「新しい炊飯器を買おうとしたけど、マイコン炊飯器とIH炊飯器の違いがわからない」
「そもそも炊飯器の種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない」
このように、炊飯器を買い替えようとして迷っている方も多くいらっしゃるかと思います。
マイコン炊飯器とIH炊飯器には、ごはんの炊き方や価格などのさまざまな要素で違いがあります。
炊飯器は毎日使うような家電だからこそ、味やコストなどの情報を事前に理解した上で自分に合う製品をしっかり選びたいですよね。
本記事では、マイコン炊飯器とIH炊飯器の特徴と違い、選ぶときのポイントについて解説します。自分にとって「マイコン炊飯器がいいのか」「IH炊飯器がいいのか」を見極め、毎日快適に使える炊飯器を選びましょう。
目次
炊飯器の種類と特徴
まず、マイコン炊飯器とIH炊飯器の違いを説明する前に、炊飯器には「圧力IH炊飯器」という種類がもう1つあることを覚えておきましょう。
つまり、現在主流になっている炊飯器は以下の3種類になります。
- マイコン炊飯器
- IH炊飯器
- 圧力IH炊飯器
圧力IH炊飯器は、これから説明するIH炊飯器に圧力機能が加わったもので、「よりもっちりとしたごはんが炊けるが、その反面で価格も上がっている製品」と覚えておいてください。
基本的には、IH炊飯器のハイスペックモデルになります。
そのため、ここからの説明で「IH炊飯器のほうが私には合ってるかな」と感じた人は、圧力IH炊飯器の購入を検討するのがいいでしょう。
それでは種類について解説したところで本題となる、それぞれの特徴について解説していきます。
1:マイコン炊飯器
マイコン炊飯器は、底面部に設けられたヒーターによって釜を加熱して炊飯をおこなうタイプの炊飯器です。
マイコン炊飯器の特徴は、コストパフォーマンスが高いことです。昔から存在するタイプで構造や機能が簡単なものが多いため、安価で購入できます。また、加熱ヒーターが1箇所のみであるため炊飯時や保温時の電力が最小限となり節電しやすいものとなっています。
一方で、底面のみ加熱をするためにムラができやすく、3合以上の米を炊くのが難しいというデメリットがあります。そのため、マイコン炊飯器は主に少ない容量の炊飯器に採用されています。
2:IH炊飯器
IH炊飯器は、外釜に取り付けられたコイルにより釜全体を熱して米を炊き上げるタイプの炊飯器です。
内釜を包み込むように加熱をして火力が強く均一に熱が伝わるので、ムラのないごはんが炊き上がります。
一方、IH炊飯器は構造が複雑となっているのでマイコン炊飯器に比べて価格が高くなっています。また、炊飯器は高火力に耐えられるように金属類を多く用いた頑丈な作りとなっており、マイコン炊飯器よりも重い傾向であることも難点の一つです。
3:圧力IH炊飯器
圧力IH炊飯器は、先述のIH加熱機能だけでなく圧力も加えてお米を炊くタイプの炊飯器です。
釜を密閉して加圧することで沸点が上がり、より高温で炊き上げるために米の甘味を最大限に引き出してくれるのが特徴です。一方で水に浸す時間が短くなるため、マイコン炊飯器やIH炊飯器よりも硬めの仕上がりとなります。
IHによる炊飯に加えて加圧機能が備わった分、当然ながらIH炊飯器よりも価格が高いです。機能が豊富なものでは10万円以上する高価格モデルも存在します。
炊飯器の種類ごとの違い
冒頭でもお伝えしましたが、マイコン炊飯器とIH炊飯器ではごはんの炊き方に最も大きな違いがあります。
また、ごはんを炊く仕組みがそれぞれ違うために「価格」「機能」も異なってきます。
これら3つの要素に「電気代」を加えたそれぞれの違いについて、以下に解説します。
1:ごはんの炊き方
1つ目は、ごはんの炊き方の違いについてです。
ごはんの炊き方の違いを解説するために、まずは以下の画像をご覧ください。
●マイコン炊飯器の炊き方
●IH炊飯器の炊き方
※IH炊飯の場合、正確には「ヒーター」ではなく「電磁誘導加熱技術」を使って熱しています。ここでは、わかりやすさのために表記を統一しています。
画像を見てもらったらわかるように、炊き方の違いとしては「底面のみ熱しているか」「全体を熱しているか」になります。
マイコン炊飯器は、底面から内釜を熱して炊飯するため、炊きムラが出やすくなるという特徴があります。
IH炊飯器は、全体から内釜を熱して炊飯しているため、炊きムラのない仕上がりになりやすいのが特徴ですね。
さらにマイコン炊飯器よりも、IH炊飯器のほうが高火力で炊くことができます。
そのため、IH炊飯器のほうがお米の芯まで熱を通すことができ、ふっくらとした仕上がりになるという違いが生まれています。
2:価格
2つ目は、価格差についてです。
炊き方の違いで説明しましたが、マイコン炊飯器のほうがシンプルな作りになっていることが多いです。
そのため2つを比べた場合、基本的にマイコン炊飯器のほうが安く、IH炊飯器のほうが高くなります。
具体的な金額としては、マイコン炊飯器は5,000〜10,000円、IH炊飯器は10,000〜30,000円の価格帯で多いことを覚えておきましょう。
3:機能
3つ目は、便利機能についてです。
今の炊飯器には炊飯機能のほかに、以下のような便利機能が搭載されています。
- 早炊き
- エコ炊き
- 銘柄炊き
- 炊きあがり調整
- 冷凍用ご飯モード
- 玄米モード
- お米・水計量
- カロリー計算
- 低温調理
- 無水調理
- 長時間保温
- 蒸気カット
- スマホ連携
- 糖質カット
これらの便利機能は、基本的にIH炊飯器に搭載されていることが多いです。
なぜならIH炊飯器のほうが温度調整がしやすいため、「低温調理」や「玄米モード」などの機能が搭載しやすいのです。
他の理由としては、IH炊飯器は価格もやや高めに設定されているために便利な機能が搭載しやすいのではないかと筆者は考えています。
最近では炊飯器調理も人気があるため、炊飯以外に使う予定がある人はIH炊飯器を選ぶといいでしょう。
4:電気代
最後は、電気代の違いについてです。
結論としては、電気代に大きな差はありません。
炊飯器の大手メーカーでもある、タイガー(TIGER)の公式サイトに「5.5合炊きの炊飯器にかかる電気代の比較」があったので、下記に引用しておきます。
5.5合炊きの炊飯器にかかる電気代の比較 | 炊飯 | 保温(1時間) |
---|---|---|
マイコン炊飯器 | 4.34円 | 0.6円 |
IH炊飯器 | 5.14円 | 0.6円 |
圧力IH炊飯器 | 5.3円 | 0.53円 |
引用:炊飯器の保温機能の電気代はいくら?電子レンジ解凍とどっちがお得?|タイガー魔法瓶(TIGER)
もちろん製品によって多少の違いはあると思いますが、筆者が調べたところ、どれも誤差の範囲と言えるものばかりでした。
マイコン炊飯器の1回の炊飯にかかる電気代を4円として、毎日ごはんを炊いたとしても年間1,460円。IH炊飯器の電気代を5円として、毎日ごはんを炊いたとしても年間1,825円です。
年間で400〜500円の差しか生まれないため、電気代はそこまで気にしなくてもいいといえます。
もし電気代の節約に努めるのであれば、保温時間を工夫することをおすすめします。
- ごはんが炊けたら、食べない分はすぐに冷凍
- まとめ炊きして、冷凍しておく
これらの工夫で電気代を節約できるため、節約したいときは「いかに保温時間を少なくするか」を意識してみてください。
炊飯器の選び方のポイント
では実際に炊飯器を選ぶとき、どこに注目をすればよいのでしょうか?
炊飯器の購入を検討する際に、確認すべきポイントは4つあります。以下、順に解説します。
1:サイズ
1つ目のポイントは「内釜のサイズ」から炊飯器を選ぶことです。
家族構成から一度に米が炊ける量を考慮して、以下の表を目安にサイズを決めましょう。
人数 | 目安のサイズ |
---|---|
1人または2人 | 3合 |
3人 | 4合~5.5合 |
4人以上 | 5.5合~10合(1升) |
ただし、容量いっぱいで炊いてしまうとムラがでる可能性が高いです。
そのため、実際には炊き上げる量よりも少し大きめの容量の炊飯器を検討するとよいでしょう。例えば「2人暮らしで毎回3合炊く」場合であれば、ワンサイズ上の4~5.5合の釜で3合炊きをすることでムラのないご飯を炊くことができます。
2:加熱タイプ
2つ目のポイントは「どのように加熱して炊飯をおこなうか」です。
加熱の方法によって火力の違いや炊き上がり時間などの能力が異なり、それにともない炊飯器の価格も変わります。
種類 | 加熱方法 | 炊き上がり | 価格 |
---|---|---|---|
マイコン炊飯器 | 底面のみ加熱 | ムラができやすい | 構造が簡単で安価 |
IH炊飯器 | 釜全体を加熱 | ムラができにくい | 構造が複雑で高価 |
マイコン炊飯器は、ムラのあるご飯ができやすいためにご飯が硬く仕上がりがちです。一方で低価格が魅力であるため、味にこだわりのない方向けとなります。
IH炊飯器は、高火力で炊き上げるためムラのないふっくらとした仕上がりとなります。しかし高価格であるため、値段よりも食感や味を重視したい方に向いています。
3:圧力の有無
3つ目のポイントは「圧力を加える機能の有無」によって決めることです。
先述の通り、炊飯時に圧力を加えるか加えないかによって炊き上がりが異なります。そのため、食感や味にこだわりがある方はとくに検討すべきポイントです。
例えば「ある程度硬く弾力があるお米が好き」「お弁当などで時間が経過して冷めた場合でもおいしいお米を堪能したい」といった場合は、圧力機能を備えたIH炊飯器の購入を検討しましょう。
一方で、「やっぱりふっくらとしたお米を味わいたい」場合は圧力機能のないIH炊飯器を選びましょう。
もちろん、IH炊飯器よりも圧力IH炊飯器のほうが高価であるため、金銭面で余裕があるかどうかを判断して自身の予算に合わせて機種を選択することも重要です。
4:機能性の高さ
4つ目のポイントは「炊飯器が備える機能」によって決めることです。
近年登場する炊飯器にはさまざまな機能が備えられており、炊飯以外の便利な機能がついているものもめずらしくありません。例えば次のような機能が存在します。
機能名 | 内容 |
---|---|
炊き分け機能 | 白米・玄米・雑穀米などの米の種類により炊き分けて硬さなどを調整する |
スチーム保温機能 | 水分をスチーム化して保温することで長時間味が落ちない |
蒸気カット機能 蒸気セーブ機能 |
炊飯時に出る蒸気が出ないため置き場所を気にせずに済む 蒸気によるやけどを防止できる |
調理機能 | 材料を入れるだけで蒸し料理や煮込み料理ができる |
パン焼き機能 | 温度などを自動調整して手軽にパンが焼ける |
自身が炊飯器を使用するにあたってこのような機能が必要かどうかを考慮し、満足のいく炊飯器を選択するようにしましょう。
【味・コスパ・機能別】おすすめのマイコン炊飯器6選
次に、それぞれの違いとして説明した「味」「コスパ」「機能別」に分けて、おすすめの製品を2つずつ紹介していきます。
マイコン炊飯器とIH炊飯器ごとに分けて紹介していますので、重視したい項目を選んで、参考にしてみてください。
※サイズは、5.5合炊き(5合炊き)炊飯器で統一しています。
味に評判のある製品
製品名 | 象印 極め炊き NL-DS10 |
シャープ KS-S10J |
---|---|---|
外観 *2 *3 |
||
参考価格(税込)*1 | 13,420円(Amazon) | 9,380円(Amazon) |
炊飯方式 | マイコン炊飯 | マイコン炊飯 |
内釜 | 黒厚釜 | 黒厚釜 |
保温時間 | うるつや保温:24時間 高め保温:12時間 |
12時間 |
本体の重さ | 4.0kg | 3.5kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 265×215×370mm | 240×204×338mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い可 | なし(内ふた取り外し不可) |
カラー | ホワイト | シルバー系 |
便利機能 | 食感炊き/早炊き/エコ炊き/玄米・雑穀米/熟成炊き/ケーキメニュー | 早炊き(おいそぎ炊飯) |
(*1)2024年8月時点での価格
(*2)出典:極め炊き マイコン炊飯ジャー NL-DS10・18│象印(ZOJIRUSHI)
(*3)出典:ジャー炊飯器 KS-S10J-S (シルバー系)│シャープ(SHARP)
コスパに優れた製品
製品名 | ハイアール マイコンジャー JJ-M56B |
タイガー魔法瓶 炊きたて JBH-G101 |
---|---|---|
外観 *2 *3 | ||
参考価格(税込)*1 | 7,930円(Amazon) | 7,980円(Amazon) |
炊飯方式 | マイコン炊飯 | マイコン炊飯 |
内釜 | 黒厚まる釜(内面フッ素加工) | 黒遠赤厚釜 |
保温時間 | 12時間 | 12時間 |
本体の重さ | 3.4kg | 3.0kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 268×209×366mm | 252×215×349mm |
お手入れ機能 | 丸ふた丸洗い可/クリーニング機能付 | 内ふた丸洗い可 |
カラー | ホワイト | ホワイト |
便利機能 | 食感炊き/氷艶炊き/早炊き/エコ炊き/調理 | 早炊き/エコ炊き/調理 |
(*1)2024年8月時点での価格
(*2)出典:5.5合炊きマイコンジャー炊飯器 JJ-M56B|ハイアール(Haier)
(*3)出典:マイコン炊飯ジャーJBH-G101|タイガー魔法瓶(TIGER)
機能性の高い製品
製品名 | アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-ME50 |
象印 極め炊き NL-DS10 |
---|---|---|
外観 *2 *3 | ||
参考価格(税込)*1 | 11,800円(Amazon) | 13,420円(Amazon) |
炊飯方式 | マイコン炊飯 | マイコン炊飯 |
内釜 | 極厚銅釜 | 黒厚釜 |
保温時間 | 12時間 | うるつや保温:24時間まで 高め保温:12時間まで |
本体の重さ | 3.5kg | 4.0kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 260×225×312mm | 265×215×370mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い可 | 内ふた丸洗い可 |
カラー | ホワイト/ブラック | ホワイト |
便利機能 | 食感炊き/早炊き/エコ炊き/銘柄炊き/糖質カット炊き/炊き込みごはん/玄米・雑穀米/麦ごはん | 食感炊き/早炊き/エコ炊き/玄米・雑穀米/熟成炊き/ケーキメニュー |
(*1)2024年8月時点での価格
(*2)出典:ジャー炊飯器 5.5合 RC-ME50|アマゾン(Amazon)
(*3)出典:マイコン炊飯ジャーNL-DS10・18|象印(ZOJIRUSHI)
※味と機能の両方で優れていたため、味の項目と重複しての登場になります。
【味・コスパ・機能別】おすすめのIH炊飯器6選
続いて、IH炊飯器も同様に2つずつ紹介していきます。
こちらもあわせて、参考にしてみてください。
味に評判のある製品
製品名 | 象印 STAN. IH炊飯ジャー NW-SA10 BA(ブラック) |
東芝 真空IH RC-10VRR |
---|---|---|
外観 *2 *3 | ||
参考価格(税込)*1 | 32,000円(Amazon) | 24,380円(Amazon) |
炊飯方式 | IH炊飯 | IH炊飯 |
内釜 | 黒まる圧釜 | 鍛造かまど銅釜 |
保温時間 | 30時間 | 真空保温 白米:40時間 エコ炊飯・玄米・麦ご飯・雑穀米:12時間 |
本体の重さ | 4.98kg | 4.7kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 235×290×195mm | 264×217×327mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い可/クリーニング機能 | 内ふた丸洗い可/クリーニング機能 |
カラー | ブラック/ホワイト | ホワイト/グランブラック |
便利機能 | 炊き分けコース/ベビーご飯 | 食感炊き/早炊き/エコ炊き |
(*1)2024年8月時点での価格
(*2)出典:STAN. IH炊飯ジャー NW-SA10 BA|象印(ZOJIRUSHI)
(*3)出典:RC-10VRR|東芝ライフスタイル株式会社(TOSHIBA)
コスパに優れた製品
製品名 | パナソニック SR-FE101 |
アイリスオーヤマ RC-IL50 |
---|---|---|
外観 *2 *3 | ||
参考価格(税込)*1 | 14,070円(楽天市場) | 14,300円(Amazon) |
炊飯方式 | IH炊飯 | IH炊飯 |
内釜 | 備長炭釜 | 極厚火釜 |
保温時間 | 24時間 | 12時間 |
本体の重さ | 4.0kg | 4.3kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 257×200×323mm | 253×310×206mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い可 | 内ふた丸洗い可 |
カラー | ブラック | ホワイト/アッシュ/カフェブラウン/ピスタチオ/ブラック |
便利機能 | 早炊き/エコ炊き/少量炊き | エコ炊き/早炊き/低温調理/パン・ケーキ |
(*1)2024年8月時点での価格
(*2)出典:IHジャー炊飯器 SR-FE101|パナソニック(Panasonic)
(*3)出典:RC-IL50|アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
機能性の高い製品
製品名 | 三菱電気 本炭釜 紬(つむぎ) NJ-BWD10 |
アイリスオーヤマ 瞬熱真空釜 RC-IF50 |
---|---|---|
外観 *2 *3 | ||
参考価格(税込)*1 | 73,200円(Amazon) | 27,800円(Amazon) |
炊飯方式 | IH炊飯 | IH炊飯 |
内釜 | 本炭釜 | 瞬熱真空釜 |
保温時間 | 一定保温:24時間 たべごろ保温:12時間 |
12時間 |
本体の重さ | 5.8kg | 6.1kg |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 261×257×314mm | 249×239×353mm |
お手入れ機能 | 内ふた丸洗い可 | 内ふた丸洗い可 |
カラー | 月白 | ブラック |
便利機能 | 食感炊き/銘柄芳醇炊き/早炊き/エコ炊き/少量炊き/炊分け名人/長粒米/麦飯芳醇/まとめ炊き(冷凍用)/中華粥 | 食感炊き/銘柄炊き/早炊き/エコ炊き/玄米/麦ごはん/量り炊き/カロリー計量/ヘルシーメニュー |
(*1)2024年8月時点での価格
(*2)出典:ジャー炊飯器 NJ-BWD10-W|三菱電機
(*3)出典:瞬熱真空釜 RC-IF50|アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
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まとめ
今回は、マイコン炊飯器とIH炊飯器の違いについて、紹介させていただきました。
最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。
- 炊飯器の種類の違いは、ごはんの炊き方・機能・価格
- 炊き方は「底面を熱しているか」「全体を熱しているか」の違い
- 価格帯:マイコン炊飯器は5,000〜10,000円。IH炊飯器は10,000〜30,000円
- 機能:マイコン炊飯器は最低限、IH炊飯器は豊富なものが多い
- 電気代については大きな差はない(毎日使っても年間400~500円程度)
- 1〜2人暮らしでコスパを求めるならマイコン炊飯器
- 「3人以上の家族である」「味を求める方」の場合はIH炊飯器
- 「より甘味が強い味を求める方」「機能性が高いものを求める方」なら圧力IH炊飯器
マイコン炊飯器とIH炊飯器は、どちらもメリット・デメリットがはっきりしています。
「炊飯器に対して何を重視しているのか」「炊飯以外に必要な機能はあるか」などをしっかり整理し、ライフスタイルに合った炊飯器を見つけてみましょう。
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