エアコンに虫がいる!自分でできる対策を紹介|侵入防止・侵入時

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下取りガイド 川辺 あさひ

「エアコンに虫が入り込んでしまったけどどこから入ったの?」

「エアコンに虫が侵入するのはどうしたら防げるの?」

エアコンは冷暖房機能が搭載されており、年中を通して使用頻度の高い家電製品です。

そんなエアコンですが、特に夏場において虫が入り込んでしまったという経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。

いったいどこからエアコンの内部に虫が入り込んでしまうのでしょうか、また虫の侵入を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

結論から言うと、エアコンに虫が入り込んでしまう原因や侵入経路、対策は以下の通りです。

【エアコンに侵入しやすい虫の種類】

  • チャタテムシ
  • コバエ
  • ゴキブリ

【エアコンに虫が侵入する原因】

  • エアコン内部に湿気が溜まってしまうため
  • エアコン内部が暗所で入り込んでいて隠れやすいため
  • 埃や汚れが虫の餌になってしまうため

【どこから入ったの?エアコンに虫が侵入しやすい場所】

  • 吹き出し口
  • ドレンホース
  • 開口部

【エアコンの虫を追い出す方法とは?】

  • エアコンの内部を綺麗に掃除する
  • エアコンを叩く
  • 燻煙剤を用いる

【エアコンの虫を侵入させないやり方】

  • ドレンホースにキャップをつける
  • 開口部をパテでふさぐ
  • 玄関やドアを開けたままにしない

そこで本記事では、エアコンに虫が侵入してしまう原因や侵入経路、代表的な虫の種類や対策をご紹介します。

▼この記事を読むと分かること

  • エアコンに虫が侵入する原因
  • エアコンに虫が侵入しやすい場所
  • エアコンの虫を追い出す方法
  • エアコンの虫を侵入させないやり方
  • 市販で売っているエアコンの虫対策グッズ

この記事を読めば、エアコンから嫌な臭いが発生した場合の対処法が分かるはずです。

エアコンの嫌な臭いがなかなか取れずに困っている、という方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。

エアコンに虫がいる?まずは状況を整理しよう

エアコンに虫が侵入したかも?と思ってもその瞬間を目にしない限り確信を持てないですよね。

そこでまずは、どういった虫が侵入しやすいのか、虫がいるのかどうか判断する方法をご紹介します。

  • エアコンに侵入する虫の種類とは
  • エアコンに虫がいるかも?虫音や症状は
  • エアコンから虫が落ちてきた時はまだいる可能性も

それぞれ解説します。

エアコンに侵入する虫の種類とは

エアコンに侵入しやすい虫の特徴としては、小型であったり飛べたりといった特徴があります。

代表的な種類としては以下の通りです。

  • チャタテムシ
  • コバエ
  • ゴキブリ

このうち、チャタテムシとコバエは小さい個体が多いため、侵入する虫といえばこのどちらかに該当する場合が多いです。

ゴキブリの場合、大型のゴキブリはサイズ的に侵入できないので小型のゴキブリが侵入する可能性があります。

エアコンに虫がいるかも?虫音や症状は

エアコンに虫が入っているかも?と思った場合は以下の現象が起きているかを確認しましょう。

  • エアコン内部からブーンやカサカサといった異音がする
  • 故障していないのにエアコンの風通りが悪い

一番わかりやすい症状としては、虫がエアコン内部で動いている音である「ブーン」や「カサカサ」といった異音が聞こえた場合です。

通常のエアコンでは聞いたことがない音を耳にした場合は虫の侵入を疑いましょう。

また、エアコンが故障していなくて、綺麗に掃除したはずなのに風の通りが悪いな、と思ったら内部に虫がいる可能性が考えられるでしょう。

エアコンから虫が落ちてきた時はまだいる可能性も

エアコン内部に虫が入ってしまった後に、虫の死骸が落ちてくることがあります。

その場合、他にも虫が入り込んでいる可能性が非常に高いので、後ほど紹介する虫を追い出す方法や、侵入を防ぐ方法を実践しましょう。

エアコンに虫が侵入する原因

エアコンに虫が侵入してしまう原因は以下の通りです。

  • エアコン内部に湿気が溜まってしまうため
  • 暗所であるエアコン内部に入り隠れやすい
  • 埃や汚れが虫の餌になってしまうため

それぞれ解説します。

エアコン内部に湿気が溜まってしまうため

夏場のエアコンの使用では、冷えた空気を吹き出す関係上、結露がどうしても生じてしまいます。

エアコン内部に結露が生じると湿気が発生し、それがたまることで、虫にとって居心地の良い環境になってしまうのです。

暗所であるエアコン内部に入り隠れやすい

エアコンの内部はカバーに囲まれているため暗く、さまざまな部品が入り組んだ構造になっていて、虫にとって隠れやすい環境となっています。

虫は何かの裏や物陰など、目立ちにくく隠れやすい場所に入りやすいため、エアコンの構造は虫の隠れ家にピッタリと言えるのです。

埃や汚れが虫の餌になってしまうため

エアコンを使用していると埃やゴミが付着して内部に吸い込んでしまうため、汚れが溜まります。

そういったゴミや埃などは実は虫にとって餌になってしまうケースがあるのです。

冒頭で紹介した、チャタテムシやコバエ、ゴキブリなどは埃やゴミを餌とするため、エアコンの内部に隠れて餌を食べています。

どこから入ったの?エアコンに虫が侵入しやすい場所

エアコンに虫が入ってしまう可能性が高い場所としては、以下の3種類の経路が代表的な場所として考えられます。

どこから入るのか気になった場合は以下の経路をまずは確認してみましょう。

  • 吹き出し口
  • ドレンホース
  • 開口部

それぞれ解説します。

吹き出し口

エアコンから風が出てくる場所を「吹き出し口」といいますが、空気を放出する関係で穴が空いているため虫の侵入経路となってしまいます。

強風でエアコンを稼働している場合は侵入しづらいですが、弱で運転している場合は風に逆らって虫が侵入していきます。

ドレンホース

ドレンホースは、エアコン内部で発生する水を排出する部分です。

ホース部分が屋外に設置されているため、そこから屋内に虫が入りやすくなってしまうのです。

とはいえ、この部分がないとエアコンがうまく稼働しないため、完全に塞ぐことはできません。

開口部

エアコンの室外機と室内機をつなぐ部分は壁の開口部になっているのですが、そこに隙間が存在する場合は小型の虫が侵入してしまいます。

エアコンの開口部に、虫が侵入できそうな隙間を見つけた場合は塞ぐようにしましょう。

エアコンの虫を追い出す方法とは?

エアコンに入り込んでしまった虫を追い出そうとなった場合には以下の方法を実践してみましょう。

  • エアコンを綺麗に掃除する
  • エアコンの上部分を叩いてみる
  • バルサンなどの燻煙剤を使用する

それぞれ解説します。

エアコンの内部を綺麗に掃除する

エアコンの内部に埃やゴミが溜まると、それらが虫にとって餌になってしまいます。

そのためエアコンを定期的に綺麗に掃除することがおすすめです

掃除する際はフィルターを外してしっかりと水拭きをして埃を除去してください。

エアコンを叩く

エアコンを掃除しても虫がなかなか出てこない場合は、エアコンを軽く叩いてみましょう。

虫が奥まで入り込んでいない場合は、叩いた衝撃で落ちてくる場合があります。

エアコンを叩く場合は下に、シートなどを敷いて虫が落ちてもいいように準備しましょう。

燻煙剤を用いる

バルサンなどの殺虫効果のある燻煙剤を使うと、殺虫成分が散布されエアコンに入り込んだコバエやチャタテムシを追い出す、もしくは殺虫してくれます。

その後、エアコンを軽く叩くことで死滅した虫が出てくるでしょう。

エアコンの虫を侵入させないやり方

エアコンに虫が入ってしまうのを防ぎ侵入させたくない場合は以下の方法がおすすめです。

  • ドレンホースを塞ぐためにキャップをつける
  • 開口部をパテでふさぐ
  • 玄関やドアを開けたままにしない

それぞれ解説します。

ドレンホースを塞ぐようにキャップをつける

ドレンホースは完全に塞ぐと、排水を妨げてしまいます。

そのため水の排出は活かしつつ、虫が入りにくいようにキャップをつけましょう。

全てを密閉しないように必ず注意してください。

開口部をパテでふさぐ

室外機と室内機を繋いでいる開口部に隙間がある場合は、パテを用いて隙間を防ぎましょう。

開口部を確認する場合は、室外機側と室内機側の両方からチェックして隙間がないかをしっかりと確認してください。

玄関やドアを開けたままにしない

虫が外から入り込んでしまうことになるため、玄関や窓を開けっぱなしにしないようにしましょう。

外から虫が侵入してしまい、そこからエアコンの内部に侵入してしまいます。

換気の際や玄関のドアを開ける際は、長時間開けっぱなしにするのではなく、すぐに閉めて虫が入らないようにしましょう。

市販の虫対策グッズを利用する

以下で詳しく紹介しますが、虫にとって殺虫効果が見込める成分を散布することで、

  • エアコンの内部に侵入してしまった虫を退治してくれる
  • そもそも侵入を防いでくれる

このような効果をもたらすグッズを用いることで虫の侵入を強固に防ぐことができるでしょう。

市販で売っているエアコンの虫対策グッズ

市販で売っているエアコンの虫対策グッズを二つ紹介します。

バルサン いや~な虫用 くん煙剤

出典:Amazon|燻煙剤

代表的な殺虫剤であるバルサンは、家の中に入ってしまうさまざまな虫に対して殺虫効果が見込めます。

煙状になっているのでエアコンの内部の奥の方まで侵入し、虫を死滅させる効果が期待できるでしょう。

参考価格:725円(Amazon

(2023年6月12日時点)

虫こないアース

出典:Amazon|殺虫剤

アース製薬が提供している、外壁に吹きかけるスプレータイプの殺虫剤です。

虫の侵入経路になりそうな開口部付近やベランダの壁に散布することで、虫にとって嫌な成分を壁に付着することができ虫の侵入を防ぐことができます。

参考価格:1,273円(Amazon

(2023年6月12日時点)

どうしても自分で解決できないときは業者に依頼してみよう

エアコンの掃除や燻煙剤の使用を実践しても、どうしてもエアコンから虫が出ていってくれない、といった場合は業者に依頼しましょう。

虫が侵入してしまった場合に追い出す費用や侵入を防ぐ対策費用の相場をご紹介します。

虫が侵入したときの費用

エアコン内部に虫が侵入してしまった場合に、例えばダスキンにゴキブリの撃退を依頼するとその費用は16,500円〜となっています。

参照:https://www.duskin.jp/terminix/cockroach/tm000190/

エアコン内部に限らず、家中の他の箇所にも対応しているので、家の中でゴキブリを見かけることが多い場合は、ダスキンのゴキブリ撃退サービスのご利用をおすすめします。

虫の侵入防止する対策費用

エアコンを含めた部屋の中にゴキブリが侵入するのを防ぎたい場合、例えばダスキンに依頼するとその費用は13,200円〜となっています。

参照:https://www.duskin.jp/terminix/cockroach/tm000090/

一戸建て向けのサービスにはなっていますが、ゴキブリを含めてムカデやヤスデ、ダンゴムシの侵入を防いでくれるサービスです。

ゴキブリ以外の害虫の侵入も一緒に対策したいという場合におすすめできます。

まとめ

いかがでしたか?

エアコンに虫が入り込んでしまった場合の原因や侵入経路、対策について理解できたのではないでしょうか。

最後にこの記事の内容をまとめてみます。

●エアコンに侵入しやすい虫の種類

  • チャタテムシ
  • コバエ
  • ゴキブリ

●エアコンに虫が侵入する原因

  • エアコン内部に湿気が溜まってしまうため
  • エアコン内部が暗所で入り込んでいて隠れやすいため
  • 埃や汚れが虫の餌になってしまうため

●どこから入ったの?エアコンに虫が侵入しやすい場所

  • 吹き出し口
  • ドレンホース
  • 開口部

●エアコンの虫を追い出す方法とは?

  • エアコンの内部を綺麗に掃除する
  • エアコンを叩く
  • 燻煙剤を用いる

●エアコンの虫を侵入させないやり方

  • ドレンホースにキャップをつける
  • 開口部をパテでふさぐ
  • 玄関やドアを開けたままにしない

この記事を参考にエアコンに虫が入らないように対策できることを願っています。

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