パソコンでマイクが使えない・認識しない時の対処法をOS別に解説!

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下取りガイド 川辺 あさひ
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「パソコンでマイクが使えなくなってしまった…」

「オンライン会議に参加しなければならないのに、パソコンでマイクが使用できなくなってしまって困った…」

とお悩みではありませんか。

パソコンでマイクが使えない際の対処法は、まず以下の方法を実行してみましょう。

ただし、ただパソコンでマイクが使えないとはいえど、使用しているOSや、利用するアプリによって、その設定方法や確認方法が異なるため、実際に対処法を行うのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、パソコンでマイクが使えない場合の対処法を、OS別、アプリ別に解説しています。

この記事を読むことで、パソコンのマイクが使えない際の対処法がわかるだけでなく、OS別、アプリ別の対処法が詳しくわかるため、すぐに対処を行うことができます。

ぜひ最後までお読みください。

目次

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1.まずはこれ!パソコンでマイクが使えないときに確認するポイント

パソコンでマイクが使えない現象が発生した場合、後ほど紹介する対処法を実行する前に以下のポイントを確認してみましょう。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Call to Action 2の内容

1-1.マイクの位置

1つめの確認ポイントは「マイクの位置」です。

マイクをより自分の近くに配置することで、音をしっかり感知する場合があります。パソコンとマイクの位置関係を改めて確認し、距離がある場合はマイクを近づけていきましょう。

またパソコンの内蔵マイクを使用している場合、カメラユニットにマイクが取り付けられている場合があります。こうした場合にはPC本体に収納されているカメラユニットを引き出してから、マイクが反応するか改めて確認していきましょう。

1-2.マイクの電源スイッチ

2つめの確認ポイントは「マイクの電源スイッチ」です。

外付けマイクを使用している場合には、マイクに電源スイッチが備えられている場合があります。

ご自身の使用しているマイクに電源スイッチが付いていないか、また電源がオフになっていないか確認しましょう。

1-3.マイクの音量

3つめの確認ポイントは「マイクの音量」です。

マイクの音量が設定で小さな音になっていないか、ミュートになっていないか確認しましょう。

ここではWindowsとMacの内蔵マイクの音量の設定を確認する方法をご紹介します。

▼【Windows版】内蔵マイクの音量を確認・設定する方法

①マイクの音量の設定は、Windowsではまず画面左下ウィンドウズロゴをクリック

②表示された一覧から歯車マークの「設定」をクリック

③設定画面から「システム」を選択する

④画面左側のメニューから「サウンド」を選択

⑤サウンド画面が表示されたら、画面に表示されている関連設定の項目から「サウンドコントロールパネル」を選択する

⑥表示された画面からさらに、「録音」タブを選択し、一覧から使用しているマイクを選択後、下部の「プロパティ」をクリック

⑦「マイクのプロパティ」画面が表示されたら、「レベル」タブを選択

⑧「マイク」の音量が小さく設定されている場合はバーを動かして数値を大きくする

▼【Windows版】マイクのミュート状態の確認・設定変更

①音量設定で使用したマイクのプロパティ画面・レベルタブから、マイクの音量値の左側に表示されている小さいスピーカーアイコンを確認

②スピーカーアイコンに赤いマークが表示されている場合は、現在マイクがミュート状態に設定されているため、スピーカーアイコンをクリックし、ミュート状態を解除する

③アイコンをクリック後、ミュート解除できた場合は、アイコンから赤いマークの表示が消える

▼【Mac版】内蔵マイクの音量を確認・設定する方法

①「アップルメニュー」を選択し、システム環境設定 > サウンドをクリック

②サウンド設定ウィンドウが表示されたら、「入力」タブを選択

③サウンドを入力する装置の選択で、内蔵マイクを選択し、入力レベルメーターを見ながらマイクに話しかけて入力音量をテストする

④音の入力が小さい場合は、バーを動かして数値を大きくする

▼【Mac版】マイクのミュート状態の確認・設定変更

①音量設定で使用したマイクの「サウンド設定ウィンドウ」で「消音」にチェックが入っていないか確認する

②「消音」にチェックが入っていた場合は、チェックを外してミュート状態を解除する

1-4.ケーブルの状態

4つめの確認ポイントは「ケーブルの状態」です。

外部マイクが使えない、認識されない状態になっている場合、ケーブルの動作不良・断線・接触不良が不具合が原因の場合もあります。

現在使用しているマイクのケーブルが、以下の状態になっていないか確認しましょう。

◆ねじれている

ケーブルの動作不良の可能性があるため、正常な位置に戻す

◆断線している

断線しているかどうかは代替ケーブルを差し込んでみることで確認できる

代替ケーブルに交換し、マイクが認識されれば、もとのケーブルは断線していることがわかるため、もとのケーブルは使わないようにする

◆ケーブルの入力端子がパソコンにしっかりささっていない

ケーブルの接触不良の可能性があるため、一度パソコンから抜き、再度しっかり差し込む

ステレオミニプラグを使用するマイクの場合、しっかりとパソコン側のマイク入力端子に接続されているかチェックします。誤って出力端子に接続してしまっていないか確認する

マイク付きヘッドセットのようにステレオミニプラグが二股になっているデバイスの場合は、それぞれ音声出力・入力正しい位置に接続されているか確認する

USBケーブルを使用するマイクの場合も、改めてしっかりとマイクのUSB端子が差し込まれているか、グラつきがないか確認する

2.【Windows版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

2章からはOS別、利用するアプリ別にマイクが使えない場合の対処法をご紹介していきます。

まずはWindows版のパソコンでマイクが使えない、認識できない場合の対処法です。

2-1.マイクを有効化する

1つめは「マイクを有効化する」という方法です。

パソコン側がマイクを認識しない原因として、設定によって接続しているマイクを無効化してしまっている場合があります。このため「サウンドデバイスを管理する」からマイクの設定を変更し、有効化することでもマイクが動作しない不具合を解消することができます。

以下の対処法を試してみましょう。

▼マイクを有効化する方法

①画面左下のWindowsロゴをクリックし、歯車マークの「設定」を選択

②Windows設定画面から、「システム」を選択する

③システム画面右側のメニューから「サウンド」を選択し、サウンド設定画面から「サウンドデバイスを管理する」をクリック

④「サウンドデバイスを管理する」の画面から、入力デバイスの項目を確認し、接続したマイクが「無効」になっていないか確認する

⑤マイクが無効になっていた場合には、有効にしたいマイクを一度クリックし、「有効にする」ボタンを押す

2-2.マイクへのアクセス許可を変更する

2つめの方法は「マイクへのアクセス許可を変更する」という方法です。

Windowsではセキュリティを高めるため、アプリごとにマイクのアクセス許可・不許可を自由に設定することができるようになっています。

パソコンに接続したマイクが使えない場合、こちらのアクセス許可設定が意図せず、「許可しない」に設定されている場合があります。

以下の対処法を試してみましょう。

▼マイクのアクセス許可を変更する方法

①画面左下のWindowsロゴをクリックし、歯車マークの「設定」を選択

②Windows設定画面から、「プライバシー」を選択する

③プライバシー画面左側のメニュー項目から「マイク」を選択する

④マイク設定画面で「このデバイスでのマイクへのアクセスを許可する」の項目が「このデバイスのマイクへのアクセスはオンになっています」と表示されているか確認する

⑤「オフになっています」と表示されている場合には、「変更」ボタンを選択し、アクセスを「オン」に変更

⑥マイク設定画面の「アプリがマイクにアクセスできるようにする」の項目が、「オン」になっているか確認し、「オフ」になっていた場合は、「オン」に変更する

⑦マイク設定画面の「マイクがアクセスできるMicrosoft Store アプリを選ぶ」からは、パソコンにインストールされているアプリごとのマイクのアクセス許可設定を変更することができる

⑧最後にマイクを使用したいアプリケーションの項目が、しっかりと「オン」になっているかどうか確認し、「オフ」になっていた場合は、こちらも「オン」に設定し直す

2-3.マイクのドライバーをアップデート、再インストールする

3つめの方法は「マイクのドライバーをアップデート、再インストールする」方法です。

ドライバーとは、接続された新しい機器の使い方をパソコン側に覚えさせるプログラムのことです。

マイクが使えない場合、ハードウェアドライバーの不具合も考えられます。

また、ハードウェアドライバーがインストールされていない・バージョンが古いという場合も、パソコンがマイクを上手く認識しません。

そうした場合には、以下の対処法を試してみましょう。

▼マイクのドライバーをアップデート、再インストールする方法

①画面左下のWindowsロゴを「右クリック」し、表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選択

②デバイスマネージャーの画面から「オーディオの入力および出力」項目の、左に表示された「>」をクリックし、現在接続しているオーディオ機器の一覧を表示

③表示されている機器の中から、使用したいマイクの項目を選択する

④マイクが一覧に表示されていない場合は、一度デバイスマネージャーの「操作」ボタンをクリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択

⑤もう一度先ほどの一覧に、使用したいマイクの項目が表示されていないか確認する

⑥使用したいマイクの項目を右クリックし、メニューから「ドライバーの更新」を選択

⑦表示されるメニューから「ドライバー ソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックする

⑧ドライバーソフトウェアの最新版のスキャンが開始されるため、待機し、スキャンが完了し次第、ドライバーの再インストールを行い、インストール後はパソコンの再起動を行う

3.【Mac版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

次にMacのパソコンでマイクが使えない場合の対処法をご紹介します。

Call to Action 2の内容

3-1.音声入力を有効化する

1つめは「音声入力を有効化する」という方法です。

Macの音声入力はデフォルトでは無効となっています。そのためマイクを使用するためには、この音声入力の設定を「有効」に変更する必要があります。

音声入力の設定はアップデート等でデフォルトに変更されてしまっている場合もあるため、以前有効化の設定をおこなっている場合でも、もう一度確認することが大切です。

具体的な音声入力有効化の方法は以下の通りです。

▼音声入力を有効化する方法

①「Appleマーク」をクリックし、つづいて「システム環境設定」を選択する

②「キーボード」を選択

③表示される画面から「音声入力」タブを選択し、音声入力のラジオボタンを「オン」に変更

※ラジオボタンが表示されていない場合「音声入力を有効にする」をクリック

※すでに「オン」に設定されている場合も、一度「オフ」に変更し、再度「オン」に設定しなおすことで症状が改善される場合もあるため、設定を行う

④音声データをAppleに送信する確認ウィンドウが表示されるため、「音声入力を有効にする」を選択する

⑤画面左側のマイクアイコン下、セレクトボックスから「音声入力に使用するマイク」を選択していることを確認し、完了

3-2.マイクのアクセス許可を変更する

2つめの方法は「マイクのアクセス許可を変更する」方法です。

Macはセキュリティを高めるため、アプリごとにマイクのアクセス許可・不許可を自由に変更することができるようになっています。マイクが正常に動作しない場合、こちらのアクセス許可設定が意図せず「許可しない」に変更されてしまっていることがあるのです。

以下の方法でマイクのアクセス許可を変更しましょう。

▼マイクのアクセス許可を変更する方法

①「Appleマーク」をクリックし、つづいて「システム環境設定」を選択

②「セキュリティとプライバシー」をクリック

③表示される画面から「プライバシー」タブをクリックし、表示されるリストから「マイク」を選択する

④右側に表示されるアプリ一覧から、マイクを使用したいアプリのチェックボックスを確認し、クリックすることでアクセス許可を「オン」に変更する

3-3.サードパーティの周辺機器を切断する

3つめの方法は「サードパーティの周辺機器を切断する」という方法です。

Macでは、ほかに接続されているサードパーティ製の周辺機器がある場合、マイクと競合して正常に動作しない場合があるのです。

そのため、一度Macに接続しているサードパーティ製の周辺機器をすべて切断し、再度マイクを使用してみましょう。

4.【ZOOMアプリ版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

次にZOOMアプリ版のパソコンでマイクが使えない場合の対処法をご紹介します。

4-1.Zoomミーティング参加時に「オーディオ参加ボタン」を押す

1つめは「Zoomミーティング参加時にオーディオ参加ボタンを押す」です。

Zoomではミーティング参加時に、「オーディオに参加」ボタンを押していないと、マイクが有効になりません。そのためオーディオ参加の状態を確認しましょう。

▼Zoomでのオーディオ参加ボタンの押下方法

①Zoomのミーティング画面から左下に表示されている「オーディオに参加」というアイコンをクリック

②表示された画面から「コンピューターでオーディオに参加」を選択し、クリックすることでオーディオ参加を行うことができる

4-2.アプリのミュート状態を解除する

2つめの方法は「アプリのミュート状態を解除する」という方法です。

Zoomでマイクが使用できない場合、知らないうちに誤操作によってマイクがミュート状態になっているということも考えられます。そのためミュート状態の確認・解除を行いましょう。

Zoomアプリを起動後、画面下に表示されているマイクのアイコンに斜線が引かれている場合、ミュート状態になっています。マイクのアイコンをクリックすることで、ミュートの解除が可能です。

4-3.Zoomオーディオ設定でマイクが選択する方法

3つめの方法は「Zoomオーディオ設定でマイクを選択する」という方法です。

Zoomでマイクを使用するには、アプリ内のオーディオ設定からマイクを選択する必要がありますが、マイクが選択されていない場合は、音声入力がうまくできません。

以下の方法を参考にしてアプリでマイクを設定しましょう。

▼Zoomオーディオ設定でマイクを選択する方法

①Zoomミーティング画面下部に表示されているマイクのアイコンの右側、「^」と表示されているマークをクリック

②表示されたメニューから「オーディオ設定」を選択し、「マイク」から使用したいデバイスを選択する

③「マイクのテスト」から実際にマイクが動作するか確認する

5.【Microsoft Teams版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

次に、Zoomと同じようにビジネスの場で多く使われるようになった「Microsoft Teams」でマイクが使えない場合の対処法をご紹介します。

5-1.会議時のマイクをオンにする

1つめは「会議時のマイクをオンにする」という方法です。

Teamsの会議時にはマイクのオン・オフを自由に切り替えることができるようになっています。マイクのオンオフ状態を確認し、マイクがオフになっている場合はオンに切り替えましょう

オンに切り替える方法はシンプルです。

Teamsの会議画面の上部からマイクアイコンの状態を確認し、マイクアイコンに斜線が引かれている場合、状態が「オフ」になっているため、マイクアイコンを一度クリックし、状態を「オン」に変更します。

5-2.マイクの設定を切り替える

2つめは「マイクの設定を切り替える」という方法です。

Teamsでマイクが使えない場合、Teamsのデバイス設定に誤りがある場合があります。

以下の方法でマイクの設定を切り替えましょう。

▼Teamsでマイクの設定を切り替える方法

①Teamsを起動し、画面右上部に配置されているユーザーアイコンをクリック

②表示されるメニューから「設定」をクリックする

設定画面から「デバイス」を選択し、右側に表示される項目の「マイク」を確認

③項目に表示されているデバイス名が、使用したいマイクの名称と一致しているか確認する

④一致していない場合は、デバイス名の右側に表示されている「∨」をクリックし、表示される一覧から使用したいマイクデバイスを選択する

6.【Skype Meet Now版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

次にビジネス版のSkype「Skype Meet Now」でパソコンのマイクが使えない場合の対処法を解説します。

6-1.使用したいマイクが選択できているか確認する

1つめは「使用したいマイクが選択できているか確認する」という方法です。

「Skype Meet Now」でマイクを使用するには、設定画面から使用したいマイクデバイスを選択しないと、マイクが使えないケースがあります。

以下の対処法を実行してみましょう。

▼Skype Meet Nowで使用したいマイクが選択できているか確認する方法

①Skype Meet Nowの画面の右下に表示されている「その他」をクリック

②表示されるメニューから「音声とビデオの設定」をクリックする

③設定画面から「マイク」の項目を確認し、表記されているデバイス名称が使用したいマイクと一致しているか確認する

④一致していない場合はデバイス名の右側に表示されている「∨」をクリックし、表示される一覧から使用したいマイクデバイスを選択する

Call to Action 2の内容

6-2.ミュートを解除する

2つめの方法は「ミュートを解除する」という方法です。

Skype Meet Nowはマイクのミュートのオン・オフを簡単に切り替えられるようになっています。そのため誤操作によって気が付かないうちにミュートがオンになっていることがあるのです。

以下の方法でミュートを解除するようにしましょう。

▼Skype Meet Nowでミュート解除する方法

①Skype Meet Nowの画面下部に表示された、マイクアイコンを確認

②アイコンに斜線が引かれている場合、ミュート状態となっているため、アイコンをクリックし、ミュートを「オフ」に変更

7.パソコンでマイクが使えない原因

ここまでパソコンでマイクが使えない場合の対処法をご紹介しましたが、そもそもマイクが使えない原因は何なのでしょうか。

7章では、パソコンでマイクが使えない原因について解説していきます。

7-1.内蔵マイクの有無や位置

1つめは「マイクの有無や位置」です。

パソコンにはマイクを内蔵しているモデルと、内蔵していないモデルが存在しています。

そのため、そもそも使用しているパソコンがマイクを内蔵しているのかどうかでマイクが使えるか、使えないか決まります。

マイクは当たり前に内蔵されているものだと思ってパソコンを購入したら、実は内蔵されていなかった…というケースも考えられるのです。

マイクを内蔵していないモデルの場合には、マイクを使用するために外部マイクを別途購入し、パソコンと接続する必要があるでしょう。

またマイクが上手く動作しない場合、マイクの位置が関係していることもあります。

マイクは周囲の音を拾う構造のため、マイクの位置が遠すぎたり、間に音を遮断する障害物などがあると、上手く音を拾うことができず、正常に動作しない原因となるのです。

対処法は「1-1.マイクの位置」で解説しています。

7-2.マイクの電源スイッチ

2つめは「マイクの電源スイッチ」です。

外部マイクを使用する場合、マイクには電源スイッチを搭載しているモデルもあります。電源スイッチのあるマイクを使用している場合は、電源スイッチを「オン」に設定していないと、パソコン側がマイクを認識しない原因となります。

うっかりミスで電源をオフのまま、接続できないと思い込んでしまうというケースもあるため、電源オンオフの確認は必ずしましょう。

7-3.パソコンのマイク音量設定

3つめは「パソコンのマイク音量設定」です。

マイクの音量設定が極端に小さく設定されている場合、音量が小さすぎて、マイクが正常に動作しないことがあります。

こうした音量設定が不具合の原因となっている場合は、パソコンの設定からマイクの音量を大きく変更し直すことで、症状が改善します。

具体的な対処法は、「1-3.マイクの音量」で解説しています。

7-4.入力デバイスの選択ミス

4つめは「入力デバイスの選択ミス」です。

マイクを複数接続している場合など、入力デバイスが複数接続している場合には、マイクが上手く動作しない原因として、使いたいマイクとは別のマイクを誤って選択してしまっているケースが考えられます。

入力デバイスの設定を確認し、使用するデバイスとして使いたいマイクが正しく設定されているか確認していきましょう。

確認する方法は、Windowsは「2-1.マイクを有効化する」、Macは「3-1.音声入力を有効化する」で解説しています。

7-5.マイクのアクセス許可設定

5つめは「マイクのアクセス許可設定」です。

Windows・Macなどではセキュリティを高めるために、アプリごとに使える機能に制限をかけるアクセス許可設定が設けられています。

アプリに対してマイクのアクセス許可が「許可しない」に設定されている場合、そのアプリ上でマイクを使用することはできません。

このためパソコン側のアクセス許可設定を確認し、使いたいアプリのマイクのアクセス許可が「許可」になっているか確認していきましょう。

具体的な方法は、Windowsの場合は「2-2.マイクへのアクセス許可を変更する」、Macの場合は「3-2.マイクのアクセス許可を変更する」で解説しています。

7-6.ケーブルの不具合

6つめは「ケーブルの不具合」です。

マイクが正常に動作しない原因として、ケーブルの不具合も考えられます。

マイクが断線していたり、経年劣化によって傷んでいたりすると、ケーブルの不具合が発生する可能性があります。

ケーブルの不具合が疑われる場合の対処法は、「1-4.ケーブルの状態」を参考にして対処しましょう。

7-7.ドライバーの不具合

7つめは「ドライバーの不具合」です。

ドライバーとは、接続された新しい機器の使い方をパソコン側が理解するためのプログラムのことです。

パソコンにインストールされたマイクの「ドライバー」が不具合を起こしている場合も、マイクが正常に動作しない原因となります。

2-3.マイクのドライバーをアップデート、再インストールする」を参考にしてドライバーの不具合に対処しましょう。

Macのドライバーのアップデートは、使用しているドライバーごとに異なるため、メーカーサイトを参考にして確認するようにしましょう。

7-8.マイク自体の故障

ここまでにご紹介した対処法をすべて試してもパソコンでマイクが使えない場合は、マイクが故障している可能性があります。

そのような場合は、

  • 修理を依頼する
  • 外部マイクを購入する

という2パターンで解決できますが、おすすめは外部マイクを購入する方法です。

なぜならマイク修理の依頼は外部マイクを購入するよりも、費用が高額になる可能性があるからです。

そこで、次の章では、購入がおすすめの外部マイクの種類について解説します。

8.内蔵マイクが故障した場合のおすすめの外部マイク

パソコンに接続する外部マイクのおすすめは、大きく3つの種類に分けられます。

  • スタンド型
  • クリップ型
  • フラット型

パソコンで会議などを行う場合に使用する外部マイクはこの3種類の中から選ぶとコストパフォーマンスが良く、おすすめです。

▼スタンド型

出典:Amazon.co.jp

▼クリップ型

出典:Amazon.co.jp

▼フラット型

出典:Amazon.co.jp

価格は1,200円〜9,000円程度で購入が可能であるため、内蔵マイクが故障してしまった際には、外部マイクの購入も一つの選択肢として考えてみましょう。

9.まとめ

この記事では、パソコンでマイクが使えない場合のケース別の対処法や、マイクが使えない原因、内蔵マイクが故障した際のおすすめの外部マイクをご紹介しました。

ここで改めてこの記事の内容をおさらいしましょう。

◆まずはこれ!パソコンでマイクが使えないときに確認するポイント

  • マイクの位置
  • マイクの電源スイッチ
  • マイクの音量
  • ケーブルの状態

◆【Windows版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

  • マイクを有効化する
  • マイクへのアクセス許可を変更する
  • マイクのドライバーをアップデート、再インストールする

◆【Mac版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

  • 音声入力を有効化する
  • マイクのアクセス許可を変更する
  • サードパーティの周辺機器を切断する

◆【ZOOMアプリ版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

  • Zoomミーティング参加時に「オーディオ参加ボタン」を押す
  • アプリのミュート状態を解除する
  • Zoomオーディオ設定でマイクが選択する方法

◆【Microsoft Teams版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

  • 会議時のマイクをオンにする
  • マイクの設定を切り替える

【Skype Meet Now版】パソコンでマイクが使えない場合の対処法

  • 使用したいマイクが選択できているか確認する
  • ミュートを解除する

◆パソコンでマイクが使えない原因

  • 内蔵マイクの有無や位置
  • マイクの電源スイッチ
  • パソコンのマイク音量設定
  • 入力デバイスの選択ミス
  • マイクのアクセス許可設定
  • ケーブルの不具合
  • ドライバーの不具合
  • マイク自体の故障

◆内蔵マイクが故障した場合のおすすめの外部マイク

  • スタンド型
  • クリップ型
  • フラット型

本記事が参考になれば幸いです。

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