【電動自転車】バッテリーの処分方法を徹底解説!お得な処分方法とは?

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下取りガイド 川辺 あさひ
電動自転車のバッテリー
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「電動自転車に乗らなくなったから、バッテリーごと処分したい」
「引越しすることになり、処分することになってしまった」など、電動自転車の処分(バッテリーを含む)には困ってしまいますよね。

電動自転車を処分する場合は、本体とバッテリーを分けて処分する必要があるため、それぞれの処分方法を把握しなくてはいけません。

そこで本記事では、後者の「バッテリーの処分方法」をメインに解説していきます。

まず結論からお伝えすると、バッテリーは最寄りの自転車店に持っていくことが確実かつ、無料で処分できるためおすすめの方法になります。

ただし、近隣に自転車店がない場合もあるので…

他には「どのような場所でバッテリーを処分できるのか」などを解説するために、下記について説明していきます。

ご存じかとは思いますが、バッテリーのような充電式電池は外部からの衝撃によって発火することがあるため、全国的に多くの火災の原因にもなっています。

バッテリーのリサイクルは環境保護にもつながるため、正しく処分するようにしましょう。

※本記事ではバッテリーが故障している、もしくは寿命を迎えている前提で説明しています。「まだ、バッテリーが使えるのではないか?」と考えている人は、下記を先にご覧ください。

電動自転車のバッテリー寿命はいつ?寿命の原因や症状、交換費用など

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電動自転車のバッテリーの処分方法とは?

考える人

まずは、電動自転車のバッテリーの処分方法について解説します。

基本的な処分方法は、以下の2つになります。

  1. 自転車店などのリサイクル協力店に回収してもらう
  2. 各自治体のルールに従って、処分する

冒頭でもお伝えしましたが、筆者は「1.自転車店などのリサイクル協力店に回収してもらう」ことをおすすめしています。

なぜなら、リサイクル協力店(※)に持っていくだけで無料で回収してくれますし、処分にかかる手間がなくなるからですね。

バッテリーを回収してリサイクルする方法は、これから紹介するメーカーの回答文にもあるように、全メーカーが推奨している方法です。

「自治体で処分しなくてはいけない」という状況でなければ、電動自転車のバッテリーはリサイクルに出すとよいでしょう。

※リサイクル協力店はこちらのサイト(https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/)に都道府県・お住まいの市区町村を入力することで、最寄りの協力店を調べることができます。

参考のために各メーカーの回答文を引用しておきますので、より詳しく知りたい方はご覧ください。

YAMAHA(ヤマハ)の回答

Q、廃棄バッテリーの処分方法を教えてください

A、リサイクルにご協力ください。
ご購入店もしくはお近くのPAS取扱店にご相談ください。

リサイクル協力店はこちらから http://www.jbrc.com/

引用:PAS知恵袋|YAMAHA Revs your Heart

BRIDGESTONE(ブリヂストン)の回答

Q、古くなって使わなくなったバッテリーはどうすればよいですか?

A、ブリヂストンサイクルは、一般社団法人 JBRC(以下、JBRC) に参画し、交換時期を迎えた使用済みバッテリーを無料でリサイクルする活動を推進しております。
使わなくなったバッテリーはご購入店にお持ち込みいただくか、JBRCに加盟するバッテリーリサイクル協力店へバッテリー回収のご相談をお願いいたします。

JBRCホームページ(https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/)では、お客様のお近くのJBRCに加盟するバッテリーリサイクル協力店を検索することができます。

バッテリーはリサイクル可能な材料を多く含んでいます。
環境保護のため、バッテリーの回収およびリサイクルにご協力お願いいたします。

出典:FAQ(よくあるご質問)|ブリヂストンサイクル株式会社

Panasonic(パナソニック)の回答

電動アシスト自転車のバッテリーには、再利用できる材料を多く含んだリチウムイオンバッテリー、ニッケル水素バッテリーを使用し、環境を汚染する水銀などは用いていません。
そして使用済みのバッテリーは販売店様を窓口として回収し、リサイクルを行っています。
JBRCパナソニック サイクルテック(株)は、一般社団法人 JBRCに参画しています。自転車に搭載する小型充電式バッテリーのリサイクルに努めています。
https://www.jbrc.com/

引用:環境活動|パナソニック サイクルテック株式会社

バッテリー回収を依頼できるのはJBRC加盟店|無料回収も

羽ペン

次に、バッテリーの処分(回収)を依頼できるお店を紹介します。

依頼できるお店というのは、ここまでに説明した「リサイクル協力店」のことですね。

電動自転車のバッテリーは「JBRC」と呼ばれる、小型充電式電池のリサイクルを推進している団体に加盟しているお店に依頼することになります。

JBRCの公式サイトに記載があるように、リサイクル協力店を探すときは事前に検索しておくと確実です。

電動アシスト自転車の使用済み小型充電式電池は自転車店または自治体にて検索してください。
なお、電気製品販売店(量販店、ホームセンター)にて電動アシスト自転車を販売している場合は回収している可能性がありますので店舗にお問い合わせください

出典:NRG062 協力店・協力自治体検索|JBRC

ただ、現段階でどこに持っていけばいいかの目星が付けられたほうが楽ですよね。

そこで筆者が調べたところ、以下の3種類の店舗にリサイクル協力店が多いことがわかりました。

  1. 家電量販店
  2. ホームセンター
  3. 自転車店

「家電量販店であれば、エディオンやビックカメラ」というように店名を含めてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.家電量販店

1つめは、家電量販店になります。

多くの家電量販店では家電のリサイクルを請け負うため、その延長からか小型充電式バッテリーの回収もおこなっているようでした。

リサイクルを行っています

出典:ビックSUPERサービス

上記の画像にもあるように、各店舗には専用のリサイクルBOXが配置されていることが多いのですが…

店舗によっては回収に対応していない可能性、もしくは、リサイクルBOXではなく直接回収したほうが都合が良いケースもあるため、リサイクルを依頼する際は必ず確認をするようにしましょう。

バッテリー回収に対応している家電量販店は、以下になります。

【バッテリー回収に対応している家電量販店(一部)】

  • エディオン
  • ヨドバシカメラ
  • ビックカメラ
  • ケーズデンキ
  • ヤマダ電機

2.ホームセンター

2つめは、ホームセンターです。

イメージはあまりないかもしれませんが、ホームセンターには自転車を販売している店舗も多いです。

電動自転車を扱っているお店であれば、基本的にはバッテリーも回収してもらうことができます。

近隣のホームセンターで自転車を扱っているのであれば、回収してもらえるかを一度相談してみるのがいいでしょう。

ホームセンターには日用品も充実しているので、買い物のついでにバッテリーも回収してもらえるのであれば楽ですよね。

以下のホームセンターで対応しているので、近くにある場合は検討してみてください。

【バッテリー回収に対応しているホームセンター(一部)】

  • コーナン
  • コーナンPRO
  • カインズ
  • コメリ
  • DCMグループ
  • ビバホーム
  • ロイヤルホームセンター

3.自転車店

3つめは、自転車店になります。

筆者はバッテリー回収について、家電量販店から自転車店まで電話で確認させてもらったのですが、「対応も一番慣れているのだろうな」と感じたのが自転車店でした。

やはり専門的に扱っているだけあって、どこの店舗も「無料で回収できる」「購入した店舗でなくても回収できる」という対応をしているようです。

そのため近くに自転車店がある場合は、自転車店に持っていくのが安心ですね。

個人店であれば回収不可能なお店があるかもしれない、もしくは有料での処分になるかもしれないので、以下のようなチェーン展開している自転車店を選ぶとよいでしょう。

【バッテリー回収に対応している自転車店(一部)】

  • サイクルベースあさひ
  • サイクルスポット
  • ダイワサイクル
  • イオンバイク

自治体にバッテリーを処分してもらう方法

注意

次に、自治体にバッテリー処分を依頼する場合について解説します。

自治体にバッテリー処分を依頼する場合は、「お住まいの自治体が決めた方法で処分してください」というのが回答になります。

なぜなら、自治体によっては「そもそも処分できない」という地域もあれば「もえないごみとして出せる」など、ルールが違うのですよね。

たとえば、東京都渋谷区は区では収集できないため、リサイクル協力店に持ち込むことが処分方法と決められています。

小型充電式電池(モバイルバッテリー含む)は、区では収集できません。

使用済電池は、渋谷区内のリサイクル協力店にお持ちください。

引用:充電式電池の出し方について|渋谷区

一方、神奈川県厚木市では、電動自転車の本体ごと粗大ごみとして出せるようになっています。さらに、回収ボックスやもえないごみの日にも出せるため、かなり処分は楽であると言えるでしょう。

2017年3月改訂の「資源とごみの正しい出し方」家庭用ガイドブック冊子に、「電動アシスト付き自転車のバッテリーを外して粗大ごみとして出す」と記載してありますが、2019年4月23日現在で、バッテリーを外さずに粗大ごみとしてお出しいただけるようになりました。

電動アシスト付き自転車用バッテリー用充電器は、お近くの公民館・市役所本庁舎等設置の小型家電回収ボックス又はもえないごみの日に集積所へ出してください。

電動アシスト付き自転車のバッテリーのみが対象で、その他のバッテリー類は市で処理できないので、購入先に相談するか、専門業者へ依頼してください。

引用:電動アシスト付き自転車(粗大ごみ)の出し方|厚木市

この2つの例のように、それぞれの自治体によってルールが大きく違います。

Googleなどで「(お住まいの地域名) 電動自転車バッテリー処分」と検索すれば、調べることができるため、処分したい場合は必ずルールを確認しておきましょう。

またバッテリーの処分だけではなく、本体ごと処分したい場合は下記を参考にしてみてください。

電動自転車を処分するなら知っておきたい!5つの処分方法の長所短所

バッテリーの処分を考える前に下取り価格を確認しよう

新しい電動自転車の購入を考えたうえで処分するのであれば、その前に下取り価格を確認してみませんか?

「電動自転車全体が古くて、とても下取りに出せる状態じゃない…」とお考えかもしれませんが、製品によっては1万円以上の下取り価格が付くこともあります。

下取りチェッカーというツールを使えば、LINEまたはWEBの査定から60秒ほどで下取り価格を確認することができます。

無料処分を検討しているのであれば、次の電動自転車の割引にもつながるかもしれないので、下取りに出すことも検討してみましょう。

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まとめ

今回は電動自転車のバッテリーの処分方法や、リサイクル回収してくれるお店を紹介させていただきました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • 電動自転車のバッテリーを処分するなら、最寄りの自転車店に持っていくのが確実かつお得
  • 自転車店に持っていけない場合は、「家電量販店」か「ホームセンター」で回収可能
  • 家電量販店は「エディオン」「ケーズデンキ」「ヤマダ電機」など
  • ホームセンターは「コーナン」「コメリ」「カインズ」など
  • ただし、どこに持っていくにしろ事前確認は必須(店舗によっては回収できないこともあるため)
  • 自治体に依頼する場合は、必ず自治体ごとのルールを確認する
  • 処分する前には、下取り価格を確認しておく

バッテリーなどの充電電池は処分に困ってしまいますよね。

ただ、本記事で紹介したように、電動自転車のバッテリーは自転車店に持っていけば、回収してもらえることがほとんどです。火災の事故を減らすためにも、必ず正しく処分するようにしましょう。

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