冷蔵庫の電気代の相場は?計算方法やメーカーごとの料金比較を紹介

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「冷蔵庫ってどのくらい電気代がかかっているんだろう?」 「家電の中でも結構電気代がかかっているのかな?」

そう思っていませんか?もしそのように考えているのなら、まさにあなたの考えの通りです。

実際に冷蔵庫の消費電力は家電の中でも一番高く、14.2%を占めています 家電における消費電力の割合 ここで気になるのが、冷蔵庫の消費電力からどのくらい電気代がかかっているのかということですよね。

冷蔵庫の電気代は、消費電力によって変わってきます。その計算式は、年間消費電力×1kWhあたりの電気料金単価です。

冷蔵庫の消費電力は、古いものや新しいもの、モデルによって差が出てきます。

古いものほど消費電力が高く、10年前の冷蔵庫だと最新モデルの2倍もの電気代になってしまうこともあるのです。

このように、冷蔵庫の消費電力は電気代と密接に関係しているため、どんな製品を使うかによって家の電気代は大きく変わってくるのです。

そこで今回は、冷蔵庫の消費電力やそれににかかる電気代について、古いモデルや最新モデルを比較し詳しく説明していきます。  

本記事のポイント

消費電力をもとに冷蔵庫にかかる電気代が分かる

●冷蔵庫の消費電力の相場が分かる

新しいモデルと旧モデルの冷蔵庫の消費電力から電気代の違いが分かる

さらに、「高い電気代を抑えたい」とお考えの人に向けて、冷蔵庫の電気代を抑える方法もお伝えします。

この記事を読めば冷蔵庫の消費電力からおおよその電気代を知ることができ、節電対策や買い替えによる節電でどのくらい節約できるのかを知ることができるでしょう。

この記事が冷蔵庫の電気代節約のお役に立てれば幸いです。  

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冷蔵庫の電気代の相場は1カ月で600~700円

冷蔵庫の電気代の目安は、1カ月で600〜700円です。

電気代は、「消費電力量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)」で算出できますが、冷蔵庫のサイズや製造年数などさまざまな条件で電気代は異なります。

下記は、世帯人数とサイズ別、最新モデル冷蔵庫の場合で算出した1ヶ月あたりの電気代です。

冷蔵庫のサイズ 年間電気代 1ヶ月あたりの電気代 年間消費電力
168L(1人暮らし向け) 8,316円 693円 308kWh
330L(2人暮らし向け) 8,775円 731円 325kWh
501L以上(5人以上の家族向け) 8,618円 718円 278kWh

※2024/3/21時点の電気代です

サイズの大きい方が電気代が安い理由は、国が定めた省エネ基準よりも省エネ効果が高い冷蔵庫が登場したからです。

冷蔵庫の消費電力は全体の14.2%で一番大きい

家庭における電気代 消費実態 参考:資源エネルギー庁「家庭におけるエネルギー消費実態について」

冒頭でもお話した通り、24時間365日動き続ける冷蔵庫の消費電力は家にある電化製品の中で一番大きいと言われています。

平成22年度に資源エネルギー庁が出した統計によると、冷蔵庫は家庭の電力消費の中で14.2%を占め、次いで照明器具が13.4%、テレビが8.4%、エアコンが7.4%でした。

このことからも分かるように、冷蔵庫は家電の中でも多くの消費電力を使っています。

そのため、冷蔵庫の消費電力や電気代を抑えることで、家全体の電気代を節約することにつながるのです。

ただひとくくりに冷蔵庫の電気代と言っても、製造年や容量、各家庭で契約している電力会社の電気プランによって電気代は変わってきます

そこで、家の冷蔵庫にどのくらいの電気代がかかっているのかを知るためには、お使いの冷蔵庫の消費電力や契約する電力会社のプランを元に「自分の場合」を算出し、比較していくことが必要です。

用量から分かる冷蔵庫にかかる電気料金一覧

キッチン 開いた冷蔵庫 ここまで、冷蔵庫の電気代の計算方法について説明してきました。

冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫の年間消費電力と1kWhあたりの電気料金単価で変わっていくことがお分かりになったかと思います。

ところが、先ほどもお話した通り、冷蔵庫の消費電力は製造年や容量などによって違います

また、電気料金単価は契約する電力会社の料金プランによって定められています。 これらをいちいち調べて計算するのは、やはり少し大変ですよね。

そこで、細かい計算をしなくても、パッと見てお使いの冷蔵庫の電気代の目安をつけられるように、電気料金単価別に冷蔵庫の電気代をまとめました。

比較に用いた電力会社は、大手電力会社とされる北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の10社で、一般家庭の多くが利用する「従量電灯Bプラン」です。

電力会社によっては電力の使用量に応じて電気代の単価を段階的に設定していますが、ここでは一番高い単価を比較の値として用います。

電気代の数値は、2022年1月20日時点のものです。

また、比較に利用する冷蔵庫の消費電力は、環境省が運用する「「しんきゅうさん」」を使い算出しています。 ぜひ、あなたの冷蔵庫の電気代を知る目安に、参考にしてみてください。

冷蔵庫の容量(200L)の場合

冷蔵庫の容量が、1人暮らしに最適な200Lの場合、「しんきゅうさん」によると年間消費電力は2014年製の場合330〜430kWh、2018年製の場合300kWh、2021年製の場合も300kWhとなります。

これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

200Lの冷蔵庫の年間電気料金(目安) 200L冷蔵庫 年間電気料金(目安)

冷蔵庫の容量(300L)の場合

次に2〜3人暮らしに最適とされる300Lの冷蔵庫の場合を見ていきましょう。

300Lの場合の年間消費電力は、2014年製の場合420〜500kWh、2018年製の場合357kWh、2021年製の場合315kWhとなります。これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

300Lの冷蔵庫の年間電気料金(目安)

300L冷蔵庫 年間電気料金(目安)

冷蔵庫の容量(400L)の場合

次に、3〜4人家族に最適な400Lの冷蔵庫の場合をみていきましょう。​​

400Lの場合の年間消費電力は2014年製の場合420〜470kWh、2018年製の場合372kWh、2021年製の場合は340kWhとなります。

これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

400Lの冷蔵庫の年間電気料金(目安) 各社電気料金単価

冷蔵庫の容量(500L)の場合

最後に、4〜5人家族に最適な500Lの冷蔵庫の場合をみていきましょう。

​​500Lの場合の年間消費電力は2014年製の場合340〜380kWh、2018年製の場合274kWh、2021年製の場合は269kWhとなります。

これを電力会社の大手10社の電気料金単価にかけて電気料金を算出すると、冷蔵庫の年間電気料金は次のようになります。

​​ 500L冷蔵庫 年間電気料金(目安)

※ 冷蔵庫の節電方法や節電効果について知りたい方は「冷蔵庫はどのくらい節電できる?節電効果と節電方法を徹底解説!」こちらをご参考下さい。

家の冷蔵庫の消費電力から電気料金を計算する方法

電卓と円マーク

先ほど、冷蔵庫にどのくらいの電気代がかかっているかについては、お使いの冷蔵庫ごとに異なるため自分の場合の数値を算出することが必要だというお話をしました。

冷蔵庫にかかる電気代は自分で求めることができます。 具体的には、冷蔵庫の年間消費電力と契約するプランの電気料金単価から算出します。 年間電気料金の数式

ただし、実際の冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫を開閉する回数や時間など使い方によっても変わってきますので注意が必要です。

この計算式から求められる冷蔵庫の年間電気料金は、あくまでも目安であることを頭に入れておきましょう。

この計算式を使って年間電気料金を求めるためには、冷蔵庫の年間消費電力と1kWhあたりの電気料金単価を調べる必要があります。

そこで、年間消費電力と電気料金単価をどのようにして知ることができるのかについて、詳しく説明していきます。

冷蔵庫の年間消費電力を知る方法

お使いの冷蔵庫の年間消費電力を知る方法は3つあります。具体的に説明すると、

①冷蔵庫の裏にあるラベルを確認する

②取扱説明書や公式サイトで確認する

③「しんきゅうさん」で計算する

の3点です。 それぞれについて詳しく説明していきましょう。

冷蔵庫の裏にあるラベルを確認する

消費電力が記載されたラベルは、冷蔵庫の裏側に貼ってあることが多いです。

裏側のラベルを確認するためには、冷蔵庫を大きく動かすしかありません。 大きな冷蔵庫を動かすのは女性一人だと体力的に厳しいので、数人で動かす必要があります。

その際、床や壁を傷つけないように気をつけましょう。

取扱説明書や公式サイトで確認する

お使いの冷蔵庫の取扱説明書がすぐ手元にある場合は、説明書に記載してある消費電力を調べてみましょう。

もし取扱説明書が手元になくても、型番が分かれば公式サイトで調べることができます。

型番は、冷蔵庫内のラベルに記載してあることが多いので、確認してみてください。

「しんきゅうさん」で計算する

冷蔵庫裏のラベルが見れなくても型番が分からなくても、今すぐに調べられる方法が環境省が運用する省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」です。

「しんきゅうさん」は冷蔵庫を購入した年、容量、メーカー、型番を入力するだけで、おおよその年間消費電力が分かる、とても簡単で便利なシステムです。

もしメーカーや型番が分からなくても大体の数値を出してくれます。

さらに新しい冷蔵庫の買い替えを検討している場合は、購入予定の冷蔵庫の容量やメーカー、型番などを入力することで、年間消費電力や電気代がどのくらい変わるのかも知ることができます。

例えば2014年に購入した425リットルの冷蔵庫の年間電気料金を「しんきゅうさん」で調べてみましょう。

まず、「しんきゅうさん」のサイトにアクセスし、冷蔵庫の購入年と容量を入力します。

年間消費電力 カンタン比較ページ 出典:「しんきゅうさん」  

次に、これから購入を考えている冷蔵庫の容量、メーカー、型番を入力します。

今回は、パナソニックの401L〜450L、NR-E416V-Nの冷蔵庫にしました。

メーカーや型番はプルダウン方式で出てくるので、もし具体的な商品が決まっていなかったり、買い替え自体が未定な場合は、とりあえず仮で入力しておけば大丈夫です。

年間消費電力 カンタン比較ページ 出典:「しんきゅうさん」  

そして、「比較する」を押して結果を見ると、次のような画面が表示されます。

年間消費電力 カンタン比較ページ 出典:「しんきゅうさん」  

この画面から、2014年製、401〜450Lの冷蔵庫のおおよその年間消費電力は370〜410kWh、年間電気代は9,990円〜11,070円だということが分かります。

1kWhあたりの電気料金単価を知る方法

1kWhあたりの電気料金単価(円)は、ご自分が契約する電力会社の電気料金プランによって異なります そもそもkWhとは何かと言うと、電気の量の単位です。

電力会社では1kWhあたりの電気料金単価を開示しています。

単価は契約するプランや使用する電気量によっても変わってくるので、詳しくは契約する電力会社の公式サイトを確認することが必要です。

契約するプランを忘れてしまった場合は、検針票や請求書に契約プランが記載されていることが多ので一度確認してみましょう。

例えば東京電力の場合、

  • 電気の使用量が多い家庭向けの「プレミアムプラン」/基本料金286円
  • さまざまなライフスタイル向けの「スタンダードプラン」/基本料金286円〜
  • 夜間の利用がメインの人向けの「夜トクプラン」/基本料金214.5円
  • オール電化住宅向けの「スマートライフプラン」/基本料金286円〜
  • 再生可能エネルギー利用の人向けの「アクアエナジー100」/基本料金561円〜

など主に5タイプの契約プランがあります。

さらにその中でも電気を使用する量や時間帯によって種類が細かく分けられているので、しっかり確認することが必要です。

メーカー別冷蔵庫の年間電気代の相場は約7,000円〜8,000円

シーソー お金 つり合い 先ほどの説明で、ご自分の冷蔵庫のおおよその電気代がお分かりになったのではないでしょうか。

そこで次は相場と比較することで、自分の冷蔵庫の電気代が高いのか安いのかを判断していきましょう。

結論から言うと、冷蔵庫の年間電気代の相場は約7,000円〜8,000円で、月々に換算すると約600円〜700円だとされています。

その根拠について、具体的に説明していきましょう。

まず、相場を知るためにはさまざまな冷蔵庫の電気代を算出し、その平均値を出すことが必要ですよね。

そこで、代表的なメーカーの2021年製冷蔵庫の年間消費電力を参考に、年間の電気代を算出していきます。

「電気料金単価がそれぞれ違うから比較できないのでは?」と思う人も多いでしょう。

ここで用いるのが、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている新電気料金目安単価です。

全国家庭電気製品公正取引協議会では、新電気料金目安単価を27円/1kWhと定めていて、これは電化製品のカタログに掲載されている年間消費電力を計算する際にも用いられています

今回はこの新電気料金目安単価27円/1kWhを用いて、電気代の相場を出していきましょう。

では、代表的な冷蔵庫メーカーのカタログから、2021年製冷蔵庫の消費電力と年間の電気料金の目安を見ていきます。

パナソニック

  • 406L(NR-J41RC) 年間消費電力289kWh×27円=7,803(円)
  • 501L(NR-J50RC) 年間消費電力315kWh×27円=8,505(円)
  • 601L(NR-J60RC) 年間消費電力313kWh×27円=8,451(円)

TOSHIBA

  • 411L(GR-T41GXK) 年間消費電力315kWh×27円=8,505(円)
  • 501L(GR-T500GZ) 年間消費電力259kWh×27円=6,993(円)
  • 601L(GR-T600FK) 年間消費電力311kWh×27円=8,397(円)

HITACHI

  • 401L(R-S40R) 年間消費電力273kWh×27円=7,371(円)
  • 540L(R-HW54R) 年間消費電力292kWh×27円=7,884(円)
  • 602L(R-HW60R) 年間消費電力254kWh×27円=6,858(円)

三菱

  • 405L(MR-CD41G) 年間消費電力298kWh×27円=8,046(円)
  • 503L(MR-MX50G) 年間消費電力265kWh×27円=7,155(円)
  • 600L(MR-WX60G)年間消費電力290kWh×27円=7,830(円)

これらの数値だけ見ても分かるように、年間電気料金の幅が6,858円〜8,505円となっています。

さらに平均値を出すと7,816円となり、電気料金単価の変動を加味しても、冷蔵庫の消費電力から見る相場は7,000円〜8,000円となるのです。

新しいモデルと旧モデルの冷蔵庫の電力消費を比較

天秤 A B 比較 旧モデルの冷蔵庫は新モデルよりも大きな電力を消費していることをお話しましたが、実際にどのくらい消費電力に違いがあるのかを知りたい人も多いのではないでしょうか。

そこで、旧モデルと新モデルの消費電力を比較して、年間電気料金にどのくらい違いがあるのか比較してみましょう。

比較がしやすいように冷蔵庫のメーカーは同じものとし、電気料金の計算には全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている新電気料金目安単価を27円/1kWhを使います。

また、製造年別の消費電力は環境省が運用する「しんきゅうさん」を利用し比較しています。

20年前との比較

まずは、20年前の冷蔵庫と今の冷蔵庫の消費電力を比較してみましょう。

20年前と言うと2002年なので、かなり昔のように感じますね。

実際には20年前の冷蔵庫をまだお使いの人は少ないかもしれませんが、この20年でどのくらい省エネ機能が進化したかという点も参考にしてみてください。

200L、400L、500Lの3タイプで20年前と現モデルの冷蔵庫の年間消費電力と年間電気料金は次の通りです。  

20年前(2002年) 現モデル(2022)
200L 430〜560kWh 306kWh
11,610〜15,120円 8,260円
400L 640〜730kWh 345kWh
17,280〜19,710円 9,320円
500L 720〜800kWh 274kWh
19,440〜21,600円 7,400円

  この表から分かるように、20年前の冷蔵庫はかなり大きな消費電力を使っています。

500Lの冷蔵庫では、現モデルの約3倍もの電気料金になっているため、買い替えも視野に入れることがおすすめです。

15年前との比較

次に、15年前、2007年の冷蔵庫の消費電力と現モデルの消費電力、それを元にした年間電気料金を比較していきましょう。  

15年前(2007年) 現モデル(2022)
200L 410〜550kWh 306kWh
11,070円〜14,850円 8,260円
400L 550〜630kWh 345kWh
14,850円〜17,010円 9,320円
500L 590〜650kWh 274kWh
15,930円〜17,550円 7,400円

  この表からも分かるように、20年前のタイプよりは15年前の方が消費電力が抑えられてきてはいるものの、年間電気料金は1万円を越えるなどまだまだ消費電力の大きさが伺えます。

10年前との比較

10年前、2012年のモデルと現行モデルの消費電力とそれを元に計算する年間電気料金を比較していきましょう。

2012年製だと、まだ使っている人もいるかもしれませんね。

ただ、前にも説明した通り、冷蔵庫の寿命は6〜9年と言われているので、そろそろ買い替えを考え始める頃です。

買い替えを視野に入れている人は、買い替えたらどのくらい年間電気料金が抑えられるのか、ぜひ参考にしてみてください。  

10年前(2012年) 現モデル(2022)
200L 350〜460kWh 306kWh
9,450〜12,420円 8,260円
400L 430〜500kWh 345kWh
11,610〜13,500円 9,320円
500L 390〜440kWh 274kWh
10,530〜11,880円 7,400円

  この表からも分かるように、10年前の冷蔵庫は、少しずつ現モデルの省エネ性能に近づいています。

とは言え、まだまだ消費電力は大きい印象です。400Lや500の場合は、買い替えで3,000円〜4,000円も年間の電気代を抑えられることが分かります。

5年前との比較

最後に、5年前、2017年製と現行モデルの消費電力と年間電気料金を比較していきましょう。  

5年前(2017年) 現モデル(2022)
200L 299kWh 306kWh
8,070円 8,260円
400L 382kWh 345kWh
10,320円 9,320円
500L 281kWh 274kWh
7,600円 7,400円

  この表からも分かるように、5年前と現モデルでは、同じ容量では消費電力と年間電気料金に大きな違いはありません。

ですが、2017年製の400Lから現行モデルの500Lに買い替えた場合で考えると、年間電気料金は約3,000円近く抑えられることになります。

また、5年前のモデルでも省エネ機能は十分備わっていますが、最新モデルの場合は省エネ機能だけでなく人工知能の搭載やそのほかの便利機能が充実している場合もあります。

買い替えの際は、消費電力だけにとらわれず、全体的な機能や性能をみて判断すると良いでしょう。

※ 旧モデルと最新モデルの電気代の比較が詳しく知りたい方は「古い冷蔵庫の電気代は高い!新旧比較と買い替えがおすすめな人を解説」も合わせてお読み下さい。

冷蔵庫の電気代の節約方法とは?

冷蔵庫の電気代を節約する5つの方法を紹介します。

少し意識することで、冷蔵庫の電気代は節約することができるので参考にしてください。

冷蔵庫にものを詰めすぎない

冷蔵庫内にものを詰めすぎると、冷気の循環が悪くなります。

また、詰め込みすぎはドアの開閉がスムーズにできなくなる原因で、冷気を逃がしてしまうこともあります。

しかし、空間があればよいわけではありません。

冷蔵庫はある程度のものがある状態の方が節約につながりますので、冷蔵庫内にある冷気の吹き出し口付近に食品や飲料品を置かないように、冷気が循環しやすい状態を保ちましょう。

閉め忘れに気を付ける

冷蔵庫の無駄な開閉を減らすためにも、閉め忘れに気をつけましょう。

冷蔵庫のドアの開閉回数を減らすことで余計な温度上昇を防ぐことが可能です。

電気代を抑えるためには、ドアの開閉時間と開閉回数を最小限に抑えることが大切になります。

冷蔵庫の開閉を減らすためには、冷蔵庫内の商品の位置を把握しておくとよいです。

どこにあるか探す時間を削ることができるので、冷蔵庫の開いている時間を短縮できます。

熱いものは冷ましてから入れる

熱いものは冷まして入れることで、冷蔵庫内の温度上昇を抑えることができます。

冷蔵庫内の温度が上昇することで電気代がかさみます。

夏場は、室内に放置すると食品が腐ることが考えられるので完全に冷めるまで放置するのは危険ですが、熱いまま入れることはせず常温程度には冷まして、冷蔵庫の温度上昇を抑えましょう。

壁から少し離して設置する

冷蔵庫は庫内を冷やすために外部に熱を放出しているので、壁から少し離して設置しましょう。

壁にピタッとくっついた状態では、庫内の熱をうまく放出することができません。

放出できない熱を庫内で冷やそうとすると、その分電気代がかかります。

放熱スペースはメーカーによって異なるので、冷蔵庫の放熱スペースを確認した上で、必要なスペースを確保して設置しましょう。

自動省エネ機能を搭載した冷蔵庫を選ぶ

冷蔵庫の電気代は、自動省エネ機能搭載の冷蔵庫を選ぶことで節約することができます。

冷蔵庫そのものが古くなっているのであれば、節約方法を取り入れてもなかなか節約に繋がらないこともあります。

冷蔵庫の状態によっては買い替えがよい場合もあるので、買い替えのタイミングで自動省エネ機能搭載の冷蔵庫を選んでもよいでしょう。

古い冷蔵庫は下取りに出して買い替えるのがおすすめ

前にも説明した通り古い冷蔵庫は消費電力が大きく、新しい冷蔵庫に買い替えることで節電効果が高まる可能性があります。

例えば10年前の冷蔵庫を買い替えた場合年間で3,000円〜4,000円ほどの電気代の節約になる場合も。

そのため電気代を大幅に節約したい人は、思い切って新しい冷蔵庫に買い替えるのが節電への近道でしょう。

新しい冷蔵庫に買い替える際には古い冷蔵庫を処分しなければなりません

冷蔵庫は家電リサイクル法により、粗大ゴミでは捨てられず、所定のリサイクル料金を支払って処分する必要があります。

そこでおすすめなのは、廃棄ではなく下取りに出すという方法です。

冷蔵庫の下取りは大まかに3パターンに分けられ、

  • リサイクル料を払って引き取ってもらう
  • 無料で引き取ってもらう
  • 買取してもらう

の3つです。

監修:ファイナンシャルプランナー 馬場 愛梨(ばばえりFP事務所

それぞれについて詳しく説明していきますね。

リサイクル料を払って引き取ってもらう

先ほども説明した通り、冷蔵庫を処分するにはリサイクル料を支払わなければなりません。

リサイクル料はメーカーによって異なりますが、170リットル以下の小さいもので3,672円〜、171リットル以上の大きいもので4,644円〜となっています。

詳しくは、家電リサイクル券センターによるリサイクル料金の一覧表を参照してください。

冷蔵庫を処分する際には、事前にリサイクル料金を調べておき、所定の金額を用意しておきましょう。

無料で引き取ってもらう

家電量販店の中では、冷蔵庫を無料で引き取ってくれる場合もあります。

この場合は、「対象の新製品やパーツを購入した場合」などという制限が加えられていることが多いです。

無料で引き取ってもらえた場合、通常であれば4,000円〜5,000円ほど必要だったリサイクル料金を支払わずにすむので、総合的に見て冷蔵庫の購入に関する出費を抑えることができます。  

買取してもらう

中古の冷蔵庫でも、状態が良ければ買取してもらえることが多いです。買取の魅力は2つあり、

  • 少額でも手元に入る
  • リユースに貢献できる

という点です。それぞれについて説明していきます。

少額でも手元に入る

買取は少しの金額でも手元に入るので、結果的に新しい冷蔵庫を購入する際の支出を抑えられることが大きな魅力です。

リサイクル料金も支払わなくて良いので、冷蔵庫処分する人にはぜひ知っていただきたい方法です。

冷蔵庫の買取は、新製品を購入した家電量販店やリサイクルショップなどに依頼できます。

ただし、買取ってもらえる製品には制限があることが多いです。古すぎるとそもそも買取ってもらえません。

多くの店舗が、5年以内に製造された冷蔵庫なら買取り可能です。

さらに、相場価格以下で取引されることもあるという点に注意しなければなりません。

リユースに貢献できる

まだ綺麗で使える冷蔵庫をリユース品として市場に出すことができるのも、買取の魅力です。

中古品の冷蔵庫を求めている人はたくさんいます。

「息子が一人暮らしを始めるので、冷蔵庫を探している」 「2台目の冷蔵庫が欲しい」 「転勤族なので、とりあえず数年使える冷蔵庫が欲しい」 といったニーズです。

冷蔵庫は壊れてしまったら買取の対象外になってしまいますし、もちろんリユースもかないません。まだ使えるうちに下取り・買い替えを進めていきましょう。  

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①市場取引価格で下取りしてもらえる

②LINEまたはWEBで、24時間いつでも依頼ができる

③リユースに貢献できる

それぞれについて説明すると、

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リユースに貢献できる お持ちの冷蔵庫を廃棄ではなく下取りに出すことにより、「まだ使える」冷蔵庫をリユースすることができます。実際、購入してから5〜6年程度しか経っていなければ、まだまだ現役であることが多いですよね。

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まとめ

いかがでしたか?

冷蔵庫の消費電力量や消費電力から計算する電気料金の比較、古い冷蔵庫と新しい冷蔵庫の消費電力と電気料金の違い、冷蔵庫の消費電力を抑える方法について説明してきました。

最後にこの記事をまとめると、

◎冷蔵庫の消費電力は全体の14.2%で家電の中で一番大きい

◎家の冷蔵庫の消費電力から電気料金を求める方法は、 年間消費電力と1kWhの電気料金単価から年間の電気料金を算出する。

年間電気料金の数式 ◎年間消費電力は、

①冷蔵庫裏にあるラベルを確認する

②取り扱い説明書で確認する

③公式サイトで型番を検索し、確認する

④「しんきゅうさん」で計算する

◎冷蔵庫の年間電気代の相場は約7,00円〜8,000円で、月々に換算すると約600円〜700円

◎新しい冷蔵庫の方が消費電力が小さい理由は、

①冷蔵庫の寿命は6〜9年

②最新モデルになるほど省エネ機能が備わっているから

となります。

冷蔵庫の消費電力について計算方法や相場を知り、ご自分の冷蔵庫の消費電力と電気料金の目安がお分かりになったでしょうか。

もし相場より高い場合は、ぜひご紹介した節電方法を実践してみてください。この記事であなたの冷蔵庫の消費電力が節約できることを願っています。

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