空気清浄機の正しいお手入れ・掃除方法を徹底解説!頻度やコツも紹介!

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下取りガイド 望月
空気清浄機のフィルターを取り出す手
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「空気清浄機はどのようにお手入れをしたらいいの?」
「掃除の頻度はどのくらいがベストなの?」

昨今のコロナ禍により注目され、年々需要が高まっている空気清浄機。清潔に使い続けるには定期的なメンテナンスが大切ですが、肝心の掃除方法がわからない方も多くいらっしゃるようです。

そこで本記事は、空気清浄機掃除するときの頻度やコツ、掃除回数を減らす方法について解説します。機種によって方法は異なりますが、今回は代表的な掃除方法を紹介しています。

空気清浄機を長く快適に使いたい方は、ぜひとも参考にしてください。

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空気清浄機の性能は、お手入れによって変わる?

空気清浄機の性能は、お手入れによってきれいな状態を維持できるかどうかで大きく変わります。

たとえば、汚れたフィルターは目詰まりによって吸引力が落ちてしまいます。また、同じ理由で吹き出す力も弱くなります。つまり、ちりやほこりなどを吸い取る能力が落ち、加えてきれいな空気を排出する能力まで落ちていることになります。

したがって、室内の空気をきれいにできず、空気清浄機を使用している意味もなくなってしまいます。

このような状況にならないよう、清潔な空間を保つために日ごろからのお手入れをおこなうことはとても重要なのです。

空気清浄機の掃除頻度

空気清浄機は汚れが溜まりやすい家電のため、まめなメンテナンスが必要です。

たとえばフィルターの場合、ちり、ほこり、花粉といった粒子が溜まっていくことで機能低下や悪臭の原因につながります。2週間に1回、最低でも1ヵ月に1回の頻度でお手入れしましょう。

加湿機能が付いている場合、タンクのお手入れも加わります。タンクは水垢やカビがつきやすい部分なので、内部の水は1日以上放置しないで入れ替えをしましょう。また、給水をおこなうタイミングで都度手入れをおこないましょう。

空気清浄機のお手入れ・掃除方法を徹底解説

空気清浄機のお手入れ・掃除方法を徹底解説│空気清浄機 掃除

空気清浄機はカビや水あかで内部が汚れやすいため、定期的な掃除が欠かせません。部屋に掃除機をかけるついでに空気清浄機も掃除することを習慣にしておくと、内部が汚れにくく長く清潔に使えます。

準備するもの

空気清浄機の掃除に必要なものをそろえましょう。

  • 掃除機
  • 新聞紙
  • 中性洗剤
  • クエン酸水(水100ml+クエン酸小さじ1)
  • 柔らかい布
  • 乾いた布

1:電源を切る

空気清浄機の掃除をする際には、必ず電源を切っておきましょう。

電源を入れたまま掃除すると、感電やショートなどの事故が起こる可能性もあります。

不意に動作しないよう、電源コードを抜いておくと安心です。

2:本体とフロントパネル

本体とフロントパネルは、水で濡らしよく絞った柔らかい布を使い拭きましょう。

汚れがひどい場合は、水で薄めた台所用中性洗剤を利用するときれいにとれます。部品の変質や変色の原因となるため、中性洗剤以外の洗剤を使用しないようにしましょう。

本体とフロントパネルは、1ヶ月に1回のお手入れがおすすめです。

3:吹き出し口・吸水口

吹き出し口や給水口は、掃除機でほこりを吸い取ります。

手の届く範囲で、水で薄めた台所用中性洗剤を使用し、柔らかい布や綿棒での掃除がおすすめです。

2週間に1回程度、もしくはほこりに気づいたときに掃除しましょう。

4:センサーのレンズ

センサーのレンズは3ヶ月に一回程度、乾いた綿棒で拭きましょう。

強くこすると傷がつく恐れもあるため、力を入れないよう優しく拭きます。

レンズが湿気やタバコ、ほこりなどで汚れていると、センサーの感度が落ちて正常に作動しない可能性があります。

センサーの場所や取扱方法はメーカーごとに異なるため、説明書で確認してください。機種によってはセンサーが複数あることもあります。

5:フィルター

5:フィルター│空気清浄機 掃除

フィルターは用途ごとに手入れの方法が異なるので、事前に手入れの方法を確認しておきましょう。

手入れの際は、新聞紙などを敷いて作業をすると床に汚れが広がらずに済みます。

なお、間違った手入れをしてしまった場合は新しいフィルターへ交換しましょう。

フィルターの交換については目安を環境省が掲げており、「空気を清浄する時間が初期の2倍以上になるまで」もしくは「脱臭能力としてはニオイの除去率が半分になるまで」としています。

集じんフィルター

集じんフィルターは、掃除機で表面からほこりを吸い取ります。裏側から吸い取ってしまうと目詰まりを起こすので気を付けましょう。

また、フィルター機能が低下してしまうため水洗いはNGです。

空気清浄フィルター

空気清浄フィルターは、掃除機で表面からほこりを吸い取ります。集じんフィルターと同様、裏面からの吸い取りは目詰まりを起こすため避けましょう。

空気清浄フィルターについても、フィルター機能が低下してしまうので水洗いはNGです。

脱臭フィルター

脱臭フィルターは、掃除機で両面からほこりを吸い取ります。

また、フィルター機能の低下や型崩れの原因となるため水洗いはNGです。

加湿フィルター

加湿フィルターは、ぬるま湯で優しく押し洗いをしてほこりを取り除きます。その後、カビの発生を防ぐために必ず乾かしてから本体に装着します。

水洗いをおこなう際、ブラシでこすったり手でゴシゴシ洗ったりすると繊維を傷つけたり型崩れを起こす可能性があるので気を付けましょう。

なお、加湿フィルターに白い汚れが付着することもあります。これは、水道水に含まれるカルキの成分が固まったもので、水の吸い上げが悪化して加湿性能を低下させる原因となります。

この汚れを落とす方法の一つとして、クエン酸水へのつけ置きがあります。クエン酸水は、ホームセンターや100円ショップで手軽に購入できるのでおすすめです。

6:トレー

トレーは本体から外して水洗いします。細かいところは綿棒や歯ブラシを使いましょう。

取りきれない汚れは、クエン酸水でつけ置き洗いをしてから洗うときれいになります。

7:給水タンク

キャップがあるボトル型の給水タンクは、毎日水洗いするのがおすすめです。トレーと同様、細かい部分の汚れは綿棒や歯ブラシを使って落としましょう。

給水タンクが水あかやカルキで汚れてしまった場合は、クエン酸水でつけ置き洗いするとよいでしょう。

本体と一体型の給水タンクの掃除は、1ヶ月に1回程度の水洗いが目安です。ただし、異臭がしたりタンクの水が減りにくくなった場合は汚れがたまっているサインのため、この限りではありません。

8:元どおりにセットする

空気清浄機の内部を拭き、本体と部品をしっかり乾燥させてから元どおりにセットします。

空気清浄機のお手入れをラクにするコツ

空気清浄機のお手入れをラクにするコツ│空気清浄機 掃除

空気清浄機は、性能を保つために定期的に掃除をする必要があります。

しかし、以下の方法で掃除回数を減らすことも可能です。

使い捨てフィルターを使う

空気清浄機のほこりをキャッチするパネルに使い捨てフィルターを貼れば、掃除の回数を減らせます。

ほこりがたまってきたら、新しい使い捨てフィルターと交換するだけなので便利です。

給水タンクの水を毎日取り換える

空気清浄機の給水タンクの水を毎日取り換えると、掃除回数を減らせます。

雑菌は残った水に繁殖し、空気清浄機の性能を低下させカビや異臭の原因にもなります。

ミネラルウォーターは雑菌が繁殖しやすいため、空気清浄機の給水タンクには必ず水道水を使うようにしましょう。

使わないときは水を捨て、タンクを乾燥させておくことも大切です。

部屋の掃除をする

空気清浄機の掃除回数を減らすには「部屋の掃除をする」のが有効です。

空気清浄機は空気中のほこりや花粉、ウイルス、ダニの死骸などを吸い込み、フィルターで除去して空気をきれいにしています。

しかし、部屋の掃除を怠っていると人が動くたびに多くの汚れが舞い上がって空気清浄機に吸い込まれるため、空気清浄機のフィルターがすぐに汚れてしまって本体に負荷がかかります。

部屋の掃除をすることでフィルターが汚れにくくなるため、空気清浄機の掃除をする回数は少なく済むでしょう。

空気清浄機の寿命はどれくらい?

空気清浄機の寿命は、一般的に10年程度といわれています。

10年の目安として、日本電機工業会で定めるJEM1467(家庭用空気清浄機に関する性能測定基準)で「紙タバコ5本分の煙に含まれている粒子成分とガス成分」を1日分の空気の汚れとして計算されています。たとえば、接煙室など1日に大量のタバコを集じんする環境では、数ヶ月で寿命となってしまうようです。

参考:空気清浄機 Q&A(よくある質問)|一般社団法人日本電機工業会(JEMA)

他にも空気清浄機の寿命を短くする原因は、「フィルターを掃除していない」「部屋が散らかっている」「空気清浄機を長時間使用している」などがあります。

フィルターを交換してもにおいやごみが取れない場合は、空気清浄機の寿命が近づいている可能性もあります。集めた汚れが再飛散してしまうリスクもあるため、空気清浄機の買い替えを検討してもよいかもしれません。

空気清浄機を長く使用するために、部屋をきれいにし定期的に掃除やフィルター交換をしましょう。

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まとめ

今回は、空気清浄機を掃除するときの頻度やコツ、掃除回数を減らす方法を解説しました。

内容をまとめると、以下のとおりです。

  • 掃除を怠ると空気清浄機の能力が下がってしまう
  • 掃除方法は部品や場所によって変わる(水洗いOK、水洗いNGがある)
  • 掃除の頻度は2週間から1ヵ月に1回のものが多い(センサーのレンズは3ヵ月に1回)
  • 汚れに気づくたびに掃除をするとなお良い
  • 給水タンクの水は毎日新しいものに替える
  • 部屋の掃除をすると空気清浄機への負担が軽減される
  • 空気清浄機の寿命は10年
  • フィルターを交換してもにおいやごみが取れない場合は寿命が近づいている

汚れやにおいが取れにくくなってきた場合は性能が低下している可能性があるため、買い替えを検討すべき時期を迎えているかもしれません。

本記事が、空気清浄機について理解の手助けとなって少しでもお役に立てましたら幸いです。

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