冷蔵庫の修理が必要になった!どこに頼む?修理代はどのくらい?

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下取りガイド 望月
冷蔵庫
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「昨日まで使えていたのに、急に冷蔵庫が冷えなくなってしまった」
「冷蔵庫から水漏れや、異音がするようになってしまった」

など、冷蔵庫は日常を支える大事な家電なので、使えなくなってしまったら困りますよね。

まずは結論からお伝えすると、冷蔵庫は修理に出さなくても自分で解決できることが多い家電になります。

そのため、本記事で紹介している対処法を一度試してみて、それでも直らないようであれば修理に出すという流れがよいでしょう。

これらの結論のほかに「冷蔵庫の故障トラブルの種類」「メーカーごとの修理代」「修理か買い替えの判断基準」などについて、解説しています。

冷蔵庫を修理に出すべきかどうかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

冷蔵庫の修理が必要になった!自分で直せるの?

まずは、冷蔵庫の修理はどのように対応すればよいかを解説していきます。

家電の修理費用は1〜3万円を超えることもめずらしくないため、可能なら、自分で修理することで対応したいですよね。

そこで「自分でできる場合の修理」「専門業者に依頼したほうがいい場合の修理」について、これからお伝えしていきます。

自分で修理できる場合

自分で修理できるのは、次のような症状になります。

これらの症状をすべて解決できるわけではありませんが、少し意識するだけで解決することも多いです。

次の項目でこれらの詳しい説明・対処法について解説しています。そちらもあわせてご覧ください。

専門業者に依頼したほうがいい場合

専門業者に依頼したほうがいいのは、先ほどの症状以外。

もしくは、これから紹介する対処法では直らなかった場合に専門業者に依頼するのがよいでしょう。

冒頭でもお伝えしましたが、冷蔵庫は家電の中でも比較的、自分で解決しやすいのですよね。

まずはあせらずに対処してみて、それでも直らない場合は修理代などを参考にし、専門業者に修理を依頼しましょう

よくある冷蔵庫の故障トラブルを確認してみよう

次に、よくある冷蔵庫の故障トラブルを4つ紹介していきます。

故障トラブルの内容と共に、カンタンな対処法についてもお伝えしています。

自分で解決できるトラブルもあるため、当てはまるものがあれば一度試してみてください。

1. 冷蔵庫が冷えない

1つめは、冷蔵庫が冷えないことです。

冷蔵庫が冷えないのは、次の5つが原因であるケースがほとんどです。

  • 冷蔵庫のコンセントが抜けている
  • 食品の詰めすぎで冷気が循環していない
  • 温度設定が「弱」になっている
  • 放熱スペースを確保していない
  • 熱々の料理を入れるなど、庫内の温度を上げてしまっている

これらの原因は、自分で解決できるものも多いですよね。

たとえば、冷蔵庫は食品の詰めすぎによって冷気が循環しなくなり、冷蔵庫が冷えない原因につながってきます。

この場合は古くなった食品を処分するなどして、冷蔵庫の容量を7〜8割におさえることで解決します。

他にも温度設定が「弱」で思うように冷えないのであれば、冷蔵庫を涼しい場所に移動させる。もしくは、「中」か「強」に変更することで解決することが多いです。

詳しくは、下記の記事でも紹介しています。

冷蔵庫が冷えないことでお悩みの方は、参考にしてみてください。

冷蔵庫が冷えない原因と簡単な対処法とは?修理費用もあわせて解説

2. 冷蔵庫から異音がする

2つめは、冷蔵庫から異音がすることです。

基本的に冷蔵庫からは、ファンの冷却音などがするものですが、いつもは鳴らないような異音が頻発していたら故障をうたがいましょう。

区別は付きにくいかもしれませんが、故障となる異音は次の5つになります。

  • ブーン
  • キーン
  • カラカラ
  • キュルキュル
  • ガタガタと何かが振動している音

こちらも、詳しくは下記の記事で紹介しています。

冷蔵庫からの異音が気になっている場合は、こちらを参考にしてみてください。

▶冷蔵庫の音がうるさい時に取るべき4つのステップ!異音別に原因紹介

3. 冷蔵庫が熱い

3つめは、冷蔵庫の側面などが熱くなることです。

これもよく故障トラブルとして名前が挙がるのですが、故障ではないケースがほとんどです。

というのも、冷蔵庫は「周囲の温度よりも10〜20度熱くなるもの」だからですね。

冷蔵庫の仕組みとして、『インナーコンデンサー方式』と呼ばれるものを採用しています。

この方式は、冷蔵庫の中を冷却するかわりに外に放熱する仕組みになっているため、必然的に側面などが熱くなっているというわけです。

手で触れないほどの熱くなっているのであれば修理に出す必要がありますが…。

「ちょっと熱いかな?」くらいであれば、正常なので気にしないようにしましょう。

冷蔵庫が水漏れする

4つめは、冷蔵庫が水漏れすることです。

こちらのトラブルは、自分で解決できないケースが多くなります。

理由は「ドレンホース」や「コンプレッサー」と呼ばれる部品に、不備があることで起きるトラブルだからです。

部品に不備が起きているということは、専門家の修理などが必要になってくるというわけですね。

もちろん自分で解決できるケースもありますが、基本的には専門業者に依頼するトラブルであると覚えておきましょう。

冷蔵庫の修理はどこに頼むべき?

次に、冷蔵庫の修理はどこに頼めばよいかを紹介します。

いざ修理が必要になったとしても、どこに頼めばよいかで迷ってしまいますよね。

基本的に依頼する場所は、3つに分かれます。こちらも順番に解説していきます。

1. メーカーに頼む

まずは、メーカーに頼むことです。

こちらは王道の方法になりますね。

たとえば、パナソニックの冷蔵庫はパナソニックに修理の相談をする。日立の冷蔵庫であれば、日立に相談するなど購入元のメーカーに相談する方法になります。

メーカーごとの修理費用は次の項目で紹介しています。そちらもあわせてご覧ください。

2. 購入した家電量販店に頼む

次に、購入した家電量販店に頼むことです。

家電量販店で冷蔵庫を購入しているのであれば、まずはこちらの修理方法を検討することをおすすめしています。

なぜなら、家電量販店にはそれぞれの保証内容を追加していることがあるからですね。

たとえば、大手家電量販店のノジマではメーカー保証とは別に「最大10年の無料保証」を独自で付けています

出典:無料長期保証のご案内|nojima

他の家電量販店でも保証が付いていることはめずらしくありません。

修理に出すことを考えているのであれば、保証書などを一度確認し、使える保証がないかを見てみましょう。

3. 家電修理の業者に頼む

最後に、家電修理の業者に頼むことです。

冷蔵庫に限らず、家電修理を専門にしている業者はどこの地域にもいます。そのような業者に依頼するという方法になりますね。

こちらの業者を使うメリットとしては、修理までのスピードが早いことにあります。

メーカーや家電量販店とは違い、スケジュールを柔軟に決めることができるため、修理が早く終わるというわけですね。

ただし、デメリットとしては「修理保証が使えない」「業者によって割高になる」など、金銭的に高くなる傾向があります。

冷蔵庫の修理が必要であれば、これらの選択肢から自分に合う方法を選んで、修理を依頼しましょう。

冷蔵庫の修理代っていくらかかるの?メーカーの相場

それでは、次に冷蔵庫の修理代を紹介していきます。

ここでは、大手家電メーカーである「日立」「東芝」「パナソニック」の3社の修理代について記載しています。

もし、該当する修理先がないとしても1つの目安にはなるはずなので、参考にしてみてください。

日立

日立の修理代は、以下になります。

症状 修理代
庫内灯がつかない 14,000〜48,000円
冷えない/冷えが悪い(庫内灯もつかない) 43,000〜120,000円
冷えない/冷えが悪い(庫内灯はつく) 27,000〜120,000円
冷蔵庫が冷えすぎる/食品が凍る 38,000〜48,000円
自動製氷器で氷ができない 22,000〜48,000円
真空チルド室が真空にならない 27,000〜48,000円
冷蔵ドアが閉めても開いてくる 20,000〜24,000円
冷蔵ドアが閉まらない 22,000〜30,000円
運転音が大きい 27,000〜120,000円
異常な音がする 27,000〜120,000円

※2023/9/28時点の調査結果です

出典:修理料金の目安一覧|HITACHI

東芝

東芝の修理代は、以下になります。

症状 修理代
冷蔵室が冷えない 13,000〜35,000円
冷凍室が冷えない 13,000〜96,000円
冷蔵室・冷凍室が冷えない 1,000〜96,000円
水もれする・霜がつく 19,000〜,000円
自動製氷で氷ができない 19,000〜21,000円
タッチオープンドアで開かない 15,000〜19,000円

※2023/9/28時点の調査結果です

出典:冷蔵庫 出張料金概算料金表|TOSHIBA

パナソニック

パナソニックの公式サイトには修理代一覧がなく、「修理診断ナビ」と呼ばれるシステムでおおよその代金を算出しています。

そのため一覧での表記はありませんが、パナソニックの冷蔵庫「NR-B17DW(2021年製)」の修理代を記載させていただきました。

下取りチェッカー

出典:168L パーソナル冷蔵庫 NR-B17DW | Panasonic

ぜひ、参考にしてみてください。

症状 修理代
庫内灯がつかない 13,000円
冷蔵室が冷えない 19,000〜21,000円
冷凍室が冷えない 21,000円
冷蔵室・冷凍室が冷えない 19,000〜58,000円
冷えすぎる/食品が凍る 19,000円
霜がつく(冷蔵室) 17,000円
音(異常音/音声)のトラブル(音が大きい) 21,000円
傷/割れ/変形 34,000円

※2023/9/28時点の調査結果です

出典:修理診断ナビ|Panasonic

修理か買い替えか迷ったときの判断基準

いざ、冷蔵庫を修理するとなったときに「買い替えたほうが安いんじゃないか」と、考える人も多いのではないでしょうか?

そこで、修理と買い替える場合の判断基準をこれから解説していきます。

修理の場合

修理を依頼する判断基準は、次の2つになります。

  • 保証期間内であるかどうか
  • 買い替えるよりも、修理代のほうが大幅に安くなる場合

メーカー保証はもちろんなのですが、これまでにお伝えしてきたように家電量販店が独自に付けている保証も存在します。

購入してから数年経っていると意外と忘れてしまい、選択肢から外れてしまっていることも多いのですよね。

必ずメーカー以外の保証も確認し、保証期間内であれば無料で修理を依頼するようにしましょう。

また、修理代のほうが大幅に安くなる場合です。

たとえば、1年前に製造された大型冷蔵庫が故障したのであれば、買い替えよりも修理に出したほうが安く済むケースがほとんどです。

「購入からあまり日が経っていない製品」「10万円以上の大型冷蔵庫(同じく購入から日が浅いもの)」などであれば、修理に出すことをおすすめしています。

買い替えの場合

次は、買い替える場合の判断基準になります。

こちらの判断基準は、次の2つです。

  • 保証期間外であること
  • 修理代よりも、買い替えのほうが安くなる場合

保証期間外であれば、1〜3万円以上の修理代がかかってしまいます。

保証期間が切れているということは、それなりの年月を使っていて冷蔵庫の寿命も近いはずなので、買い替えたほうが少ない出費で済むケースがほとんどでしょう。

また、修理代よりも買い替えのほうが安くなる場合です。

「冷蔵庫が冷えない」などのトラブルが起きると、約10万円の修理代が発生することがあります。

約10万円も修理代に支払うのであれば、買い替えたほうがトータルでお得になることが多そうですよね。

全体の出費を考えてみて、お得なほうを選べるようにしましょう。

冷蔵庫の寿命が来る前に買い替えを検討する

また、冷蔵庫の寿命が来る前に買い替えを検討することもおすすめしています。

冷蔵庫の寿命は、およそ13年と言われています。

参考記事:長く使い続けるそのために〜知っておきたい家電製品の寿命

寿命まで大切に使うことも1つですが、動作に問題がないときに下取りに出してお得に買い替えるというのも、最近では人気の方法になります。

家電量販店のノジマでは「下取りチェッカー」というツールを導入しているため、楽に下取りから買い替えまでをおこなうことができます。

下取りチェッカー

たとえば「パナソニックの5ドア冷蔵庫」を下取りチェッカーで査定した場合、1,500〜54,500円の下取り価格が付いています。

※2014年以降に製造されたものが買取対象

冷蔵庫を買い替えるときに2〜3万円分が値引きされて、購入できたら嬉しいですよね。

LINE、もしくはWEBから60秒以内に査定できるという手軽さと、中古相場のデータをもとに算出しているため、下取り価格もしっかりしているという特徴もあります。

大型家電はフリマアプリでの販売も難しくなるため、ぜひ気になった人は使ってみてください。

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まとめ

今回は冷蔵庫の修理が必要になるケースや故障トラブルの種類、メーカーごとの修理代などについて解説させていただきました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • 冷蔵庫のトラブルはその場で解決しやすいものが多い
  • 解決しない場合は「メーカー」や「家電量販店」「家電修理の業者」に修理を依頼する
  • メーカーの修理代は最低1万円、最高で12万円ほどかかる
  • 冷蔵庫が保証期間内であれば、修理。保証期間外であれば、買い替えを検討する
  • 寿命が来る前に下取りに出して、お得に買い替えることも人気である

繰り返しにはなりますが、冷蔵庫は生活を支える大事な家電です。

冷蔵庫が使えないという期間をなくすためにも、本記事を参考にして、修理か買い替えを計画的におこないましょう。

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