【2024年7月】 Androidの下取りはどこに依頼する?大手キャリア5社を比較

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下取りガイド 望月

「Android端末が古くなってきたから、そろそろ買い替えたい」

「キャリアに下取りに出したいけど、最も高く買取ってくれるのはどこだろう」

など、Androidは下取りに出すことができるので、どうせなら高く買取ってくれるお店に依頼したいですよね。

結論からお伝えするとAndroidを下取りに出すなら、今現在であればソフトバンクが最も高く買取ってくれることがわかりました。

ただし、下取り価格の還元方法が限られているなどのデメリットもあるので、価格以外の面も見ることが重要になります。

本記事ではこのあたりの内容を含めて、大手5社の下取り価格を掲載しています。

Androidの下取りをどこに依頼すればいいかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

Androidの下取りとは

Android の下取りとは、古いAndroid と新しいAndroid を下取り価格で交換するサービスのことです。古いAndroidスマートフォン を携帯ショップや家電量販店などの販売業者に持ち込んで製品の価値を査定した後に、査定額に応じて新しいAndroid との差額分で商品を安く購入できます。

下取り価格は機種や使用年数、状態によって変わります。下取り査定のポイントは、機器の動作確認や美観のチェックなどです。 下取りサービスによって、古いAndroidスマートフォンを手間なく処分し、新しいAndroid スマートフォンを安く手に入れることができます

下取りは、製品の処分や買い替えをスムーズに行うだけでなく、新しい製品の購入を促進するための販売戦略としても利用されます。

関連記事:下取りとは?買取との違いを徹底解説! 

Androidの下取りはどこに依頼したらいい?5社を比較してみた

まずは、Androidの下取りはどこに依頼すればいいのかを解説していきます。

筆者が大手5社を調査したところ、下記の結論になりました。

  • 下取り価格を重視するなら「ドコモ」
  • 還元方法を重視するなら「ソフトバンク」「楽天モバイル」

もちろん契約プランなども関わるので一概には言えませんが、条件だけで選ぶなら上記のキャリアを選ぶのがよいでしょう。

上記のキャリアを選んだ理由がわかるように、それぞれのメーカー・キャリアの下取り価格や特徴を次でまとめています。

こちらも合わせて、参考にしてみてください。

Androidの下取りをおこなうメーカー・キャリアを比較

それでは、Androidの下取りをおこなってくれるメーカー・キャリアの下取り価格を比較していきます。

今回比較するのは、下記の5社になります。

  • ドコモ
  • au
  • UQモバイル
  • ソフトバンク
  • 楽天モバイル

これから比較していくのですが、先に大手5社の下取り価格や還元方法などを表にまとめてみました。

比較に使用した機種と、それぞれの表は以下になります。

  • Xperia 5 Ⅱ SO-52A(2020年11月12日発売機種)

出典:Xperia 5 Ⅱ|Xperia公式サイト

 

  • Xperia 5 Ⅱ SO-52A 下取り価格一覧

キャリア

最大下取り価格

キャンペーン

還元方法

ドコモ

16,000円

機種代金の値引き(dポイント)

au

15,400円

機種代金の値引き

UQモバイル

15,400円

機種代金の値引き

ソフトバンク

19,200円分のポイント
または
機種代金値引き18,720円

PayPayポイント
または
新規購入の値引き

楽天モバイル

13,860円(NTTドコモ)

楽天キャッシュ(※1)

※2024年7月の調査結果

※1 こちらの機種は他キャリアのモデルのみ下取りあり

下取り価格を比較したところ、下取り価格が高いのは「1位:ソフトバイク」「2位:ドコモ」「3位:au、UQモバイル」「5:楽天モバイル」の順になりました。

このあたりの特徴を含めて、これから解説していきます。

ドコモ

ドコモは、今回比較した5社の中で2番目に高い下取り価格となっていました。

最大下取り価格

キャンペーン

還元方法

16,000円

機種代金の値引き(dポイント)

他の機種(AQUOS R6 SH-51B)で下取り価格に差が出るかを調査してみたところ、次のような結果となりました。

  • AQUOS R6 SH-51B(2021年6月25日発売機種)

出典:AQUOS R6 SH-51B|シャープ

キャリア

最大下取り価格

ドコモ

19,100円

au

18,700円

UQモバイル

18,700円

ソフトバンク

14,400円

楽天モバイル(※1)

16,550円

※1 こちらの機種は他キャリアモデルのみ下取り

このように機種によっては下取り価格が一番高いこともあるのがドコモの特徴です。

契約プランなどを考慮せず、下取り価格だけで判断するのであれば、ドコモも候補に入れていいのかもしれませんね。

さらに、ドコモでは下取り価格を強化するキャンペーンを不定期で開催しています。

キャンペーン対象機種になると、普段の下取り価格よりも5,000〜30,000円が増額されるため、下取りに出す前には必ずチェックしておきましょう。

au

auは、今回比較した5社の中で2番目に高い下取り価格となっていました。

最大下取り価格

キャンペーン

還元方法

15,400円

機種代金の値引き

下取り価格は高めではありますが、auの下取りは「他社からの乗り換えに限定」されることを覚えておきましょう。

つまり、auで購入した機種をそのままauに下取りに出しても、下取り価格は適用されないので注意してください。

UQモバイル

UQモバイルは、5社の中でauと同様2番目に高い下取り価格となっていました。

最大下取り価格

キャンペーン

>還元方法

15,400円

機種代金の値引き

auのサブブランドとして展開されているUQモバイルですが、下取り価格は同じ結果となりました。

また、下取り条件もauと同様に「他社からの乗り換えに限定」されています。

もし、UQモバイルを使っていて、下取りに出す予定であれば、UQモバイル以外に乗り換えを検討してみてください。

ソフトバンク

ソフトバンクは、今回比較した5社の中で1番高い下取り価格となっていました。

最大下取り価格

キャンペーン

還元方法

19,200円分のポイント
または
機種代金値引き18,720円

PayPayポイント
または
新規購入の値引き

ソフトバンクのメリットは、還元方法が機種代金の値引きだけではなくPayPayポイントの還元を選べることです。

PayPayを利用できるお店も多いので、下取り価格の使い道を広げられるのは嬉しいポイントになりますね。

また下取り条件も限定されていないため、ソフトバンクで購入した機種を下取りに出すことも可能です。

いくつかの使いやすいポイントを備えているので、おすすめできるキャリアの1つになります。

楽天モバイル

楽天モバイルは、今回比較した5社の中で最も低い下取り価格となっていました。

※ちなみに今回比較したモデルは、楽天モバイルでリリースしているモデルが該当しなかったため、ドコモの機種を下取りに出した場合でした。

最大下取り価格

キャンペーン

還元方法

13,860円

楽天キャッシュ

ただし、最も低い下取り価格にはなっていますが、楽天モバイルも「楽天キャッシュ」で還元されるメリットがあります

楽天キャッシュは、楽天市場や楽天ペイなどのサービスで使うことができるので、下取り価格を幅広く使うことができます。

また下取り条件も下記の2つのみであるため、気軽に利用できるのも嬉しいポイントになりますね。

  1. RakutenIDを保有する楽天会員であること
  2. 満18歳以上であること

店頭、オンラインショップの下取りの違い

Androidの下取りは店頭かオンラインショップでおこなえるのですが、基本的にどちらを選んでも価格差はないことを覚えておきましょう。

ただし、価格差はありませんが、下記のようなメリット・デメリットが存在します。

▼店頭で下取りをおこなう場合

メリット…プロの店員さんと確実に下取りを進められる

デメリット…店に出向く手間がある

▼オンラインで下取りをおこなう場合

メリット…わざわざ店に出向かなくていい

デメリット…下取り条件を満たしていないと再度対応が必要

それぞれを参考にして、自分が使いやすい方法を選んでみてください。

Androidの下取りを決めたら準備すること

次に、下取り前に準備することを紹介していきます。

これから紹介する準備ができていないことで、「店頭に再度行くことになる」「オンラインの場合は、再返送が必要になる」などの手間につながります。

1つずつ確認していき、確実に下取りに出せるようにしましょう。

Googleアカウントやペアリング設定を削除する

まずは、Googleアカウントやペアリングの設定を削除することです。

「下取り前には端末を初期化するから、削除しなくてもいいんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、初期化後にはGoogleアカウントのログインを求められることがあります。

つまり、下取りに出したあとの端末購入者に「自分のGoogleアカウントのログイン要求」がされるため、事前に対応しなければいけないというわけです。

また、スマートウォッチなどのペアリング情報も残っていることがあるので、最初にこれらの設定は削除しておきましょう。

参考:Androidでアカウントを追加または削除する

参考:【Androidスマホ】Bluetooth端末を接続・削除する設定方法|ペアリングでイヤホン・PCなどと接続

データのバックアップを忘れないで

次は、データのバックアップをおこないましょう。

連絡先や写真・動画などを新しい端末に引き継ぎたい場合は、下取り前に必ずおこなってください。

GoogleアカウントやSDカードを使うことで、データのバックアップを取ることができます。

参考:Androidのバックアップ・復元方法を解説!

おサイフケータイのデータを初期化

各設定やバックアップが終わったところで、端末の初期化をおこなうのですが、その前におサイフケータイのデータがある方は先に初期化する必要があります。

おサイフケータイのデータは、Felecaチップと呼ばれる端末とは別の箇所に保存されています。

そのため、端末を初期化してもおサイフケータイのデータが残っているため、悪用を防ぐためにも先に初期化を済ませておきましょう。

参考:【初期化】おサイフケータイのリセット・利用状況を未利用にする手順解説

Androidを初期化する

ここまでに紹介した方法を実践したら、あとはAndroid端末を初期化していきましょう。

初期化の手順はデバイスによって異なる可能性もありますが、難しいものではありません。

下記を参考にしながら、初期化をおこなってみてください。

参考:Android の初期化はリスク対策にも。手順や失敗を防ぐための注意点などを解説

SIMカードは外しておく

初期化まで済んだら、最後にSIMカードを外しておきましょう。

店頭で下取りに出す場合は店員さんがやってくれるはずなので、こちらで作業をすることはありません。

ただ、郵送などで下取り機種を送るときにはSIMカードを外しておく必要があります。

こちらも下記を参考にし、必要に応じてSIMカードを外してください。

参考記事:AndroidのSIMトレイを取り出す方法|ピンを失くしたときの裏ワザも紹介・SIMピン

Androidの下取りで査定されるポイント

次は、Androidの下取りで査定されるポイントを紹介していきます。

これから紹介する査定ポイントを知ることで、「下取りに出せる機種なのかどうか」を判断することができます。

Androidの状態などに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

画面割れなど本体の状態

まずは、画面割れなどの状態についてです。

画面が割れているAndroidは、下取り価格が大幅に下がってしまいます。

具体的には画面割れだけであれば、最大下取り額のおよそ3割まで減少します。

ほかにも外壁損傷などもあれば1割に減少、もしくは無料回収を頼むことになることを覚えておきましょう。

ネットワーク利用制限の確認

次に、ネットワーク利用制限の確認です。

ネットワーク利用制限とは、不正な契約・不正な契約をされた端末の接続制限をおこなう制度のことです。

窃盗や詐欺などで不正入手した端末、もしくは分割購入しているにも関わらず料金の支払いを止めてしまった端末などが当てはまります。

これらの条件に当てはまる端末は、下取りに出すことができません。

各社の公式サイトで簡単に調べることができるので、心当たりがある人は確認してみてください。

動作に問題ないか

査定では、動作に問題ないかも確認されるので必ずチェックしておきましょう。

  • スマホの電源は正常につくか
  • 画面は正常に見ることができるか
  • 経年劣化による故障はないか、など…

下取りは買取とは違い、中古品として再販売されることを前提にはしていません。

そのため、故障していても下取り対象にはなるのですが、下取り価格は大きく下がることを覚えておいてください。

Androidを少しでも高く売るためのポイント

最後に、少しでも高く売るためのポイントを解説します。

すでにご存じかもしれませんが、下取り価格が大きく変わることもあるので、ぜひ意識してみてください。

本体をキレイな状態にしておく

下取りに出す前には、必ず本体をキレイな状態にしておきましょう。

査定ポイントは事前に決まっていますが、あくまで査定は人がおこなっています。

そのため、目に見える汚れなどがないほうが査定価格が上がることはよくあるのですよね。

画面や端末に付着した汚れがあれば、下取り前に掃除しておくことをおすすめします。

なるべく早いうちに売る

次に、端末はなるべく早いうちに売ることも意識しましょう。

Androidに限らずですが、スマホは毎年のように新しい機種が発売されています。

特に「Xperia」や「AQUOS」などのシリーズは新しい機種が発表されることで、いわゆる型落ち品となる機種が増えていきます。

時間が経つほど古いシリーズの機種になり、下取り価格も下がってしまうため、なるべく早いうちに売ることをおすすめしています。

まとめ

今回はAndroidの下取り金額や、下取りの査定ポイントなどについて解説させていただきました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • 5社の中で最も下取り価格が高かったのは「ソフトバンク」
  • 次に「ドコモ」、「au」と「UQモバイル」、「楽天モバイル」の順に高い下取り価格となっていた
  • 下取り前に準備すべきことは、Googleアカウントの削除やバックアップ、それぞれの初期化、SIMカードを外しておくこと
  • 下取りの査定ポイントは、本体の状態やネットワークの利用制限などが見られている
  • iPhoneを少しでも高く売るためには、下取り前に本体をキレイにしておくことと早く売ることが重要

Androidは機種によって、下取り価格に差が出やすくなっています。

お得に買い替えるためには下取り先も重要になってくるため、本記事を参考にして、高い下取り価格をつけてくれる買取先を探してみてください。

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