ブリヂストンの電動自転車の修理はどうやるの？自分でor依頼した場合

「ブリヂストンの電動自転車って自分で修理できる？」
「お店で修理してもらう場合の費用っていくらぐらいかかるの？」

ブリヂストン製の電動自転車は一般の電動自転車とは構造が違う部分があるため、自分で修理ができるのか、修理に必要な専門の部品の有無やお店で修理する場合の費用が気になるのではないでしょうか。

結論から言うと、ブリヂストン製の電動自転車は注意が必要なものの自分で修理することは可能です。修理方法は部位によって異なるため本文で解説していきます。
また、お店に修理を依頼した場合の費用の相場と、ブリヂストン製の電動自転車によくあるトラブルは以下の通りです。

【修理費用の相場】

ブレーキを修理する場合：1,000円〜
タイヤを修理する場合：1,500円〜
バッテリーを修理する場合：3万円〜
ベルトドライブを修理する場合：1,500円〜

【よくあるトラブル】

- バッテリーが点滅
- スイッチの調子が悪い
- 異音がする
- 鍵を紛失してしまった

もし、各部位の修理や交換ではなく電動自転車の本体を買い替える場合は、寿命がきてからでは下取りに出せないため、早めに買い替えを検討しなくてはいけません。

そこで本記事では、ブリヂストン製の電動自転車を自分で修理する方法や起こりやすいトラブル、お店で交換する場合の費用や、買い換えるタイミングを解説していきます。

▼この記事を読むと分かること

ブリヂストン製の電動自転車で発生しやすいトラブル
ブリヂストン製の電動自転車を自分で修理する方法
ブリヂストン製の電動自転車の修理をお店に依頼する場合の費用
電動自転車を買い換えるタイミング

この記事を読めば、ブリヂストン製の電動自転車を自分で修理することができ、電動自転車本体の買い換えについても適切な時期がわかるはずです。
ブリヂストン製の電動自転車を今後も安全に乗り続けたいという人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

1 ブリヂストンの電動自転車で発生しやすいトラブル
2 ブリヂストンの電動自転車を自分で修理する方法
3 ブリヂストンの電動自転車の修理をお店に依頼する場合の費用
4 ブリヂストン製の電動自転車を買い替える場合は寿命が来る前に検討しよう
5 下取りチェッカーで電動自転車を賢く買い替えよう
6 まとめ
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ブリヂストンの電動自転車で発生しやすいトラブル

ブリヂストン製の電動自転車において発生しやすいトラブルをご紹介します。
以下で紹介するようなトラブルが発生した場合は、自転車の修理を検討するようにしましょう。

バッテリーランプが点滅

ブリヂストン製の電動自転車のバッテリーには、電池残量が一眼でわかるようにメインスイッチ部分にバッテリーランプが搭載されています。
バッテリーがフルで充電されている状態ではランプが全て光っており、充電が減るにつれ表示が消えていきます。
バッテリーランプが早い間隔で点滅している場合は、バッテリーの充電残量が0の合図です。
すぐにバッテリーを充電するようにしてください。

また、バッテリーは充電と放電を繰り返すことで徐々に容量が減少していき、次のような症状が起こります。

フルで充電した状態の走行距離が減る
アシスト力が弱まる

充電をしたにもかかわらず上記のような症状が発生した場合は、バッテリーを交換する合図ですので早めの交換をお勧めします。

スイッチの調子が悪い

ブリヂストン製の電動自転車にはメインスイッチが搭載されていますが、

走行中にメインスイッチの表示が全て消灯した
電源ボタンを押しても電源が入らない

という場合はシステム内部でトラブルが発生している可能性があります。
その場合、自分で直すことは困難ですので電動自転車の利用をやめ、販売店で点検を受けるようにしてください。

メインスイッチに異常がある状態で走行を続けると、自転車の故障につながったりアシスト力が弱まったりとリスクがありますので、直ちに使用をやめ、ショップに持ち込むようにしましょう。

異音がする

自転車の走行中やブレーキを踏む際に、「キキー」や「ガタガタ」といった異音が生じた場合は、一度停車し異音が鳴っている部位を特定してください。
異音が生じる部位によって原因や対策が異なります。
詳しくは以下の記事をお読みください。

「電動自転車に異音がした場合はどうしたら？原因別の対処法をご紹介」

鍵を紛失してしまった

万が一鍵を紛失してしまったという場合はスペアキーを利用するか、鍵部分を破壊し解錠するしかありません。
スペアキーを注文するためには、元となる鍵のキーNO.が必要になるため、鍵を紛失してしまってからでは注文することができません。
必ず事前に作成しておくようにしましょう。

スペアキーがどうしても手に入らないという場合は、ボルトカッターという器具を利用し、鍵部分を破壊することで解錠することができます。
自分で破壊する場合は危険が伴うのと、ボルトカッターを持っていないケースが多いと思われますので、自転車ショップに持ち込み破壊してもらいましょう。

ブリヂストンの電動自転車を自分で修理する方法

ブリヂストン製の電動自転車に何かしらの異常が発生した場合、その部位別で対応が異なってきます。
部位によっては自分で修理ができず、交換することでしか直せない場合がありますので注意が必要です。

ブレーキに異常がある場合

ブレーキに異常がある場合は、ブレーキシューを外し交換用のブレーキシューと取り替えることで修理することができます。
自分で修理する場合の手順は以下の通りです。

ブレーキワイヤーを外す
ブレーキシューを外す
交換用のブレーキシューを取り付ける
ブレーキを固定する
アームを元に戻して微調整する

画像付きの詳細な手順についてはこちらのサイトをご覧ください
元自転車屋が教える！ブレーキシューの交換方法［写真付］ | FRAME : フレイム

また、ブレーキの寿命を少しでも伸ばしたいという場合には「急停止を避ける」「定期的にメンテナンスを行う」ことで寿命を伸ばすことができます。

タイヤに異常がある場合

タイヤがパンクしてしまったなどの場合は、ブレーキと同様に交換用のパーツと取り替えることで自分で修理することが可能です。
自分で修理する場合の手順は以下の通りです。

プラスドライバーでタイヤの変速機カバーを外す
外した部分のナットを緩め外す
変速用のケーブルを金具から外す
ブレーキを本体から外す
タイヤを引っ張って本体から外す
交換後のタイヤをはめ込む
1〜4の手順を逆に実行していく

画像付きの詳細な手順についてはこちらのサイトをご覧ください
電動アシスト自転車のタイヤ交換 | SekineCPAOffice

また、タイヤの寿命を少しでも伸ばしたいという場合には「空気圧を適正に保つ」「段差や悪路を避けて運転する」ことで寿命を伸ばすことができます。

バッテリーに異常がある場合

バッテリーの残量表示が点灯しなかった
充電されてるはずなのに充電されなかった

このようにバッテリーに寿命がきていて交換することでしか修理ができない場合は多いです。
ブリヂストン製の電動自転車の場合、バッテリーを自分で交換して修理することはできないので、販売店に問い合わせ交換をしてもらいましょう。

バッテリーの寿命について詳しくは下記の記事でもご紹介していますのでチェックしてみてくださいね。

電動自転車のバッテリー寿命はいつ？寿命の原因や症状、交換費用など

ベルトドライブに異常がある場合

ベルトドライブ部分から異音が発生している場合は、ゴミや泥が付着していることで異音が発生するケースがあります。
そういった場合は、シリコン系のスプレーを用いて付着物を取り除きましょう。

付着物を綺麗に取り除いたのに異音が止まらないなどの場合は、自分で修理することが困難なため、販売店で修理してもらうしかなくなってしまいます。
異音を放置したまま運転を続けてしまうと非常に危険なため、早急に販売店で修理してもらうようにしましょう。

ブリヂストン製で揃えないといけない部品

ブリヂストン製品の電動自転車のパーツのうち、タイヤやチューブ、ブレーキは一般的な自転車と変わりません。
しかし、一般の自転車でいう金属チェーン部分のみ「ベルトドライブ」という特殊な製品で作られているため、ブリヂストン製を揃える必要があります。
その他の部分は、Amazonや楽天などの通販ショップで販売されている一般的な部品と交換することができます。

ブリヂストンの電動自転車の修理をお店に依頼する場合の費用

ブリヂストン製の電動自転車の修理をお店に依頼する場合の費用ですが、修理する部位によって費用が異なります。
部位別に費用の相場をご紹介します。

ブレーキを修理する場合

ショップでブレーキを修理する場合、どれくらいの費用なのかをまとめてみます。

	前輪の場合	後輪の場合	前輪・後輪両方の場合
交換用ブレーキシューを用意した場合	1,000円	1,500円	2,000円
ブレーキシューショップで購入する場合	2,500円	3,000円	5,000円

交換用のブレーキシューを自分で持ち込むかどうかで費用は変わってきます。
また、後輪のブレーキを交換する作業の方が少々複雑なため、費用は少し高くなります。

タイヤを修理する場合

ショップでタイヤを修理する場合、どれくらいの費用なのかをまとめてみます。

	前輪の場合	後輪の場合	前輪・後輪両方の場合
交換用タイヤとチューブを用意した場合	1,500円	2,000円	3,000円
タイヤとチューブをショップで購入する場合	4,000円	4,500円	8,000円

交換用のタイヤとチューブを自分で持ち込むかどうかで費用は変わってきます。
また、後輪のタイヤを修理する方が作業が少々複雑なため、費用は少し高くなるようです。

バッテリーを修理する場合

バッテリーを修理するためには、交換するしか方法がありませんがその費用の相場は3万円〜5万円となっています。
交換する場合は非常に高価なため、バッテリーは特に長持ちさせるよう心がけましょう。

ベルトドライブを修理する場合

ベルトドライブの修理は自分で行うには難しく、ショップで修理をしてもらうほうがいいでしょう。
その場合の費用としては、1,500円〜3,000円が相場となっています。

ブリヂストン製の電動自転車を買い替える場合は寿命が来る前に検討しよう

ブリヂストンの電動自転車の場合、タイヤやブレーキなどは修理費用も安く自分で修理もできますが、バッテリーを交換するとなると非常に高価になるため、買い替えを検討する人も少なくありません。
また、電動自転車本体の寿命はブリヂストン製かどうかを問わず、約7年ほどで寿命が来るといわれています。

電動自転車を買い替える場合は、例えば今乗っている自転車を下取りに出す方法があります。
下取りに出す場合、自転車がまだ使える状態であることが前提となるため、寿命が来てからでは手遅れになるでしょう。
そのため、電動自転車の買い替えを検討する場合は、購入してから3〜4年以内を目安に早めに検討する必要があります。