パソコンはネットや動画を手軽に見られるため便利ですが、長く使っていると動作が悪くなってきます。
一般的に5~7年程が寿命と言われており、買い替えを検討する方も多いのではないでしょうか。
本記事では、パソコンの買い替え時に注意すべきポイントや、処分の方法などを解説します!
これから買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
パソコンの買い替えにおすすめの時期は?
パソコンの買い替えにおすすめの時期は以下の3つです
- パソコンの寿命が来たとき
- 上位品目へ移行するとき
- ストレージ容量が不足し始めたとき
順番に説明していきます。
パソコンの寿命が来たとき
パソコンの寿命は通常5〜7年程度と言われています。
古いモデルは性能が低下し、最新のソフトウェアやアプリケーションに対応しきれなくなります。
また、セキュリティの脆弱性が増すこともあります。
新しいハードウェアとソフトウェアにアップグレードすることで、効率的な作業環境を構築できます。
上位品目へ移行するとき
技術の進化により、新しいパソコンモデルは従来よりも高性能であり、新機能が追加されています。
特にグラフィックやプロセッサの向上は、ゲームやクリエイティブな作業において大きな違いを生むことがあります。
上位品目への移行は、最新のテクノロジーを利用し、より快適なデジタル体験を追求する際におすすめです。
ストレージ容量が不足し始めたとき
デジタルデータの増加に伴い、ストレージ容量の不足はよくある問題となっています。
写真、動画、ドキュメントなどの大容量データを扱う場合、十分なストレージ容量が必要です。
パソコンのストレージが不足してくると、動作が遅くなったり、新しいデータの保存が難しくなります。
この際に新しいパソコンへの買い替えを検討することで、効率的なデータ管理が可能となります。
パソコンの買い替え前にやっておくべきこと
パソコンの買い替え前にやっておくべきことは以下の通りです。
- ログイン情報・パスワードの引継ぎ
- アカウント・ライセンスの引継ぎ
- 古いパソコンのデータ整理
- メールのデータ移行
順番に説明していきます。
ログイン情報・パスワードの引継ぎ
新しいパソコンに移行する際、各種アプリやウェブサイトへのログイン情報やパスワードをスムーズに引き継ぐことが大切です。
パスワード管理ツールを利用するか、安全な方法で新しいパソコンでも自分アカウントにアクセスできるようにしましょう。
アカウント・ライセンスの引継ぎ
有料アプリやサービス、ソフトウェアのライセンス情報を新しいパソコンに移行することが必要です。
サービス運用元を確認して、引継ぎ方法を事前にチェックしておくことがおすすめです。
古いパソコンのデータ整理
古いパソコンに残った不要なデータやプログラムを整理し、重要なデータをバックアップしておくことが重要です。
USBメモリーやクラウドストレージを活用し、必要なファイルを確実に保管し、新しい環境にスッキリとした状態で移行しましょう。
メールのデータ移行
メールアカウントの移行は、過去のデータが消えてしまわないように慎重に行いましょう。
各メールプロバイダーが提供する移行ツールやIMAP設定を利用して、古いメールデータを新しいパソコンにスムーズに移行させるのがおすすめです。
パソコンの買い替え時にやること
パソコンの買い替え時にやることは以下の通りです。
- 初期設定
- パソコンのデータ移行
- インターネット設定
- 周辺機器の接続
順番に説明していきます。
初期設定
新しいパソコンを始めて使用する前に、初期設定を行います。
まず、言語、地域、キーボード設定などの基本的な設定を行い、OS(オペレーティングシステム)のアップデートを確認・実行します。
セキュリティソフトの導入と有効化も忘れずに行い、初めての起動時から安全な状態を確保することが大切です。
パソコンのデータ移行
古いパソコンから新しいパソコンへのデータ移行は、項目ごとに慎重に行います。
重要なファイルやドキュメントは外部ドライブやクラウドストレージなどを介して転送し、設定やアプリケーションデータも移行するのがおすすめです。
Windowsの場合は、Windows Easy Transferなどのツールを利用することが効果的です。
インターネット設定
新しいパソコンを快適に使用するためには、適切なインターネット設定が欠かせません。
Wi-Fiや有線LANなどのネットワークに接続し、適切なIPアドレスやDNS設定を確認します。
ブラウザやメールクライアントの設定も忘れずに行い快適に新しいパソコンを使えるようにしましょう。
周辺機器の接続
新しいパソコンには、プリンター、外部ハードドライブ、スピーカーなどの周辺機器を接続する必要があります。
各機器のドライバーをインストールし、正しく認識されているか確認します。
USB、HDMI、Thunderboltなどの適切なポートに接続し、説明書に沿って基本的な設定を行いましょう。
買い替え後の古いパソコンの処分方法
メーカーや自治体による回収
平成13年4月より施行された「資源有効利用促進法」により、各メーカーにて不要になったパソコンの回収をしています。
古いパソコンのメーカーへ、処分方法を問い合わせてみましょう。
問い合わせ先が分からない方は、「経済産業省」のパソコンのリサイクル(資源有効利用促進法)のページにてメーカー窓口一覧が公表されています。
出典:経済産業省 | パソコンのリサイクル(資源有効利用促進法)
専門業者による回収
パソコンの処分を専門とした業者でも回収をしています。
不要なパソコンが適正に処分されるよう、利用するときは国から認定を受けてる事業者に依頼するようにしましょう。
大手家電量販店による回収
大手家電量販店でも家庭の不要なパソコンの回収をしています。
回収方法などは各店舗により異なるので、詳しくは各店舗に問い合わせてみましょう。
なお、「一般社団法人 小型家電リサイクル協会」の回収方法のページにて、対象の大手家電量販店が掲載されています。
下取り時に回収
下取りサービスは、不要なパソコンを処分できるメリットがあります。
ほかの回収方法と大きく違うのは、新しいパソコンを安く購入できる可能性があることです。
古いパソコンが不要なら、まずは下取りの査定に出してみるのがおすすめです。
まとめ
今回は、パソコンの買い替え時に注意すべきポイントを紹介しました。
最後に、本記事の内容をまとめていきます。
- パソコンの買い替え時にやることは多くない
- 古いパソコンを下取りに出せば、新しいパソコンが安く購入できる可能性がある
- パソコンを買い替えるときは、新しいパソコンへのデータ移行や、古いパソコンを処分するならデータを削除する
- 5年程を目安に買い替えを検討しても良い
パソコンは、故障する前になるべくお得に買い替えたいですよね。
パソコンの買い替えを検討されている方は、本記事で紹介したポイントをぜひ参考にしてみてください。