ロードバイクのメンテナンス頻度は?自分で行う方法と注意点

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下取りガイド Admin

ロードバイクを安全で快適に乗り続けるためには、日頃のメンテナンスは欠かせません。メンテナンスを怠ってしまうと、ロードバイクが十分に性能を発揮できないうえ、安全に運転できない場合もあります。

しかし、メンテナンス方法がわからず、そのまま乗り続けている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ロードバイクのメンテナンスについて紹介します。メンテナンスの頻度や方法、注意点などを解説するので、ロードバイク初心者の方やメンテナンスをやったことがない方は、ぜひご覧ください。

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ロードバイクのメンテナンスはどのくらいの頻度で行うべき?

ロードバイクは乗るたびにメンテナンスをするのが理想です。しかし、日々忙しい中では現実的ではありません。

パーツの耐久性や作業内容、重要度などに応じて、目安となる頻度があるのでメンテナンス箇所に応じた頻度でメンテナンスを行いましょう。

たとえば、タイヤの空気圧なら週に1、2回、ブレーキなら半年に1回の頻度です。

あくまで目安ではありますが、この記事で紹介する頻度でメンテナンスを行っていけば、愛車を長く快適に乗り続けられます。

以下にてメンテナンス箇所や方法と一緒に頻度も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ロードバイクでメンテナンスする箇所と方法

ロードバイクでメンテナンスする箇所と方法について紹介します。

主なメンテナンス箇所とメンテナンス方法は下記のとおりです。

メンテナンス箇所 方法
タイヤ 空気圧を週に1、2回確認
指で押してへこむなら、空気を入れる
極端に空気が少ない場合はパンクなどの不具合がないか確認
チェーン 最低月に1回洗浄・注油を行う
※汚れが目立つ場合にも洗浄・注油を行う
ブレーキ ブレーキシューを半年に1回程度で交換
異音がする場合も点検
各ボルト 六角レンチ(トルクレンチ)で緩んでいないか確認
車体 乗車後、都度ウエスなどで汚れを拭き取る
悪天候時はタイヤ周りを重点的に行う
洗車 拭き掃除でも汚れが取れなくなったら行う
水やクリーナーを使ってしっかり汚れを洗い落とす

それぞれ詳しく紹介します。

タイヤの空気圧は週1,2回程度

タイヤの空気圧は週に1、2回確認しましょう。

ロードバイクのタイヤは高圧な空気が入っており、適切な空気圧で走らないと、乗り心地やパンクのしやすさに影響します。空気が減りすぎた状態で走っていると、タイヤの寿命を縮めることもあるため注意が必要です。

通勤や通学などで毎日ロードバイクに乗っている方は、週に1〜2回は空気圧を確認するのがおすすめ。休日のロングライドやサイクリングに出かける前にも、チェックしておくと安心です。

タイヤが指で押してへこむようなら、空気を入れましょう。

もし、極端に空気が減っている場合は、バルブに不具合があったり、パンクが発生していたりするため、空気を入れてご確認ください。

なお、タイヤごとに適切な空気圧が決まっているので、確認したうえで空気を入れましょう。

チェーン洗浄は最低でも月1回行う

チェーンの洗浄は、最低でも月に1回は行いましょう。定期的にチェーンを洗浄することで、快適にロードバイクを楽しめます。

舗装された道路であっても、走るだけでチェーンオイルに砂やホコリが付着してしまいます。汚れが付着した状態で走り続けると、チェーンやギアに負担がかかり、ロードバイク自体が劣化してしまう原因になることもあるため、注意が必要です。

チェーン洗浄の頻度は、理想はロードバイクに乗るたびに行うことが理想ですが、現実的ではありません。

そのため、最低でも月に1回はチェーンを洗浄しましょう。加えて、チェーンの汚れが目立つ場合もできるだけ洗浄するのがおすすめです。

チェーン洗浄については、下記の記事で詳しく解説しています。洗い方や注意点、おすすめのクリーナーなどを紹介しているので、ぜひご覧ください。

https://sitadori-checker.jp/road-bike-chain-cleaning

ブレーキが正常に作動するか

ブレーキが正常に作動するかも定期的に確認する必要があります。ロードバイクは初心者でも20km/h以上のスピードが出るため、ブレーキが正常に動作することが安全な走行に欠かせません。

長く乗っていると、ブレーキシュー自体が摩耗してくるので、定期的な交換が必要です。交換の目安は半年に1回程度。ただし、ロードバイクに乗る頻度によって、消耗の程度が異なるため、ブレーキシューの溝の深さが1mm程度になっても交換するのがおすすめです。

また、ブレーキの際に異音がする場合にも注意が必要です。ブレーキシューに異物が刺さっている可能性があり、そのまま使用しているとリムを傷つけてしまいます。ブレーキシューを確認し、異物があったら除去してください。

各ボルトが緩んでいないか確認する

車体の各ボルトが緩んでいないか定期的に確認しましょう。走行中の振動により、ボルトが緩んでしまうことがあります。

緩んだまま走行するとガタつきが出てしまうため、快適に走行するためにもボルトが緩んでいないか確認するのがおすすめです。

確認箇所はハンドル・ステム周り・シーポスト・ブレーキ・クイックリリースなど。六角レンチ(トルクレンチ)を使って、定期的に確認しましょう。

頻度については、チェーン洗浄やブレーキシューの交換など、他のメンテナンスのタイミングで一緒に確認すると良いでしょう。

車体の拭き掃除は乗車後に都度する

ロードバイクの車体は、乗車後に都度拭き掃除を行いましょう。

フレーム全体の汚れやホコリを、固く絞ったウェットタオルやウエス(雑巾やボロ布など)を使って拭き取ります。乗車するたびに拭き取っておくと、汚れが溜まらず気持ちよく走れます。

特に悪天候や悪路を走った後などは、タイヤ付近に汚れが溜まっているので、しっかり拭き取りましょう。

定期的に洗車する

拭き掃除でも取れない汚れが目立ってきたら、水などでしっかり洗車しましょう。定期的に車体を水洗いすることで、新車のような美しさを保つことが可能です。

洗車の際には、メンテナンス用のスタンドがあると作業しやすくなります。油汚れが床に落ちるとしみになるため、保護マットやダンボールなどで養生しておくのがおすすめ。

洗車は油汚れの多い、チェーンやディレーラーといった駆動系からはじめます。チェーンクリーナーとハケを使って汚れを落とします。

次に車体全体に水をかけ、バイクウォッシュか薄めた中性洗剤とスポンジなどで洗います。水で洗う際には、ヘッドパーツやハブ、ボトムブラケットなど、中に水が侵入する部分に水を強くかけないようにご注意ください。

車体についた水分をマイクロファイバークロスなどで拭き上げながら、傷のチェックの有無をチェックし、最後に注油を行って終了です。

洗車するとチェーンオイルなどは流れてしまうため、洗車後の注油を忘れずに行いましょう。

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ロードバイクのメンテナンスを自分で行うときに注意すること

ロードバイクのメンテナンスを自分で行う際には、下記の4点にご注意ください。

それぞれ詳しく紹介します。

換気のできるところで作業する

メンテナンスは屋外で作業するのがおすすめです。屋内で行う場合は、換気のできる場所を確保するようにしましょう。換気できない場所だと、健康を害するおそれがあります。

チェーンの洗浄や洗車の際に使用するクリーナーは、スプレータイプが主流です。クリーナーの成分は揮発性が高いものがあり、換気できない場所だと、溶剤を吸い込んでしまうおそれがあります。大量に吸い込むと、頭痛がしたり、気分が悪くなったりすることがあるため、注意が必要です。

安全にメンテナンスを行うためにも、十分に換気ができる場所で作業するようにしましょう。

パーツの裏表を確認する

メンテナンスや洗車、パーツ交換の際に、パーツの裏表を確認しましょう。

たとえば、チェーンには裏表があるものとないものがあるので、間違えないように注意が必要です。裏表を間違えて取り付けてしまうと、チェーンが落ちやすくなったり、変速性能が悪くなったりしてしまいます。

シマノ製品の場合は、チェーンに文字のある面が表で、文字のない面が裏です。両面に文字がある場合は裏表がないので、どちらの面を表にして取り付けても問題ありません。

チェーンに限らず、パーツの裏表を正しく取り付けていないと、性能が発揮されないおそれがあるので、ご注意ください。

ボルトの締め付けを適切にする

ボルトは緩んだり、締め付けすぎたりせず、適切な締め付けトルクで締める必要があります。緩むとガタつきが出て、締め付けすぎるとボルトが伸びて固定力が弱くなってしまうからです。

ロードバイクでは各パーツで適切な締め付けトルクの目安が決まっています。締め付けトルクは、各パーツで決められた締め付けの力加減のこと。パーツごとに適切な締め付けトルクでボルトを締めることにより、ロードバイクがしっかり固定されます。

ボルトの締め付けには、トルクレンチを使用するのがおすすめ。

トルクレンチは、締め付ける強さを事前に設定したり、どのくらいの力で締め付けているのか可視化したりできる機能がついているレンチの一種です。

トルクレンチを使えば、誰でも適切な締め付けトルクでボルトを締められるので、用意しておくと間違いありません。

わからない場合は専門店にメンテナンスを依頼する

どのようにメンテナンスをすればよいのかわからない場合は、専門店にメンテナンスを依頼するのがおすすめです。

タイヤの空気圧や車体の拭き掃除ならできても、チェーンの洗浄やブレーキのチェック方法がわからないという人も多いのではないでしょうか。

わからないままメンテナンスをしても、逆に車体やパーツを傷つけてしまう危険があるため、やり方を理解したうえで作業する必要があります。

やり方がわからない場合は、専門店にメンテナンスを依頼しましょう。確実にバイクが整備されますし、パーツの消耗具合なども教えてもらえます。

わからないうちは専門店に頼って、徐々に自分でメンテナンス方法を覚えていくのがおすすめです。

ロードバイクをメンテナンスしないとどうなる?

ロードバイクをメンテナンスしないと、各パーツが消耗して傷んでしまいます。

傷んだロードバイクに乗り続ければ、突然タイヤが裂けたり、チェーンが切れたり、ブレーキが正常に動作しなくなったりする可能性があり、非常に危険です。

特にロードバイクはかなりのスピードが出る乗り物なので、ブレーキのメンテナンスを怠ると、思わぬ事故になりかねません。

定期的にメンテナンスをしてあげれば、ロードバイクを長く安全に乗ることができます。簡単なメンテナンスだけでも、覚えておくと良いでしょう。

もし長期間メンテナンスをしていないのであれば、専門店でメンテナンスを依頼し、車体や各パーツを整備してもらうのがおすすめです。

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まとめ

ロードバイクのメンテナンスについて紹介しました。最後に記事の内容を振り返ります。

  • ロードバイクはパーツや作業内容に応じた適切な頻度でメンテナンスを行う
  • 箇所に応じて毎日や半年に1回などさまざま
  • メンテナンス箇所はタイヤ、チェーン、ブレーキ、ボルト、車体など
  • メンテナンスの際には換気のできる場所で作業しないと危険
  • パーツの裏表やボルトの締め付けトルクも確認
  • わからない場合は専門店に依頼する
  • メンテナンスをしないと、思わぬ事故に遭う危険がある

ロードバイクのメンテナンスは、日頃から行える簡単なものから、手間のかかるものまでさまざまです。定期的にメンテナンスを行うことで、ロードバイクに長く快適に乗り続けられます。

難しそうだと感じる場合は、最初は簡単なメンテナンスから覚えていき、手間のかかるメンテナンスは専門店に依頼すると良いでしょう。

ロードバイクのメンテナンスをやったことがない方は、ぜひこの記事を参考に、メンテナンスにチャレンジしてみてください。

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