買取』キャンペーンをおこなっています。
ビックカメラ
ビックカメラでは、一定条件のもとで冷蔵庫の下取りが可能です。下取り値引きについては以下のとおりです。
下取りの条件である「製造から15年以内」「買い替え時」「故障や破損がない」「リモコンあり」「プラズマテレビでない」「有機ELテレビでない」まだ使える液晶テレビに限り、下取りをしてもらうことができます。
またビックカメラでは買取サービスもおこなっており、買取方法と最大査定額は以下になります。
買取方法 |
最大査定額 |
出張買取 |
× |
宅配買取 |
3,000円 |
店頭買取 |
3,000円 |
ビックカメラでは「ラクウル」というアプリで買取をおこなっていて、集荷も査定も無料でできるため、気軽に売ることができます。
こちらのサービスも型番などを入力するだけで、査定金額を出してくれるお手軽なものになっています。
今回買取をおこなっている家電量販店のなかではヤマダデンキと同額で買取価格が平均的のため、他社での買取も検討してみましょう。
先ほど比較したPanasonicの対象機種を例に出すと、ノジマの下取り価格は8,300円、ヤマダデンキの買取価格は3,000円。
それに対してビックカメラの買取価格は3,000円と、ヤマダデンキと同様にノジマよりも低いことが分かります。
近くにビックカメラしかないという状況でなければ、優先度は低めに考えておくのがいいですね。
なお、2024年7月現在、『暮らしを快適に買い替え祭』を開催中です。「指定商品を購入時」に「リサイクル回収を同時申込」をすれば「古くても壊れていても液晶テレビを引き取ったうえで、購入金額について最大50,000円の値引きをしてもらえる」キャンペーンとなっておりますので、ぜひチェックしてみてください。
参考:暮らしを快適に買い替え祭
ジョーシン
ジョーシンでは下取りサービスを実施していませんでした。
今回比較したモデルでは査定額がつきませんでしたが、液晶テレビの買取サービス自体はおこなっています。
買取方法と最大査定額は以下になります。
買取方法 |
最大査定額 |
出張買取 |
× |
宅配買取 |
当製品は買取対象外(液晶テレビの買取サービスはあり) |
店頭買取 |
当製品は買取対象外(液晶テレビの買取サービスはあり) |
ジョーシンにおけるテレビの買取価格はそれなりに高く、WEBで査定金額をすぐに調べられるというバランスの良さが特徴になります。
対象商品は限られてきますが、こちらもノジマと同様に複数の買取方法が適応されるため、お得に買い替えられる選択肢の1つになりますね。
ただし、還元がポイントのみに限定されているため、ポイントを使う予定がない人はこのあたりも考慮して検討してみてください。
なお、買取不可の液晶テレビなどを処分する場合は、下記の費用がかかります。
▼ジョーシンで液晶テレビ(15V以下)を引き取りしてもらう場合
リサイクル料金1,870円~+収集運搬料金(買い替えの場合は1,650円、引き取りのみの場合3,300円)がかかる
訪問引き取りの場合、さらに出張費1,650円が必要で注意が必要です。
2024年7月現在、店頭でテレビを購入したときに下取りの申し込みが可能であり、特定のメーカーのものを購入の場合はジョーシンポイントを増額してもらえるようです。ぜひチェックしてみてください。(2024年9月30日まで)
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラではテレビの下取りを実施していませんが、買取はおこなっております。
しかし、買取してもらえるテレビは他社よりも限定的である可能性があります。
今回ヨドバシカメラの査定システムでは型番検索は出来ず、TH-43FX750で検索かけてもヒットしませんでした。項目選択画面では「パナソニック」「2018年」を選べず、「2019年」を選択しても1件もヒットせず、2020年を選択したところようやく2件出てきました。
相場も全体的に5,000~6,500円あたりが多く、上記のことからあまりヨドバシカメラではテレビの買取に力を入れてないことが伺えます。
他の方法として、リサイクル料金を支払って古いテレビを処分してもらうこともできます。
▼ヨドバシカメラで液晶テレビ(16型以上、15型以下)を引き取りしてもらう場合
リサイクル料金(2,970円)+収集運搬費(550円)がかかる
他社に比べて収集運搬費が比較的抑えめの額ですので、とにかく引き取ってもらうという場合は選択肢に加えてもいいかもしれません。
2024年7月現在は「テレビ買い替え応援キャンペーン」を開催中です。対象商品購入&リサイクル回収を申し込むと、最大20,000ポイント付与されます。(対象商品購入時と同時のみ、2024年7月31日まで)
エディオン
エディオンでは、古いテレビの下取り査定や買取サービスをおこなっていません。
そのため、基本的にリサイクル回収の手数料を支払って処分することになります。
処分をしてもらう際は下記の費用がかかります。
▼エディオンで液晶テレビ(ソニー・日立・シャープ・三菱など、33インチ以上の場合)を引き取りしてもらう場合
リサイクル料金(2,970円)+収集運搬費(1,650円~)がかかる
お得に買い替えたい場合は他社と比較し考慮するのがよさそうです。
ジャパネットたかた
ジャパネットたかたはテレビの下取りをおこなっています。
ただし古いテレビを査定して買取するようなサービスはおこなっていません。
そのかわり、最大45,000円など下取り値引きを適用できることがあります。下取り値引きが45,000円まであり一見お得なように聞こえますが、それは定価10万円以上の商品に対して適用される下取り値引き額になります。なので、購入するモデルによって下取り額は左右されるということを覚えておく必要があります。
また、下取り値引き対象外のテレビを新規購入した場合はリサイクル費用がかかります。
この場合、リサイクルにかかる費用は最低でも合計5,720円がかかり、新しいテレビの送料も加算されます。そのため、下取り値引きが本当にお得なのかを検討する必要がありそうです。
▼ジャパネットたかたで液晶テレビを下取りしてもらう場合
- 一部の対象商品の購入では下取り値引きが適用される
- 対象外商品の購入では下取りにリサイクル料金(2,970円)+収集運搬費(2,750円)がかかる(43型の場合)
- 購入品の送料も別途かかる
2024年7月現在『夏のテレビ特集』を実施しています。今なら一部の対象商品における下取り価格がアップしています。(下取り価格と期間は製品ごとに異なります)
ケーズデンキ
ケーズデンキでは、古いテレビの下取り査定や買取サービスをおこなっていません。
そのため、基本的にリサイクル回収の手数料を支払って処分することになります。
処分をしてもらう際は下記の費用がかかります。
▼ケーズデンキで液晶テレビ(画面サイズ16型以上の場合)を引き取りしてもらう場合
リサイクル料金(2,970円)+収集運搬費(2,200円~)がかかる
こちらもお得に買い替えを考えるなら、他社と比較し検討したほうがよさそうです。
なお、2024年7月現在は4つのキャンペーンを実施しています。
1つ目は『ハイセンス ご購入前の抽選で当たるキャッシュバックキャンペーン!』を開催中です。希望のハイセンス家電商品対象コースを選択し、購入前の抽選に参加した後にレシートと保証書をアップロードしたうえで当選した場合は最大50,000円のキャッシュバックとなるようです。(2024年7月16日まで)
2つ目は『アクオス XLED&OLED キャッシュバックキャンペーン』を開催中です。「対象のアクオス」と「4Kレコーダー」と「サウンドパートナー」の購入で最大55,000円のキャッシュバックが受けられるようです。(2024年8月20日まで)
3つ目は『レグザ デビューキャンペーン』を開催中です。「レグザLINE公式を友達に追加+購入前の抽選にチャレンジ」または「対象商品の購入+応募後の抽選チャレンジ」で最大10万円のキャッシュバックのチャンスです。(2024年8月30日まで、1回限り)
4つ目は『LG 壁掛けですっきりキャッシュバックキャンペーン』を開催中です。対象モデルを購入すれば、壁掛け工事費用または壁寄席スタンド購入費用の半額を上限として最大50,000円キャッシュバックしてもらえます。(購入期間:2024年9月1日まで)
参考:お得なメーカーキャンペーン開催中!│ケーズデンキ通販サイト
テレビの下取り・買取・処分について
テレビの下取りの基礎知識
ここまでにテレビの下取りや買取をしている家電量販店を8社比較してきました。
比較してきた内容を踏まえて、下取りではどの会社を選べばよいかを下記にまとめています。ぜひ、参考にしてみてください。
●下取りの場合
家電量販店の「ノジマ」がおすすめ!
理由は下取り金額に加えて、買取キャッシュバックがつく可能性があること。そして、下取りチェッカーという査定に便利なシステムや、商品購入時に自宅で入れ替えてもらえるなどメリットが多いためです。
またテレビに関しては「ジョーシン」も高い査定額がつきやすいです。キャンペーン次第ではお得になりますが、キャンペーン適応条件も限定的かつ、ポイント還元になります。
更にジャパネットたかたの下取り値引きはお得に見えますが、古いテレビを査定してくれるわけではない、またリサイクル料金・送料が別途かかります。
以上の点から、テレビを下取りするならノジマをおすすめしています。
テレビの買取のポイント
テレビを高く下取り(買取)査定してもらうためのポイントは以下の通りです。
少し意識するだけで高額査定になることもあるため参考にしてください。
- 年数がなるべく若いうちに売る
- 付属品や箱をそろえておく
- 定期的に掃除する
- 不具合は修理してから売る
テレビの処分の注意点
テレビを処分する場合は、家電リサイクル法に基づき適切な対応が義務付けられています。
具体的な処分方法は以下の通りです。
- 新しくテレビを購入した店舗に引き取ってもらう
- 今あるテレビを購入した店舗に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 住んでいる自治体に問い合わせ指定の場所にもっていく
法律を守らずに不法投棄をする悪質な回収業者もおり、高額な費用請求などトラブルも発生しているため注意が必要です
まとめ
今回はテレビの下取りについて、家電量販店8社を比較しながら解説してきました。
最後にもう一度本記事の内容をまとめておきます。
- テレビの下取りは「ノジマ」がおすすめ。
- ヤマダデンキは、他社より古い年式のテレビを買い取ってくれるが買取相場は高くない
- ビックカメラは、集荷や査定は楽だが買取価格がヤマダデンキと同等で平均的
- ジョーシンは、買取価格も高めでキャンペーンによってはお得。ただし、キャンペーン適応条件がやや限定的かつ、ポイント還元となるため注意
- ヨドバシカメラは、あまりテレビの買取に力を入れていない
- エディオン、ケーズデンキはリサイクル料金を支払い処分してもらう回収サービスのみ
- ジャパネットたかたの下取り値引きはお得になる場合もあるが、購入品によって左右される
テレビは、サイズも大きな家電であるため、買い替えのときには設置や処分の手間がかかるアイテムです。
本記事を参考にして、できるだけ楽に、そしてお得に買い替えられるようにしましょう。
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