電動自転車のブレーキ交換はどうやるの?自分で直す方法や依頼時の費用

author-avatar
下取りガイド 川辺 あさひ
自転車のブレーキのアップ
facebookでシェアする X(Twitter)でシェアする このエントリーをはてなブックマークに追加する

「電動自転車のブレーキっていつ交換したらいいの?」
「お店で交換してもらう場合っていくらぐらいかかる?」

電動自転車は普通の自転車とは構造が違うため、ブレーキの交換方法や寿命、お店で修理する場合の費用が気になるのではないでしょうか。
寿命が切れたブレーキを使い続けることは非常に危険であり、適切なタイミングで交換する必要があります。

結論から言うと、ブレーキを交換するタイミングと交換方法は以下の通りです。

▼交換するタイミング

  • 一般的な寿命は長くて2,3年
  • 停止するまでに2秒以上かかる
  • ブレーキから異音がする
  • ブレーキを強く握っても停止できない

▼交換方法

  1. ブレーキワイヤーを外す
  2. ブレーキシューを外す
  3. 交換用のブレーキシューを取り付ける
  4. ブレーキを固定する
  5. アームを元に戻して微調整する

また、お店で交換を依頼する場合は1,000円〜でお願いすることができます。

もし、ブレーキの修理や交換ではなく電動自転車の本体を買い換える場合は、寿命がきてからでは下取りに出せないため、早めに買い替えを検討しなくてはいけません。

そこで本記事では、電動自転車のブレーキを交換するタイミングや自分で交換する方法、お店で交換する場合の費用や、買い換えるタイミングを解説していきます。

▼この記事を読むと分かること

  • 電動自転車のブレーキを交換するタイミング
  • ブレーキの寿命を伸ばすための3つのコツ
  • 自分で電動自転車のブレーキを交換する方法
  • お店で交換する場合の費用
  • 電動自転車を買い換えるタイミング

この記事を読めば、適切なタイミングでブレーキを交換することができるはずです。
電動自転車を今後も安全に乗り続けたいという人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

下取りチェッカーで下取り価格をチェック 下取りチェッカーなら下取り価格がすぐわかる

電動自転車のブレーキを交換するタイミング

自転車のタイヤのアップ

電動自転車はバッテリーを搭載している関係上、車体が頑丈に作られており通常の自転車よりも重く、停止させるにあたってはブレーキの消耗が激しい傾向にあります。
また、ブレーキがもし故障し、効きが弱くなってしまうと交通事故に繋がるため、故障かも?と思ったら即座に交換する必要があります。

具体的にどういったタイミングでブレーキを交換すればいいのか、4つのポイントを解説します。

一般的な寿命は長くて2,3年

電動自転車のブレーキの寿命は走行距離によっても左右されますが、長くても2,3年ほどといわれています。
電動自転車はいくつかのパーツに分かれていますが、運転する中で使用頻度が最も高く消耗しやすいのがブレーキです。

そのため、寿命も最も短いので定期的に点検し真っ先に交換するようにしましょう。

3年経たない場合でも、走行距離が1,000kmを超えるとブレーキのパフォーマンスが低下し快適に運転できなくなるため、寿命が来る前にブレーキを交換することで快適に運転し続けることができます。

 

※ちなみに電動自転車の寿命について詳しくは下記の記事でもご紹介していますのでチェックしてみてくださいね。

電動自転車の寿命は何歳程度?寿命のタイミングや寿命を延ばす使い方

停止するまでに2秒以上かかる

正常にブレーキが作動している状態でブレーキを握った場合、それほどスピードが出ていなければ1秒足らずで停止することができます。
しかし、ブレーキの効き目が弱まっているとすぐには停止できず、2秒以上停止するまでにかかるようになります

停止するまでに2秒以上かかってしまうと、いざという時に急停止できず非常に危険なため即座に交換するようにしましょう。

ブレーキから異音がする

ブレーキを握った場合、正常であれば特に音が鳴ることなく停止できますが、ブレーキに異常がある場合は「キキー」という甲高い音が鳴ります。
ブレーキの異音は特に、ブレーキシューと呼ばれる、タイヤに直接当てて停止させる働きを持つ部分が消耗してしまった際に鳴りやすいです。

また、ブレーキシューが次の状態になると異音が発生することがあります。

  • 経年劣化により硬化した状態
  • 埃やゴミなどが付着した状態

ブレーキを握るたびに異音がなると単純にうるさいですし、音を気にするあまりブレーキを強く握れずしっかりと停止できなくなるので、異音が生じたら交換の合図です。

ブレーキを強く握っても停止できない

電動自転車のブレーキが故障すると、例えば次のような運転になることがあります。

  • 効きが弱くなり強く握っても停止できない
  • 足をつくことでしか完全に停止できなくない

このような状態になると非常に危険ですので早急にブレーキを交換するようにしましょう。

電動自転車のブレーキの寿命を少しでも伸ばすコツ

自転車のブレーキとタイヤ

電動自転車のブレーキの寿命は2,3年といわれていますが、以下で紹介する3つのコツを実践することでその寿命を伸ばすことができます。
なるべく長く安全に乗り続けたいという方は、ぜひ実践してみてください。

急停止を避ける

急停止することでブレーキへの負担が強まり、通常よりもブレーキの寿命が短くなってしまいます。
日常的に急停止をする回数が多くなると、1年経たずに寿命が来るケースもめずらしくありません。
ブレーキの寿命を伸ばすためには急停止をしないように、スピードをなるべく落とし安全な運転を心がけましょう。

定期的にメンテナンスをする

電動自転車のブレーキの効きを左右するのは、直接タイヤに接する「ブレーキシュー」です。
このパーツを定期的にメンテナンスすることで結果的にブレーキの寿命を伸ばすことができます。

タイヤとブレーキシューが接する部分に埃やゴミが溜まっていないかを確認し、なるべく清潔に保ちましょう。

故障する前に交換する

ブレーキの寿命は長くても2,3年であるため寿命を伸ばすには限界があります。
そのため、できるだけ長く使い続けることも大切ですが、時には早めにブレーキを交換することも重要です。

繰り返しになりますが、ブレーキの効きが弱くなった状態で運転を続けることは非常に危険です。
交換することで費用はかかりますが、安全に乗り続けるためにも故障する前に交換するようにしましょう。

電動自転車のブレーキを自分で交換する方法

年季の入った自転車のブレーキ

電動自転車のブレーキの交換は通常の自転車と方法は大きく変わりません。
自分で交換する場合は、通常の自転車よりもバッテリーが搭載されている分、車体が重いのでその点には注意が必要です。

電動自転車のブレーキの交換は、「ブレーキシュー」の交換を意味します。
以下の手順で初心者でも簡単に交換することができます。

  1. ブレーキワイヤーを外す
  2. ブレーキシューを外す
  3. 交換用のブレーキシューを取り付ける
  4. ブレーキを固定する
  5. アームを元に戻して微調整する

上記の手順で電動自転車のブレーキ交換は自分でできますが、手順を間違えたために自転車を直せなくなった、というケースもないとは言い切れません。
自分で交換するのが不安だという方は、最寄りの自転車ショップで交換してもらうようにしましょう。

画像付きの詳細な手順については
元自転車屋が教える!ブレーキシューの交換方法[写真付] | FRAME : フレイム
上記サイトにてご覧いただけます。

自分でブレーキを交換する際に必要なもの

電動自転車のブレーキを自分で交換する場合は、以下のパーツを事前に用意しましょう。

  • 六角レンチ
  • 交換用のブレーキシュー
  • プラスドライバー
  • 軍手

これらのパーツは全てAmazonや100均で揃えることができます。
ブレーキシュー以外のパーツは自宅に常備されているケースが多いのではないでしょうか。
もしどれか1つでもパーツが欠けてしまうとブレーキの交換ができませんので、事前にしっかりと揃っているかどうかチェックするようにしてください。

電動自転車のブレーキをお店で交換する場合の費用

費用のブロックとお金

ショップでブレーキを交換してもらう場合にかかる費用の内訳は以下の3つです。

  • ブレーキ調整料金
  • ブレーキシュー料金(前後)

そのため、交換用のブレーキシューを自分で用意するか、前後輪どちらを交換するかでブレーキ交換の費用が変わってきます。
なお、ブレーキシューは安いものであればAmazonでおよそ1,000円〜2,000円で購入することができます。

ショップでブレーキを交換する場合、どれくらいの費用なのか表形式でまとめてみます。

前輪の場合 後輪の場合 前輪・後輪両方の場合
交換用ブレーキシューを用意した場合 1,000円 1,500円 2,000円
ブレーキシューショップで購入する場合 2,500円 3,000円 5,000円

後輪のブレーキを交換する方が作業が少々複雑なため、費用は少し高くなるようです。
また、前輪と後輪を両方交換する場合はセット料金で少し安くなるところが多いです。

ブレーキ交換に必要な時間

自転車ショップに電動自転車を持ち込んで、ブレーキを交換してもらう際にかかる時間はおよそ以下の通りです。

前輪のみの場合 後輪のみの場合 前輪・後輪両方の場合
所要時間 15分 20分 30分

後輪のブレーキを交換するほうが前輪のみの場合よりも作業が増えるため少しだけ時間がかかってしまいます。
とはいえ、ブレーキの交換は比較的工数が少ないため、30分もあれば前後輪ともに完了する場合が多いです。
また、お店の混雑状況によっても変わってきますので、交換を依頼する前に目安の所要時間を確認するようにしましょう。

電動自転車を買い替える場合は寿命が来る前に検討しよう

電動自転車のタイヤ

電動自転車のブレーキの寿命は長くても2,3年間。

効き目が弱くなると非常に危険なため期間内でもなるべく早く交換することが望ましいですが、ブレーキだけではなく本体も時間と共に劣化していくため、買い替えが必要になります。
電動自転車本体の寿命はブレーキよりは長いですが、約7年ほどで寿命が来るといわれています。

電動自転車を買い替える場合、例えば今乗っている自転車を下取りに出す方法があります。
下取りに出す場合、自転車がまだ使える状態であることが前提となるため、寿命が来てからでは手遅れになるでしょう。
そのため、電動自転車の買い替えを検討する場合は、購入してから3〜4年以内を目安に早めに検討する必要があります。

ちなみに電動自転車の販売店での現在の下取りサービス状況については下記の記事でもご覧いただけます。

電動自転車の下取りはどこが一番お得?有名6社を比較

下取りチェッカーで電動自転車を賢く買い替えよう

下取りチェッカー
「下取りチェッカー」は、LINEとWEBで無料下取り査定ができるサービスです。
2022年10月3日より「電動自転車」の下取りチェッカー対応を開始!
下取り価格を事前に把握してから買い替えることができます。

下取りチェッカーの取扱い店はこちらからご確認ください。

下取り額に納得ができたら提携店で下取り証明書を提示するだけで申し込みが完了。
面倒な手間がかからず、スムーズに手続きができます。

\LINEの友だち登録はこちらから/

\WEB査定はこちらから/

下取りチェッカー

下取りチェッカーはこちら

まとめ

いかがでしたか?
電動自転車のブレーキの交換方法やお店に依頼した際の費用が把握でき、適切なタイミングで買い替えを検討できるようになったかと思います。
最後にこの記事の内容をまとめてみます。

・電動自転車のブレーキは長くても2,3年で寿命が来る

・ブレーキの寿命を伸ばすためのコツは次の3つ

  • 急停止を避ける
  • 定期的にメンテナンスをする
  • 故障する前に交換する

・電動自転車のブレーキを交換する手順は以下の通り

  1. ブレーキワイヤーを外す
  2. ブレーキシューを外す
  3. 交換用のブレーキシューを取り付ける
  4. ブレーキを固定する
  5. アームを元に戻して微調整する

・電動自転車のブレーキは自分でも交換できる

・お店で交換する場合の費用相場は1,000円〜5,000円
(交換用のブレーキシューを自分で用意するか、前輪か後輪かで変動する)

・電動自転車を買い替えるには購入してから3〜4年以内が目安

この記事を参考に、電動自転車を安全に乗り続け、適切なタイミングで買い替えできることを願っています。

人気記事


おすすめ記事

自転車いつでも下取り査定

でかしこく買い替えよう

でかしこく買い替えよう