洗濯機買い替え時の注意点11つ!失敗しない選び方から設置まで解説

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下取りガイド Admin
洗濯物を取り出す女性
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「今使っている洗濯機を新しい洗濯機に買い替えたい」

そのように考えている方は、行動に移す前に気を付けなければならない注意点があります。

注意点を知らずに安易に買い替えてしまうと後悔する危険性が高いため、必ず事前に頭に入れておきましょう。

洗濯機の寿命は大体6~10年と言われています。洗濯機に不調が現れ始めると、できれば早く買い替えたいと購入を焦ってしまう方もいるでしょう。

しかし、事前に今回解説する注意点を必ずチェックしてください

せっかく買っても設置できなければ困ってしまいます。

「買い替えた洗濯機が設置できなかった!」という事態に陥らないための最低限の注意点から、洗濯機の選び方、洗濯機を買い替える時期、洗濯機を処分する場合の注意点まで、幅広い視点から注意点を解説していきます。

「今使っている洗濯機の調子が悪い」「そろそろ買い替え時かなと感じている」など、洗濯機買い替えたいと考えている方はぜひこの記事を読んで、注意点をクリアにしてから買い替えすることをおすすめします。

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洗濯機の寿命はどれくらい?買い換えのタイミング

洗濯機の寿命は、一般的に6~10年前後といわれています。

内閣府の消費動向調査(2024年3月)によると、2022年度に買い替えた世帯での洗濯機の平均使用年数は10.9年となっています。

一方で、公正競争規約においては洗濯機の故障時に修理できるように補修用部品を保有しておく期間(部品保有期間)が最低6年とされており、この期間を過ぎると部品がなくなり修理ができなくなる可能性があります。

そのため、購入から6年経過した洗濯機を所持している方は買い替えを検討してみましょう。

参考:別表3 補修用性能部品表示対象品目と保有期間│公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会

洗濯機の主な寿命のサインとは?

人差し指を立てている女性

寿命のサインとなるものは大きく7つのパターンに分けられます。
以下の7つの症状に当てはまるとき、洗濯機が寿命を迎えている可能性があります。

症状 主な原因
サイン1 異音の発生
  • モーターの故障(一定間隔の異音)
  • ベルトなどの破損(摩擦音など)
サイン2 異臭の発生
  • 洗濯槽内に汚れが溜まっている
  • 洗濯槽内にカビが繁殖している
サイン3 給水・脱水・排水ができない
  • 内部モーターの故障
  • 排水弁にごみや異物が詰まる
  • 洗濯物が偏っている
サイン4 水漏れしている
  • 給水ホースの緩み、劣化、損傷
  • 排水ホースの緩み、劣化、損傷
サイン5 操作パネルの反応が悪い
  • 主電源などの故障(パネルがつかない)
  • コンデンサーなどの電子部品の劣化(液晶の色落ち)
サイン6 電源コードが異常に熱い
  • 電源コード内部の断線
  • プラグの摩耗による接触不良
サイン7 乾燥できない
  • 乾燥フィルターの目詰まり

上記の症状が発生したときに自身での対応が難しい場合は、買い替えや修理を検討しましょう。

さらに詳しく知りたい方は、「洗濯機が水漏れしてる!場所ごとで原因や対処の仕方が違うので解説します」の記事をご覧ください。

洗濯機の修理と買い替えの判断基準は?

洗濯機の修理と買い替えの判断基準となるポイントは以下の2つです。

  • 保証期間の確認
  • 製造年数

1つ目は「現時点において洗濯機の保証期間内であるか」です。保証期間内である場合は、買い替えよりも修理を依頼したほうが費用を抑えられます。

家電量販店やメーカーの保証書などから期間を確認しましょう。

2つ目は「製造年から6年を経過しているか」です。

先述のとおり、洗濯機の寿命は早くても6年といわれています。6年を経過した洗濯機の場合は、メーカーが修理部品を保有しておらず修理できない可能性があります。

また、修理ができたとしても他の箇所が故障して再度依頼しなければならないといったリスクもあります。

将来のことを考えると、思い切って買い替えたほうがお得となる場合があります。

洗濯機を買い替える際の注意点

洗濯機を買い替える際は、事前に洗濯機周辺の環境を確認しておく必要があります。これを怠ると、新しい洗濯機が設置できずに使えないという状況に陥ってしまいます。

そのため、まずは以下のポイントを確認しておきましょう。

確認項目 詳細(目安)
設置場所のサイズ
  • 振動や放熱のための隙間が確保できるか(四方各3cm程度)
  • 蓋が問題なく開くか(扉の開く方向や蛇口との干渉に注意)
搬入経路
  • 経路に本体サイズ+10cm程度の幅があるか
  • ドアや階段などの障害物もクリアできるか
排水口
  • 排水口が洗濯機の横または後ろにある(別売り部材は不要)
  • 排水口が洗濯機の底部にある(別売り部材が必要)
防水パン
  • 排水エルボがあるか(場合により別売り部材が必要)
  • かさ上げ台があるか(かさ上げ振動吸収台が必要)
蛇口
  • 洗濯機用の水栓が付いているか
  • 吐水口が動かないタイプであるか(動く場合はジョイントが必要)

また、洗濯機の入れ替えにともなう作業費用についても、あらかじめ確認しておきましょう。

参考となるケースを以下に挙げます(搬入・搬出費は販売店ごとに異なります)。

  • 搬入経路が狭い場合は別途対応にともない費用が高くなる
  • 搬入する部屋の階が高くなるにつれて費用が高くなる
  • とくにエレベーターがない高層階への搬入は別途料金がかかる(クレーン作業費用など)

さらに詳しく知りたい方は、「洗濯機の買い替えの準備・ポイントを解説!掃除や下取りの注意点とは?」の記事をご覧ください。

買い替えで新しい洗濯機を選ぶ時の注意点・ポイント

洗濯機の修理と買い替えの判断基準となるポイントは以下の3つです。

  • 洗濯容量ではなく乾燥容量を目安にする
  • 余裕をもって容量が大きめの洗濯機を選ぶ(目安は人数×1.5kg)
  • 求める機能によって縦型かドラム式かを選ぶ

洗濯機には、一回に洗濯できる量である「洗濯容量」と、一回で乾燥できる量である「乾燥容量」が存在し、その2つの量には差があることに注意です。一般的に、乾燥時に衣類を舞い上げるスペースを十分に確保するため、洗濯容量は乾燥容量の1.5~2倍に設定されていることが多いです。

このため、洗濯容量だけではなく乾燥容量も洗濯機を選ぶ目安にしましょう。

また、値段の安さに釣られて容量の少ないモデルを購入してしまうとすぐに満杯となってしまい、無理に洗濯機を稼働させることとなって寿命を縮めてしまう原因となります。

したがって、容量に余裕のある大きめの洗濯機を選びましょう。一般的な目安は、家族の人数×1.5kgとされています。

さらに、縦型かドラム式かによって当然メリットやデメリットがあります。以下を参考に、自身の目的に沿った方式を選ぶようにしましょう。

メリット デメリット
縦型
  • 洗浄力が高く汚れが落ちやすい(もみ洗い)
  • 価格が安い
  • 比較的狭いスペースでも設置可能
  • 洗濯物が傷みやすい
  • 毛布などの出し入れが大変
  • 乾燥できない
ドラム式
  • 水の量が少なく済む(叩き洗い)
  • 洗濯物が傷みにくい
  • 皮脂の汚れが落ちやすい
  • 乾燥できる
  • 洗浄力は縦型より劣る
  • 水の量が少ないため色移りしやすい
  • 価格が高い
  • 狭いスペースに設置できない

洗濯機を安く買えるシーズンはいつ?

洗濯機購入の安い時期

洗濯機を買い替えるなら、「いつ買い替えるか」の時期にも注意しましょう。なぜならば、洗濯機には価格が高い時期と安い時期が存在し、場合によっては2〜3割以上も価格に差が出てくるからです。

とくに、ドラム式洗濯機や高機能の縦型洗濯機など値が張る洗濯機に買い替える場合は、しっかり安い時期を見定めて買い替えるのが賢い選択です。

洗濯機を最も安く買い替えるには、新製品が発売する前後の時期に「型落ち」となった前モデルを買う方法がおすすめです。新発売時に35万円だった洗濯機が、1年後には10万円も安い25万円で販売されることもあります。

ただし、ドラム式洗濯機なのか、高機能の縦型洗濯機なのか、一般的なモデルなのかによって、型落ちモデルが安くなる時期には差があります。上記のイラストを参考に、安い時期をしっかり確認してみてください。

買い替え後、古い洗濯機はどう処分したらいい?

トラックに積まれた洗濯機

ご存じの方も多いかもしれませんが、家電リサイクル法により、洗濯機などの大型家電を処分するためには、「リサイクル料金+収集運搬料金」を払って小売業者などに古い洗濯機を引き取ってもらう必要があります。

料金の目安

洗濯機のリサイクル料金

2,530円(税込)が一般的

収集運搬料金

小売店によって、千円程度~数万円程度

合計

3,500円程度~数万円

参考:家電リサイクル券センター「再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)」

参考:経済産業省「家電リサイクル法の収集・運搬料金に関する実態調査結果」

つまり、もし古い洗濯機を処分して新しい洗濯機に買い替える場合、最低でも3,500円程度のリサイクル費用を払わなければなりません。

法律に基づいて必ず払わなければならない費用なので、あらかじめ理解しておきましょう。

ただし、洗濯機を処分するのではなく、洗濯機を下取り(買取)してもらうのであれば、このリサイクル費用はかかりません

使わなくなった洗濯機は、新しい持ち主のもとで再び活躍するからです。

さらに下取りの嬉しいメリットとして、処分費用(リサイクル料金)がかからず無料で引取ってもらえるだけでなく、下取り代金を受け取ることができます。特に、高機能の縦型洗濯機や人気のドラム式洗濯機は、新しいモデルであればあるほど、高めに下取りしてもらえる可能性が高くなります。

ドラム洗濯機 下取り価格

使わなくなった洗濯機がまだ正常に動作する場合、3年以内など新しいモデルの洗濯機の場合など、ぜひ下取りを利用して、オトクに次の洗濯機に買い替えてみてはいかがでしょうか。

市場買取価格での下取りなら、下取りチェッカーがおすすめ!

洗濯機を下取りに出すなら、「下取りチェッカー」を利用するのがおすすめです。

下取りチェッカーは、家電業界では初となる市場買取価格をもとに下取り査定をおこなうサービスです。

従来の家電業界における下取り価格は一律となっていましたが、下取りチェッカーによる下取りならば洗濯機のモデルに応じた適正な金額での下取りが可能です。

スマホアプリのLINEまたはWEBより項目を選択するだけで簡単に査定をすることができます。24時間対応であり、スキマ時間を使っていつでも下取りを依頼することができます。

下取りしてもらう古い洗濯機は新しい洗濯機のお届けと同時に引き換えるため、店舗にわざわざ持っていくといった手間も不要です。

さらに、下取りチェッカーはデジタル家電専門店「ノジマ」と連携しており、ノジマでの買い替えにより下取り価格がお客様に還元されます。(全店舗で対応可能)

【おまけ】洗濯機を長く大切に使うコツはある?

洗濯機を長く大切に使うためには、日常での手入れや正しい使い方を意識する必要があります。ここでは2つのポイントを挙げます。

1:各パーツの定期的な掃除

定期的な掃除が必要となる主なパーツについては、以下の表を参考にしてください。

パーツ 掃除の方法
洗濯槽
  • 塩素系クリーナーで掃除する(メーカーが推奨)
  • 酸素系クリーナーや重曹で掃除する
洗剤投入口
柔軟剤投入口
  • ぬるま湯でごみをふやかして汚れを取り除く
  • ブラシを用いて浴室洗剤などでこすり洗いする
  • 小さな隙間は綿棒などでごみを取り除く
排水フィルター
乾燥フィルター
糸くずフィルター
  • ぬるま湯や中性洗剤を使う
  • ブラシで網目をこすってごみを取り除く
防水パン
排水口
  • こまめにハンディモップなどで水分やほこりを取り除く
  • 中性洗剤を吹き付けて雑巾で拭き取り掃除する

2:洗濯物・洗剤をたくさん入れ過ぎない

汚れを少しでも落とそうとして、つい洗剤を多めに入れたくなってしまうかもしれません。

しかし、洗剤を過剰に入れてしまうと洗剤が完全に溶け切ることができず、一部溶け残りが発生して衣類や浴槽内に付着します。

すると、付着した洗剤の成分によってカビの繁殖や洗濯物を傷めてしまうことや、洗剤のついた服と肌と接触することで肌荒れの原因につながるといった悪影響が発生したりします。

そのため、洗濯物の量に応じて決められた分量の洗剤を使って洗濯機を稼働させるようにしましょう。

まとめ

この記事では、洗濯機を買い替える場合に事前に知っておきたい注意点について詳しく解説しました。

とくに気を付けなければならないのは、「問題なく設置できること」「スムーズに設置できること」です。

最低限でも、設置場所の広さと洗濯機のサイズが合っているか、排水口の位置がどうなっているのか、蛇口は洗濯機用水栓になっているかを確認しましょう。事前に確認することで、別途部材が必要なケースに気付くこともできます。

記事でご紹介したポイントをチェックして、スムーズに洗濯機の買い替えを進めていきましょう。

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