失敗しない掃除機の選び方を解説!種類別ポイントやおすすめモデル10選

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掃除機の選び方のポイントは、大きく2つあります。

  • 掃除機の種類ごとに異なる特性を理解する
  • 掃除したい場所の広さや特徴に合わせて選ぶ

そこでこの記事では、失敗しない掃除機の選び方のポイントと種類ごとに異なる特徴を解説しながら、わかりやすく紹介します。

掃除機の種類別におすすめのモデルも厳選して紹介しています。これから掃除機を買う方や買い替え、2台目の購入を検討されている方まで、知らないと損な情報が満載です。

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掃除機はどうやって選べばいい?種類を紹介

掃除機の選び方で迷わないために、まずは掃除機の種類について確認しておきましょう。掃除機には、次のような種類があります。

電源コード

手動もしくは

ロボットタイプ

ゴミの集め方

(集じん方式)

有り:コード式

手動掃除機

有り:紙パック式

無し:サイクロン式

無し:コードレス

手動掃除機

有り:紙パック式

無し:サイクロン式

ロボット掃除機

有り:紙パック式

無し:サイクロン式

  • 電源コードの有無
  • 手動式かロボットタイプか
  • 紙パックが必要なタイプか否か

コードレスorコード式掃除機orロボット掃除機

電源コードがあるコード式掃除機と、電源コードのないコードレス掃除機のメリットやデメリットをまとめたものが、下の表です。

電源コードの有無

メリット

デメリット

コードレス掃除機

・コンセントにつなぐ手間がない

・段差がある場所でも掃除しやすい

・小回りがきく

・充電が必要

・稼働時間が限られる

・吸引力が弱い傾向

コード式掃除機

・充電やバッテリーの交換不要

・パワーが強い

・ゴミの容量が大きい傾向

・移動できる範囲が限定される

・コードが家具にひっかかる

・小回りがきかない

コードレス掃除機は、手軽に掃除機を使いたい人や、コンセントの少ない場所で使うのに適しています。

コンセントの位置を気にせず、気がついた時にさっと掃除できるのが、コードレス掃除機のメリットです。家具にコードが引っかかる心配がなく、小回りもききます。

ただコードレス掃除機の場合、吸引力が弱い傾向があること、また掃除の途中で充電が切れる可能性があるため、広い範囲の掃除には向きません。一人暮らしの方や、コンパクトな場所の掃除のシーンで活躍します。メインの掃除機とは別に、サブ機として利用するのもおすすめです。

一方のコード式掃除機は、ファミリー世帯や広い部屋の掃除に向いています。

コード式掃除機の場合、掃除する場所に合わせてその都度電源をとる場所を変える手間はあります。しかし強力な吸引力で、大小さまざまなゴミをパワフルに吸い取ることが可能です。家中の掃除や大掃除といったシーンを強力にサポートするパートナーとして、活躍するでしょう。

お子さんがおり部屋が汚れやすいご家庭や、週末にまとめて掃除する一人暮らしの方などに向いているのが、コード式掃除機です。

では次に、手動タイプとロボットタイプの掃除機のメリットとデメリットについても比較しておきましょう。

掃除機のタイプ

メリット

デメリット

手動タイプ

  • 満遍なく掃除できる
  • 細部まで掃除できる
  • 幅広い価格帯のモデルがある

掃除の手間や時間がかかる

ロボットタイプ

  • 手間も時間もなく掃除できる
  • 不在時でも掃除できる
  • 未清掃箇所を学習して効率よく掃除する
  • 価格が高い傾向
  • 狭い箇所を掃除できない
  • 液体汚れを拡散することがある
  • 吸引力が弱い傾向
  • バッテリー切れの可能性
  • 家具に傷をつけることがある

手動タイプの掃除機は、リーズナブルなモデルの掃除機が欲しい一人暮らしの方から、しっかり掃除したいファミリー世帯まで、幅広いニーズに応えます。

自分で操作しないと使えない手動タイプの掃除機は、時間や手間がかかるのが弱点です。

しかし幅広い価格帯で、さまざまな機能を搭載したモデルが展開されているので、ご自身のニーズに合わせて選べる幅が広い魅力があります。また特に汚れている場所を重点的に掃除したい時や、部屋の隅や家具の隙間などの狭い箇所まで掃除したい時などにも対応できるのが強みです。

ロボットタイプは、仕事などで忙しく家事を時短で済ませたい方、ペットのいるご家庭、家具が少なくすっきり暮らしている方などに向いています。ロボットタイプの掃除機は、特別な操作をしなくても、登録したスケジュールに従って自動で掃除するのが最大のメリットです。不在時でも掃除できるので、日々の家事から「掃除」という負担を大幅に軽減できるのが魅力です。いつでも室内をきれいな状態に維持できます。ただ障害物センサーがないロボット掃除機の場合、家具にぶつかって傷つけたりする可能性があります。また毛足の長いカーペットなどを置いている場合、毛を巻き込んで動かなくなったり、床に液体が溢れていた場合、液体を巻き込んだり撒き散らしたりといったこともあるので、注意が必要です。床には物を置かないように整頓された部屋や、ミニマルに暮らしている方の家事の負担を軽減するなら、ロボット掃除機は好都合な掃除機といえるでしょう。また平日は仕事で忙しい方やペットを飼っている方のサブ掃除機として導入し、週末にはメインの手動式の掃除機で掃除し足りない部分を補う、といった使い方もおすすめです。

サイクロン式or紙パック

掃除機の集じん方式、つまりゴミの集め方には、次の2つがあります。

  • サイクロン式
  • 紙パック式

それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

集じん方式

メリット

デメリット

サイクロン式

・長時間安定して吸引できる

・電気代は紙パック式より安い

・排気がきれい

・吸引力は弱い

・メンテナンスの手間がかかる

紙パック式

・吸引力が強い

・フィルターの掃除が不要

・ゴミ捨てが簡単

・紙パックにゴミが溜まると吸引力が落ちる

・電気代がかかる

・紙パックのコストがかかる

サイクロン式とは、吸引した空気とゴミを回転させながら集じんする仕組みです。掃除機本体にゴミがたまったら、その都度捨てます。遠心力を利用してゴミと空気を分離し、空気はフィルターを通して排気されるため、排気がきれいな点が魅力です。

ゴミを溜めるダストカップやフィルターは、定期的に掃除しなければなりません。しかし紙パック式のように消耗品を購入せずに使用できるので、ランニングコストがかからないのが魅力です。また紙パック式より、電気代の節約効果が期待できます。

パワーでは紙パック式に劣りますが、コストパフォーマンスを期待するなら、サイクロン式を選ぶのがおすすめです。

紙パック式は、吸引力の強さと、フィルターの掃除の手間がない点が強みです。大きなゴミもしっかり吸引したい場合や、掃除機のメンテナンスの手間をかけたくない場合は、紙パック式が便利です。

小さなお子さんがいるご家庭や、ペットを飼育している方、忙しく過ごしており掃除機のお手入れに時間を割くのが難しい場合は、紙パック式を検討するとよいでしょう。

掃除機の選び方

掃除機を選ぶ際は、掃除機のタイプに加えて、次の6つのポイントもチェックしてください。

  • ヘッドの特徴
  • 吸引力
  • ノズルの種類
  • 集じん容量とお手入れのしやすさ
  • 充電・連続使用時間(コードレス式掃除機の場合)
  • 静音性能

ヘッドの特徴で選ぶ

掃除機というと吸引力に注目しがちですが、実は掃除機の性能を大きく左右するのは、ヘッドの種類です。ヘッドの種類やブラシの素材によって、ゴミをかき取る力が変わります。

掃除機のヘッドには、次の3種類があります。

  • パワーブラシ(モーター式)
  • タービンブラシ(エアー式)
  • 床ブラシ

    それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめたものが、下の表です。

    ヘッドの種類

    特徴

    メリット

    デメリット

    パワーブラシ(モーター式)

    ・ヘッドに小型のモーターが内蔵されている

    ・モーターの力でブラシを回転させてごみを取る

    ・フローリングをきれいに掃除する

    ・じゅうたんや畳のごみもパワフルに取る

    ・ヘッドが重い

    ・価格が高い

    タービンブラシ(エアー式)

    ・吸引した空気の力を利用してブラシを回転させてごみを取る

    ・フローリングの掃除に便利

    ・価格がリーズナブル

    ・小型で軽量なモデルが多い

    ・じゅうたんや畳の掃除には向かない

    床ブラシ

    ・吸引する空気の力でごみをかき取る

    ・ハンディタイプの掃除機に多い

    ・リーズナブルな価格

    ・コンパクトなモデルが多い

    ・吸引力は弱い

    パワーブラシはモーター式とも呼ばれます。モーターの力で強力にゴミを吸引できるのが魅力です。ヘッド部分が重い傾向がありますが、自走機能がついた掃除機であれば、手や腕の負担を軽減しながら掃除することも可能です。

    ただし、価格がほかのヘッドタイプに比べて高い点は弱点でしょう。価格に拘らす性能の高い掃除機を選びたい場合は、ヘッドタイプがパワーブラシの掃除機をご検討ください。

    エアー式とも呼ばれるタービンブラシは、フローリングの掃除に必要十分な性能を備えています。小ぶりで軽量なモデルが多いので、力に弱い方やワンルームなどのコンパクトな部屋の掃除に最適です。

    フローリングの掃除用の掃除機をお探しの方や、吸引力よりも使い勝手の良さを重視したい場合は、ヘッドがタービンブラシの掃除機をご検討ください。

    従来型のヘッドである床ブラシは、とにかくリーズナブルなモデルが欲しい方に向いています。軽微な掃除や車内の清掃など、強い吸引力よりもコンパクトさや携帯性のよさを優先したいシーンで活躍するでしょう。

    ただ掃除機としての性能や吸引力に期待するなら、床ブラシは避けるほうが無難です。

    吸引力

    掃除機の吸引力は、W(ワット)数、つまり吸引仕事率を見ればわかります。以下は、掃除機のタイプ別のW数の目安です。

    掃除機の種類

    W数(吸引仕事率)

    紙パック式掃除機

    500W前後

    (高いもので600W・低いもので400W程度)

    サイクロン式掃除機

    300~400W

    コードレス掃除機

    50〜100W

    W数が高くても、ヘッドの種類などの要素で吸引力が変動することは多々あります。一般的には、300W程度あればハウスダストや塵などの細かなゴミを吸引できるといわれているため、掃除機を購入する際は参考にしてください。

    なお消費電力の単位がW(ワット)ですが、吸引仕事率(W)とは異なるので、ご注意ください。

    ノズルの種類

    掃除機のノズルは、用途別に、さまざまな種類が展開されています。代表的なノズルには、次のようなものがあります。用途とともに、確認しておきましょう。

    なお名称は、メーカーや製品によって異なるケースがありますので、参考程度にご覧ください。

    ノズルの種類

    特徴と用途

    活用できるシーン

    隙間ノズル

    ・すき間を掃除する

    ・細くて吸い込む力が強い

    窓のサッシ

    家具の隙間

    ​​天井の四隅

    カーテンレール

    エアコンの掃除

    ほうきノズル

    ・ほうき状のブラシが先端についている

    ・ほこりをほうきで集めながら吸い取る

    部屋の隅

    棚の掃除

    布団用ノズル

    ・布団についたハウスダストやダニなどを吸い取る

    布団

    ノズルは、掃除機を購入する際の付属品に含まれています。別売のノズルを購入する際は、パイプの形状が合致するかご確認ください。

    もしノズルの型が合わない場合は、掃除機の購入時に付属する「継手パイプ」を使うと、別売のノズルも使用できます。ただ掃除機購入時に付属するノズルしか使用しない場合は、継手パイプの出番はありません。ただ紛失しやすいものの、あると便利なツールです。使用しない場合も保管しておくとよいでしょう。

    集じん容量とお手入れのしやすさ

    集じん容量、つまりゴミを溜めておける量は、吸引力に直接影響するものではありません。しかしダストボックスがゴミでいっぱいになると、吸引力が低下します。

    掃除機の集じん容量をチェックする際は、どの程度汚れる場所を掃除したいか、またどのくらいの頻度でゴミ出しできるかを考慮してください。

    集じん方式

    集じん容量

    吸引力

    サイクロン式

    小さい

    ゴミが増えてもある程度は安定している

    紙パック式

    大きい

    ゴミが増えると吸引力が著しく低下する

    紙パック式とサイクロン式の場合、サイクロン式のほうが集じん容量が小さい傾向があります。一方の紙パック式は、集じん容量はサイクロン式より大きいものの、ゴミの量が増えるとあっという間に吸引力が低下するのが弱点です。

    その点でサイクロン式は、ゴミの量が増えても安定した吸引力を維持しやすい傾向があります。

    さらに紙パック式とサイクロン式の、手入れにかかる手間やゴミの廃棄の方法についても比較しておきましょう。

    集じん方式

    手入れの頻度と概要

    手入れの内容

    サイクロン式

    ・月1回程度

    ・ゴミを取り出し水洗いする

    ・ゴミを捨てる

    ・フィルターなどの水洗い

    ・エアーヘッドの掃除

    紙パック式

    ・2か月に1回程度

    ・紙パックを捨てる

    ・紙パックを取り出して可燃ゴミに捨てる

    ・新しい紙パックを装着する

    サイクロン式の掃除機の場合は、1ヶ月に1回程度を目安に内部パーツの水洗いをおこないます。具体的な掃除の方法は掃除機のメーカーやモデルによって異なりますが、およその手順は以下のとおりです。

    1:ダストボックスのゴミを捨てる

    2:ダストボックスのゴミやほこりを取る

    3:ダストボックスを水洗いする
    4:フィルターを水洗いする
    5:ダストボックスとフィルターを自然乾燥させる
    6:完全に乾いたらダストボックスとフィルターを取り付ける

    (手順画像引用元:HITACHI

    ダストボックスやフィルターは、自然乾燥で完全に乾かしてから装着してください。濡れた状態で掃除機に装着すると、故障や異臭の原因になります。

    紙パック式の場合は、2ヶ月に1回程度、紙パックを交換するだけと手軽です。なお大量のゴミを吸引した場合は、2ヶ月に満たなくても紙パックを交換します。

    交換する紙パックは、メーカーの純正品もしくは互換紙パックを選ぶことが大切です。互換性のない紙パックを購入すると、掃除機に装着できないので、ご注意ください。

    使用済みの紙パックは、ゴミが入ったままの状態で、可燃ゴミとして捨てるのが一般的です。ただしゴミの分類方法は、自治体によって異なります。詳細はお住まいの自治体にご確認の上、正しく処分してください。

    バッテリータイプの場合は充電・連続使用時間

    コードレス式で充電して使用するタイプの掃除機では、充電方法や充電に必要な時間、連続して使用可能な時間の長さがメーカーやモデルによってさまざまです。

    充電時間が長い掃除機では、使いたいタイミングで使えないこともあるでしょう。また連続使用時間が短い場合、掃除の途中で電源が切れて掃除を完了させられない可能性もあります。これでは掃除がストレスになりかねません。

    充電時間は掃除の頻度に、連続使用時間は部屋の広さに合わせて、検討するとよいでしょう。

    静音性能

    掃除機を選ぶ際は、静音性能も重要なポイントです。

    掃除機の場合、60db程度が静音性能の標準値といわれています。50db程度の掃除機であれば、かなり静音性能が高いといえるでしょう。

    ただ掃除機に吸引力を求めると、必然的に稼働音が大きくなります。吸引力も静音性能も必須といった場合は、強運転時で65db以下の掃除機を選ぶのがおすすめです。

    掃除機をはじめとする生活音は、ご近所トラブルの原因になります。マンションやアパートといった集合住宅にお住まいの場合はもちろんのこと、小さなお子さんがいるご家庭やペットを飼っている場合も静音性能をチェックして、安心して使用できる掃除機を選んでください。

    種類別!掃除機を選ぶポイント

    掃除機の種類別に、選ぶ際にチェックすべきポイントが異なります。ここでは、失敗のない掃除機選びのために知っておきたい、種類別の選び方のポイントについて解説します。

    コードレス掃除機の選び方

    掃除機は形状別に、次の3つのタイプに分類できます。

    • キャニスタータイプ:本体を床に置いて使用する掃除機
    • スティックタイプ:1本のパイプで本体とヘッドが直線的に連結された掃除機
    • ロボット掃除機:自律走行し、掃除するロボット

    なおコードレス掃除機には、ハンディタイプの掃除機のようにスティック掃除機やロボット掃除機が多い傾向があります。

    それぞれのメリットやデメリットを、比較してみましょう。

    コードレス掃除機のタイプ

    メリット

    デメリット

    キャニスタータイプ

    ・吸引力が強い

    ・大量のゴミでも吸引できる

    ・本体が家具などにぶつかることがある

    ・重い

    スティックタイプ

    ・小回りがきく

    ・軽い

    ・吸引力が弱い

    ・吸引できるゴミの量が少ない

    ロボット掃除機

    ・掃除する時間がなくても掃除できる

    ・部屋の隅など掃除できない場所がある

    ・吸引できるゴミの量が少ない

    コードレスでも吸引力を求めたい場合は、キャニスタータイプがおすすめです。ただ本体が家具などにぶつかる可能性があるので、使用する際は注意してください。

    スティックタイプは携帯性に優れています。電源がとれない場所であり、かつ軽微な掃除で済む場所であれば、スティックタイプの掃除機を選ぶのもよいでしょう。本体サイズがコンパクトで、収納場所を選ばないのもメリットです。

    ロボット掃除機は、掃除する時間や手間を割くのが難しい方に、ぜひご検討いただきたいコードレス掃除機です。

    コード式掃除機の選び方

    コード式掃除機を選ぶ際は、次の4点をご確認ください。

    • コードの長さ
    • フィルターの種類
    • 排気方法
    • 本体サイズ

    コード式掃除機のコードの長さは、一般的には5m程度です。ただしJIS(日本工業規格)で次のように定められています。

    消費電力

    コードの長さ

    300W以下

    3.9m以上

    300W以上

    4.9m以上

    掃除する部屋の広さとコンセントの位置を確認して、過不足のないコードの長さの掃除機を選んでください。

    またサイクロン式の掃除機の場合、フィルターの定期的な掃除が必須です。ただ最近では、フィルターレスのタイプも発売されています。フィルターを通して排気する代わりに、遠心分離によってゴミと空気を分けるメカニズムです。

    フィルタータイプ

    メリット

    デメリット

    フィルターあり

    ・集じん容量が大きい

    ・吸引力が安定している

    フィルター掃除の手間がかかる

    フィルターレス

    フィルター掃除の手間がない

    ・集じん容量が小さい

    ・吸引力が弱い

    フィルターの代わりに遠心分離装置を搭載していることから、集じん容量が小さくなり、こまめにゴミを捨てなければならない点、また吸引力が弱くなるのが弱点です。ただフィルター掃除の手間を省くなら、フィルラーレスをレスのタイプを選ぶのもよいでしょう。

    なお掃除機の排気方式には、次の2つがあります。

    • 本体排気式:吸い込んだ空気を、掃除機の後部から排気する
    • 排気循環式:ノズルから吸い込んだ空気を掃除機内で循環させて、再びノズルへ戻して吸う

    掃除機の排気方式

    メリット

    デメリット

    本体排気式

    ・吸引力が強い

    ・豊富なモデルから選べる

    掃除前のほこりが舞う

    排気循環式

    後方のほこりを巻き上げない

    ・本体排気より吸引力が弱い

    ・選べるモデルが少ない

    ・値段が高い

    本体排気式は、ほとんどの掃除機が採用している排気方式です。

    一方の排気循環式は、紙パック式の掃除機のうちの一部で採用されています。本体からほとんど排気されないため、ダニのアレルギー対策に効果が期待できるとして注目されています。窓を開けて掃除できない住まいの場合や、小さなお子さんがいるなど、排気が気になる場合は、排気循環式の掃除機を選ぶとよいでしょう。

    コード式掃除機を選ぶ際は、本体サイズも重要です。本体サイズが大きすぎると、移動したり持ち上げたりする際に負担がかかります。特にスティック型の掃除機の場合は、重さが2kg前後の掃除機を選ぶと、機能性とサイズのバランスがよいのでおすすめです。

    ロボット掃除機の選び方

    ロボット掃除機を選ぶ場合は、次の3つのポイントをご確認ください。

    • 部屋の間取り
    • 生活環境
    • 床のタイプ

    部屋の間取りによって、ロボット掃除機のマッピング機能が必要かどうかが変わります。なおマッピング機能とは、カメラやレーザーなどのセンサーを使って部屋の間取りや形状を把握し、掃除機自体が自分の位置を把握しながら部屋の掃除を進める機能です。

    住宅の様子

    マッピング機能

    ワンルーム

    必須ではない

    家具や物が多い部屋

    必須

    複数の部屋がある住宅

    必須

    ワンルームの部屋を掃除するロボット掃除機であれば、マッピング機能はなくてもよいでしょう。ただ室内に段差がある場合は、段差検知機能がついた掃除機を選ぶのがおすすめです。

    物が多い部屋や複数の部屋を掃除させたい場合は、マッピング機能が搭載されたモデルを選んでください。これに加えて、清掃エリア設定機能や衝突防止機能があると、より便利です。

    またロボット掃除機を選ぶ際は、家族構成などの生活環境も考慮してください。

    生活環境・家族構成

    おすすめなロボット掃除機

    あると便利な機能

    一人暮らし

    吸引のみのリーズナブルでシンプルなモデル

    ・スマホ連携機能

    ・スケジュール設定機能

    小さなお子さんがいるご家庭

    吸引と床拭きができる2in1タイプ

    ・静音モード

    ・操作を無効にするチャイルドロック

    ・進入禁止エリア設定機能

    ペットを飼っている

    ・吸引力の強いモデル

    ・吸引と床拭きができる2in1タイプ

    ・マッピング機能

    ・進入禁止エリア設定機能

    ・ペットロック

    さらに掃除する部屋の床のタイプによって、選べるロボット掃除機の種類が限定されますので、ご注意ください。

    床のタイプには、フローリング、じゅうたんやカーペット、畳の3つがあります。それぞれに必要な機能は、次のとおりです。

    床の種類

    必要な機能

    対応するロボット掃除機の種類

    フローリング

    床拭き

    ・すべてのロボット掃除機

    ・床拭きタイプ

    ・2in1タイプ

    じゅうたん・カーペット

    ・強力な吸引力

    ・からまり防止機能

    吸引力の高いロボット掃除機

    ソフトな吸引力

    柔らかいブラシを使用しているロボット掃除機

    フローリングと畳の部屋があるが、畳に対応していないロボット掃除機を購入するといった場合は、進入禁止エリア設定機能があるロボット掃除機を選ぶと安心です。

    ロボット掃除機は、機能性が高くなるほど価格も上昇します。過不足のない機能の搭載されたモデルを選んで、リーズナブルにロボット掃除機を導入してください。

    一人暮らしに最適!コードレス掃除機のおすすめモデル3選

    ここでは、一人暮らしに最適なコードレス掃除機のモデルを4つ、ご紹介します。これから一人暮らしをされる方や、掃除機の買い替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

    makita(マキタ)|充電式クリーナー CL116DW

    (画像出典:makita

    モデル名

    充電式クリーナー CL116DW

    金額(税込)

    18,700円

    吸引力

    21W

    連続使用時間

    15分

    Panasonic(パナソニック)| パワーコードレス MC-SB33J

    (画像出典:Panasonic

    モデル名

    パワーコードレス MC-SB33J

    金額(税込)

    29,700円

    吸引力

    42W

    連続使用時間

    最大30分

    SHARP(シャープ)|掃除機 EC-AR8

    (画像出典:SHARP

    モデル名

    掃除機 EC-AR8

    金額(税込)

    32,220円

    連続使用時間

    最長約60分

    広いお部屋に最適!コード式掃除機のおすすめモデル3選

    パワフルな吸引力が魅力のコード式掃除機4選を紹介します。広いお部屋にも対応可能なモデルばかりなので、ファミリー世帯やペットのいるご家庭でも安心です。

    TOSHIBA(東芝)|サイクロン式掃除機トルネオミニ VC-C7A

    (画像出典:TOSHIBA

    モデル名

    サイクロン式掃除機トルネオミニ VC-C7A

    金額(税込)

    16,800円

    吸引力

    約290W

    MITSUBISHI(三菱電機)|紙パック掃除機 Be-K (ビケイ) TC-FXF7P

    (画像出典:MITSUBISHI

    モデル名

    紙パック掃除機 Be-K (ビケイ) TC-FXF7P

    金額(税込)

    18,900円

    吸引力

    約500W

    dyson(ダイソン)|DC48 Turbinehead (DC48 TH SB N)

    (画像出典:dyson

    モデル名

    DC48 Turbinehead (DC48 TH SB N)

    金額(税込)

    32,306円

    吸引力

    170W

    忙しい人向け!ロボット掃除機のおすすめモデル4選

    忙しい方に代わって、自動で部屋を掃除するロボット掃除機の中から、おすすめのモデル4選を紹介します。高性能なものから最初の一台に最適なものまで、幅広いラインナップです。

    ECOVAX(エコバックスジャパン)|DEEBOTDEEBOT X1 OMNI

    (画像出典:ECOVAX

    モデル名

    DEEBOTDEEBOT X1 OMNI

    金額(税込)

    198,000円

    連続使用時間

    4時間20分

    Roborock(ロボロック)|S7 MaxV Ultra

    (画像出典:Roborock

    モデル名

    S7 MaxV Ultra

    金額(税込)

    217,800円

    連続使用時間

    3時間

    アイリスオーヤマロボット掃除機IC-R01

    (画像出典:アイリスオーヤマ

    モデル名

    ロボット掃除機IC-R01

    金額(税込)

    21,225円

    連続使用時間

    強:約50分

    弱:約1時間30分

    iRobot(アイロボット)|Roomba j7+

    (画像出典:iRobot

    モデル名

    ルンバコンボj7+

    金額(税込)

    159,800円

    連続使用時間

    1時間15分

    まとめ

    掃除機を選ぶ際は、掃除したい部屋の広さや床の状態、ゴミの量などを考慮しながらご検討ください。

    • 電源コードの有無
    • 手動式かロボットタイプか
    • 紙パックが必要なタイプか否か

    これに加えて、次の点もチェックすると、より快適に使用できる掃除機に出会えるでしょう。

    • 吸引力
    • ノズルの種類
    • 集じん容量とお手入れのしやすさ
    • バッテリータイプの場合は充電と連続使用時間
    • 静音性能

      掃除機ごとの特徴を理解して、暮らしをよりよくするパートナーとなる一台を選んでください。

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