電子レンジの下取り 大手8社を比較！一番お得なのは？【2024年10月】

「そろそろ電子レンジを買い替えたいけど、家電量販店で下取りしてもらえるの？」

「電子レンジを買い替えたいけど、古い電子レンジの処分が大変そう…どうしたらいい？」

このように、電子レンジの下取りや処分について悩んでいる方はいませんか？

実は、電子レンジの下取りサービスはまだ多くの家電量販店で積極的に行われていないため、処分方法を迷うことが多いのが現状です。

そこで、今回は大手家電量販店8社の対応を比較し、電子レンジの下取り・処分・買取それぞれのポイントや注意点を詳しく解説します。

下取りが可能なケースや、逆に処分に費用がかかるケースなど、どの家電量販店があなたにとって最もお得か、詳しく見ていきましょう。

電子レンジ大手8社の下取り(買取)相場やサービスの有無

ここでは、家電量販店8社でおこなっている電子レンジの下取りについて表にまとめてみました。

※2024年10月時点当社調べ（キャンペーンによる値引きなどによって実際の下取り価格と異なる場合あり）
※各社すべて電子レンジ購入者を対象としたサービス料金

上記の表のように大手家電量販店のなかでは、「ノジマ」と「ヤマダデンキ」の下取り・買取査定額がプラスとなります。

その他のお店では【小型家電リサイクル】として処分を前提にしていることがほとんどであったため、電子レンジの下取りにはあまり積極的な情報を公開しておりません。

ここからは各社の下取りについて、もう少し詳しく解説していきます。

ノジマ

ノジマでは、誰でもかんたんに事前に下取り価格がわかる「下取りチェッカー」を利用できます。

現在、家電専門店ノジマ全店と連携中！（下取りチェッカー公式サイト）

電子レンジも下取り対象となっており、その他のさまざまな家電製品もスマホで簡単に下取り価格をチェックできます。

ほかの量販店と比べると、オーブンレンジやスチームオーブンレンジの下取りサービスでは圧倒的にお得となっています。

また下取り対象外のモデルであっても、電子レンジを購入した方がモバイル会員だった場合、店頭での無料下取りサービスをおこなっています。

プラスには至らないものの、大手量販店の中では良心的な下取りサービスです。

出典： 家電リサイクル法対象外製品│ノジマ

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ヤマダデンキ

ヤマダデンキでは、一部の対象商品の購入に限って電子レンジの下取りサービスをおこなっています。ただし、2024年10月時点で下取りサービス対象となる商品は4点のみとなっています。

また、ヤマダデンキでは買取サービスも実施しており、電子レンジも取り扱っています。

ヤマダデンキでは、さまざまな家電の買取サービスをおこなうなかで、電子レンジの買取も含まれていることがわかりました。

ただし今回の査定額は500円ということでした。査定額については、他社と比較検討をおすすめします。

そのほか買取不可能な電子レンジについては小型家電の回収サービスがありますので、店頭に持ち込んだ場合2,200円で処分をしてくれます。

出典：小型家電回収サービス│ヤマダデンキ

さらに、複数の小物家電を1つの指定ダンボールに詰めて店頭持ち込みで一括回収してもらう方法もあり、こちらは一箱2,200円の費用で利用することができます。（ダンボールサイズ：590×490×470mm、訪問回収は料金が異なる）

なお、2024年10月時点では『対象メーカー限定で、まだ使える電子レンジの買取は最大2,000円』というキャンペーンをおこなっています。

出典：小型家電買取キャンペーン！|ヤマダデンキ

ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラでは、電子レンジの下取りサービスはありませんでした。

また、買取サービスについても電子レンジの取り扱いがありませんでした。買取は主に小型のデジタル機器やPC・ゲーム関連がメインとなっていて、生活家電の記載はありません。

よって、ヨドバシカメラでは有料の処分サービスを利用して電子レンジを回収してもらうのが基本となります。

電子レンジの回収には2,200円の費用がかかります。また、回収のみの訪問を依頼する場合は出張費2,200円が別途かかります。（購入と同時に回収をしてもらう場合は出張費がかかりません）

出典：小型家電リサイクル回収│ヨドバシ.com

ビックカメラ

ビックカメラでは、一定条件のもとで冷蔵庫の下取りが可能です。

ビックカメラでは、電子レンジを購入した場合に限り「店頭持ち込み時」「配送時」「設置工事時」のいずれかにおいて無料下取りをおこなっています。（ネットショップ買い上げは対象外）

出典：買い替え無料下取りサービス│ビックカメラ

また、買取サービスについては「ラクウル」というアプリでおこなっているようでしたが、電子レンジは買取対象外です。

他には、ネットでリサイクル利用券を購入して小型家電を宅配回収してもらい処分する方法もあります。こちらの費用は1,958円となっていました。

出典：パソコン・小型家電リサイクル│ビックカメラ.com

なお、2024年10月現在は『今が売り時、買い替え時！買替祭』を開催中です。　「指定商品を購入時」に「リサイクル回収を同時申込」をすれば最大5,000円の値引きをしてもらえるキャンペーンとなっており、リサイクルに出すスチームオーブンレンジは古くても壊れていてもOKです。（終了日は未定）

参考：今が売り時、買い替え時！買替祭│ビックカメラ.com

コジマ

コジマでは、電子レンジの下取りおよび買取サービスはありませんでした。

買取サービスについては「ラクウル」というアプリでおこなっているようでしたが、電子レンジは買取対象外です。

よって、コジマでは有料の処分サービスを利用して電子レンジを回収してもらうのが基本となります。

処分については、リサイクル利用券（1,958円）を購入して小型家電を宅配回収してもらい処分する方法となります。

なお、2024年10月は「コジマ会員限定」で「指定商品機種への買い替え」時に「パソコン･小型家電リサイクルを同時購入」して不要な電子レンジ品のリサイクルをおこなうと最大5,000円引きのキャンペーンをおこなっています。（2024年10月31日まで）

参考：買い替え・下取りキャンペーン│コジマネット

ケーズデンキ

ケーズデンキでは、電子レンジの下取りおよび買取サービスはありませんでした。

よって、ケーズデンキでは有料の処分サービスを利用して電子レンジを回収してもらうのが基本となります。

ですが家電リサイクルを推進しており、小型家電の引取については積極的におこなっています。

デジカメやゲーム機など一部無料ですが、「電子レンジ」は2,200円の処分費用がかかります。

エディオン

「エディオン」では、電子レンジの下取りサービスはありませんでした。

また、買取サービスの主な対象はゲーム機・ゲームソフト・Apple製品となっており、電子レンジは買取対象外です。

よって、エディオンも有料の処分サービスを利用して電子レンジを回収してもらうのが基本となります。

店頭での小家電の処分サービスについて、電子レンジは550~1,100円（サイズにより異なる）で処分できます。

出典： 小型家電リサイクル│エディオン

ジャパネットたかた

ネットショッピングで有名なジャパネットたかたでは、電子レンジの下取りをおこなっています。

ただし、古い電子レンジを査定して買取するというようなものではなく、新しく購入するモデルが下取り値引き対象となっていると下取り値引きが適用されるというものです。

魅力的な下取り値引きが設定されていますが、購入できる機種がかなり限定されています。

また、例えば、5,000円の下取り値引きがあっても、下取り品回収手数料で900円がかかる場合は、結果的に損をしてしまいます。加えて、新品を運んでもらう際に別途送料もかかります。

下取り値引き額だけに捉われず、回収手数料と送料の負担も考慮して新品を購入する必要があるといえます。

 参照： 電子レンジ・オーブン・トースター│ジャパネットたかた

出典：小型家電下取り一覧 │ジャパネットたかた

電子レンジの下取り・買取・処分について

最後に電子レンジの下取りと買取、またリサイクル家電の処分、その違いについて触れておきます。

電子レンジの下取りの基礎知識

「電子レンジの下取り」とは電子レンジの買い替え、つまり新品商品を購入前提の場合に、古い電子レンジを引き取ってもらえるサービスです。 下取りは大きく分けると、

上記３つのパターンに分かれます。

電子レンジの下取りに関しては先にご覧いただいたとおり、買取に至るケースはないと言ってよいと思います。

大半は有料にて引取をおこなっている販売店が多いという結果でした。

現時点で電子レンジの下取りは【無料またはプラス査定で引取をおこなっている「ノジマ」「ビックカメラ」】が費用負担が少ないと言えるのではないでしょうか。

販売店により下取りの電子レンジを買取・引取・処分として対応するかはさまざまです。

ふだん有料引取であるお店が下取りでポイントキャンペーンをおこなうこともありますので、まずは実際にいくらになるのか、購入予定の品物と総合的に判断すると良いでしょう。

電子レンジの買取のポイント

家電量販店に限らなければ、電子レンジはリサイクルショップで買取してもらえるものもあります。

それは概ね製造3年以内の国内メーカーの電子レンジです。

4年以上経過した電子レンジについては一部を除いて、無料引取や買取不可となることもあります。

つまり買取を選ぶなら製造3年以内のモデル。 製造4年以上経過しているモデルは下取りと比較して検討が良いと言えます。

また、電子レンジの破損についても確認しておきましょう。

一部の加熱機能が使えない、各種ボタンが反応しないといった故障がみられる場合は電子レンジの買取対象外となり、引き取ってもらえなくなる可能性が高くなってしまいます。

電子レンジの処分の注意点

小型家電リサイクル法はご存知でしょうか？

電子レンジなどの家電製品は、リユースすればごみが減ることはもちろん、正しくリサイクルすることで資源になります。

小型家電リサイクル法とは下記のとおりです。

デジタルカメラやゲーム機等の使用済小型電子機器等の再資源化を促進するため、主務大臣による基本方針の策定及び再資源化事業計画の認定、当該認定を受けた再資源化事業計画に従って行う事業についての廃棄物処理業の許可等に関する特例等について定めた法律です。

引用：１ 小型家電リサイクル法 ～法律の概要・関係法令～│環境省

電子レンジはリユースできない場合、正しく処理する必要があります。

まとめ

今回は電子レンジの下取りについて、家電量販店8社の違いを比較してきました。

スマホで簡単に下取り価格がチェックできるので、ぜひお引っ越し、買い替えの際のご参考にしてみてください。

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