冷蔵庫の氷ができないのは故障?原因と自分でできる対処

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下取りガイド 川辺 あさひ
冷蔵庫の氷ができない

「冷蔵庫の氷ができないんだけど原因は何?」

「製氷機を正しく使うために普段からできることは何かある?」

冷蔵庫に内蔵されている製氷機は、氷を作ることができるとても便利な機能ですよね。

しかし、冷蔵庫を使用していて氷を取り出そうと思ったら氷ができていない、なんてこともあるのではないでしょうか。

結論から言うと、冷蔵庫の氷ができない原因や対処法、修理費用は以下の通りです。

【冷蔵庫の氷がなぜかできないと思ったら…考えられる原因】

【氷ができない場合の対処法】

【製氷機を正しく使うために、自分でできる対策とは?】

また、冷蔵庫を買い換える場合は、寿命が来てしまうと下取りに出せないため、10年以内を目安に買い替えを検討する必要があります。

そこで本記事では、冷蔵庫の氷ができない原因や対処法、普段からできる対策と氷ができる仕組みをご紹介します。

▼この記事を読むと分かること

  • 冷蔵庫の氷ができない原因
  • 氷ができない場合の対処法
  • 製氷機を正しく使うための対策
  • 氷ができる仕組み
  • 冷蔵庫を買い替えるタイミング

この記事を読めば、冷蔵庫の氷ができない原因や対処法がわかるはずです。

冷蔵庫の氷ができなくて困っている、という人はぜひ最後まで読んで参考にしてください。

冷蔵庫の氷がなぜかできないと思ったら…考えられる原因

冷蔵庫の氷ができない

冷蔵庫の氷ができない場合、以下のようにさまざまな原因が考えられます。

  • 給水タンクを正しい位置にセットできていない
  • 製氷停止の設定になっている
  • 製氷皿が割れている
  • 冷蔵庫の温度が十分に冷えていない
  • 冷蔵庫を設置してからあまり時間が経過していない
  • 貯氷ケースに氷以外の物を入れている
  • 検氷レバーが正常に動いていない

それぞれ詳しく解説します。

給水タンクを正しい位置にセットできていない

冷蔵庫で氷を作る場合、冷蔵庫の中の給水タンクと呼ばれる箇所に水を貯め、タンクから製氷皿に水が流れることで氷が作られます。

その際、給水タンクが本来の位置にセットできていないと、氷ができないことがあるのです。

給水タンクが本来の位置からずれて設置されてしまうと、製氷皿へ水がうまく流れません。

そのため、氷が思ったように作られない場合は、まず初めに給水タンクが本来の位置からズレていないかどうかを確認しましょう。

製氷停止の設定になっている

多くの冷蔵庫の場合、製氷機に氷を作る機能のオンオフを切り替えるスイッチがついています。

その設定がオフになっている場合、どんなに給水タンクに水を注いだとしても氷はできませんので注意しましょう。

また製氷ができないからといって、オフの状態で水を注ぎ続けると水漏れにつながってしまうこともあります。

製氷皿が割れている

給水タンクから給水された水は製氷皿に伝わり、そこで冷却されることで氷となります。

その製氷皿が割れていた場合、水が溢れてしまい氷がうまくできないことがあります。

給水タンクに異常がなく、問題なく給水されているはずなのに氷ができない場合は、一度製氷皿を取り出して、割れていないかを確認しましょう。

冷蔵庫の温度が十分に冷えていない

製氷皿に水が問題なく給水され、製氷皿自体に異常がないにもかかわらず氷ができない場合は、冷蔵庫内の温度が十分に冷えていない可能性があります。

水は0度以下にならないと氷にはなりません。

製氷機部分は特に温度が低くなるように設計されていますが、

  • 冷蔵庫のドアを開けっぱなしにした
  • 停電などで一度電源がオフになった

このようなことがあった場合、冷蔵庫内の温度が十分に冷え切らないこともありえます。

そうなってしまうと氷もできませんので、冷蔵庫内の温度も気にするようにしましょう。

冷蔵庫を設置してからあまり時間が経過していない

冷蔵庫を購入し、設置してからあまり時間が経過していない場合も氷ができないことがあります。

製氷皿内に水が給水されてから一定時間冷却されないと氷ができないため、冷蔵庫を設置したてだと冷却までの時間が十分に取れないのです。

冷蔵庫を購入して設置したての場合、氷ができるまで一晩以上はかかると思ったほうがいいでしょう。

貯氷ケースに氷以外の物を入れている

製氷皿で冷却されて精製された氷は貯氷ケース内に落とされ、そこで貯まっていきます。

この時、貯氷ケース内に冷凍食品やアイスなど氷以外のものが入っていると、氷が思うようにできないことがあるのです。

これは貯氷ケース内に、氷以外の物が入っていることで発生するため、ケース内には氷の他に何も入っていないことを確認して上で製氷しましょう。

検氷レバーが正常に動いていない

製氷機内には、検氷レバーという貯氷ケース内の氷の量を一定に調節する装置がついています。

検氷レバーが正常に作動することで、貯氷ケース内の氷が一定量以下になった際に製氷皿から氷が落ちてきます。

しかし、何かの原因で検氷レバーが正常に作動しない場合、氷が落ちてこないことがありえます。

貯氷ケース内の氷の配置が偏っているために検氷レバーを圧迫している場合、正常に作動しないことが多いため、貯氷ケース内の氷はなるべく平にならすようにしましょう。

それでも氷ができない場合は故障を疑う

冷蔵庫の氷ができない

冷蔵庫で氷ができない場合は、上記のようにさまざまな原因が考えられるでしょう。

しかし、そのいずれにも該当しない場合は、冷蔵庫の内部が故障している可能性があります。

そうなった場合は自力で修理することが難しいため、以下の対処法を検討しましょう。

  • メーカーに修理を依頼する 修理費用もチェック
  • 修理費用がかかるなら処分を考える
  • 故障する前に下取りを検討しておく

それぞれ詳しく解説します。

メーカーに修理を依頼する 修理費用もチェック

冷蔵庫を購入してからさほど年数が経っておらず、多少修理費用がかかっても修理して使い続けたい場合は購入したメーカーに修理を依頼しましょう。

冷蔵庫の内部の故障は自分で修理することが難しく、下手に触ってしまうと故障が悪化してしまいます。

メーカーでも修理ができなくなる可能性があるため、まずはメーカーに問い合わせをしてください。

メーカーや購入した冷蔵庫の製品によって修理費用は異なりますが、一般的に氷ができない場合の修理費用は1万円〜2.5万円程度と言われています。

メーカー別の修理費用の目安

冷蔵庫の代表的なメーカーの氷ができない場合の修理費用の目安は、以下のようになっています。

メーカー 修理費用の目安
東芝 1.4万円〜2.1万円
三菱 1.3万円〜2.3万円
シャープ 1万円〜2.5万円
日立 2万円〜2.2万円

※出張費用含む

出典:
冷蔵庫 出張料金概算料金表 | 東芝ライフスタイル株式会社
三菱電機 冷蔵庫 修理料金の目安
冷蔵庫、冷凍庫・冷凍ストッカー 出張修理概算料金│サポート・お問い合わせ:シャープ
冷蔵庫:日立の家電品

修理費用がかかるなら処分を考える

上記で紹介したように、冷蔵庫の氷ができない場合の修理費用は高い場合で2万円を超えることもあります。

購入して年数があまり経っていない場合は、修理に出して使い続けたほうがいいですが、ある程度年数が経っている場合は処分も考えましょう。

冷蔵庫を処分する場合、粗大ごみなどで捨てるのではなく家電リサイクル法に基づき、購入したメーカーやショップにリサイクルに出す必要があります。

リサイクル料金と収集運搬料金が合計で5,000円程度かかるため、冷蔵庫は処分する際もある程度費用がかかることを想定しておきましょう。

故障する前に下取りを検討しておく

冷蔵庫の寿命はほかの家電と比較しても長い方で、一般的に13年ほどと言われています。

10年以上使い続けることができますが、5年以上使用し続けていると水漏れや氷ができないなど故障するリスクが高まってしまうでしょう。

特に、氷ができないことによる故障の場合自分で修理することが難しく、メーカーに修理を依頼する必要がありある程度費用がかかってしまいます。

冷蔵庫は高価な家電であるため、まだ問題なく使える状態であれば故障する前に買い替えることでお得に新しい冷蔵庫が購入できるケースもあります。

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製氷機を正しく使うために、自分でできる対策とは?

冷蔵庫の製氷機を正しく使い続けるためには、以下のように自分でできる対策もあります。

  • 冷蔵庫に食材を詰め込みすぎない
  • ドアの開け閉め頻度を少なくする
  • 掃除する

それぞれ詳しく解説します。

冷蔵庫に食材を詰め込みすぎない

冷蔵庫内に食材を詰め込みすぎてしまうと、冷蔵庫内のエネルギーが氷を作るためよりも内部の食材を冷却するために消費されてしまいます。

そうなってしまうと、製氷機が故障していなかったとしても氷ができなくなったり、製氷までのスピードが遅くなったりしてしまいます。

冷蔵庫内の食材は角に詰め込みすぎないようにしましょう。

ドアの開け閉め頻度を少なくする

冷蔵庫のドアを高頻度で開け閉めしてしまうと、その都度庫内の温度が上昇し氷ができにくくなってしまいます。

ドアを開ける頻度をなるべく減らし、庫内の温度を一定に保つことでスムーズに製氷ができるでしょう。

掃除する

冷蔵庫内にごみやほこりが貯まってしまうと、それらが内部に入り込んでしまい故障の原因になってしまいます。

また、給水タンクや製氷皿内部にもごみが付着してしまい、氷もできづらくなってしまうでしょう。

冷蔵庫内を清潔に保つためにも、こまめに掃除をする必要があるのです。

冷蔵庫の氷とはこのようにできている

最後に、冷蔵庫内部で氷がどのような仕組みで作られているのかも簡単に紹介します。

氷は以下のような流れで作られます。

  1. 給水タンクに水を貯める
  2. 製氷皿へ水を送る
  3. 製氷皿で冷却され氷ができる
  4. 貯氷ケースに氷が落ちて貯まっていく
  5. 検氷レバーで氷の量を調節する

氷ができるまでの過程を理解しておくことで、氷ができなくなった場合でも原因を正しく探ることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

冷蔵庫の氷ができない原因や対処法、適切な買い替えタイミングについて理解できたのではないでしょうか。

最後にこの記事の内容をまとめてみます。

●冷蔵庫の氷がなぜかできない場合に考えられる原因

  • 給水タンクを正しい位置にセットできていない
  • 製氷停止の設定になっている
  • 製氷皿が割れている
  • 冷蔵庫の温度が十分に冷えていない
  • 冷蔵庫を設置してからあまり時間が経過していない
  • 貯氷ケースに氷以外の物を入れている
  • 検氷レバーが正常に動いていない

●氷ができない場合の対処法

  • メーカーに修理を依頼する 修理費用もチェック
  • 修理費用がかかるなら処分を考える
  • 故障する前に下取りを検討しておく

●製氷機を正しく使うために、自分でできる対策とは?

  • 冷蔵庫に食材を詰め込みすぎない
  • ドアの開け閉め頻度を少なくする
  • 掃除する

●冷蔵庫を買い替えるには購入してから5年〜7年が目安

この記事を参考に冷蔵庫の氷ができない原因と対処法が分かり、故障してしまった場合でもお得に下取りに出せることを願っています。

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