「引越しの際にテレビを運ぶけど注意点はある?」
「新居でのセットアップはどうしたらいいの?」
新居へ引っ越しをする際、運搬以外にもさまざまな点で準備や注意が必要なのが「テレビ」です。
運ぶ前にケーブルテレビやNHKの契約について手続きを行ったり、運んだ後にセットアップをしなくはいけなかったりと、気をつけるべき点が複数あります。
結論から言うと、テレビを運ぶ前にやっておくべきこと、注意点や運搬にかかる費用は以下の通りです。
【新居にテレビを運ぶ前にやっておくべきこと】
- ケーブルテレビの契約手続きを変更する
- NHKの住所変更手続きの更新
【引っ越しでテレビを運ぶときの注意点。】
- しっかりと梱包する
- 横向きにしない
- 周りに固い家財を置かない
【業者にテレビを運んでもらう場合の費用】
(東京都内での引っ越し、三片のサイズ合計が160cm以下の場合)
【新居にテレビを設置する手順】
- アンテナケーブルを接続
- B -CASカードを挿入
- 電源コードを接続
また、テレビを買い替える場合は、寿命が来てしまうと下取りに出せないため、5年以内を目安に買い替えを検討する必要があります。
そこで本記事では、引越しに際してテレビを運ぶ前にやっておかなくてはいけないこと、運ぶ際の注意点や業者に依頼する場合の費用の相場をご紹介します。
引っ越しするにあたってテレビの取り扱いについて困っている、という方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
引っ越し先にテレビを持っていくことになった!準備の流れ
引越しの際に、多くの家電はそのまま梱包して運び込むだけでいいですが、テレビを運ぶ場合は事前にいくつかしておかなくてはいけないポイントがあります。
テレビを実際に引越しで運ぶ場合の流れは以下の通りです。
- ケーブルテレビやNHKの契約を変更する
- テレビを梱包する
- テレビを運搬する
- 新居でセットアップする
このうち、契約の変更と梱包、セットアップに関しては注意点がありますので以降で詳しく解説します。
新居にテレビを運ぶ前にやっておくべきこと
引越しの日が確定した場合、引越し前に以下の2つの手続きをおこなう必要があります。
- ケーブルテレビの契約手続きを変更する
- NHKの住所変更手続きの更新
これらをしないまま引っ越しをしてしまうと、不必要な費用が発生したり、引っ越し先でテレビが見れなかったりということになってしまうのです。
それぞれ詳しく解説します。
ケーブルテレビの契約手続きを変更する
ケーブルテレビを利用している場合、引越しに伴ってその手続きが必要となります。
手続きは以下の流れでおこないましょう。
- 契約している事業者を確認
- 契約しているサービスを確認
- 解約
- 新規契約
ケーブルテレビを提供している事業者は、地域によって異なるため以下のページにアクセスし自分の住所や郵便番号から確認しましょう。
続いて、ケーブルテレビに関するどういったサービスを契約しているのかを確認しましょう。
契約によっては契約期間が定められており、途中で解約する場合は違約金が発生することもあります。
また、ケーブルテレビ以外にもインターネット回線や、動画視聴サービスなどをまとめて契約しているケースもあるでしょう。
ケーブルテレビの解約に伴ってそれらも解約する必要があるのかどうか、まずは確認が必要です。
解約手続きに関しては契約している事業者によって異なるため、ホームページへアクセスし解約を申し込みましょう。
また、解約後に撤去工事が必要な場合もあるため、解約申請は余裕を持って引越しの1ヶ月以上前にはおこなっておくことをおすすめします。
新規契約に関しては、引越し後の地域の事業者と結ぶ必要があります。
事業者を確認し電話もしくはインターネットで申し込みをしましょう。
その後、設備工事が行われて初めて、ケーブルテレビを利用することができるようになります。
NHKの住所変更手続きの更新
引越しに伴って、NHKの受信料契約の住所を変更する必要があります。
住所を変更する場合、以下のページにアクセスしてご自分の情報を入力することで変更できます。
住所変更をせずに引っ越してしまった場合、受信料が正しく徴収されなくなってしまうため、忘れずに手続きするようにしましょう。
引っ越しでテレビを運ぶときの注意点。梱包は必須!
ケーブルテレビとNHKに関する手続きが終わって、実際にテレビを運ぶとなった場合にはテレビをしっかりと梱包する必要があるのです。
なぜ梱包したほうがいいのか、梱包する方法と合わせて紹介します。
テレビを運ぶなら梱包したほうがいい理由
テレビは冷蔵庫や洗濯機などとは異なり、非常に繊細な家電であるため少しの衝撃で故障してしまう可能性があります。
万が一壁などにぶつけてしまった場合の衝撃を少しでも和らげるという意味でも、梱包は必須といえるでしょう。
テレビの梱包方法。箱がない場合の方法も
テレビを梱包する方法としては、次の4つの方法があります。
- 引越し業者に梱包してもらう
- 購入時の箱にそのまま入れる
- 段ボールに入れる
- 毛布で包む
引越し業者に依頼して引越しする場合は、テレビの梱包は任せたほうが確実です。
プロの手で梱包してくれるため、故障のリスクを極限まで抑えられます。
自分で引っ越す場合で、購入時の箱を保管している場合はそのまま入れる方法も安全です。
しかし、購入時の箱は捨ててしまっているほうが多いのではないでしょうか。
その場合、段ボールに入れる、もしくは毛布で包んで梱包することをおすすめします。
段ボールに入れる場合、隙間ができてしまうので新聞紙や発泡スチロールなどで隙間を防ぎ、段ボール内でずれない工夫をしましょう。
毛布で梱包する場合は、二重以上でしっかりと巻き付け、運搬中に梱包が取れないよう養生テープなどで完全に固定してください。
自分でテレビを運ぶときに気を付けること
テレビを自分で運ぶ際は、「横向きにして運ばない」「運搬中に固い家財の周りに置かない」ことを注意しましょう。
テレビは立てておくことが基本であり、横向きにされることが想定されていないため、横向きの状態で運んでしまうと予期せぬ故障につながってしまいます。
また、車に運び入れて運搬する場合、周りに固い家財を置かないようにしましょう。
テレビは非常に繊細な家電であるため、梱包していたとしても家財がぶつかった衝撃で故障することもあります。
なるべく柔らかい家財で周囲を囲むようにして運びましょう。
業者にテレビを運んで設置してもらう場合の費用
テレビを自分で運ぶのではなく、業者に運んで運搬してもらう場合の費用の目安をご紹介します。
テレビの運搬を依頼する場合、移動距離や業者によって価格は前後しますが、クロネコヤマトのらくらく家財便を利用した際の料金の目安は3,000円ほどとなっております。
※東京都内での引っ越し、三片のサイズの合計が160cm以下の場合
詳しい金額に関しては以下のページに引っ越し元と引っ越し先の都道府県名を入れることで算出できます。
大型家具家電の輸送 らくらく料金検索 | ヤマトホームコンビニエンス
また、その際テレビのサイズによっても料金が変動するため、三片のサイズの合計を測っておきましょう。
新居にテレビを設置しよう!設置の手順
新居にテレビを運び入れたのちに、実際にテレビが見られるまでの手順は以下の通りです。
- アンテナケーブルを接続
- B -CASカードを挿入
- 電源コードを接続
アンテナケーブルを接続
テレビは電源を入れただけでは見る事ができないため、アンテナケーブルを接続する必要があります。
テレビの裏の端子にケーブルを接続するのですが、地デジ用とBS用の2つの端子があります。どちらに入力するかをしっかりと確認し、正しく接続しましょう。
B-CASカードを挿入
テレビには1台につき1つ「B -CASカード」というものが存在します。
これを挿入しなくてはテレビを見る事ができません。
挿入する方向が決まっているため、カードの向きをしっかりと確認して逆向きに挿入しないように注意しましょう。
これは引っ越し前から抜き差しする必要がありません。
電源コードを接続
アンテナケーブルを接続し、B -CASカードが挿入できたら電源に接続します。
通常の家電と同じように、コンセントに繋ぐだけですので、電源の接続は特に注意することはありません。
テレビを設置しても画面がつかないときに試したいこと
上記の手順でテレビを設置したのに画面がつかない、という場合は以下の対処を試してください。
- B-CASカードは刺さっていますか?
- ケーブルは正しい位置に接続されていますか?
- チャンネル設定は正しくされていますか?
- 放送受信の契約は更新できていますか?
B-CASカードは刺さっていますか
B -CASカードがしっかりと挿入されているか確認しましょう。
カードの向きが逆向きではテレビは映りませんので、一度向きを変えて挿入し直してください。
ケーブルは正しい位置に接続されていますか?
アンテナケーブルの接続端子は2種類あります。
地デジ用とBS/CS用の2つをそれぞれ誤って接続されていないか確認してください。
チャンネル設定は正しくされていますか?
遠方への引っ越しの場合、放送局も変わっている可能性があります。
その場合、チャンネル設定を更新しましょう。
チャンネル設定の方法はテレビによって異なりますので、取扱説明書を確認して再設定してください。
放送受信の契約は更新できていますか?
冒頭で紹介した、ケーブルテレビやNHKの契約がしっかりと更新されていない場合、テレビが映らないことがあります。
今一度ホームページや電話で、しっかりと変更できているか確認しましょう。
もし新居にテレビが合わない場合は処分・買い替えも検討する
引っ越しをして新居にテレビを運んだけれどどうしても画面が映らない、サイズやデザインの問題でいまいちマッチしないといった場合には、テレビを処分もしくは買い替える必要があります。
それぞれの場合について詳しく解説します。
テレビを買い替える場合
テレビは比較的高価な家電であるため、購入してからの年数が少なく、故障していない場合は、買い替えることでお得にテレビを購入することができます。
テレビの寿命は10年前後と言われていますので、使用年数が5年以下の場合は買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
テレビの買い替えを検討する場合は、下取りチェッカーの利用をおすすめします。
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また、テレビの買い替え時に下取り額を査定するのではなく事前にLINEで査定できるため、下取り額を知ったうえでテレビの買い替えを進められるところもポイントです。
下取り額が高ければ、新しいテレビの購入費に充てることができるでしょう。
故障が激しく下取り価格がつかない場合でも、新品購入時には無料で引き取ってくれるケースもあります。
事前に下取りができないと把握できた場合は、早めにテレビの処分手続きができます。
テレビの買い替え時に処分を選択すると、下取りできるテレビであってもリサイクル料金や運搬費を支払わなければなりません。
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テレビを処分する場合
テレビの処分は、家電リサイクル法に基づいて処分する必要があります。
処分方法は大きく分けて以下の4つです。
- 購入店舗へ依頼する
- 近くの電気店に依頼する
- 自治体に問い合わせる
- 指定の場所へ持ち込む
いずれにしても、リサイクル料金に2,0000円〜6,000円程度と収集運搬費用が必要となります。
またテレビの処分方法について詳しく知りたい場合は下記の記事もご覧いただけます。
テレビの処分方法は8つ!国推奨の方法とお得に処分できる方法を解説
まとめ
いかがでしたか?
引っ越しの際のテレビの取り扱いについて理解できたのではないでしょうか。
最後にこの記事の内容をまとめてみます。
●新居にテレビを運ぶ前にやっておくべきこと
- ケーブルテレビの契約手続きを変更する
- NHKの住所変更手続きの更新
●引っ越しでテレビを運ぶときの注意点。
- しっかりと梱包する
- 横向きにしない
- 周りに固い家財を置かない
●業者にテレビを運んでもらう場合の費用
(東京都内での引っ越し、三片のサイズ合計が160cm以下の場合)
●新居にテレビを設置する手順
- アンテナケーブルを接続
- B -CASカードを挿入
- 電源コードを接続
この記事を参考に引っ越しをする際に、テレビを安全に運搬し設置できることを願っています。