使えないiPadを処分するには?リサイクルの方法から捨てる際の注意点を解説!

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下取りガイド 川辺 あさひ
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「iPadの電源が入らなくなったから処分したい」

「燃えないゴミには出せないみたいだけど…どこにお願いしたらいいんだろう」

など、iPadのようなデバイスを処分する機会は少ないので、どのように処分すればいいか迷ってしまいますよね。

結論からお伝えすると、iPadは「小型家電回収ボックス、もしくはアップルストアに持ち込むか」「Appleの宅配リサイクル」の処分がおすすめになります。

ただし、処分する予定のiPadが高く売れたというケースもあるため、本記事では処分方法とあわせて買取先も紹介しています。

壊れたiPadの処分で困っている人は、ぜひ参考にしてください。

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iPadを手早く処分する方法

iPadの処分方法は、以下の3つになります。

  1. 小家電回収ボックスに入れる
  2. アップルストアに引き取ってもらう
  3. 人に譲る

それぞれの処分方法や、メリット・デメリットも含めて解説していきます。

iPadを小型家電回収ボックスに入れる

iPadをゴミとして処分する場合は、小型家電回収ボックスに入れる方法があります。

小型家電回収ボックスとは、「地域のリサイクルセンター」「区役所」「家電量販店」など、多くの場所に設置されているボックスのことです。

出典:使用済小型家電の回収|浜松市

小型家電回収ボックスに入れるだけで処分できるため、おすすめの方法になります。

回収料金は各自治体にもよりますが、基本は無料で引き取ってもらえます。

Googleなどで「小家電回収ボックス (地域名)」で検索すれば、設置場所を調べることができるため、処分前に調べてみてください。

また補足ですが、iPadはパソコンリサイクル法に該当するため、家庭の燃えないゴミとしては出すことができません。

法律で決まっていることなので、見つかれば罰金が課されることもあります。

処分費用もかからないため、正しく処分するようにしましょう。

アップルストアに引き取り処分してもらう

次の方法としては、アップルストアで処分してもらうことです。

Appleは、MacやiPad製品のリサイクルをすべて無料で引き受けています。

特に手続きもいらないため、近くにアップルストアがある場合は持ち込んで処分してもらいましょう。

また、Appleは宅配リサイクルもおこなっています。

出典:Apple製品宅配リサイクル|ReNet.jp 

梱包とありますが、リサイクルするだけなので丁寧な梱包は必要ありません(緩衝材も不要)。

封筒やダンボールに入れて、日時を指定すれば佐川急便が無料で回収にきてくれるため、持ち込む手間がないのは嬉しいですね。

時間のない方や近くにアップルストアがない方は、ぜひご利用ください。

iPadを人に譲る

まだ完全に壊れていなければ、人に譲って処分するという方法もあります。

タブレットは高価なので、喜ばれる人も多いはずです。

ただし、次でも紹介していますが、データやIDが漏洩しないように必ず初期化をおこなってから譲りましょう。

クレジットカード情報が入っていることもあるので、トラブルを防ぐためにも注意してください。

ゴミとして捨てる場合、データやIDの情報漏洩には気を付けて

処分する方法とは少しズレますが、ゴミとして捨てる場合は情報漏洩には気をつけてください。

Appleの公式サイトにも記載があるように、リサイクル後のデータ漏洩はすべて自己責任になります。

リサイクル対象の製品の引き渡しまでに、その製品に含まれるプログラムやデータなどを、お客様の責任においてすべて消去する必要があります。プログラムやデータの消去や削除を行わないまま製品の引き渡しをした場合、Appleはそれらの破損や漏洩などについて一切の責任を負いません。

引用元:Apple製品のリサイクル

初期化までの方法は、あとで紹介している「iPadを処分する前におこなうこと」の項目で解説しています。

必ずiPadの処分前に参考にして、データの消去をおこないましょう。

iPadがまだ壊れていないなら売る方法も

ここまでにiPadを処分する方法を紹介しましたが、iPadは売るという方法もあります。

「電源が付かない」「画面が割れている」「タッチ画面が反応しない」など、ジャンク品でも物によっては数万円で買取ってもらえることがあります。

買取先はこれから紹介していくので、あわせてご覧ください。

家電量販店で買取してもらう

1つめの買取先は、家電量販店になります。

大手家電量販店を調査したところ、ケーズデンキ以外の店舗でiPadを買取ってくれるようでした。

家電量販店

買取の有無

ヤマダ電機

ノジマ

ヨドバシカメラ

ビックカメラ

エディオン

ジョーシン

ケーズデンキ

※ケーズデンキは不定期で買取キャンペーンが開催されているので、そこでiPadが該当すれば買取ってもらえます。

ただし家電量販店によって、どこまでの状態のiPadを買取ってくれるかは異なります。

電源が付かないiPadを買取ってくれる店舗もあれば、買取れない店舗もあるはずなので、電話で確認しておきましょう。

あとで紹介していますが、iPadは下取り対応してくれる家電量販店もあります。

iPadの買い替えを考えているのであれば、下取りの選択肢も検討してみてください。

リサイクルショップで買取してもらう

2つめは、リサイクルショップになります。

処分を考えているほどの状態であれば、最初からリサイクルショップに持っていくこともおすすめしています。

買取専門店と比べると、買取価格には期待できないかもしれませんが…

リサイクルショップは、他の家具や家電などもまとめて買い取ってもらえるメリットがあります。

大量に売りたいものがあれば、リサイクルショップを活用するのは良い選択肢になりますね。

また関東エリア限定にはなりますが、「出張買取のアシスト」ではiPadの買取もおこなっています。該当する方は、ぜひ検討してみてください。

リサイクルショップ出張買取のアシスト

 

「出張買取のアシスト」の公式サイトはこちら。

iPadをフリマアプリで売る

3つめは、フリマアプリになります。

最近ではフリマアプリも増えてきていますが、代表的なのは「メルカリ」 「楽天ラクマ」が該当しますね。

フリマアプリで売るメリットは、販売価格を自分で決められるので高値で売れる可能性があること。

そして、ジャンク品でも購入者がいれば売れるという点です。

実際にメルカリで「iPad ジャンク」で検索したところ、売れている商品が複数ありました。

出典:メルカリ

フリマアプリは個人に売るため、データ漏洩のリスクが上がるというデメリットもありますが、使い慣れている人ならおすすめの方法になります。

iPadをネットオークションで売る

4つめは、ネットオークションです。

フリマアプリと似ていますが、「ヤフオク!」などのオークションサイトで売る方法もあります。

こちらもフリマアプリとメリットは同じで、購入者がいればどんな物でも売れるという点です。

デメリットは、フリマアプリよりもいたずらを目的とした落札があるので、手間が増えることでしょうか。

最新モデルのiPadであれば購入者も現れるかもしれませんが…

古いiPadのジャンク品を売る場合は、最初から処分を考えたほうが手間はかからないかもしれませんね。

もしiPadを買い替える場合は下取りがおすすめ

iPadは処分や売る以外にも、下取りという選択肢もあります。

もしiPadの買い替えを考えているなら、下取りも検討してみてください。

下取りは、大手通信キャリア3社やAppleでおこなうことができます。

参考記事:iPadの下取りはどこに依頼する?4社を比較

また家電量販店での買い替えを考えているなら、「ノジマ」でも下取りを依頼することができます。

モバイル会員限定になりますが、パソコン・タブレット、携帯電話、ゲームなどが下取り対象になっています。

壊れていても査定してもらえるというメリットもあるので、近くにノジマがある場合は依頼してみてください。

参考記事:製品の下取りは行っていますか?|nojima

iPadを処分する前におこなうこと

次に、iPadを処分する前におこなうことについて解説していきます。

こちらの準備を怠るとiPadに個人情報が残ったままになり、あとでトラブルに発展する可能性があります。

個人情報が流出するのはリスクなので、これから紹介する4つの手順を実行してから処分しましょう。

データのバックアップ

まずは、データのバックアップからおこなってください。

iPadのデータを移行する予定がないなら、こちらは飛ばしてもらっても構いません。

情報漏洩のリスクとは関係ありませんが、買い替えたiPadにデータを移せないと初期設定からすべてやり直すことになります。

それは不便だと思うので、買い替える予定があるならバックアップは必ず取っておきましょう。

参考記事:iCloud で iPhone や iPad をバックアップする方法|Apple

iPadを探すをオフにする

次は、「iPadを探す」の機能をオフにすることです。

こちらの機能は文字通り、iPadの紛失・盗難などが起きたときに他のデバイスからiPadを探せる機能になります。

処分するならいいのですが、この機能がオフになっていないと、買取や下取りに出したときに第三者が初期化できないという問題につながってきます。

「設定>ユーザー名>デバイス名>iPadを探す」で確認できるため、必ず下取り前にオフにするようにしましょう。

参考記事:「探す」でデバイスとアイテムをオフにする|Apple

iCloud・iTunesなどからサインアウトしておく

続いて、iCloud・iTunesのサインアウトも忘れないようにしましょう。

これらからサインアウトしていないと、第三者の手に渡ったときにデータを復元できる可能性があります。

写真などの個人情報が閲覧できるようになってしまうため、こちらも必ずサインアウトしておきましょう。

「設定>ユーザー名>サインアウト」の順番で、サインアウトがおこなえるようになっています。

参考記事:iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Mac で iCloud からサインアウトする|Apple

初期化する

最後は、iPadの初期化です。

データや個人情報の漏洩を防ぐためにも、処分前に必ず初期化をおこないましょう。

iPadの初期化は簡単で「設定>一般>転送またはiPadをリセット」で初期化をおこなえます。

処分後に情報が第三者に渡らないようにするためにも、初期化は忘れないようにしましょう。

参考記事:iPhone、iPad、iPod touch を初期化する (工場出荷時の設定に戻す) 方法|Apple

まとめ

今回はiPadの処分方法や買取先、処分前の準備について解説させていただきました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • iPadを処分するなら、「小家電回収ボックスかアップルストアに持ち込む」か「Appleの宅配リサイクル」がおすすめ
  • 処分前には情報漏洩のリスクがあるため、必ず初期化をおこなう
  • ジャンク品でも買い取ってくれるため、買取や下取りに出すのもあり
  • データは初期化だけではなく、iCloudのサインアウトも忘れないようにする

iPadは家庭ゴミとして出せないため、処分するまでに少し手間がかかります。

iPadをゴミとして出してしまうと罰金が課されることもありますので、指定の場所で処分する。もしくは、ジャンク品として買取に出すなどして、正しく処分してください。

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