「空気清浄機が臭いんだけど原因は何?」
「空気清浄機の臭いはどうやったら取れるの?」
部屋中の空気をきれいにしてくれるだけではなく、花粉やウイルスなどを除去してくれる空気清浄機は一家に一台は必須といっていいほど人気の家電といえるでしょう。
しかし、メンテナンスをせずに使用を続けると臭いが気になってきた、という人も少なくありません。
空気清浄機が臭くなってしまう原因や対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。
結論から言うと、空気清浄が臭くなる原因やその原因を探す方法、臭いを取るための対処法は以下の通りです。
【空気清浄機が臭くなってしまう原因】
- フィルターに付いた雑菌とカビによるもの
- 部屋の強い臭いの影響
- 空気清浄機のタンクの水を放置した影響
【自宅の空気清浄機が臭い原因を調べる方法】
- フィルターを外して空気清浄機をONの状態にする
- フィルターを1枚ずつ付けてONの状態にする
【空気清浄機の臭いを除去する方法】
- フィルターを掃除する
- 水タンクを掃除する
- トレーを掃除する
また、空気清浄機を買い替える場合は、寿命が来てしまうと下取りに出せないため、3年以内を目安に買い替えを検討する必要があります。
そこで本記事では、空気清浄機から臭いが発生する原因やその調査方法、臭いを取り除くための対処法をご紹介します。
空気清浄機を使用したいのに臭いが取れずに困っている、という方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
空気清浄機がなんだか臭い!その原因は?
空気清浄機はいくつか種類がありますが、基本的には室内の空気の汚れを吸収しフィルターを通過させることで、空気をきれいにする仕組みになっています。
その過程でどうしても臭いが発生してしまうのですが、その原因は大きく分けて3つに分類されます。
- フィルターに付いた雑菌とカビによるもの
- 部屋の強い臭いの影響
- 空気清浄機のタンクの水を放置した影響
それぞれ詳しく解説します。
フィルターに付いた雑菌とカビによるもの
空気中の汚れを吸収しフィルターを透過させることできれいにするわけなのですが、その際フィルターに雑菌がどうしても発生してしまいます。
雑菌自体が臭いを発することもありますが、その雑菌を放置しておくことでカビが発生してしまい、カビが臭いの原因となるケースが多いです。
そのため、空気清浄機のフィルターは定期的に清掃して清潔に保つ必要があります。
部屋の強い臭いの影響
空気清浄機は、あくまで部屋の中の空気中に紛れている埃や花粉といった汚れを吸収し分解することが目的であるため、強い臭いを取り除くことはできません。
部屋の中でタバコを吸ったり焼肉をしたりすると、強い臭いが発生しますがそれらを空気清浄機で取り除くことは難しいです。
部屋の中に強い臭いを発生する原因がある場合、しっかりと換気して室内に臭いが充満しないように気をつけましょう。
空気清浄機のタンクの水を放置した影響
空気清浄機の種類によってはタンク内に水が溜まっていくものがありますが、その水を放置し続けてしまうと水垢やカビが発生してしまい、臭いの原因となります。
これは加湿機能付きの清浄機によくある現象なのですが、加湿機能付きの場合はこまめに水を入れ替えることが大切です。
自宅の空気清浄機が臭い原因を調べる方法
空気清浄機が臭くなった際にその原因はいくつか考えられますが、以下の2つの方法を用いることで原因を突き止めることができます。
- フィルターを外して空気清浄機をONの状態にする
- フィルターを1枚ずつ付けてONの状態にする
空気清浄機が臭うな、と思ったらまずは以下で紹介する手順を試してみましょう。
それぞれ詳しく解説します。
フィルターを外して空気清浄機をONの状態にする
空気清浄機内には集塵フィルターや脱臭フィルター、加湿フィルターといったいくつかのフィルターが内蔵されています。
それらを一度全て取り外した状態で、空気清浄を運転させてみてください。
その状態で仮に臭いがなくなった場合、取り外したフィルターのいずれかに臭くなってしまう原因が潜んでいると考えられます。
一方で、フィルターを外したにも関わらず清浄機が臭い場合は、本体自体から臭いが発生している可能性が高いです。
フィルターを外した状態で数時間運転させることで、臭いが取れることもありますので、一旦電源を入れた状態で放置しておきましょう。
それでも臭いが取れないといった場合、内部機器のどこかが故障してしまっている可能性があります。
取扱説明書を確認し解決方法の記載がなければ、購入した添付やメーカーに問い合わせをしましょう。
買い替え方法や処分方法については、後ほど解説します。
フィルターを1枚ずつ付けてONの状態にする
フィルターを全て取り外した状態で臭いがなくなった場合、フィルターのいずれかに臭くなってしまう原因があるでしょう。
その場合、フィルターを1枚ずつつけてONにするという作業を繰り返してください。
いずれかのフィルターを取り付けた場合のみ臭いが発生する場合、そのフィルターに原因があるということになるため、該当フィルターを洗浄することで臭いが取り除かれるでしょう。
フィルターの洗浄方法については後ほど詳しく紹介します。
空気清浄機を自分でお手入れして臭いを除去しよう
空気清浄機が臭くなってしまったり臭いが発生することを防いだりするためには、日頃のお手入れが重要です。
以下で紹介する3箇所を手入れすることで、臭いを取り除き快適に空気清浄機を使用することができます。
- フィルターを掃除する
- 水タンクを掃除する
- トレーを掃除する
それぞれ解説します。
フィルターを掃除する
空気清浄機のフィルターは基本的に水洗い可能なものが多いです。
万が一水洗いができない製品の場合、取扱説明書を確認してください。
「臭いが発生した場合」といった項目がありますので、その内容を参考にフィルターを掃除しましょう。
水洗い可能な場合、クエン酸水と呼ばれる洗浄液を作成し、それにつけておくことで洗浄できます。
クエン酸水は水1Lに対して、クエン酸5mgの割合で混ぜることで作ることができます。
クエン酸駅にフィルターを浸した状態で、3時間ほど放置してください。
その後、水気を拭き取りしっかりと天日干しをすることできれいに掃除することができます。
フィルターを本体に取り付ける前に、しっかりと水気がなくなっているかを確認しましょう。
この時わずかでも水分が残っていた場合、その水分が原因で臭くなってしまう可能性があるためです。
水タンクを掃除する
加湿機能付き清浄機の場合、水タンクが内蔵されているのですがそこが原因で臭いが発生するケースが多いです。
タンク内の水を空にしてきれいなタオルで拭き掃除をしましょう。
水垢などが残っている場合、それが臭いにつながってしまうため、隅々まできれいにしましょう。
水垢は水を放置するとすぐに発生してしまうため、最低でも3日に1回はきれいにすることをおすすめします。
トレーを掃除する
空気清浄機内のトレー部分も見逃しがちですが臭いが発生する原因になります。
トレーは他の部品に比べると小さいのでタオルなどで掃除するよりも、綿棒や歯ブラシといった細かい場所を掃除するのに適している道具を使用しましょう。
こちらも水垢が残っていると臭くなってしまう原因になるため、隅々までしっかりときれいに掃除しましょう。
水気をしっかりと拭き取ることも大切です。
どうしても臭いが取れないときは買い替えを検討する
空気清浄機を掃除してみたけれど一向に臭いが取れない、そもそも壊れて電源が付かなくなってしまったという場合は、買い替えや処分を検討する必要があります。
それぞれの場合について詳しく解説します。
空気清浄機を買い替える場合
空気清浄機は新型ウイルスの流行などにより需要が高まっている家電であるため、購入してからの年数が少なく、故障していない場合は、買い替えることでお得に空気清浄機を購入することができます。
空気清浄機の寿命は5年前後と言われていますので、使用年数が3年以下の場合は買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
空気清浄機の買い替えを検討する場合は、次にご紹介する下取りチェッカーの利用をおすすめします。
参考:
▶【空気清浄機】寿命の目安と買い替え時期を判断する5つのポイント
▶空気清浄機の買い替え時期とは?お得に買い替える方法と選び方を解説
下取りチェッカーで空気清浄機を賢く買い替えよう
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空気清浄機を買い替えるときに、下取り価格を把握してから買い替える空気清浄機の候補が選べるのは嬉しいですよね。
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面倒な手間がかからず、スムーズに手続きができます。
また、空気清浄機の買い替え時に下取り額を査定するのではなく事前にLINEまたはWEBで査定できるため、下取り額を知ったうえで空気清浄機の買い替えを進められるところもポイントです。
下取り額が高ければ、新しい空気清浄機の購入費に充てることができるでしょう。
故障が激しく下取り価格がつかない場合でも、新品購入時には無料で引き取ってくれるケースもあります。
事前に下取りができないと把握できた場合は、早めに空気清浄機の処分手続きができます。
空気清浄機の買い替え時に処分を選択すると、下取りできる空気清浄機であってもリサイクル料金や運搬費を支払わなければなりません。
空気清浄機を賢く買い替えるには、ぜひ「下取りチェッカー」を使い下取り額をチェックしてみてください。
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空気清浄機を処分する場合
空気清浄機の処分は日常ごみとして捨てるのではなく、家電リサイクル法に基づいて処分する必要があります。
処分方法は大きく分けて以下の4つです。
- リサイクルショップで処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
いずれにしても、リサイクル料金として1,000円前後の処分費用が発生します。
壊れてしまった場合は処分するしかありませんが、修理して使用できる場合は下取りに出したほうがお得に処分して新しい空気清浄を購入できるため、処分は最終手段として考えておきましょう。
参考:
▶空気清浄機を正しく処分する5つの方法|1番お得になる方法を紹介
まとめ
いかがでしたか?
空気清浄機から臭いが発生した場合の原因や対処法について理解できたのではないでしょうか。
最後にこの記事の内容をまとめてみます。
●空気清浄機が臭くなってしまう原因
- フィルターに付いた雑菌とカビによるもの
- 部屋の強い臭いの影響
- 空気清浄機のタンクの水を放置した影響
●自宅の空気清浄機が臭い原因を調べる方法
- フィルターを外して空気清浄機をONの状態にする
- フィルターを1枚ずつ付けてONの状態にする
●空気清浄機の臭いを除去する方法
- フィルターを掃除する
- 水タンクを掃除する
- トレーを掃除する
この記事を参考に空気清浄機を清潔に、臭いが発生することなく使用できることを願っています。