MacBookのバッテリー交換はいつ?費用から交換にかかる時間まで解説!

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下取りガイド 川辺 あさひ
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「最近MacBookの充電の減りが早くなってきた。」
「MacBookのバッテリー交換はどうしたらいいの?」
このように、MacBookを長年使っているとバッテリーに関する問題が出てきますよね。

そこで本記事では、MacBookバッテリー交換をおこなう際の目安となる時期や費用、症状や対処法などについて解説します。

製造メーカーであるAppleと他の修理業者との修理費用の比較や、本体を買い替える場合の買取と下取りについてもあわせて説明します。ぜひ参考にしてください。

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MacBookのバッテリー交換はいつがいい?

まず、MacBookのバッテリー交換における「交換の目安」「寿命を迎えているかの確認」「劣化時の症状と対処法」の3点についてお話します。

バッテリー交換の目安

MacBookのバッテリーは使う頻度にもよりますが、購入してから2〜4年での交換が推奨されています。

また、バッテリーの充放電回数では約500回で劣化が始まり、約1000回で寿命を迎えるとされています。そのため、充放電を1000回おこなったバッテリーも交換が推奨されています。

バッテリーが寿命を迎えているかを確認する

「最近、バッテリーが減る速度が早いかな?」と感じたら、MacBookの上方にあるメニューバーのバッテリーアイコンをクリックして確認をしましょう。

ここで、次の画像のように何も表示されていないなら正常です。

通常時の画面│MacBook バッテリー交換

一方、次の画像のように「修理サービス推奨」という表示がある場合は、バッテリーが寿命を迎えていることになります。

「修理サービス推奨」表示時│MacBook バッテリー交換

一度表示を調べてみて、「修理サービス推奨」となっているならバッテリー交換を検討しましょう。

バッテリー劣化時の症状と交換方法

バッテリーが劣化している際に表れる症状の代表例は、「バッテリーの減りが早くなること」です。

たとえば先ほど紹介したバッテリー画像は筆者のiPhoneのものですが、後者のバッテリーは1時間もしないうちに充電が空になってしまいます。購入当初はバッテリーが5時間以上もっていたため、かなりの劣化が見受けられていることがわかります。

この状態では外出時にMacBookを持ち出してもすぐに使えなくなってしまうため、利便性はどんどん下がってしまいます。

劣化前の状態に戻すためには、バッテリーを交換して対処します。バッテリーを交換する際は、「Apple(正規プロバイダーを含む)で交換」「修理業者(非正規店)で交換」「自分で修理」のいずれかの方法を選択することになります。

それぞれのメリットや費用は後述しているので、条件に合うものを選んでみてください。

MacBookのバッテリー交換にかかる料金

それでは、MacBookのバッテリー交換にかかる料金を紹介します。

「Appleによる交換費用」と「修理業者による交換費用」にわけて紹介するので、それぞれ参考にしてみてください。

Appleによる交換費用

MacBook Pro(13インチ,M1,2020) MacBook Air(13インチ,M1,2020)
Apple Store 37,500円 24,000円
正規プロバイダービックカメラの例) 43,000円 29,500円

※2024年10月時点

Appleのバッテリー交換にかかる費用は、MacBook Proでは37,500円〜MacBook Airは24,000円〜となっています。

Appleの費用は高めにはなりますが、Apple純正のバッテリーに交換できる、保証内の場合は安くなることがあるなどのメリットも多いです。

とくに「AppleCare+」へ加入している場合は、無料でバッテリー交換することもできます。こちらの保証が適用される場合は、必ずAppleに交換依頼を出しましょう。

修理業者による交換費用

MacBook Pro(13インチ,M1,2020) MacBook Air(13インチ,M1,2020)
SMART 28,000円 25,000円
パソコン修理本舗 27,500円~ 27,500円~
McDoctor 27,500円 26,400円

※2024年10月時点

非正規店を3社調査したところ、バッテリー交換にかかる費用はMacBook Proでは27,500円〜MacBook Airは25,000円〜が相場なっているようです。

とくにMacBook ProをみるとAppleよりも交換費用は安いですが、バッテリーが互換品であること、Appleの保証が受けられなくなるといったデメリットがあります。

また、互換品のバッテリーに交換したものは買取不可もしくは減額対象になることも考えられます。

どちらにもメリット・デメリットはあるので、条件に合うほうを選んでみてください。

自分でMacBookのバッテリー交換をするのは?

自分でMacBookのバッテリー交換をする場合、「専用工具」と「MacBookのバッテリー」を用意する必要があります。

MacBookのバッテリーは10,000円未満で購入可能なため、Appleや業者に依頼するより費用を抑えられる点が魅力です。

Amazon「MacBook Pro バッテリー」検索結果│MacBook バッテリー交換

出典:「MacBook Pro バッテリー」検索結果│Amazon

ただし、MacBookは精密機械であり、交換には高度な技術が求められます。正規プロバイダー以外で修理した場合、保証が無効になる点にも注意が必要です。

さらに、内部部品の損傷や発熱・発火のリスク、不適切なバッテリーを使用した場合の爆発など、交換作業には重大なリスクが伴います。

交換作業に慣れていない方は、Appleや信頼できる修理業者に依頼することをおすすめします。

MacBookのバッテリー交換にかかる時間

MacBookのバッテリー交換にかかる日時も紹介しておきます。

先にお伝えしておくと、依頼先や時期によって交換にかかる時間は変わってきます。

「パソコンが使えない期間が長いと困る」という人も多いはずなので、こちらもぜひ参考にしてください。

Appleに依頼した場合

MacBook Pro MacBook Air
Apple 5〜7日
正規プロバイダービックカメラの例) 5〜7日

※2024年10月時点(営業日での日数)

Appleや正規プロバイダーに依頼する場合は、通常5〜7日かかります。ただし、時期によっては交換日時も変わることに注意が必要です。

たとえば、以前に筆者がApple Storeで4月にバッテリー交換を相談したところ、「依頼件数が多いので2週間ほどかかります」という回答をいただきました。

このように時期で交換時間は変わってくるので、より正確に知りたいのであれば事前に相談することをおすすめしています。

修理業者に依頼した場合

修理業者名 MacBook Pro MacBook Air
SMART 即日(15~30分)
パソコン修理本舗 約3日(有料優先オプションで即日)
McDoctor 即日(15時までの預かり分)

※2024年10月時点(営業日での日数)

修理業者に依頼する場合は、即日〜3日となっています。

バッテリーが互換品になるというデメリットはありますが、費用の安さに加えて交換時間が短いことは非常に魅力的だと思います。

「純正品にこだわりはない」「保証は切れているので、適用外になっても問題ない」という方は、修理業者を選択しても良いでしょう。

MacBookの買取と下取りサービス

MacBookのバッテリー交換時期がきたら、買い替えるタイミングでもあります。

バッテリーが劣化していても買取価格は下がってしまいますが、買い取ってくれるところも多いです。

「買取」と「下取り」の2つを解説するので、買い替えを検討している人は参考にしてください。

買取サービスの利用方法と注意点

MacBookの買取については、以下の3つの方法でおこなえます。

  • 店舗買取
  • 発送買取
  • 宅配買取(業者が家まで引取に来てくれる)

買取先にもよりますが「発送買取」や「宅配買取」は無料で発送・引取ができるため、買取価格から引かれることもありません。査定価格が出るまで時間はかかりますが、忙しい人には嬉しいサービスになります。

ただし、注意点は「初期化やバックアップの作業が必要である」ことです。

これらがおこなわれていないと、買取してもらえなかったり第三者に個人情報を悪用されるというリスクも出てきます。買取に出す前には以下の参考記事を閲覧し、初期化などをおこなってください。

下取りがおすすめな理由

買取に比べて、下取りは故障していても買取してもらえる可能性が高くなり、故障していない場合は買取に出すよりも高値がつきやすい傾向があります。そのため、買い替える際は下取りサービスの利用がおすすめです。

店舗で気に入ったパソコンを見つけたらそのまま下取りに出して購入できるため、手間が少ないことも嬉しいポイントですね。

なお、ノジマでは故障しているMacBookの下取りもおこなっています。お近くにある際は、一度持ち込んでみてください。

家電製品の下取りは「ノジマ」

「ノジマ」の公式サイトはこちら。

まとめ

今回はMacBookのバッテリーを交換するタイミングや費用、時間などを紹介しました。

最後にもう一度、本記事の内容をまとめておきます。

  • MacBookのバッテリー交換の目安は「購入から2〜4年経過時」「充放電回数が1000回以上」
  • バッテリーの充電の減りが早くなってきたら交換するタイミング
  • バッテリー交換先は「Apple」「非正規店」「自分で修理」の3つ
  • MacBook Proの交換費用の相場は「Apple:37,500円〜」「非正規店:24,000円〜」
  • MacBook Airの交換費用の相場は「Apple:27,500円〜」「非正規店:25,000円〜」
  • 交換にかかる日時は「Apple:5〜7日」「非正規店:即日〜3日」となるケースが多い
  • 自分で交換する場合は、専門技術と知識がなければ故障する可能性が高い
  • 買い替えを検討する場合は、買取よりもメリットの多い下取りサービスがおすすめ

すべてのノートパソコンに共通することですが、バッテリーは消耗品です。

快適に作業をするためにも寿命を迎えた場合は無理に使うのではなく、バッテリー交換や買い替えをして、ストレスなく使えるようにしましょう。

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