炊飯器を買い替えるべきか分かるチェックリスト|ケース別診断つき

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下取りガイド 川辺 あさひ
炊飯器を使用する
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「最近、家の炊飯器で炊いたごはんが美味しくない。もう買い替え時?」

「外食時や帰省時のごはんが美味しいんだけど…家の炊飯器ってもう寿命なの?」

と、悩んでいませんか?

炊飯器は内釜の寿命が3~5年です。寿命を迎えた内釜は有料で交換もできますが、この機会にまるごと炊飯器の買い替えを検討する人が多いです。

実際、多くの人が3~5年で炊飯器を買い替えています。

とは言っても、まだ炊けるのに買い替えるのは、気が進まないですよね。

もしかしたら修理で済むかもしれませんし、少しお手入れをしたら炊飯器の機能が復活する可能性もあります

ただし、もしお使いの炊飯器に故障のサインが出ていた場合は注意が必要です。

そのまま使い続けると、ある日突然ごはんが炊けなくなってしまう可能性があります

その時は新しい炊飯器を慌てて買わなければいけません。

在庫がある炊飯器の中から選ぶことになり、性能や値段まで詳しく見ている余裕はないでしょう

せっかく新しい炊飯器に買い替えるなら、いい炊飯器をできるだけお得に買いたいですよね。

そこでこの記事では、

◎炊飯器を買い替えた方がいいかどうかわかるチェックポイント4つ

◎買い替える場合→1年で最もお得に買い替えできる時期3つ

◎買い替えない場合→炊飯器の寿命を延ばす方法7つ

について解説します。

この記事を読めば、現在お使いの炊飯器が買い替えるタイミングなのかどうか判断でき、お得に買い替えできる時期も分かります。

もし炊飯器を買い替えないと決めたら、炊飯器の機能が復活する方法や、寿命を伸ばす方法を実践できます。

ぜひ最後まで読んで、炊飯器が買い替えタイミングなのかどうか、見極めてくださいね。

目次

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1. 炊飯器を買い替えた方がいいかわかるポイント4つ

炊飯器のスイッチを押す

次の4つのポイントをチェックすると、炊飯器を買い替えた方がいいかどうか分かります。

それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひお使いの炊飯器の状態と照らし合わせてください。

1-1. 炊飯器の寿命を超えている

冒頭で述べた通り、炊飯器の寿命は平均3~5年です。ただしこれは内釜だけの寿命で、外釜(本体)だけに限定すると、寿命は6~10年となります。

内釜は、ごはんを炊くときに高温になり、高い圧力がかかる部品です。これをほぼ毎日繰り返します。そのため劣化しやすく、寿命が短いのです。

メーカー側では内釜には3~5年の保証期間を設けています。保証期間が過ぎた内釜に故障・破損など問題が出た時は、交換が一般的です。

つまり3~5年以上使われた内釜は、修理されないのです。

一方、外釜(本体)の寿命が6~10年と言われるのは、メーカーが修理用部品を6~10年間保管しているからです。

経産省では炊飯器の補修用部品を6年保管するよう指導していますが、メーカー独自の判断で10年間部品を保管している企業もあります。

炊飯器は、内釜であれば3~5年、外釜であれば6~10年で寿命となり、修理か買い替えが必要です。

1-2.炊飯器に故障のサインが出ている

炊飯器を使っている期間が6年未満であれば、修理が可能です。

ではどんな時に炊飯器の修理が必要か、例を挙げます。

炊飯器が故障しているサイン7つ

  1. 炊いたごはんから変なにおいがする
  2. きちんと水を量っているのに、ごはんが柔らかすぎる、硬すぎる
  3. ごはんが全く炊けない
  4. 内釜の内側コーティングがはがれている
  5. 炊いている時に異音がする
  6. 電源が入らない
  7. コゲくさいにおいがする

こうしたサインが出ていれば、故障の可能性があります。修理か買い替えを検討しましょう。

サインが出ていない場合は、お手入れをすれば炊飯器が復活する可能性もあります。この点は後で詳しく説明しますが、まずは炊飯器が故障しているサインについて詳しく解説します。

1-2-1. 炊いたごはんから変なにおいがする

炊いたごはんが生臭い、生ごみのような臭いがする、カビくさい、といった場合は、買い替えか修理が必要です。

これは、炊飯器外釜(本体)の内部でカビや雑菌が繁殖してしまっているために起こります。

重曹やクエン酸を使って内部のお手入れをする方法もありますが、炊飯器によってはこうしたお手入れ方法を推奨していない場合があります。

そのまま使い続けるのは、衛生的にも心配です。出来るだけ早く修理か買い替えをしましょう。

1-2-2. きちんと水を量っているのに、ごはんが柔らかすぎる、硬すぎる

きちんと水を量っているのに、ごはんが柔らかすぎる、硬すぎる、焦げる、という場合は、炊飯器についている温度センサーに異常が起こっています

炊飯器の底

温度センサーは、炊飯器の内釜をセットする部分の底か、側面についています。

温度センサーの汚れをふきとると正常に動く場合がありますが、きれいにしてもごはんがうまく炊けない時は、故障している可能性が高く、修理か買い替えが必要です。

1-2-3. ごはんが全く炊けない

ごはんが全く炊けなくなってしまったら、内釜が故障している可能性が高いです。

具体的には、通常通りに「炊飯」ボタンを押して、ごはんが炊けたときのアラーム音が鳴ったのに、フタを開けたらごはんが全く炊けていない、という場合が想定されます。

この場合は電源コンセントが抜けているなどの原因も考えられますので、心当たりがないか確認してみましょう。

ごはんが全く炊けない時のチェックポイント

電源コンセントが抜けている

電源コンセントを挿して炊飯し直す

タイマーが正しくセットされていない

タイマーや炊飯器の時計を正しくセットする

炊飯している途中で停電があった

停電が解消したら炊飯し直す

IH調理機の上に炊飯器を置いている

IH調理機の上に炊飯器を置かない

上記のいずれも当てはまらない場合は、内釜が故障している可能性があります。内釜の交換か、炊飯器の買い替えが必要です。

1-2-4. 内釜の内側コーティングがはがれている

内釜の内側コーティングがはがれると、炊飯器外釜(本体)の熱を正確に内釜へ伝えられなくなってしまいます

そのため今は炊けていても、ある日突然ごはんが炊けなくなってしまう可能性があります

炊飯器の窯

一度コーティングがはがれると、そこを起点にどんどん大きくはがれてしまいます。

炊いたごはんに、はがれたコーティング材が混じることもあるでしょう。

コーティング材はフッ素化合物なので人体には無害です。もし食べてしまっても悪影響はありません。

しかし見た目も良くありませんし、最終的には故障につながるので、できるだけ早く内釜を交換するか、炊飯器の買い替えを検討しましょう。

内釜の外側もコーティングがはがれてしまうことがありますが、外側はあまり問題ありません。

1-2-5. 炊いている時に異音がする

明らかに炊飯している音ではない、いつもと違う音がする、と感じたら、炊飯器が故障している可能性があります。

故障を知らせるエラー音が鳴った時は、合わせて液晶画面にエラーメッセージが表示されていることも多いです。

取扱説明書を確認してメーカーに相談するのがおすすめです。多くは修理か買い替えが必要となります。

1-2-6. 電源が入らない

炊飯器の電源が入らない場合は、電源ケーブルやプラグの異常が考えられます。

まずは電源プラグがコンセントにきちんと挿入されているかなどのチェックをして、特に問題が見られない場合は修理買い替えを検討しましょう。

炊飯器の電源が入らない時のチェックポイント

電源プラグが抜けている

正しく挿し直す

電源ケーブルが無理な角度で曲がっている

無理な角度にせず、できるだけ自然な曲がり方にしてあげる

電源ケーブルが何かに挟まっている、別の家具の下敷きになっている

電源ケーブルが挟まったり下敷きにならないよう、配置し直す

外釜(本体)の電池の向きが正しくない

電池の向きを正しく直す

上記のいずれも当てはまらない

修理か買い替えが必要

1-2-7. コゲくさいにおいがする

炊飯中にコゲくさいにおいがしたら、故障している可能性が高いです。火災の危険性があるので、すぐに使用を中止し、修理か買い替えを検討しましょう

コゲくさいにおいの原因は、外釜(本体)内部や電源コンセント、ケーブルなど、どこかの電気回路がショートしている可能性があります。

炊飯中にコゲ臭いにおいがする

ケーブルが熱い、コンセントが変形している、溶けている、電源プラグが変色している、といった場合も、同様にショートしている可能性があるので、使用を中止して修理か買い替えを検討しましょう。

1-2-8. 【注意!】故障と間違えやすいケース

このほか、故障と間違えやすいケースがありますが、ほとんどが使い方を間違っている場合です修理や買い替えは必要ありません参考にしてください。

炊飯器の故障と間違えやすいケース

炊飯中に吹きこぼれる

内フタや内釜が正しくセットされていない場合、炊飯器の上に何か物が乗っている場合などに起こる

電源は入るが「炊飯」ボタンを押せない、押しても動かない

内釜をセットしていない、フタがしっかり閉まっていない場合に起こる

もし異物がある場合は取り除く

1-3.欲しい炊飯器が明確にある

もし欲しい炊飯器が決まっている場合は、ぜひ買い替えましょう。

欲しい炊飯器があるのに買い替えに悩んでいるとしたら、 「まだ炊けるのに買い替えるのはもったいない、気が引ける」
という点が気になっているのではないでしょうか。

炊飯器は内釜の寿命が3~5年で、その後は内釜だけ交換するなどして使い続けることができます。しかし、多くの人はここで新品の炊飯器に買い替えています。

これは、内釜の交換費用が1万~2万円ほどかかることから、それなら新品の炊飯器に買い替えた方がいい、と考える人が多いからです。

最近では多くの家電量販店で炊飯器の買い替え時に下取りをしてくれます。

下取りされた炊飯器はリユース・リサイクルなど適切に処理されますので、「もったいない」「気が引ける」という気持ちも軽減されるのではないでしょうか。

1-4. 炊飯器をお得に買える時期が近い

炊飯器にはお得な買い替え時期があります。それは3月、7月、12月です。炊飯器は時期によって大きく値段が変動するので、もしこの時期が近いなら、買い替えを検討するのがおすすめです。

実際、2021年7月に発売されたある炊飯器は、発売当初52,000円ほどの価格で販売されていました。

こちらの炊飯器は12月に37,000円ほどまで値下がりし、その後はまた42,000円まで値段が上がっています。

最高値と最安値を比較すると15,000円の差があり、約3割値引きされています

中でも一番炊飯器がお得に買えるのは12月です。それぞれの時期については、「3. 買い替えする人が必ず知るべきお得に買い替えできる時期」で詳しく解説しますので、買い替えると決めたら、ぜひ参考にしてくださいね。

2. 【ケース別】炊飯器の買い替えをおすすめする人・しない人

炊飯器でご飯を炊いた

まずは炊飯器を買い替えするかどうか、判断するための基準をご紹介しました。

それでもまだ悩んでいる方のために、具体的にどんな人は炊飯器を買い替えた方が良いか、どんな人はまだ買い替えしなくても良いか、ケース別に解説したいと思います。

2-1. 炊飯器の寿命を超えていて、お得に買い替えできる時期が近い人→買い替えがおすすめ

お使いの炊飯器がすでに寿命を超えていて、お得に買い替えできる時期が近い人は、買い替えがおすすめです。

寿命を超えた炊飯器は、ある日突然ごはんが炊けなくなってしまう可能性があります。

今なら炊飯器を安くお得に買えるのに、一年で最も炊飯器の値段が高くなる8月に炊飯器が壊れてしまったとしたら、3割以上高いお金を払わなければなりません。

炊飯器が寿命を超えていて、お得に買い替えできる時期が近いなら、買い替えに最適のタイミングです。

2-2. 炊飯器の寿命を超えているが、お得に買い替えできる時期が近くない人→お得に買い替えできる時期を待つ

炊飯器の寿命を超えているが、お得に買い替えできる時期が近くない人は、お得に買い替えできる時期を待つのがおすすめです。

発売されたばかりの最新機種などは、数か月待てば3割以上安く買えることを思い出してください。

炊飯器によっては、安いときと高いときとで、数万円の差が出ます。

もちろん、

「その数か月が待てない。3割高くてもいいから、今すぐ欲しい。」

という方は、無理に引き止めません。

もしお得に買い替えしたい人は、安くなる時期を待つのがおすすめです。

2-3. 炊飯器の寿命を超えているが、炊飯器に故障のサインが出ていない人→買い替えを検討

炊飯器の寿命を超えていても、炊飯器に故障のサインが出ていない人は、買い替えを検討するのがおすすめです。

現状、特に問題がないとしても、炊飯器が寿命を超えていると、ある日突然ごはんが炊けなくなってしまう可能性があります。

もしお得に買い替えできる時期が近いなら、炊飯器が近い内に使えなくなってしまうのに備え、今のうちに次の炊飯器について検討しておくのがよいでしょう。

次はどんな炊飯器がいいか、サイズやメーカー、価格などをあらかじめ調べておくことで、お使いの炊飯器が故障してしまったときに、慌てずに対処することができます。

「今年ではなく来年あたり買い替えよう」

「次のボーナスで炊飯器を買い替えよう」

というように、計画を立てることも出来ます。

寿命を超えたらすぐに買い替えるわけではなく、心の準備をし、計画的に炊飯器の買い替えをするために、早めに買い替えを検討しておくのがいいでしょう。

2-4. 炊飯器の寿命を迎えていないが、欲しい炊飯器がある人→持っている炊飯器の不満具合で決める

炊飯器の寿命を迎えていないが、欲しい炊飯器がある人は、まだ炊飯器の買い替えには早いです。

しかし、

「前の炊飯器が壊れてしまって、慌てて今の炊飯器を買ったが、もっと炊飯器にこだわりたかった

「妥協して今の炊飯器にしたが、やっぱりもっと美味しく炊ける炊飯器が欲しい

など、今の炊飯器に不満がある方は、買い替えを検討してもいいと思います。

買い替えにあたっては、具体的にどんなところに不満があるのか欲しい炊飯器をすれば不満がすべて解消するのか、よく考えてください。

もしかすると、なんとなく欲しい、と感じているだけかもしれませんし、むしろ別の炊飯器に買い替えた方が不満が解消されるかもしれません

買い替えをするときは、お得に買い替えできる時期を狙うなど、計画的に買い替えしてくださいね。

3.買い替えする人が必ず知るべきお得に買い替えできる時期

電源を入れた炊飯器

炊飯器を買い替えると決めたら、どの炊飯器がいいか選ぶと思いますが、その前に、お得に買い替えできる時期をチェックしておきましょう。

先ほども述べましたが、炊飯器がお得に買えるのは次の3つの時期です。

おすすめの時期

これは、実際に発売された炊飯器の販売価格推移を見ると、分かりやすいと思います。

2020年7月に発売された炊飯器(5.5合炊き)の値動きの様子

炊飯器の販売価格

※参考:価格ドットコム 象印 極め炊き NW-JW18 の価格推移グラフ

グラフを見ると、発売直後が最も値段が高く、そのあとは徐々に値下がりしていくのですが、実際に12月、3月、7月ころに比較的大きく値下げされているのが分かります。

どうしてこのような値動きになるのか、詳しく解説します。

3-1. 12月(年末商戦期)

炊飯器がもっともお得に買い替えできるのは12月の年末商戦期です。

炊飯器は毎年、新米が発売される9月ころに合わせて新型・新製品が販売されます。

それから3か月が経過した12月になると、新米ムードも落ち着いて、年末商戦の時期になります。発売されたばかりの最新炊飯器を、安くお得に買うことができるのです。

12月になると、すでに最新機種を試した人の口コミやレビューが出そろっており、自分の好みにふさわしい炊飯器を選ぶことができるでしょう。

年が過ぎて1月になってしまうと、人気機種は売り切れてしまっている可能性がある上に、12月と値段はさほど変わりません。むしろ高くなる場合も多いです。

そのため12月の年末商戦期に買い物しておくのがおすすめです。

3-2. 3月(新生活セール期)

3月になると、多くの家電量販店では新生活セールを行います。新生活に炊飯器は必需品ですし、この時期は決算も近いので、よりお得に買い替えできる可能性が高いです。

特に単身世帯向けの小型機種や、2年前に発売された売れ残り機種がお得になる傾向があります。

その反面、3.5合炊きよりも大きいサイズ、前年に発売されたばかりの機種は、あまり値下がりしないこともあります。

3-3. 7月(夏のボーナス商戦期)

7月のボーナス商戦期には、炊飯器の価格が一年で最も安くなります

炊飯器の新製品は毎年9月ころに出始めるので、7月ころになると一年前の機種が「型落ち」扱いになり、値段が安くなるからです。

夏のボーナスと言えば6月をイメージするかもしれませんが、やはり店側もそれを分かっていて、6月にはあまり値段を下げてくれません。

6月のボーナス期が過ぎ、売れ残ったものを値下げし始めるのが、7月ころなのです。

また、8月になると夏休みで帰省する人や自宅にいる機会が増えるため、炊飯器の需要が増え、炊飯器の価格も上がる傾向にあります

ただし、7月は発売から一年近く経過しているので、人気機種は在庫がないことも多いです。

一年前の機種でかまわない、売れ残り機種でかまわない、という方には、7月は最適な買い替え時期です。

4.買い替えをしない人がすべき炊飯器の寿命を延ばす方法7つ

炊飯器を使用する

炊飯器の故障サインが出ていない方には、今お持ちの炊飯器をできるだけ長く使えるよう、炊飯器の寿命を延ばす方法を紹介します。

炊飯器の寿命を延ばす方法は、次の7つです。

  1. 内釜でお米をとがない
  2. 内釜が濡れたまま外釜(本体)にセットしない
  3. 温度センサーをきれいにする
  4. 吸気口・排気口をきれいにする
  5. 内フタをきれいにする
  6. 保温は最低限にする
  7. メーカーが推奨しない使い方を避ける

もし、ごはんの味が落ちたなど、炊飯器の劣化を感じている方は、ぜひこちらの方法を試してください。

炊飯器の機能が回復し、ごはんが美味しくなる可能性が高いです。

4-1. 内釜でお米をとがない

内釜で直接お米をとぐと、内釜の劣化を早める原因になります。これは、固いお米が内釜のコーティングを傷つけてしまうからです。

実際にこれは、内釜を痛めてしまう最も多い理由であると言われています。

ボウルなど別の容器でお米をとぎ、ザルで水を切って内釜へ入れるのがおすすめです。

4-2. 内釜が濡れたまま外釜(本体)にセットしない

内釜にお米を移したり、内釜を洗った後に、濡れたまま外釜へセットすると、外釜についている温度センサーが正しく動きません

また、普段から濡れた内釜をセットしていると、温度センサーの故障を招きます。

内釜の水気はよくふき取ってから、セットしましょう。

4-3. 温度センサーをきれいにする

炊飯器の温度センサーが汚れたまま炊飯すると、故障を招いたり、ごはんの味が落ちてしまう原因になります。

これは炊飯器内部のシステムが、温度センサーを頼りに内釜を加熱しているからです。

温度センサーが汚れていると、間違った温度がシステムに伝えられてしまい、設計通りにごはんが炊けず、ごはんの味が落ちてしまいます。

温度センサーの汚れは乾いた布でふき取り、いつもきれいな状態を保ちましょう。

1~3か月に1度のお手入れがおすすめです。

4-4. 吸気口・排気口をきれいにする

炊飯器は吸気口から空気を取り入れ、排気口から空気を出すことで、熱を効率よく逃がしています。

そのため、吸気口・排気口が汚れていたり、詰まっていたりすると、熱がこもってしまい、炊飯器本体が故障しやすくなります。

炊飯器の吸気口・排気口は、機種によって異なりますが、底面にあることが多いです。

炊飯器を持ち上げてひっくり返してみると、吸気口にホコリがビッシリ…というのもよくある話です。

心当たりがある方は、ぜひ一度お手入れしてください。ごはんの味が格段に美味しくなります。

吸気口・排気口は、半年~1年に一度のお手入れがおすすめです。

4-5. 内フタ・蒸気キャップをきれいにする

フタの内側についている内フタや蒸気キャップは、お米から出るでんぷん質が通る場所になります。

そのためでんぷんが付着して汚れたり、でんぷんをエサに雑菌が繁殖しやすい場所です。

内フタや蒸気キャップをきれいにすることで、ごはんの美味しさが復活することも多く、特に香りが良くなります。ぜひ試してみてください。

週に1回~月に1回程度のお手入れで十分ですが、毎日水洗いして乾燥させると、さらにごはんが美味しくなります。

4-6. 保温は最低限にする

炊飯器を長持ちさせるためには、保温機能をあまり使わないのがおすすめです。

保温機能は内釜に負担がかかるからです。

ごはんを炊くたびに高温になる内釜が「熱に弱い」と聞いても、違和感があるかもしれませんが、メーカーでは保温を5~6時間までに推奨しています。長時間の保温に耐えられる設計になっていないのです。

いつも5~6時間以上保温していると、内釜の寿命が短くなるばかりか、炊いたごはんの味も落ちてしまいます。

お米のでんぷんが黄ばんだり、ごはんが腐敗する原因にもなり、傷んだごはんのにおいが炊飯器に移ってしまうと、次に炊くごはんの味にも影響します。

内釜の寿命を長持ちさせ、美味しくごはんを炊くために、保温時間はできるだけ短く(5~6時間以内に)するよう心がけましょう。

4-7. メーカーが推奨しない使い方を避ける

当たり前のことと思うかもしれませんが、メーカーが推奨しない使い方は避けましょう。

取扱説明書を見返してみると、意外と間違った使い方をしていることがあるものです。

間違った使い方の例

・燃えやすいものの上に置いている

・水がかかる場所にある

・壁や家具に近い

・直射日光が当たるところにある

・炊飯器の上に物を乗せている

・プラグに蒸気が当たる

・ごはんつぶや異物を取り除いていない

・IH調理機の上にのせている

・内釜を洗い桶がわりにしている

・金属タワシで内釜を磨いている

・すし飯を内釜で直接作っている

メーカーが推奨しない使い方をしていると、炊飯器の故障を招いたり、寿命が短くなるばかりでなく、ごはんが美味しく炊けません。

心当たりがある方は、この機会に使い方を見直しましょう。

5.買い替える場合は適切に処分を行おう

畑とリサイクルマーク

炊飯器を買い替えると決めたら、古い炊飯器を処分しなければなりません。

炊飯器は「小型家電リサイクル法」の対象製品なので、お住まいの自治体により処分方法が異なります

自治体のHPなどで確認するのがおすすめですが、一般的な処分方法をいくつか紹介しますので、参考にしてください。

炊飯器の処分方法

不燃ごみとして処分する

30cm以内のもの(自治体によっては可燃ごみの扱いになる)

粗大ごみとして処分する

30cm以上の物は自治体へ粗大ごみ回収の申込・処理券の購入が必要

自治体に回収してもらう

小型家電リサイクル法の対象製品のため、回収ボックスなどが家電量販店などに設置されている(自治体によって異なる)

家電量販店で下取りしてもらう

新しい炊飯器を買う時に、古い炊飯器を下取りしてもらう

下取りされた炊飯器は家電量販店が適切に処理する

リサイクルショップやフリマアプリで売る

リサイクルショップに持込したり、フリマアプリで出品するなどして売る

最もおすすめの処分方法は、家電量販店で新しい炊飯器を買う時に、古い炊飯器を下取りしてもらうことです。

下取りは最も簡単で、費用・手間もかかりません。

粗大ごみとして処分する場合は、あらかじめ申し込みが必要ですし、費用もかかります。

リサイクルショップやフリマアプリで売ると、お金を稼げる可能性はありますが、手間がかかります。

一方、下取りされた炊飯器は、リユース・リサイクルしたい人の元へ届くので、ごみとして処分されるわけではありません。

故障していてもう使えない炊飯器でも、どれだけボロボロになっていても、下取りの対象となります。

分解して内部のレアメタルを回収しているからです。

以上の理由から、炊飯器を買い替えるときは下取りがおすすめです。

もし、

「新しい炊飯器を買う予定はないが、炊飯器の処分だけをしたい」

「炊飯器の下取りは遠慮したい」

という方は、

炊飯器を処分をする6つの方法!処分する時に知っておきたいポイント

の記事で詳しく解説していますので、をご覧ください。

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まとめ

この記事では、まず炊飯器を買い替えすべきかどうか分かるポイントを解説しました。

炊飯器を買い替えすべきなのは、以下のケースです。

炊飯器の買い替えに最適なケース

炊飯器を3年以上使っている

次のような故障のサインが出ている

  • 炊いたごはんから変なにおいがする
  • きちんと水を量っているのに、ごはんが柔らかすぎる、硬すぎる
  • ごはんが全く炊けない
  • 内釜のコーティングがはがれている
  • 炊いている時に異音がする
  • 電源が入らない
  • コゲくさいにおいがする

欲しい炊飯器が明確にある

炊飯器をお得に買える時期が近い

これを踏まえて、もし炊飯器の買い替えに迷っている場合、ケース別に分けて買い替えすべきかどうか解説しました。

炊飯器の寿命を超えていて、お得に買い替えできる時期が近い

炊飯器が高い時期に壊れてしまう可能性があるので、今のうちに買い替えがおすすめ

炊飯器の寿命を超えているが、炊飯器に故障のサインが出ていない

計画的に次の炊飯器を購入できるよう、あらかじめ検討しておくのがおすすめ

欲しい炊飯器があるが、お得に買い替えできる時期が近くない

数か月待てば3割以上安くなる可能性が高いので、時期を待つのがおすすめ

欲しい炊飯器があるが、炊飯器の寿命を迎えていない

今の炊飯器に不満があるなら、不満を解消できる炊飯器に買い替えしてもよい

炊飯器の買い替えを決めた方は、ぜひお得に買える時期を参考にしてください。

炊飯器をお得に買い替えできる時期

時期

お得になる理由

注意

12月

最新機種が安くなるから

7月と比べると割高

7月

一年前の機種が安くなるから

人気機種は売り切れている可能性がある

3月

単身世帯向けの小型機種、2年以上前の機種が安くなるから

3合炊きより大きいサイズ、前年に発売されたばかりの機種はあまりお得にならない

買い替えしない場合は、ぜひ今の炊飯器の寿命を延ばす方法を参考にしてください。

炊飯器の寿命を延ばす方法

理由

内釜でお米をとがない

内釜のコーティングに傷をつけるのを防ぐため

内釜が濡れたまま外釜(本体)にセットしない

温度センサーの異常・故障を防ぐため

温度センサーをきれいにする

吸気口・排気口をきれいにする

外釜(本体)に熱がこもらないようにするため

内フタ・蒸気キャップをきれいにする

外釜内部を清潔に保ち、カビや雑菌の繁殖を防ぐため

保温は最低限にする

内釜は熱に弱いため

メーカーが推奨しない使い方を避ける

炊飯器の故障や寿命が短くなるのを防ぐため

この記事を読んでくださった方は、今お使いの炊飯器がまだ使えるのか、修理すべきなのか、買い替えすべきなのか、判断できたと思います。

買い替えするなら、ぜひお得な時期を狙ってくださいね。

買い替えしない方は、炊飯器の寿命を延ばす方法を、早速試してみてください。

あなたが理想的なごはんを毎日食べられるよう願っています。

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