パソコンが熱いときの原因と対処法!熱暴走は直さず放っておいても大丈夫?

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下取りガイド 望月
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パソコン本体が熱いと、熱暴走が発生し故障する可能性が高まります。

もし勝手に電源が落ちたり、フリーズしたりするなどの熱暴走の症状がみられる場合は、すぐにでも対処してください。

しかし、どのようにすれば良いのかわからない方もいるでしょう。

そこで本記事では、パソコンが熱いときの原因や対処法について解説します。

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パソコンが熱いと熱暴走を起こす可能性がある

パソコンが熱いと、熱暴走と呼ばれる症状を引き起こす可能性があります。

熱暴走になった状態で使用し続けるとパソコンは壊れてしまい、二度と作動しなくなることもあるので注意してください。

それでは、熱暴走とはどのようなリスクがあるのか、どのような症状なのかをわかりやすく紹介します。

Call to Action 2の内容

熱暴走とは際限なく温度が上昇し、機能を発揮できなくなること

パソコンが熱いときに注意すべきなのは熱暴走です。

熱暴走とは一般的にCPUが発生した熱により温度が上昇し、パソコンの機能を発揮できないほどの高温状態になることです。

パソコンの脳の役割を果たすCPUは、負荷の高い処理を続けると高温となり、70℃くらいになることも珍しくありません。

このようにCPUは熱を発生させやすいため、CPUクーラーと呼ばれるファンやヒートシンクで冷やしているのです。

しかし、なんらかの原因でうまく冷却できなくなると、どんどんとCPUの温度が高くなっていき、100℃を超えてしまうこともあります。

本体内部の温度が上昇することで、様々なパーツで不具合が起こり、熱暴走が発生するのです。

熱暴走によってパソコンはどうなる?

それでは熱暴走が発生すると、どのような症状が現れるのかについて紹介します。

  • 電源が勝手に落ちてしまう
  • 何もしないのに再起動されてしまう
  • エラーが頻繁に発生する
  • 電源が入らなくなる
  • 電源が入っても、OSが起動しない
  • アプリケーションが開けない

このように熱暴走が発生すると、パソコンが正常に機能しなくなります。

また高温になりすぎると、CPUファンの回転数が上がるため、回転音がうるさいと感じることもあります。

熱暴走が疑われるときはすぐに使用を中断し、原因の確認や対策をしっかりとしてください。

パソコンが熱くなる原因

そもそもパソコンが熱くなるのには原因があります。

パソコンが熱を発生させる仕組みは、電気を利用していることと関係しています。

電気を利用して家電を動かすと、電気同士がこすれあい摩擦熱を発生させるためです。

電気モーターを動かしたあとに触ると熱くなるのと同じ原理です。

パソコンではCPUやGPU、ストレージなどで狭い回線の中を多くの電気が通っています。そのため、高温の熱を発生させるのです。

パソコンの機能が正常に機能していると、これらのパーツから発生された熱は本体の外へ排出され、熱暴走を起こすほど高温になることはありません。

しかし、冷却機能に問題が起こると十分に冷やせなくなり、内部に熱がたまってしまうのです。

冷却機能に問題が発生する主な要因は以下の3つです。

長時間使用によるパソコンへの負荷が大きくなっている

熱暴走が起こる要因の1つは、長時間使用です。

パソコンにはCPUやGPU、ストレージなどの他にも、熱を持ちやすい部品が多く存在しています。

長時間使用することで、それらのパーツの温度が上昇してしまい、本体内部の温度が上がってしまうのです。

一般的にパソコンの構造は、熱を発生させやすいパーツの熱を外に排出するように設計されています。

しかし、長時間の使用や負荷の高い作業を続けると排熱が間に合わなくなることもあります。

冷却ファンの故障によりパソコンを冷やすことができてない

熱暴走を防ぐためには、熱源であるCPUを効率的に冷却することが重要です。

そのためCPUにはCPUファンと呼ばれる、冷やすためのファンを取り付けるのが一般的です。

しかし冷却ファンに、ほこりがたまってしまうと、うまく排熱できず冷却性能が落ちます。

またファンが故障して止まってしまうと、急激にCPUの温度が上昇することもあります。

このように冷却ファンの不具合や故障により、熱暴走を引き起こすのです。

部屋の温度が高い状態で使用している

空冷パソコンと呼ばれる一般的なパソコンは、内部の熱を外へ排出し、部屋の空気を取り入れることで内部を冷やしています。

しかし、部屋の温度が高い状態で使用してしまうと、取り入れた空気の温度が高いため十分に冷却できません。

冷却性能が落ちてしまうと、内部に熱がたまってしまい熱暴走を起こす原因となります。

具体的に35℃を超えるような部屋では、冷却機能が発揮できなくなりますので注意しましょう。

パソコンが熱くなった場合の対処法は?

パソコンが熱い場合や、熱暴走の症状が出た場合の対処法は以下の5つです。

  • パソコンの使用環境を変えてみる
  • パソコン内部のほこりを取り除く
  • パソコン用の冷却アイテムを使用する
  • 使用していないアプリケーションを閉じる
  • パソコンの使用を一時的に停止する

それぞれの対処法をわかりやすく解説します。

Call to Action 2の内容

パソコンの使用環境を変えてみる

パソコン内部を十分に冷やすためには、使用環境が重要です。

パソコン本体に空気を取り込んだり、排出したりするファンと壁が近い場合は、通気性を確保できる位置に変更しましょう。

熱は上部にたまりやすい性質があります。デスクトップパソコンであれば、床に近い場所に設置するのも冷却性能を高めるのに有効な方法です。

また室内が高温の場合は、エアコンなどで室温を調整してから使用してください。

パソコン内部のほこりを取り除く

パソコンは使っているうちに、空気と一緒に室内のほこりも取り込んでしまい、冷却ファンやPC内部にたまってしまいます。

冷却ファンにたまると冷却性能が弱くなるため、定期的にほこりを取り除きましょう。

ただし掃除するときは、マザーボードなどのパソコン内部にほこりを落とさないように注意してください。掃除機で吸いながら、綿棒でほこりを取り除くのがおすすめの掃除方法です。

パソコン用の冷却アイテムを使用する

パソコン自体の冷却性能が弱い場合は、冷却アイテムを使用するのも有効な対処法です。

とくにノートパソコンは、コンパクトボディに重要なパーツを詰め込んでいるため冷却性能が弱くなりがちです。

そのようなノートパソコンのデメリットをカバーするアイテムとして、ノートパソコン用の冷却パッドがあります。

デスクトップパソコンであれば、大きなファンへの交換やファンの追加なども有効な手段です。

使用していないアプリケーションを閉じる

CPUへの負荷をへらすことで、パソコンの発熱を抑えられます。

つまり、使用していないアプリケーションを閉じることで、CPUへの負担がへり熱暴走を予防する効果が期待できます。

パソコンの使用を一時的に停止する

熱暴走が起きてしまうと、内部の温度が高い状態ですので、すぐに再起動しないでください。

内部の温度が十分に下がるまで、パソコンの使用を一時的に停止しましょう。

本格的に故障する前に修理や買い替えを検討

熱暴走した際に、紹介した対処法を試してもあまり効果を感じられなかったら、修理や買い替えを検討しましょう。

熱暴走が発生する状態は、いつパソコンが故障してもおかしくないためです。

故障してしまうとデータの破損だけではなく、最悪の場合は発火することもあります。

このような取り返しのつかない状態になる前に検討してください。

まとめ

パソコンが熱いときは、熱暴走で本体が故障する前に対処する必要があります。

基本的な対処法は通気性を高め、本体内部を冷やすことです。

しかし、対処してもパーツの劣化などにより必ずしも改善できるとは限りません。そのような場合は早めに修理や買い替えが必要です。

パソコンをお持ちの方で、買い替えを検討しているのであれば、ノジマの下取りプログラムを活用してみましょう。

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