「今のパソコンよりも見た目や性能の高い自作PCが欲しい」
「でもPCケースがたくさんありすぎて、結局どれを選べばよいのかわからない」
パソコンを自作しようと考えていて、欲しいPCケースを調べてもどれにすれば良いか悩んでいる方は多くいます。とくに初心者の方の場合は、内蔵するパーツもたくさん存在するため余計に迷ってしまうと思います。
そのような方には、ミドルタワーPCケースがおすすめです。
本記事では、PC自体の特徴やパーツの性能に基づいたミドルタワーPCケースの選び方やおすすめについて細かく紹介します。
目次
- 1 ミドルタワーPCケースとは?自作PC初心者におすすめ!
- 2 ミドルタワーPCケースの選び方
- 3 【機能性重視】ミドルタワーPCケースのおすすめ
- 3.1 Zalman(ザルマン)「T8」
- 3.2 Cooler Master(クーラーマスター)「MasterBox 600」
- 3.3 TIMELY(タイムリー)「NZXT H9 Flow」
- 3.4 Fractal Design(フラクタルデザイン)「Torrent Compact」
- 3.5 ASUS(エイスース)「TUF Gaming GT502」
- 3.6 CORSAIR(コルセア)「6500X Mid-Tower Dual Chamber PC Case」
- 3.7 Fractal Design(フラクタルデザイン)「Define R6」
- 3.8 Cooler Master(クーラーマスター)「MasterBox CM694 TG」
- 3.9 ASUS(エイスース) 「Prime AP201 MicroATX Case」
- 3.10 Antec(アンテック)「DF700 FLUX」
- 4 【デザイン重視】ミドルタワーPCケースのおすすめ
- 4.1 CORSAIR(コルセア)「iCUE 4000D RGB AIRFLOW」
- 4.2 Cooler Master(クーラーマスター)「MasterBox 540」
- 4.3 Fractal Design(フラクタルデザイン)「Define 7 Compact White TG」
- 4.4 MSI(エムエスアイ)「MAG FORGE 110R」
- 4.5 TIMELY(タイムリー)「NZXT H5 ELITE」
- 4.6 Zalman(ザルマン)「Z3 Iceberg White」
- 4.7 Thermaltake(サーマルテイク)「H200 TG RGB Snow」
- 4.8 Fractal Design(フラクタルデザイン)「North XL」
- 4.9 Thermaltake(サーマルテイク)「Versa H26 Black」
- 4.10 Zalman(ザルマン)「i3 NEO TG Black」
- 5 まとめ
- 6 人気記事
- 7 おすすめ記事
ミドルタワーPCケースとは?自作PC初心者におすすめ!
自作パソコンを作ってみたい初心者の方には、ミドルタワーPCケースがおすすめです。
ミドルタワーケースは程よいサイズ感であり、ケースの種類が豊富なため見た目を重視したパソコンを作りたい場合に適しています。
また、ミドルタワーケースは適度なスペースを確保できるために冷却性能が高く、あわせて静音性能の高いものも多く出回っています。
自作の難易度が低く拡張性に優れているため、徐々に慣れてきたら自由にパーツをカスタマイズしてスペックを上げることができます。
このようにミドルタワーケースは初心者にも優しい利点がたくさんあるのが魅力となっています。
ミドルタワーPCケースの選び方
ミドルタワーPCケースを選ぶ際は、どのようなパソコンを組みたいのかをイメージしましょう。
そのイメージと選び方のポイントを比較した上で、自身に合ったパソコンを自作することが大切です。
では、ここからミドルタワーPCケースの選び方を一つずつ解説していきます。
作りたいPCの特徴に応じて選ぶ
ミドルタワーPCケースの最大の魅力は「自身が作りたいと考えているパソコンの特徴に合わせて自由にカスタマイズできること」です。
特徴の基準としては主に「静音性」「冷却性」「デザイン性」の3つがありますので、このなかでとくに重視しているものを基準としてケースを選びましょう。
なお、搭載したいパーツが事前に決まっていたりすでに所持していたりする場合は、そのパーツのサイズを元にPCケースを選ぶのも一つの手です。
静音性を重視する|吸音材付き+密閉性の高いものがおすすめ
引用:静音設計の 110Q ミッドタワー ATX ケース│CORSAIR公式
静音性を重視するなら、遮音パネルや2重パネルを採用している遮音材付きモデルがおすすめです。
PC内部で発生した音が外に漏れるのを防いでくれるためです。
また、パネルはメッシュ状よりも密封性の高いものを選びましょう。
加えて内部の振動を抑えるために、プラスチックといった軽い材質より、金属製の素材をおすすめします。
冷却性能を重視する|メッシュ加工された通気性のよいものがおすすめ
引用:4000D エアフロー強化ガラス製ミドルタワー ATX ケース – ホワイト│CORSAIR公式
冷却機能を重視するなら、メッシュ状のPCケースがおすすめです。
メッシュ状であれば通気性に優れているため、排熱性能が高いためです。
また、PCケースにつけられるファンの数も確認しましょう。ファンの数が多いほど、空気を外へ逃しやすくなるためです。
デザイン性を重視する|アクリル・強化ガラスケース製のものがおすすめ
引用:Versa H26 Mid-Tower Chassis│thermaltake公式
自作PCの楽しみの1つは、自分らしいデザインを追求できることです。
そのデザイン性の強化には、アクリルをおすすめします。
アクリルでPC内部をあえて見せることで、おしゃれで個性的なPCになるためです。
なぜならPCパーツのなかには、LEDが搭載されたものや鮮やかな色が施されたものなど、見た目にもこだわった製品があるためです。
ドライブベイの種類・数に応じて選ぶ
ミドルタワーPCケースを利用してPCを自作する場合、事前に取り付けられるドライブベイの種類や数を確認しましょう。
PCケースによっては、ドライブやGPUなどの対応サイズに限りがあったり、ドライブベイのストレージ収納数に上限があったりする可能性があるためです。
HDD・SSDなどストレージを取り付ける場合|2.5インチ・3.5インチベイ
HDDやSSDといったストレージを取り付けるには、3.5インチベイが必要です。
HDDやSSDには、さらに小ぶりな2.5インチベイも発売されています。
しかし、マウンタと呼ばれる部品を利用することで、2.5インチベイのパーツを3.5インチベイに取り付けられます。
このためミドルタワーPCケースを選ぶ際は、3.5インチベイが最低限必要な数を満たしているかを確認しましょう。
DVDドライブ・CDドライブを取り付ける場合|5.25インチベイ
CDやDVDドライブを取り付ける場合、PCケースに必要なのが5.25インチベイです。
5.25インチベイは、略して5インチベイと呼ばれることもあります。
また、カードリーダーやUSBポートなどにも5.25インチベイが採用されているモデルがあります。
そのためミドルタワーPCケースを選ぶ際は、必要な5.25インチベイの数を満たしているかを確認してください。
GPUを搭載する|カードサイズをチェック
GPUを取り付ける予定の方は、GPUのサイズを確認してください。
GPUは大きなサイズのモデルも多く存在しており、横幅が長いモデルや厚みのあるモデルなど、種類によってサイズが異なります。
よくある失敗例として、設置しようとしてもPCケースやパーツ、ファンなどが干渉して取り付けられないことです。
このような失敗を避けるためにも、GPUの取り付けに十分なサイズのPCケースを選びましょう。
冷却性UPする|水冷式ラジエーター搭載かチェック
CPUの冷却方式は、「空冷式」と「水冷式」の2種類があります。
空冷式はファンとヒートシンクによりCPUが発した熱を外に排出します。
一方、水冷式は冷却液を巡回させることにより、CPUを直接冷やす方法です。
水冷式は直接CPUを冷やせることから、空冷式よりも冷却性能が高い傾向にあります。
そのため、CPUを強化するのであれば水冷式を選択するのも1つの方法です。
しかし、空冷式ではファンとヒートシンクがいるのに対して、水冷式では冷却液やラジエーター、ポンプなどが必要です。
つまり、PC内部に組み込む内容が異なるため、水冷式にするのであれば、対応したPCケースを選ぶ必要があります。
メンテナンスを簡単にしたい|工具不要・裏配線対応かチェック
PCケースを選ぶ際は、日常的なメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
例えばドライブベイなどのストレージを取り付ける際は、ドライバーなどの工具が必要となって手間がかかることも多いです。
そのため、頻繁にパーツを付け直しする方やメンテナンスを少しでも楽にしたい方は、工具を使わずに取り付け・取り外しのできるパーツを選ぶのがおすすめです。
また、取り付けるパーツが増えてくると配線まわりがどうしても雑多になってしまうこともあります。
この場合は、裏配線に対応しているPCケースを使用することでケーブルを背面に回すことができ、内部もきれいな見た目になります。
フロントパネルに必要な端子が搭載されているかチェック
PCケースで端子の使いやすさに影響するポイントは、前面もしくは上部にどのような端子を接続できるかです。
一般的なPCであれば、背面と前面に端子を接続できます。
ディスプレイやキーボード、マウスといった常に接続する機器については、背面に接続されている方が多いでしょう。
一方、前面は抜き差しする端子を接続できると便利です。例えば、USBメモリやイヤホンの端子などです。
このように、頻繁に抜き差しする端子を前面で接続できるPCケースを選びましょう。
【機能性重視】ミドルタワーPCケースのおすすめ
Zalman(ザルマン)「T8」
引用:T8│Zalman公式
内部には3.5インチドライブを2台、2.5インチドライブを4台まで取り付けできる拡張性の高さが特徴のPCケースです。前面には最大240mmの水冷ラジエーターが搭載可能であり、背面には120mmのファンが備わっているため冷却性能もアップしています。
パウダーコーティングによる加工で傷がつきにくく防腐性が向上しているため、耐久性も優れています。
Cooler Master(クーラーマスター)「MasterBox 600」
引用:MasterBox 600│Cooler Master公式
本製品は効率の良いエアフローによる冷却性能の高さが特徴のPCケースです。フロントパネルに施された大型のメッシュ加工によって通気性が向上し、強力なエアフローを確保しています。ケースには最大7個のファンと複数の水冷ラジエーターをそれぞれ搭載することができるため、より冷却性を高めることができます。
最大410mmのグラフィックスカード、最大2個の3.5インチHDD、最大6個の2.5インチSSDを取り付けることができます。そのためゲーミング環境を整えることにも適しており、効率よくメンテナンスができるように簡単に取り外しが可能な設計となっています。
TIMELY(タイムリー)「NZXT H9 Flow」
当製品は、エアフローを重視した加工によって冷却性能を最大限に引き上げられたPCケースです。外観では、右サイドパネルとトップパネルにメッシュ加工が施されてています。
側面と背面には120mmファンを計4基を標準搭載しており、上面と底面には最大合計10基のファンを追加で取り付けられます。加えて上面、側面、底面には最大360mmの水冷ラジエーターも取り付け可能のため、とくに冷却性能を気にしている方にはおすすめです。
Fractal Design(フラクタルデザイン)「Torrent Compact」
引用:Torrent Compact│Fractal Design公式
こちらも高レベルの冷却性能を得られるPCケースとなっており、独特なオープングリルデザインを採用した外観が特徴です。オープングリルの吸気とケースの前面に2基搭載された強力な180mmファンの送風によって、大容量のエアフローを実現しています。
両サイドパネルにはラッチ構造となっており、ダストフィルターや内部パーツのメンテナンスも簡単にできるように設計されています。
ASUS(エイスース)「TUF Gaming GT502」
ケース内部が2つの空間に分かれている「デュアルチャンバー」構造を採用しており、CPU・GPUとストレージ・PSUのそれぞれ独立した冷却ゾーンが設けられています。
カスタマイズによって上部と背面のラジエーターと計13個のファンが装着された状態を構築できるため、適切なエアフローによる高度な冷却性能を生み出せます。
サイドパネルは工具が要らず、上部には持ち運び用のハンドルがついているためメンテナンスも楽です。
CORSAIR(コルセア)「6500X Mid-Tower Dual Chamber PC Case」
引用:6500X Mid-Tower Dual Chamber PC Case│CORSAIR公式
こちらもTUF Gaming GT502と同様に「デュアルチャンバー」構造を採用しており、マザーボード用と電源・ドライブベイ用にスペースが分離されたPCケースです。上面・側面・底面にはそれぞれ水冷ラジエーターが搭載でき、加えて最大10基のケースファンを取り付けることで冷却性能を最大限に引き上げることができます。
仕切られた2つの空間のうち片面が隠れており外観を整えやすく、また「ピラーレス」という支柱の設置が工夫された構造によってケース内部のパーツやLEDファンの彩りが一層映えるように設計されています。
Fractal Design(フラクタルデザイン)「Define R6」
当製品はシンプルな見た目でありながら、耐久性と防音性に特化したPCケースです。トップ、サイド、フロントのパネルには工業用としても利用される高密度の防音素材が使われています。強化ガラスとスチールガラスの組み合わせによって強い衝撃に耐えることができるだけでなく、メタリックな外観がインテリアとしても人気のポイントとなっています。
また、計9個のファンと最適化されたエアフロー設計の相乗効果により冷却性能も向上しています。内部には計6台のドライブスペースが搭載でき、拡張性も十分に満足ができます。
Cooler Master(クーラーマスター)「MasterBox CM694 TG」
引用:MasterBox CM694│Cooler Master公式
本製品は拡張性の高さと圧倒的なストレージの収納力が特徴のPCケースです。
3.5インチHDDと2.5インチSSDをそれぞれ6台分収納できるドライブケースが搭載されています。さらに、マザーボードトレイ背面には別途SSDが2つ挿入できるブラケットも備わっています。つまり、合計14台のストレージを取り付けられる仕様となっており、非常に大きい容量を確保することができます。
カーブ状のパネルは非常に細かなメッシュとなっており、水冷ラジエーターとの併用により通気性と防塵性もしっかり保証されています。
ASUS(エイスース) 「Prime AP201 MicroATX Case」
引用:Prime AP201 MicroATX Case│ASUS公式
スタイリッシュで容量33LのコンパクトなPCケースでありながら、ATX電源、グラフィックカード、AIOクーラーなどの各種パーツを搭載できる性能の高さが好評となっています。
パネルはなんと57,000個以上のメッシュ加工が施されており、通気性の向上に加えてダストフィルターのような効果も発揮するのも特徴の一つです。サイドパネルも工具なしで取り外し可能なため、お手入れも簡単です。
Antec(アンテック)「DF700 FLUX」
当製品はゲーミングPCケース用としてとくに冷却を重視したものであり、なんといってもエアフロー性能の高さが人気となっています。120mmの冷却用のファンが5つ装備されており、特許も得ているメーカー独自の冷却構造によって性能を向上しています。
通気性を高めるために設けられた複数の通気口には防塵フィルターか備えられており、トップパネルは全面に通気口が施されているため抜群の排熱性を要しています。
【デザイン重視】ミドルタワーPCケースのおすすめ
CORSAIR(コルセア)「iCUE 4000D RGB AIRFLOW」
参考:iCUE 4000D RGB AIRFLOW Mid-Tower Case│CORSAIR公式
外観はホワイト基調のシンプルさがあり、さまざまな空間に合うおしゃれなデザインのPCケースです。配線用のチャンネルも25mmと比較的大きめとなっており、主要なケーブルを一まとめにできるためにとてもすっきりした見た目を維持できます。
内部には最大6基のファンを、前面と天井面にはラジエーターをそれぞれ装着できるため、冷却性能についても優れています。カスタマイズも簡単であるために初めての自作PC用として選ぶ方も多く、高い支持を得ているようです。
Cooler Master(クーラーマスター)「MasterBox 540」
カラフルな色彩を放つARGBストリップライトを搭載したPCケースです。付属のコントローラーによって好きなカラーテーマに変更することもできるため、遊べるPCケースとして見た目の楽しみに特化した点が特徴です。
サイドパネルやトップパネルの着脱も簡単のため、メンテナンスやシステムのアップグレードも簡単におこなうことができます。
最大7基の120mmファンに加え、トップとフロントには最大で360mmのラジエーターを搭載できて拡張性も高くなっています。
Fractal Design(フラクタルデザイン)「Define 7 Compact White TG」
参考:Define 7 Compact│Fractal Design公式
現代的で非常にシンプルな外観のPCケースでありながら、コンパクトかつ使いやすいデザインとなっています。サイドパネルには強化ガラスが利用されており、内部のデザインのカスタマイズも可能です。
サイドパネルが簡単に取り外せるようになっており、あわせてトップフレームを取り外すことでケース内部のメンテナンスが非常に楽な構造です。静音性を上げたい場合はスチールパネルを、エアフローの性能を上げたい場合は換気パネルをトップパネルに設置することで対応可能です。
MSI(エムエスアイ)「MAG FORGE 110R」
こちらは比較的安価でありながらも、性能面がしっかり担保されていると人気のPCケースです。
アクリル製のサイドパネルとARGBライティングによる華やかな外観が、製品のキャッチコピーとなっている「ゲームを支配する」ような空間を作り出します。
また最大6台のファンを搭載できることに加え、フロントとトップのそれぞれが水冷クーラー対応となっているため冷却性能も優れています。
TIMELY(タイムリー)「NZXT H5 ELITE」
細部までワンカラーにこだわった本製品はスタイリッシュな形状をしており、別途追加できるRGB発光パーツを最大限に際立たせるデザインとなっています。
また、標準装備の発光ファンだけでなく、同社が製造する別売りの発光ファン「KRAKEN」「T120」なども対応しているため発光パターンを自由に変えることができます。
さらにコントローラーの操作によって、発光カラー、発光速度、発光パターンなどを簡単に決定することができます。
Zalman(ザルマン)「Z3 Iceberg White」
多角形により「氷山」をイメージして作られたミドルPCケースです。構成要素を最小限に抑えられており、非常にすっきりしたデザインとなっています。サイドパネルには強化ガラスを採用しており、内部に組み込んだパーツのイルミネーションを見て楽しむこともできます。
標準装備されているRGBファンのほか、マグネット式で着脱可能なLEDコントローラーを装備しています。自由にライティングのカスタマイズがおこなえるので、とくに色彩にこだわる方にとっては魅力の機能となっています。
Thermaltake(サーマルテイク)「H200 TG RGB Snow」
参考:H200 TG Snow RGB│Thermaltake公式
コスパが高く、見た目も格好良いと評判のPCケースです。フロントパネルとロゴ部分にRGBライトを搭載しており、19種類のライティングモードの切り替えが可能となっています。
左サイドはスイングドアパネル仕様となっており、内部パーツの交換やメンテナンスが容易です。材質は強化ガラスを採用しているため、内部パーツのLEDやファンのカラーの鮮やかさを堪能できる一品です。
Fractal Design(フラクタルデザイン)「North XL」
高いエアフローを維持しつつもデザイン性も担保されたPCケースであり、絶妙な天然の木材と金属のバランスによってインテリアとしても価値のある外観をしています。スタイリッシュ性のあるメッシュを通じた換気が自然な感覚を高めており、多種多様な空間になじむことが人気のポイントとなっています。
内部は他のPCケースよりも広く作られており、直感的にカスタマイズしやすい構造です。E-ATX 、ATX、mATX 、mITXマザーボード対応のため、パソコン自体の性能もカバーできます。
Thermaltake(サーマルテイク)「Versa H26 Black」
引用:Versa H26 Mid-Tower Chassis│Thermaltake公式(英語)
内装のドレスアップがしやすい構造となっており、フルサイズのアクリル製サイドパネルによって見栄えを向上させているPCケースです。ブラックとホワイトの2色があり、部屋の色彩にあわせたものを選ぶことができます。
値段も非常にリーズナブルであり、余った予算で内部パーツのLEDや水冷クーラント液などのパーツのクオリティを上げることができます。コスパの良さから初心者でも手を付けやすく、評価の高いモデルとなっているようです。
Zalman(ザルマン)「i3 NEO TG Black」
引用:i3 NEO TG Black│Zalman公式(英語)
フロントと片面サイドには2面強化ガラスを採用しており、美しいライティングを楽しむことができるPCケースです。4基のアドレサブルRGBファンとLEDコントローラーを搭載しており、お好みのライティングカスタマイズが可能となっています。
ケース内には最大8基のファンを、ケースの前面には水冷ラジエーターを取り付けることができるため、高い冷却性能を保持できます。フロント、トップ、ボトムには取り外し可能なマグネット式ダストフィルターが備え付けられており、メンテナンス面においても高い効果を発揮します。
まとめ
PCケースの選び方について詳しく解説してきました。
最後にこの記事をまとめると、以下のとおりです。
- とくに初心者は自作がしやすい「ミドルタワーPCケース」がおすすめ
- 重視する3つの特徴は「静音性」「冷却性能」「デザイン性」
- ドライブベイの種類や数に応じたPCケースを選ぶ
- メンテナンスのしやすさや端子の位置についてもチェック
ミドルタワーPCケースは大きすぎず小さすぎないサイズ感なので、自作PC初心者の方にもおすすめです。
自身が求めているスペックと複数あるポイントを比較しながら、どのPCケースが一番合っているかを判断して購入を検討しましょう。
この記事が少しでもお役に立てましたら幸いです。
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