エアコンは引っ越し先に持っていく？取り外し・取り付けの費用についても紹介

「引っ越す時ってエアコンはどうするの？」

「エアコンの取り外し・取り付け費用ってどのくらい？」

四季によって気温の変化が激しい日本において、エアコンは一家に一台以上欠かせない存在となっています。

中には複数の部屋全てにエアコンを設置しているという方もいるでしょう。

そんなエアコンですが、引っ越す場合にそのままにしておくのか、取り外して新居に持っていくのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、引っ越しに際してのエアコンの取り扱い方法や取り外し・取り付けにかかる費用は以下の通りです。

【新居にエアコンを運ぶ際の流れ】

室内機の下にマットを敷く
室外機の側面を開ける
冷媒ガスを回収する
電源をコンセントから抜く
室外機を取り外す
室内機を取り外す

【新居にエアコンを持っていかない場合】

旧居にエアコンを置いていく
取り外しが必要になる場合も

【エアコンの取り外し費用】

	費用	運搬
引っ越し屋	15,000円〜（取り付け費用こみ）	込み
エアコン業者	8,000〜	別途費用が発生
電気屋	10,000円〜	できないケースが多い

【エアコンの取り付け費用】

	費用
引っ越し屋	15,000円〜（取り外し費用込み）
エアコン業者	7,000〜
電気屋	10,000円〜

▼この記事を読むと分かること

エアコンを運ぶ際の流れ
エアコンを持っていかない場合の流れ
エアコンの取り外しを業者に頼む場合の費用相場
エアコンの取り付けを業者に頼む場合の費用相場
エアコンの引っ越しの際に準備すること
エアコンをお得に下取りに出す方法

この記事を読めば、引っ越しをする場合にエアコンの取り扱いや取り外し・取り付け費用の相場についてわかるでしょう。

引っ越しを控えているがエアコンの取り扱いが不安だという方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。

1 引っ越しのときエアコンは新居に持っていくか決めよう
2 新居にエアコンを運ぶ際の流れ
3 新居にエアコンを持って行かない場合の流れ
4 エアコンの取り外しはどこに頼む？
- 4.1 基本的に取り外しは業者に頼もう｜引っ越し屋・エアコン業者・電気屋
- 4.2 エアコン取り外しの費用は8,000円から
5 エアコンの取り付けはどこに頼む？
- 5.1 取り付けも業者に頼もう｜引っ越し屋・エアコン業者・電気屋
- 5.2 エアコン取り付けの費用は7,000円から
6 エアコンを取り外した後はどうすればいい？
- 6.1 業者にエアコンを運んでもらう場合、8,000円から
- 6.2 エアコンを処分する場合
7 エアコンの引っ越しの際、自分でおこなう準備はある？
8 エアコンを買い替えるなら下取りに出してみよう
9 まとめ
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引っ越しのときエアコンは新居に持っていくか決めよう

新生活や仕事の関係で引っ越しをする場合、基本的には既存の家具・家電は新居に持っていく、もしくは粗大ゴミに出して処分するかの2択になることが一般的です。

しかし、エアコンの場合は少し取り扱いが異なるため、注意が必要です。

旧居に設置されているエアコンを自分で購入して設置した場合は、新居に持っていくor粗大ゴミとして処分するといった選択になります。

一方で、賃貸物件などでエアコンが元々部屋に備え付けられていた場合は、引っ越す場合でも取り外しをせずにそのままにしておくケースもあるのです。

したがって、引っ越しの際のエアコンは「新居へもっていく」「処分する」「そのまま置いておく」という3つの選択肢が存在します。

エアコンを自分で購入した場合は、引き続き使い続けるか、処分して新しいエアコンを購入するかで選択しましょう。

新居にエアコンを運ぶ際の流れ

基本的な家具・家電を新居に運ぶ場合は、電源を抜いて運び出せばそれで終わりですが、エアコンの場合は以下の手順で取り外す必要があるため、注意しましょう。

室内機の下にマットを敷く
室外機の側面を開ける
冷媒ガスを回収する
電源をコンセントから抜く
室外機を取り外す
室内機を取り外す

エアコンは基本的に室外機と室内機がセットとなっているため、両方を運ぶ必要があります。

取り外す際の順番も決まっているため、慎重に手順を確認しながら取り外していきましょう。

詳しい取り外し方は以下のページを参考にしてください。

エアコンの取り外し工事を自分でする方法｜エアコンサポートセンター

また、エアコンを取り外すことは素人が簡単にできる作業ではないため、後述しますが引っ越し業者やエアコン業者に取り外しを依頼することをお勧めします。

新居にエアコンを持って行かない場合の流れ

新居に新しいエアコンが既に設置されていて、旧居のエアコンをもっていかない場合は「エアコンをそのまま置いていく」もしくは「取り外して処分する」ことになります。

それぞれ解説します。

旧居に置いていく

賃貸の場合に多いケースですが、入居前からエアコンが備え付けられている場合、引っ越しをすることになってもエアコンはそのままにして新しい入居者がそのまま使い続けるケースがあります。

この場合、むしろ取り外してもっていくことはできないため、引っ越し前に掃除をしてエアコンは設置したままにしておきましょう。

取り外しが必要になる場合

賃貸物件の場合はエアコンを設置したままにしておいていいケースが多いですが、購入した物件などにおいては部屋の中に存在する全ての家具・家電を取り出す必要があります。

この場合、新居にエアコンが既に設置されていたとしてもエアコンを取り外さなくてはいけないため、取り外して処分まで自分で行う必要があるため気をつけましょう。

エアコンの取り外し方については「新居にエアコンを運ぶ際の流れ」で紹介していますので、参考にしてください。

特に賃貸の場合は大家さん・管理会社に確認を！

賃貸物件の多くはエアコンはそのままにしておいていいですが、不安な場合は大家さんや管理会社に必ず確認をしましょう。

契約によって定められていることもあるため、連絡をせずに取り外して勝手に処分してしまうと、後から新しいエアコンの購入費用を請求されてしまうこともありえます。

引っ越しが決まって連絡を入れる場合、一緒にエアコンの取り扱いについても必ず確認するようにしてください。

エアコンの取り外しはどこに頼む？

エアコンの取り外しは自分でやってできないことはないですが、難易度が高く万が一の場合はエアコンが故障してしまったりガスが漏れてしまったりして危険な可能性もあるため、基本的には外部の業者に頼みましょう。

基本的に取り外しは業者に頼もう｜引っ越し屋・エアコン業者・電気屋

エアコンの取り外しを依頼できる業者は以下の3種類に分かれます。

引っ越し屋
エアコン業者
電気屋

引っ越しを業者に依頼する場合、家具や家電の取り外しも引っ越しセットに含まれている場合があります。

その場合は、エアコンの取り外しも一緒にお願いすることができます。

オプション対応となっている場合や、そもそもエアコンの取り外しはサービス外というケースは、エアコン業者かお近くの電気屋に依頼しましょう。

引っ越し業者に依頼するよりも、エアコン業者や電気屋の方が格安で取り外してくれる可能性があります。

一方で、新居への運び込みは行ってくれないため、取り外したエアコンは自分で運搬する必要があるため注意しましょう。

エアコン取り外しの費用は8,000円から

エアコンの取り外し費用は依頼する業者によって変わってきますが、概ね以下のような相場となっています。

	費用	運搬
引っ越し屋	15,000円〜（取り付け費用こみ）	込み
エアコン業者	8,000〜	別途費用が発生
電気屋	10,000円〜	できないケースが多い

引っ越し屋に関しては、新居への運搬も含まれているためその分の費用が高くなってしまうことが多いでしょう。

エアコン業者と電気屋を比較すると、エアコンを専門に扱っている業者の方が少しですが価格が安い傾向にあります。

エアコンの取り付けはどこに頼む？

エアコンを新居に運び込んだ後に、取り付ける必要がありますが自分で取り付けられない場合は、業者に依頼する必要があります。

取り外しと同様に、エアコンの取り付けも難易度が高いため、経験がある方以外は業者に頼んだ方が確実です。

取り付けも業者に頼もう｜引っ越し屋・エアコン業者・電気屋

エアコンの取り付けを依頼できる業者は以下の3種類に分かれます。

引っ越し屋
エアコン業者
電気屋

引っ越しを業者に依頼する場合は、そのままエアコンの取り付けも頼んだ方が他の業者に依頼するよりも安くできるでしょう。

エアコンの取り付けがサービス外となっている引っ越し業者の場合はエアコン業者やお近くの電気屋に依頼することになります。

エアコン業者の場合は、取り外しを依頼したらそのまま取り付けも行ってくれるケースもあるでしょう。

エアコン取り付けの費用は7,000円から

エアコンの取り付け費用は依頼する業者によって変わってきますが、概ね以下のような相場となっています。

	費用
引っ越し屋	15,000円〜（取り外し費用込み）
エアコン業者	7,000〜
電気屋	10,000円〜

引っ越し屋に依頼する場合、取り外しと取り付けがセットになっていることが多いでしょう。

また、取り外しと同様に、エアコン業者の方が電気屋よりも取り付け費用が安いケースが多いです。

エアコンを取り外した後はどうすればいい？

`エアコンを無事に取り外した後には、新居へ運び込む必要があります。

もしくは新居にエアコンが既に設置されている場合は、処分をすることになります。

それぞれのケースをご紹介します。

業者にエアコンを運んでもらう場合、8,000円から

エアコンを自分で運搬するのではなく、業者に運搬を依頼する場合はクロネコヤマトの家財便などが一般的です。

エアコンの場合は「らくらく家財宅急便」というサービスで運ぶことができ、運搬距離やエアコンのサイズによって料金が異なります。

一般的な相場としては、室内機と室外機セットで8,000円〜となっています。

運ぶ地域によって金額が変わるため、ご自分の引っ越し予定地を入力して金額をシミュレーションしてみましょう。

参考：大型家具家電の輸送らくらく料金検索 | ヤマトホームコンビニエンス

エアコンを処分する場合

引っ越し先の新居に既にエアコンが設置されている場合や、買い替える場合はエアコンを処分する必要があります。

エアコンの処分方法には大きく分けて以下の7種類存在します。

家電量販店で下取りをしてもらう
購入した小売店で引き取ってもらう
自治体に依頼して処分してもらう
自治体の指定引取場所へ持ち込みをする
不用品回収業者に依頼する
フリマやオークションアプリに出品する
リサイクルショップに買取依頼をする

それぞれの方法の詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。

不要なエアコンの処分方法7つ｜処分にかかる費用を分かりやすく解説

エアコンの引っ越しの際、自分でおこなう準備はある？

エアコンを引っ越しで運ぶ場合、取り外しは完了している前提で自分で行う準備としては、他の家電と大きくは変わりません。

移動中にエアコンに傷がつかないように養生で囲み、移動の車内で他の家具家電とぶつからないようにしっかりと固定しましょう。

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まとめ

いかがでしたか？

引っ越す場合のエアコンの取扱や取り外し・取り付け費用についてわかったのではないでしょうか。

最後にこの記事の内容をまとめてみます。

・新居にエアコンを運ぶ際の流れ

室内機の下にマットを敷く
室外機の側面を開ける
冷媒ガスを回収する
電源をコンセントから抜く
室外機を取り外す
室内機を取り外す

・新居にエアコンを持っていかない場合

旧居にエアコンを置いていく
取り外しが必要になる場合も

・エアコンの取り外し費用

	費用	運搬
引っ越し屋	15,000円〜（取り付け費用こみ）	込み
エアコン業者	8,000〜	別途費用が発生
電気屋	10,000円〜	できないケースが多い