炊飯器の電気代はどれくらい?節約方法やタイプ別料金を解説

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下取りガイド 望月
炊飯器 保温 電気代
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「炊飯器で保温したら電気代がかかるって本当?」

「一日中保温するのと、朝晩炊くのとではどちらが節約になるの?」

炊飯器に関してこのような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?

いつも温かいご飯を食べたいけれど、電源をずっと入れているので電気代が気になるところです。

本記事では、炊飯器の電気代がどのくらいかかるのか実際に計算し、また保温機能は使うべきかどうかを解説しています。

炊飯器で使う電気代の節約方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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炊飯器を毎日使うと年間の電気代はどのくらい?

炊飯器の年間消費電力量は、IH5.5合以上8合未満の場合は83.82kWh、年間の電気代の平均は2,263円となっています。

電気代の計算式は以下のとおり。

1時間にかかる電気代=消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(円)

800Wを1時間使用の場合 400Wを30分使用の場合
→800w×1h=800wh→800wh÷1000=0.8kwh→0.8kwh×27円=21.6円 →400w×0.5h=200wh→200wh÷1000=0.2kwh→0.2kwh×27円=5.4円

炊飯器の種類や年式、普段お米を炊く回数で電気代は変動します。

炊飯器に使用する消費電力の内訳はIH5.5合以上8合未満で、保温は16.5Whとなります。

ワット数で考えて欲しいことは、炊飯器は炊飯に必要な電力と保温に必要な電力が、保温に対して炊飯は約10倍も電力を使用していることです。

保温している時間も、炊飯器はスイッチが入っている状態なので消費電力を気にする方は多いと思いますが、実は数回に分けて炊飯する方が電力はかかってしまっているのです。

参考:https://haier.co.jp/story/electricity-bill-for-rice-cooker/#A2
参考:https://seihinjyoho.go.jp/catalog/archive.html?d=20230201

炊飯器で1日保温した場合の電気代は?

炊飯器で毎日1回炊飯すると、年間の電気代は約1,800円かかることがわかりました。

もちろん1日2回炊飯すれば2倍の3,600円 / 年になります。

それでは、炊飯器で朝から夕方まで保温すると、どのくらいの電気代がかかるのか計算し比較してみましょう。

1時間保温した場合の電気代

1時間保温した場合、電気代は0.4円です。内訳を解説します。

主な5.5合炊きの炊飯器では、炊飯時の消費電力はIH式が15.0Wh/時、マイコン式が15.5Wh/時でした。

これを先ほどの計算式に当てはめます。

1時間にかかる電気代=消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(円)

マイコン式

0.42円

IH式

0.40円

保温にかかる1時間分の電気代は0.4円でした。

ただし、1時間以上の保温をする場合は、時間分を掛け算した電気代がかかります

たとえば、1回炊飯して6時間保温すると電気代は、5円(炊飯1回分)+2.4円(0.4円×6h)で7.4円です。

炊飯器での保温と電子レンジで解凍する場合の比較

朝炊飯して冷蔵・冷凍保存したものを、電子レンジで解凍した場合を計算すると電気代は5.5円になりました。(冷蔵冷凍庫の電気代は除外)

内訳は以下のとおりです。

一方、お茶碗約1杯分のごはんを600Wで2分温めた場合は以下のとおり。

1時間にかかる電気代=消費電力(W)÷1,000×電気料金単価(円)

600W÷1,000×27円=32.4円

32.4円÷60分=0.54円

このように電子レンジでご飯を2分温めた場合、約0.5円の電気代がかかります。

1回分の炊飯分5円+電子レンジ分0.5円=5.5円

3つの方法を比較すると以下の結果となり、朝炊飯したご飯を冷凍し電子レンジで解凍する方法がもっとも経済的だということがわかりました。(冷蔵冷凍庫の電気代は除外)

朝晩炊いた場合

約10円

朝炊いて12時間保温した場合

約10円

朝炊いて電子レンジで解凍した場合

約5円

炊飯器タイプ別の電気代

炊飯器のタイプ別の電気代は、下記を参考にしてください。

炊飯器の種類 炊飯時の電気代
IH式炊飯器 約5.3円
圧力IH式炊飯器 約4.7円
マイコン式炊飯器 約5.0円

それぞれの電気代について解説します。

IH式炊飯器

IH炊飯器は、電磁波をつかって内釜全体を加熱するタイプの炊飯器です。

  • 1回の炊飯にかかる消費電力:172Wh
  • 172Wh÷1,000×31円/kWh=約5.3円

おいしい状態を長時間キープできる保温性能も優れており、近年の炊飯器の主流です。

圧力IH式炊飯器

圧力IH炊飯器は、電磁誘導加熱と高圧力によって、短時間でご飯を炊き上げるタイプの炊飯器です。

  • 1回の炊飯にかかる消費電力:151Wh
  • 151Wh÷1,000×31円/kWh=約4.7円

保温性能の高さも人気を集める理由になります。

マイコン式炊飯器

マイコン炊飯器は、内釜の底にヒーターを搭載して加熱するタイプの炊飯器です。

  • 1回の炊飯にかかる消費電力:162Wh
  • 162Wh÷1,000×31円/kWh=約5.0円

シンプルな構造で、価格が安いのが魅力です。

炊飯器の電気代を節約するには?

炊飯器の電気代の節約方法を紹介します。

炊飯器の保温時間は最低限にする

炊飯器の保温時間と電気代は比例します。

そのため、保温の時間が長くなれば電気代も高くなるため注意が必要です。

また、炊飯器で長時間保温するとご飯が固くなりやすく、黄ばんでしまうこともあります。

ご飯が炊きあがったらすぐに小分けにして保存するようにしましょう。

こまめにコンセントを抜く

炊飯器はコンセントをつけたままでは、スイッチを切っても待機電力が発生し、積もり積もって電気代が高くなります。

使わないときはこまめにコンセントを抜くようにすれば電気代を節約できます。

まとめ炊きをして冷凍保存する

炊飯器の電気代を抑えるには、まとめ炊きをして炊飯の回数を減らしましょう。

炊きたてのご飯にこだわると、どうしても朝晩の2回炊飯器を使用しなくてはいけません。

最近の炊飯器は、すぐに冷凍保存することで炊きたてとさほど変わらない美味しさでご飯を食べることができます。

電気代を節約するためにも、多めに炊飯して1回分ずつ小分けに冷凍しておくといいでしょう。

新しい炊飯器を購入する

炊飯器は最近のモデルの方が省エネ機能がついているので、節約につながります。

もちろん、購入のためにお金は必要ですがランニングコストを考えると炊飯に必要な電力を抑えることの方が年間の電気代が安くなります。

最近は、主流になっているIH式と変わらないくらい古くからある仕組みのマイコン式炊飯器も人気です。

マイコン式が再び注目される理由
  • 価格が安い
  • 消費電力が低く電気代がかかりにくい
  • コンパクトなものが多い
  • 少量の炊飯をするのに向いている
  • お手入れが楽

シンプルなデザインが多く、お手入れも簡単、価格面においても手を出しやすいのがマイコン式炊飯器の魅力になります。

保温なし炊飯器おすすめ

「保温しない」設定ができたり、もともと保温機能がなかったりする炊飯器が販売されています。

主なメーカーからおすすめの3機種をご紹介します。

パナソニック「ミニクッカー」

出典:Panasonic

レトロなデザインがおしゃれなパナソニックのミニクッカーは、炊飯容量が1〜1.5合の手のひらサイズのかわいい炊飯器です。色は他にピンクとシルバーがあります。

スイッチは一つだけですが、炊飯も煮込み料理も楽しめます。サブ炊飯器としても使えますね。

一人暮らしでシンプルで手軽なものを探している方におすすめの炊飯器です。

シャープ「匠の火加減」

出典:シャープ

「匠の火加減」は、シンプルで使いやすいシャープのこだわりのデザイン。

ご飯のおいしさを大きく左右する食感を巧みにコントロールしてくれます。

毎日、ご飯の味にはこだわりたいという方におすすめです。

象印「炎舞炊き」

出典:象印

業界初となる「鉄」を仕込んだ内釜が自慢の象印の「炎舞炊き」です。

炎舞炊きには「わが家炊き」という機能があり、前回食べたご飯の感想を入力すると炊飯器が学習してくれます。

使えば使うほど自分好みの食感に近づけてくれる夢のような炊飯器です。

保温機能も「保温なし」に設定できるため、保温しない場合は炊き上がった後に保温が自動的に切れて便利です。

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まとめ

今回は、炊飯器の保温機能にかかる電気代と節電方法を紹介しました。

保温する場合としない場合でもっとも節約できる使い方は、朝ご飯を炊いて冷蔵もしくは冷凍してレンジで解凍する方法でした。

炊飯器の保温機能は、温かいご飯をすぐ食べられることがメリットですが、長時間保温すると旨みが逃げる上、電気代もかかるためあまりよい方法とはいえないかもしれませんね。

今回ご紹介したメリットとデメリットを参考に、ライフスタイルに合わせて保温機能を利用しましょう。

新しい炊飯器を購入する際には、古い炊飯器をお持ちの方はリサイクルショップへの売却を検討してみませんか?

他にも家に眠っている不要な電化製品があれば、リサイクルすることで思わぬ収入を得られるかもしれません。

こちらの記事も合わせてご覧ください。

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