マッサージチェアの処分方法7選!おすすめの方法や費用、注意点を解説

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下取りガイド 川辺 あさひ
マッサージチェアの処分方法
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「家にある大きなマッサージチェアを処分したい。でもどうしたら…?」

マッサージチェアは大型のものになると100kgを超えるものもあるため、どのように処分したら良いか迷いますね。

マッサージチェアは以下の7つの方法で処分することが可能です。

マッサージチェア7つの処分方法

① 粗大ゴミとして出す

② 家電量販店に依頼する

③ 買取業者や不用品回収業者に依頼する

④ リサイクルショップで売る

⑤ ヤフオクやメルカリで売る

⑥ 知人や地域の掲示板で譲る

⑦ 自分で解体して一般ごみとして出す

壊れていなければ買取やリサイクル品として売ることもできますよ。

ただし、マッサージチェアを処分する際には以下のようなリスクもあります。

マッサージチェアの処分方法

これらのことを知っておかないと、あとでとりかえしのつかない失敗をしてしまう可能性があるのです。

そこで、ここではマッサージチェアの正しい処分方法など、以下のような内容について解説します。

【この記事で分かること】

◎マッサージチェアの7つの処分方法

◎【状況別】おすすめのマッサージチェアの処分方法

◎【方法別】マッサージチェアを処分する際の詳しいやり方

◎マッサージチェアは自分で解体して捨てることができるか?

◎マッサージチェアを処分する際に注意すべきこと

この記事を最後まで読めば、自分に合ったマッサージチェアの処分方法が詳しく分かります。ぜひこの先も読み進めて失敗しない処分を行ってください。

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1. マッサージチェアの処分方法は7つ

まずは、マッサージチェアの処分方法をお伝えします。マッサージチェアの処分方法7つで、それぞれの特徴は以下です。

費用相場

時間

手間

メリット

デメリット

①粗大ゴミとして出す

500〜2,000円程度

安く処分できる

自分で回収場所まで運ぶ必要がある

②家電量販店に依頼する

4,400円+出張料金

リサイクルしてもらえる

受け付けていない場所が多い

③買取業者・不良品回収業者に依頼する

5,000〜10,000円程度

引き取りに来てもらえる

業者によって価格が異なる

④リサイクルショップで売る

0円(+売上)

お金が入ってくる

売れない可能性がある

⑤ヤフオクメルカリで売る

売上1〜200,000程度

お金が入ってくる

売れない可能性がある

⑥知人や地域の掲示板で譲る

0円

喜んでもらえる

トラブルになる場合がある

⑦自分で解体して一般ごみとして出す

150〜300円程度+工具費用

安く処分できる

怪我をする危険がある

それぞれやり方や条件が大きく異なりますので、ひとつずつ詳しく解説していきます。

 

1-1. 処分方法①粗大ゴミとして出す

粗大ごみの家電

誰もが最初に思いつくのは、自治体が回収する粗大ゴミとして出すという方法でしょう。

一般ごみの延長として、指定の場所に出せば回収してもらえます。マッサージチェアは家庭用医療機器ではありますが、粗大ゴミで出すことは通常のこととして許されています。なぜなら、家庭用医療機器に関する法律でネックになるのは「感染」「誤操作での事故」だからです。

粗大ゴミで出す場合は次に誰かが使うわけではないので、法律でなんら言及はされていません。粗大ゴミ受付センターでも一般的な品目として取り扱われています。

 

1-1-1. マッサージチェアを粗大ゴミとして出す場合の概要

マッサージチェアを粗大ゴミとして出す場合の概要は以下の通りです。

費用

500円〜2000円程度(自治体による)

方法

予約し指定の方法で出す

時間

1週間程度

手間

電話連絡・処分券の購入・回収場所に出す

条件

回収場所まで自力で運べる

マッサージチェアを粗大ゴミで出す場合は自治体によって費用が異なりますが、大体500円〜2000円程度です。

指定のシールを貼って出せば、自治体が回収してくれます。その際、自治体が指定する回収場所に出さなければなりません。

戸建て住宅の場合は家の前や地域のゴミ置き場、マンションの場合はマンションのゴミ収集場所に自分でマッサージチェアを移動させる必要があります。

マッサージチェアは通常50kg以上あるため、回収場所が家の前やマンション1階であれば、大人2人で運べるのであれば問題いでしょう。

しかし、戸建てでもゴミ置き場が遠い場合やマンションの2階以上に住んでいる場合は、運ぶのがやや困難です。しかも、冒頭で述べたようにマッサージチェアには100kg以上のものもあり、そうなると力のある男性2人がかりでどうにか運んでも怪我などをする可能性があります。

加えて、マンションの2階以上に住んでいる場合、マッサージチェアがエレベーターに乗るかどうかという問題があります。もし大きなマッサージチェアでエレベーターに乗らなければ、他の方法での処分を検討するのがおすすめです。

1-1-2. マッサージチェアを粗大ゴミとして出すのがおすすめな人

マッサージチェアを粗大ゴミとして出すのがおすすめな人は、以下のような人です。

自力で回収場所まで移動できる人

できるだけ早く処分したい人

マッサージチェアが壊れている人

ひとつずつ解説します。

■自力で回収場所まで移動できる人

マッサージチェアを粗大ゴミとして出す場合の概要」でも説明したように、マッサージチェアを粗大ゴミとして出す場合は回収場所まで自力で運ばなければなりません。

同居する人の中に力に自信のある男性が2人以上いるなど、自力で運べるという人は粗大ゴミとして出す方法がおすすめです。

■できるだけ早く処分したい人

引っ越しなど何らかの理由でできるだけマッサージチェアを処分したい人は、粗大ゴミとして処分するのがおすすめです。

他の方法だと見積もりなどに時間がかかるからです。粗大ゴミの場合は、予約してから最短で1週間以内で回収してもらえます。

■マッサージチェアが壊れている人

マッサージチェアが壊れている人は、粗大ゴミとして処分するのがおすすめです。なぜなら、家電量販店や買取業者などに依頼する場合、回収する側はリサイクルを前提に回収するため壊れて使えないマッサージチェアは取り扱っていないことが多いからです。

マッサージチェアが壊れている場合は、粗大ゴミとして出すか、壊れていても引き取ってくれるような業者を探しましょう。

詳しいやり方については、「3-1. 粗大ゴミとして出す」で詳しく説明します。

1-2. 処分方法②家電量販店に依頼する

スマホで検索する人

マッサージチェアを家電量販店に依頼する場合は、リサイクル品として引き取ってもらいます。「新規購入時に古いものを引き取ってもらえる下取りもあるのでは?」と思う方もいると思いますが、マッサージチェアは下取りの対象になっていないところがほとんどです。

その上、現在ではほとんどの家電量販店ではマッサージチェアのリサイクルを行っていません。マッサージチェアをリサイクル品として取り扱っているのは、唯一、ケーズデンキのみです。

【大型家電量販店でのマッサージチェアのリサイクル・買取・下取り状況】

リサイクル

購入時の下取り

購入店での処分

ヨドバシカメラ

ヤマダデンキ

コジマ電気

ビックカメラ

ケーズデンキ

参考:ケーズデンキ 家電リサイクルヤマダウェブコム 家電リサイクル回収のお申し込みについてコジマネット Q.古いマッサージチェアの処分をお願いしたいビックSUPERサービス 買取・下取り・リサイクルヨドバシカメラ 商品の設置・リサイクル回収

上記の様に、大型家電量販店ではケーズデンキにのみ、リサイクル対象商品としてマッサージチェアを持ち込むことが可能です。その他の大型家電量販店では、リサイクル対象商品(テレビ・冷蔵庫、冷凍庫・洗濯機、衣類乾燥機・エアコン)に限り取り扱っています(2022年3月現在)。

このようなことから、現状ではお近くにケーズデンキがある場合のみ、家電量販店に依頼することができると言えます。

ケーズデンキにマッサージチェアの処分を依頼する具体的な方法は、「3-2. 家電量販店に依頼する」で詳しくお伝えします。

 

1-2-1. マッサージチェアを家電量販店に依頼するときの概要

マッサージチェアをケーズデンキに依頼するときの概要は以下の通りです。

費用

4,400円(「リサイクル」「購入店での処分」共に)

方法

持込または出張引取

時間

店舗による

手間

電話連絡・持込の場合は自力で持ち込む

条件

引き取りに来てもらう場合は出張費がかかる

自分で持ち込む場合は、リサイクルでも購入店での処分でも4,400円のみです。引き取りに来てもらう場合は処分料4,400円の他に出張費がかかります。近くのケーズデンキでも出張費が大体3,000円前後かかると見ておくと良いでしょう。

持ち込む場合は自分で車に積むなどして店舗まで運ぶ必要があります。引き取りに来て貰う場合は店舗とのやり取りによって日時などを決めます。

 

1-2-2. マッサージチェアを家電量販店に依頼するのがおすすめな人

マッサージチェアを家電量販店に依頼するのがおすすめなのは、以下のような人です。

粗大ゴミの回収場所に自力で運べない人

ケーズデンキの配達圏内に住んでいる人

粗大ゴミは自力で回収場所まで運ばなければなりません。マンションの上階に住んでいて下まで運べないなど自力でマッサージチェアを移動できない人で、かつケーズデンキの配達圏内に住んでいるなら家電量販店の出張引取を依頼するのがおすすめです。

 

1-3. 処分方法③買取業者や不用品回収業者に依頼する

オペレーターの女性

買取業者や不用品回収業者に依頼するというのも一つの方法です。最近ではオンラインで申し込めるところなどもあります。ただし、色々な業者がいて相場よりも高い金額を請求されることもあるので注意しましょう。

自治体の「一般廃棄物処理業」に許可・指定されている業者であれば安心ですよ。「一般廃棄物処理業」に許可・指定されているかどうかを知るには、市区町村から出している冊子や広報、市区町村の公式サイトなどを見ればわかります。

 

1-3-1. マッサージチェアを買取業者や不用品回収業者に依頼するときの概要

マッサージチェアを買取業者や不用品回収業者に依頼するときの費用・条件は以下のとおりです。

 

■買取業者

 

費用

無料+買取価格

方法

引き取りに来てくれる

時間

即時〜1週間程度

手間

電話またはインターネットで連絡

条件

マッサージチェアが壊れていないこと

壊れていない場合は、買取業者に依頼するといくらかお金がバックされます。費用については、買取業者の場合は無料のところが多いです。

 

■不用品回収業者

費用

5,000円〜10,000円程度

方法

引き取りに来てくれる

時間

即時〜1週間程度

手間

電話またはインターネットで連絡

条件

出張費が別途かかる場合がある

2階以上では料金が割高になる場合がある

壊れている場合は不用品回収業者に代金を支払って回収してもらいます。

不用品回収業者の場合は、処分費用と出張費が別であるところがあります。そのため、先に見積もりなどを取り、よく確認することが重要です。

マッサージチェアが建物の2階以上にある場合は2人では運び出せず、追加の人件費として料金が割高になる可能性があります。

そうなると、業者選びが重要になってきますね。買取一括査定サイトでは、複数社のマッサージチェアの買取価格を無料で調べることもできるのでおすすめです。

ヒカカク マッサージチェア

ヒカカク公式サイト

1-3-2. マッサージチェアを買取業者や不用品回収業者に依頼するのがおすすめな人

マッサージチェアを買取業者や不用品回収業者に依頼するのがおすすめなのは、以下のような人です。

粗大ゴミや家電量販店の利用が難しい人

ヤフオクやメルカリなどで売る気がない人

1つずつ説明します。

 

■粗大ゴミや家電量販店の利用が難しい人

自力で回収場所まで運べない、あるいは近くにケーズデンキがないなど粗大ゴミや家電量販店の利用が難しい場合は、買取業者や不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

1-3-1. マッサージチェアを買取業者や不用品回収業者に依頼するときの費用・条件」で説明した通り、壊れていない場合は買取業者へ依頼すればいくらかのお金が手に入ります。状態が良く製造年数が浅ければ高値で買い取ってくれる可能性もあるので、運搬費用代を回収することもできるでしょう。

壊れている場合は不用品回収業者に依頼するのが良いでしょう。

 

■ヤフオクやメルカリなどで売る気がない人

壊れていないマッサージチェアを処分したい場合でヤフオクやメルカリなどで売る気がない人、売るのが面倒な人は、買取業者に依頼するのがおすすめです。

フリマサイトで売るとなると、自分で写真を撮り寸法を測り落札者とやり取りをするなどの手間がかかります。そういった手間が面倒な人や時間がない人は、買取業者に依頼するのが良いでしょう。

 

1-4. 処分方法④リサイクルショップで売る

リサイクルショップの様子

処分したいマッサージチェアを、リサイクルショップで売るという方法もあります。近くに大型家電を取り扱うリサイクルショップがあれば、引き取りに来てもらうことも可能でしょう。

リサイクルショップで売れば誰か別の人が使ってくれるので無駄になりませんし、お金に変えることもできます(価格は査定によって異なります)。

最近ではオンラインで出張買取をしてくれるリサイクルショップがあります。こういったものを利用するのもおすすめです。

リサイクルショップ出張買取24時

出張買取24時公式サイト

1-4-1. マッサージチェアをリサイクルショップで売るときの概要

マッサージチェアをリサイクルショップで売るときの費用や条件は以下のとおりです。

費用

査定価格による(例:2,000〜15,000円)

方法

持込または出張引取※

時間

1時間程度

手間

電話またはインターネットで連絡

条件

マッサージチェアが壊れていないこと

※出張引取は店舗によって対応している場合と対応していない場合があります。対応している場合でも500円程度かかる可能性があります。

費用はリサイクルショップによって査定基準が異なります。査定は状態の他にメーカーや製造年数などが考慮されます。ただし、新品で買っても高価なマッサージチェアは需要があり、2,000円〜15,000円程度の高値がつくこともあります。

大きな物なので、事前に持ち込んでいいかどうか電話で確認しましょう。

重要なのは、マッサージチェアが壊れていないことです。パソコンなどであればジャンクでも部品が取れるので引き取ってくれる場合も多いです。しかし、マッサージチェアは使えなければ意味がありません。壊れていると基本的に受け付けてくれないので注意しましょう。

 

1-4-2. マッサージチェアをリサイクルショップで売るのがおすすめな人

マッサージチェアをリサイクルショップで売るのがおすすめなのは、以下のような人です。

売る前にマッサージチェアを掃除できる人

買取業者や不用品回収業者を利用する気がない人

リサイクルショップで売るのが面倒ではない人

ひとつずつ説明します。

 

■売る前にマッサージチェアを掃除できる人

売る前にマッサージチェアを掃除できる人は、リサイクルショップで売るのがおすすめです。リサイクルショップでマッサージチェアを売る場合は、少しでも状態が良いほうが高く売れますリサイクルショップに持ち込む前に、丁寧に掃除をして汚れやホコリなどを拭き取っておくと、より高値で売れるでしょう。

反対に汚れやホコリがひどい商品は、動作可能でも引き取ってもらえない場合もあるので注意しましょう。

 

■買取業者や不用品回収業者を利用する気がない人

買取業者や不用品回収業者を利用する気がない人はリサイクルショップに売るのがおすすめです。

買取業者や不用品回収業者も色々です。中には、以前利用して悪徳な業者に当たってしまい、ひどい目に合ったという方もいるでしょう。そのような方は、利用するのが不安ですね。

買取業者や不用品回収業者に依頼する場合は引き取りに来てもらうので、断りづらいという気持ちがあります。しかし、リサイクルショップなら査定額に納得できなければ持ち帰ることも可能です。

 

■リサイクルショップで売るのが面倒でない人

リサイクルショップで売るのが面倒でない人は、リサイクルショップで売るのがおすすめです。リサイクルショップで売るには、自分で持ち込むか引き取りに来てもらう必要があるからです。

自分で持ち込む場合はマッサージチェアが乗るだけの車が必要ですし、店内に持ち込む際も台車などで運び入れ、査定までの時間を待つ必要もあります。引き取りに来てもらう場合は、事前に詳細なサイズを連絡し、引取り日時を予約しなければなりません。

そういったやり取りが面倒でない人は、リサイクルショップで売るのがおすすめです。

 

1-5. 処分方法⑤ヤフオクやメルカリで売る

ネットに出品する人

ヤフオクやメルカリなどのフリマサイトで売ると、お金に変えることができます。買取と違うところは、何もかも自分で行うということです。

ヤフオク(ネットオークション)やメルカリ(フリマサイト)などは個人間で直接やり取りをするシステムです。自分で出品し、自分で落札した人とやり取りして自分で発送します。何から何まで自分でやるので手間はかかりますが、思いがけず高値で売れる可能性もあります。

いくらで売れるか、また売れるかどうかは出品してみないと分かりませんが、売れればお金が入ってくるというワクワク感があります。

やり方については「3-5. ヤフオクやメルカリで売る」で詳しく説明します。

 

1-5-1. マッサージチェアをヤフオクやメルカリで売るときの概要

マッサージチェアをヤフオクやメルカリで売るときの費用と条件は以下のとおりです。

 

費用

0円(+売上)

方法

パソコンやスマホで出品する

時間

1週間〜

手間

写真撮影・出品手続きなど

条件

自分で行える

出品するためのスマホやパソコンがある

出品するのにお金はかかりません。カメラ付きのスマホやパソコンがあれば、簡単に出品することができます。ただし、売り手がつかないことには処分できないというのが一番のデメリットでもあります。

 

1-5-2. マッサージチェアをヤフオクやメルカリで売るのがおすすめな人

マッサージチェアをヤフオクやメルカリで売るのがおすすめなのは、以下のような人です。

電話連絡などが煩わしい人

自分で出品するのが面倒ではない人

ネットオークションやフリマサイトを使ったことがある人

マッサージチェアの処分を急いでいない人

1つずつ説明します。

 

■電話連絡などが煩わしい人

電話連絡などをするのが煩わしい人は、マッサージチェアをヤフオクやメルカリで売るのがおすすめです。なぜなら、ヤフオクやメルカリはインターネット上だけで完結するからです。

業者に依頼する場合、入り口はインターネット予約でも、詳細の確認などで電話連絡が必要になる場合がほとんどです。

 

■自分で出品するのが面倒ではない

自分で出品するのが面倒でない人は、マッサージチェアをヤフオクやメルカリで売るのがおすすめです。なぜなら、フリマサイトで売るには以下のようなことを全て自分でしなければならないからです。

マッサージチェアの売り方

慣れてしまえばどうということはありませんが、初めてやる人にとっては勝手が分からず戸惑ってしまうかもしれません。ただ、出品の詳しい方法は各フリマサイトに載っていますし、「3-5. ヤフオクやメルカリで売る」でもおおまかな流れをお伝えします。

 

■ネットオークションやフリマサイトを使ったことがある

普段からネットオークションやフリマサイトを使っている人や一度でも使ったことがある人は、マッサージチェアをフリマサイトで売るのがおすすめです。出品から発送までの流れや具体的な方法が分かっているからです。

 

■マッサージチェアの処分を急いでいない

マッサージチェアの処分を急いでいない人は、ヤフオクやメルカリなどで売るのがおすすめです。なぜなら出品から落札までに1週間以上の時間がかかるからです。1ヶ月以上経っても売れないことも少なくありません。

場合によっては売れなくて再度出品しなければならないこともあり、そうなると余計時間がかかります。

このようなことから、気長に待てる人は、ネットオークションやフリマサイトで売るのが向いています。

 

1-6. 処分方法⑥知人や地域の掲示板で譲る

掲示板

知人や地域の掲示板で譲るという方法もあります。人に譲るならマッサージチェアが無駄にならずに済み、人にも喜んでもらえます

 

1-6-1. マッサージチェアを知人や地域の掲示板で譲るときの概要

マッサージチェアを知人や地域の掲示板で譲るときの費用と条件は以下のとおりです。

 

費用

0円

方法

自分で探す・掲載の手続きをする

時間

相手との交渉による

手間

相手との交渉による

条件

相手と直接やり取りできる

譲るので費用は当然0円です。自分で探すか掲示板に掲載してもらうかで方法は異なりますが、人に譲る場合はいずれも日時や引き渡し方法などを相手と交渉して決めます。条件としては、直接マッサージチェアがほしい相手と直接やり取りできることです。

 

1-6-2. マッサージチェアを知人や地域の掲示板で譲るのがおすすめな人

マッサージチェアを知人や地域の掲示板で譲るのがおすすめなのは、以下のような人です。

売るには古すぎるが、捨てるのは忍びないと思っている人

インターネットでのやり取りが怖い人

顔が直接見える人に譲りたいと思っている人

それぞれ詳しく説明します。

 

■売るには古すぎるが捨てるのは忍びないと思っている人

マッサージチェアの型式が古くて売れそうもない、しかしただ処分するのは忍びないと思っている人は、人に譲るのがおすすめです。

知人や地域の掲示板で募って現れた欲しい人ならば、古いことは承知の上でもらい受けてくれるでしょう。

 

■インターネットでのやり取りが怖い人

インターネットでのやり取りが怖い人は、知人や地域の掲示板で譲るのがおすすめです。ヤフオクやメルカリはインターネット上だけの取引になるため、相手がどんな人であるか分かりません。しかし、知人や地域の掲示板なら直接手渡せる、あるいは近隣に住んでいるという安心感があります。

インターネット上での取引をしたことがなく怖いという人は、知人や地域の掲示板を通した近隣住民に譲るのが良いでしょう。

 

■顔が直接見える人に譲りたいと思っている人

顔が直接見える人に譲りたいと思っている人は、知人や地域の掲示板で譲るのがおすすめです。なぜなら、知人や地域の掲示板なら一度でも顔を合わせられるからです。

もちろん、リサイクル品として家電量販店や専門業者に処分してもらっても、別の誰かが使ってくれるでしょう。しかし、業者に依頼する場合、一度手放せば受け取る人については分かりません

しかし、知人や地域の掲示板の場合は、少なくとも誰に譲るか分かった上で手渡すことができます。長く愛用してきたマッサージチェアは、今後も丁寧に使い続けてくれるであろう人に譲るほうが安心感があるでしょう。

 

1-7. 処分方法⑦自分で解体して一般ゴミとして出す

ドライバーを持つ手

マッサージチェアは、自分で解体して一般ごみとして出すことも可能です。自治体は、大きなままでは粗大ゴミとしてしか取り扱ってくれませんが、細かく分解してゴミ袋に入る大きさにすれば一般ごみとして処分してくれます。

ただし、自分で解体するため怪我をする・時間がかかるといったリスクがあります。解体後は飛び散った綿の掃除などもしなければならず、あまり効率的ではないのでおすすめしません。

 

1-7-1. マッサージチェアを自分で解体して一般ごみとして出すときの概要

マッサージチェアを自分で解体して、一般ごみとして出すときの費用と条件は以下のとおりです。

費用

工具を購入するお金

方法

自分で解体する

時間

1〜3時間以上

手間

工具を用いる

条件

最後まで自分で解体できる

マッサージチェアを解体するには、以下のような工具が必要です。

 

【マッサージチェアの解体に必要な工具の例】

カッター・ハサミ

合成皮革を切るために必要

電動ドライバー

固くて手動では取り外せない場合に必要

作業用手袋

素手で行うと手を切る危険がある

保護用メガネ

顔に飛んでくる部品から目を守る

本体は非常に重いので足などに落とすと怪我をする可能性があるため、2人がかりで行うのが安全です。

マッサージチェアは大きいものほど自分で解体するのが難しく、何時間もかかってやっと解体できたということも少なくありません。時間がかかりすぎて途中でギブアップする人も多いです。そうなると、結局、粗大ゴミで出すか不用品回収業者に引き取ってもらうことになります。

したがって、自分で最後まで解体できることが条件となります。

 

1-7-2. マッサージチェアを自分で解体して一般ごみとして出すのがおすすめな人

マッサージチェアを自分で解体して一般ごみとして出すのがおすすめなのは、以下のような人です。

DIYをやり慣れている人

何時間でも飽きずに作業に取り組める人

それぞれ詳しく説明します。

 

■DIYをやり慣れている人

DIYをやり慣れている人であれば、自分で解体するのもおすすめです。日頃から工具や重い建材などを扱い慣れていれば、どの程度の作業量と労力で解体できるか予想して作業することができるからです。

日頃からDIYをしている人であれば、電動ドリルなどの工具もすでに持っている可能性も高いでしょう。

 

■何時間でも飽きずに作業に取り組める人

大きなマッサージチェアは解体に時間がかかるため、何時間でも飽きずに作業に取り組める人におすすめです。じっくりと腰を据えて最後までやり抜く気持ちの他に、時間的余裕も必要です。

 

2. 【状況別】おすすめのマッサージチェアの処分方法

チェックポイント

ここまでマッサージチェアの処分方法についてお伝えしてきました。実に色々な方法があることがおわかりいただけたかと思います。

 

ただ、時間に制限がありできるだけ早く処分したい、手間を掛けずに楽に処分したい、処分する費用を抑えたいなど人によって抱える状況も様々です。目的によって、マッサージチェアの処分方法の選択肢も変わります。

そこで、本章では目的別に以下のおすすめのマッサージチェアの処分方法を解説します。

・早く処分したいなら「粗大ゴミ」「買取」「下取り」「不用品回収」がおすすめ

・楽に処分したいなら「買取」「下取り」「不用品回収」がおすすめ

・費用を安く抑えたいなら「粗大ゴミ」「下取り」「譲渡」がおすすめ

ひとつずつ詳しく説明していきます。

 

2-1. 早く処分したいなら、粗大ゴミ・買取・不用品回収がおすすめ

引っ越しをする・新しいマッサージチェアを購入したので置く場所がないなど、事情があってできるだけ早く処分したい場合は粗大ゴミ・買取・不用品回収がおすすめです。なぜなら、粗大ゴミ・買取・不用品回収はどれもあまり時間をかけずに処分することができるからです。

処分するのにかかる時間の目安

粗大ゴミ

2、3日〜1週間

買取

2、3日〜1週間

不用品回収

2、3日〜半月

処分までの時間は、自治体や業者に予約する際に分かります。一番早いのは買取業者です。買取までに時間がかかると、お客さんが別の業者を選んでしまうからです。

自治体や不用品回収の場合は、混み合っている場合は1週間〜半月ほどかかることもありますが、最短なら2、3日で行ってもらえることもあります。

マッサージチェアを処分するまでの日にちが予め分かっている場合は、できるだけ早く回収日の予約を取るのがおすすめです。

 

2-2. 楽に処分したいなら買取・不用品回収がおすすめ

なるべく手間をかけずに楽に処分したいなら、買取か不用品回収がおすすめです。なぜなら、電話1本で引き取りに来てくれるからです。自分は梱包も何もせず、ただ自宅で待っていれば良いだけです。

自分で粗大ゴミとして出す場合は、マッサージチェアを家の外に出すまでに家の中を傷つけてしまう可能性があります。しかし、専門業者に依頼すれば養生などもしてくれますし、プロの技術でマッサージチェアも家の中も傷つけずに運んでくれます。

 

2-3. 費用を安く抑えたいなら粗大ゴミ・譲渡がおすすめ

マッサージチェアを処分する費用をできるだけ安く抑えたいなら、粗大ゴミか人に譲渡するのがおすすめです。なぜなら、業者へ依頼するには出張費を入れて7,000円程度の費用がかかり、フリマサイトなどの個人売買は送料がリスクになって売れない可能性もあるからです。

送料については「3-5. ヤフオクやメルカリで売る」で詳しく説明しますが、マッサージチェアは通常の宅配扱いではなく大型家具の扱いになり送料が割高になります。買い手にしてみれば、いくら安く買えるとはいえ、送料があまりに高いと「送料無料で新品を買う」という選択肢に気持ちが傾くでしょう。

その他、自分で解体する場合は怪我をするリスクがあり、解体に使う工具がない場合は買い揃えるのに費用がかかります。

このような理由から、費用を安く抑えるなら500円〜2000円程度で出せる粗大ゴミか、0円で譲渡できる方法がおすすめです。

 

3.【方法別】マッサージチェアを処分する際の詳しいやり方

マッサージチェアのリモコン

ここまで読んで、どの方法が自分に合っているか大体検討がついたのではないでしょうか。そこで、本章では以下の各方法別に具体的なやり方を詳しく解説していきます。

 

マッサージチェア7つの処分方法

① 粗大ゴミとして出す

② 家電量販店に依頼する

③ 買取業者や不用品回収業者に依頼する

④ リサイクルショップで売る

⑤ ヤフオクやメルカリで売る

⑥ 知人や地域の掲示板で譲る

⑦ 自分で解体して一般ごみとして出す

選択肢がいくつかあって迷っている方は、それぞれの詳しいやり方を読んで比較検討すると良いでしょう。すでに処分方法を決めた方は、以下のリンクから知りたい項目だけお読みください。

3-1. 粗大ゴミとして出す

3-2. 家電量販店に依頼する

3-3. 買取業者や不用品回収業者に依頼する

3-4. リサイクルショップで売る

3-5. ヤフオクやメルカリで売る

3-6. 知人や地域の掲示板で譲渡する

3-7. 自分で解体して一般ゴミとして出す

 

3-1. 粗大ゴミとして出す

粗大ゴミとして出す場合は、住んでいる地域の粗大ゴミ受付センター(名称は各自治体によって異なります)に連絡して行います。粗大ごみ受付センターの電話番号は、市区町村の役所に問い合わせればわかります。

マッサージチェアを自治体の粗大ゴミ回収品として出す場合は、以下の手順で行います。

【Step①】日時を予約する

【Step②】指定のシールを購入する

【Step③】予約した日時に回収場所に出す

ひとつずつ説明します。

 

【Step①】日時を予約する

まずは、粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで回収してもらう日時を予約します。予約方法は自治体によって異なります。「◯◯市 粗大ゴミ」などの検索ワードを入れて、お住まいの自治体の役所のインターネットサイトで調べると良いでしょう。

 

【Step②】指定のシールを購入する

自治体に予約すると、指定の処分券を購入するように言われます。処分券は裏がシールになっており、粗大ゴミに貼って回収当日の目印にするものです。自治体によって500円のもの、1000円のものなどがあり、予約時にいくらの処分券を買うか指示されます。

処分券を取り扱っているコンビニなどで購入し、マッサージチェアの分かりやすい場所に貼り付けましょう。

 

【Step③】予約した日時に回収場所に出す

予約した日時までにマッサージチェアを回収場所に運んで置きます。マッサージチェアは大きいので、あまり早く置きすぎると他の住民の邪魔になります。できるだけ予約日時の前日の午後くらいに出すのがおすすめです。

 

3-2. 家電量販店に依頼する

家電量販店に依頼する場合は、電話か直接店舗にて依頼します。依頼する際の流れは以下のとおりです。

【Step①】依頼する

【Step②】引き渡し日時の予約をする

【Step③】引き渡す

詳しく説明します。

 

【Step①】依頼する

まずは、電話か直接店舗に行って依頼します。現在は大手家電量販店はケーズデンキのみで取り扱っているため、ケーズデンキの連絡先を以下に挙げておきます。

▶お近くの店舗を探せるページ  → 「全国の店舗情報

▶家電リサイクルに関するページ → 「ケーズデンキ 家電リサイクル

 

【Step②】引き渡し日時の予約をする

引き渡し日時の予約を行います。その際、自分で持ち込むのか、引き取りに来てもらうか決めます。引き取りに来てもらう場合は出張費が加算されます。ブログなどを読むと3000円程度だったという例が多いですが、いくらかかるか明確な出張費を確認しておくと良いでしょう。

 

【Step③】引き渡す

予約日時に引き渡します。

 

3-3. 買取業者や不用品回収業者に依頼する

買取業者や不用品回収業者に依頼する流れは、以下のとおりです。

【Step①】電話かインターネットで依頼する

【Step②】引き渡し日時の予約をする

【Step③】引き渡す

詳しく説明します。

 

【Step①】電話かインターネットで依頼する

まずは電話かインターネットで依頼をします。最近ではインターネットで依頼できるところが多いですが、総額がいくらになるか必ず確認しましょう。

なぜなら、キャンペーンと称して「5000円」としていても、いざフタを開けてみると複数の物を処分する際に出張費が5000円で、処分代は別に設定しているといった悪徳業者もいるからです。

1-3. 買取業者や不用品回収業者に依頼する」でもお伝えしましたが、自治体の「一般廃棄物処理業」に指定されている業者であればそのようなことがないので安心です。

 

【Step②】引き渡し日時を予約する

依頼した際に、引き渡し日時を予約します。電話でやり取りする際は、手元にカレンダーや手帳・ペンなどを用意しておくと良いでしょう。

 

【Step③】引き渡す

予約した日時に業者が来るので、引き渡します。

 

3-4. リサイクルショップで売る

リサイクルショップで売る際の手順は以下のとおりです。

【Step①】電話して受け付けてもらえるか確認する

【Step②】持ち込む、あるいは引き取りに来てもらう

【Step③】査定を待つ

【Step④】お金を受け取る

詳しく説明します。

 

【Step①】電話して受け付けてもらえるか確認する

いきなり持ち込むのではなく、先に電話で受け付けてもらえるかどうか確認します。リサイクルショップでは、状態によっては受け付けてくれない事があるからです。

以下のような詳細などを聞かれますので、予めメモなどに控えておくと良いでしょう。

マッサージチェアのチェックポイント

初めて利用するリサイクルショップは会員証を作る必要があることがあります。会員証の作成には免許証や保険証など身分が分かるものが必要なので、予め用意しておきます。

 

【Step②】持ち込む、あるいは引き取りに来てもらう

受け付けてくれることが分かったら、自分で車で持ち込むか引き取りに来てもらいます。引き取りに来て貰う場合には出張費がかかる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

 

【Step③】査定を待つ

いくらになるか査定を待ちます。店が混んでいる場合は1時間程度待つこともあります。

 

【Step④】お金を受け取る

査定額が決まったら、レジでお金を受け取ります。

 

3-5. ヤフオクやメルカリで売る

ヤフオクやメルカリなどのネットオークションやフリマサイトで売る場合は、サイトによって方法が多少異なります

ヤフオクは期間を設定して一番高値をつけた人が落札者となり取引を始めます。メルカリは買ってほしい金額を最初に設定して、同意した人が入札して取引が成立します。

ただ、出品から引き渡しまでの大体の流れは同じなので、ここではヤフオクのやり方を例に解説します。

【Step①】ログインする

【Step②】マッサージチェアの写真を撮る

【Step③】出品ページにて詳細を記入する

【Step④】公開して待つ

【Step⑤】落札されたら取引を開始する

詳しく説明します。

 

【Step①】ログインする

まずはYahoo!オークションにログインします。初めて利用する場合は新規登録が必要です。指示に従って登録しましょう。

ヤフオク!に参加するには(利用登録)

 

【Step②】マッサージチェアの写真を撮る

出品ページに載せるための写真を撮ります。必要な写真はデジタル画像ですので、スマホのカメラ機能デジタルカメラなど、インターネットに上げられる画像が撮れるカメラを使用しましょう。

フリマサイトで高く売るためには、画像が重要です。買い手は同じような商品があった場合、画像で判断して選ぶからです。マッサージチェアは予めきれいに拭いておき、明るい場所で見栄えよく撮りましょう。

 

【Step③】出品ページにて詳細を記入する

出品ページに画像を取り込み、サイズや製造年数、状態などの詳細を記入します。このとき、発送方法などを記入する欄もあるので、予めどんな手段で発送できるのか調べておくことも重要です。説明画面で設定するのは、以下のような項目です。

【設定する項目】

・送料の負担(相手または自分)

・入金方法(銀行・コンビニ・クレジットカードなど)

・配送方法(指定の配送方法を選択)

・入金後何日後までに配送するか など

マッサージチェアは、一般的な日本郵便や宅配で送ることはできません。おすすめの送り方は以下です。

 

【おすすめの配送方法】

配送業者のシステム

取り扱い可能なサイズ

クロネコヤマトのらくらく家財宅急便

3辺合計450cm以内、天地200cm以下

佐川急便の飛脚ラージ宅配便

3辺合計260cm以内・50kg以下

参考:クロネコヤマトホームコンビニエン佐川急便 飛脚ラージサイズ宅配便

クロネコヤマトのらくらく家財宅急便は、梱包・配送・設置までをしてくれるサービスです。100kg前後の大きなマッサージチェアの場合はこちらを利用するのがおすすめです。

佐川急便の飛脚ラージ宅配便の利用可能基準は縦・横・高さの3辺合計が260cm以内、重さ50kg以下までなので、小さめのマッサージチェアを送る場合におすすめです(梱包は自身で行います)。

※ヤフオクでは着払いが可能ですが、メルカリでは着払い不可のためサイトの指示に従ってください。

メルカリ 梱包・発送たのメル便

 

【Step④】公開して待つ

出品ページができあがったら、公開して落札者が現れるのを待ちます。

 

【Step⑤】落札されたら取引を開始する

落札されると取引画面に遷移するので、落札者と取引を開始します。

落札価格+送料を、落札時に同意している方法で振り込んでもらい、入金の確認が取れたら発送します。

 

3-6. 知人や地域の掲示板で譲渡する

知人や地域の掲示板で譲渡する場合ですが、もしマッサージチェアを欲しがっている知人がいれば、連絡をして詳しい内容を相談しましょう。地域の掲示板で譲渡する場合は、公共の施設(市役所やコミュニティセンター、広報など)の掲示板を利用して掲載してもらいます。

掲載する際にはできるだけ詳細な内容を記載すると、もらい手が早く見つかるでしょう。地域の掲示板で譲渡する場合の流れは以下のとおりです。

【Step①】掲示板の係に電話などで連絡する

【Step②】詳しいやり方の説明を聞く

【Step③】指示に従って掲載する

地域の掲示板に掲載する際にはそれぞれでやり方が異なるので、指示に従って行いましょう。

 

3-7. 自分で解体して一般ゴミとして出す

自分で解体して一般ゴミとして出す場合は、以下のような流れになります。

【Step①】合成皮革を剥がす

【Step②】ネジを外していく

【Step③】配線やコードを切り離す

【Step④】骨組みから本体を取り出す

【Step⑤】骨組みを土台から外す

【Step⑥】骨組みや土台についているパーツを外す

【Step⑦】ゴミを分別して回収日に出す

詳しい内容については以下のサイトや動画に載っていますので、参考にしてください。

シバ通信 マッサージチェアは解体して処分した方がお得!安くしたい方必見

【DIY】マッサージチェアー解体・無料処分の巻

 

4. マッサージチェアを処分する際の注意点

注意すべき点

マッサージチェアをどのような方法で処分するか確認できたことと思います。ただ、マッサージチェアを処分する際には、いくつかの注意点があります。

ゴミとして処分するにしろ売るにしろ、それぞれの方法で注意しなければならないことがあるので、この章をよく読んでから行ってください。

◎読みたい項目だけ読む場合は以下をクリック!

4-1. ゴミとして出す場合

4-2. 買取や下取りに出す場合

4-3. 中古品として売る場合

 

4-1. ゴミとして出す場合の注意点

ゴミとして出す場合は、以下のように自治体のルールに則って出す必要があります。

・粗大ゴミで出す場合は事前予約が必要

・ 一般ごみで出す場合は30〜40cmまで解体する必要がある

1つずつ説明します。

 

4-1-1. 粗大ゴミで出す場合は事前予約が必要

粗大ゴミとして出す場合は「3-1. 粗大ゴミとして出す」で説明したとおり、事前予約が必要です。予約時に指定された処分券を購入し、指定されたやり方で回収場所に置かなければなりません。

もし、間違ったやり方で行うと回収してもらえない可能性があるので注意しましょう。

 

4-1-2. 一般ごみで出す場合は30〜40cmまで解体する必要がある

一般ごみで出す場合は、自治体で指定している大きさで出す必要があります。ほとんどの自治体では指定の大きさのゴミ袋指定のゴミ袋などがあり、その中に収まる大きさでなければなりません。

実際のサイズとしては、1つのパーツを30〜40cm程度まで解体します。

ゴミ袋から大きくはみ出していたり、入り切らずにただゴミ袋を被せただけだと回収してもらえないので注意しましょう。

 

4-2. 買取を依頼する場合の注意点

買取専門業者やリサイクルショップなどに買取を依頼する場合は、以下のことに注意が必要です。

・製造年数によっては引き取ってもらえないことがある

・きれいに掃除していないと価値が下る

・付属品が揃っていないと価値が下る

・運搬料がかかることがある

・家庭用医療機器の販売取り扱いの許可を取っていない業者もある

ひとつずつ解説します。

 

4-2-1. 製造年数によっては引き取ってもらえないことがある

マッサージチェアは製造年数によっては引き取ってもらえないことがあります。あまりにも古い型式はリサイクル品として売れないからです。

業者に買取を依頼する場合、あまりに古いものは買取ってもらえないことも知っておきましょう。

 

4-2-2. きれいに掃除していないと価値が下る

専門業者やリサイクルショップなどで買い取ってもらう場合、きれいに掃除していないと価値が下がります。なぜなら、リサイクルして売り出すのにスタッフが掃除する手間や時間などの人件費がかかるからです。

店側から考えると、状態が良ければスタッフの人件費を省くことができるし、すぐに売り出すことができます。動作することは最低条件ですが、きれいに掃除してあればその分価値も上がるのです。

品質が良くても、ホコリを被ったままや汚れがついたままだと、せっかくの高価なマッサージチェアも価値が下がってしまうので注意しましょう。

 

4-2-3. 付属品が揃っていないと価値が下る

一般的に、マッサージチェアの付属品が揃っていないと価値が下がります。マッサージチェアの付属品と言えば、リモコンや取扱説明書です。

買取業者やリサイクルショップに連絡する前に、リモコンや取扱説明書を探しておきましょう。

 

4-2-4. 運搬料がかかることがある

買取業者やリサイクルショップに買取を依頼する際、引取りをお願いする場合は出張費や運搬費が別途かかるので注意しましょう。

出張費や運搬費は現金払いになりますが、業者によって金額が異なるので事前に聞いて用意しておくと安心です。

 

4-2-5. 家庭用医療機器の販売取り扱いの許可を取っていない業者もある

マッサージチェアは「家庭用医療機器」です。許可を得ずに売ることは法律で禁じられています。

マッサージチェアの販売についての法律

参考:東京都福祉保健局 届出等が必要となる医療機器の販売事例(家庭用マッサージ器等)

上記は販売業者が対象です。販売するには国に販売取扱い許可を取る必要がありますが、中には許可を取らずに販売している業者もいます。

そのような業者と知らずに取引した企業は責任を問われ、場合によっては社会的信用を失います。

個人がオークションやフリマサイトなどで中古品を売る場合は次の「5. 個人で売る場合は法律上問題はない」で詳しく説明します。

 

4-3. 中古品として売る場合の注意点

オークションやフリマサイトなどで中古品として売る場合の注意点は、以下の通りです。

・自分で写真を撮る必要がある

・個人取引なのでトラブルが発生することがある

・送料が売上価格より高くなることがある

・売れない場合もある

・個人で売る場合は法律的にグレー

ひとつずつ詳しく説明します。

 

4-3-1. 自分で写真を撮る必要がある

オークションやフリマサイトなどでマッサージチェアを売る場合は、自分で写真を撮る必要があります。

3-5. ヤフオクやメルカリで売る」でも説明したように、写真は落札価格や売れるかどうかを左右します。スマホが普及してからはカメラ機能によって、簡単に誰でも写真を撮ることができるようになりました。しかし、写真を撮るのがどうも苦手という方は友人などに代わりに撮ってもらうと良いでしょう。

なお、メーカーの公式サイトの画像を無断で使用するのは禁じられているので気をつけましょう。

 

4-3-2. 個人取引なのでトラブルが発生することがある

オークションやフリマサイトなどでマッサージチェアを売る場合、取引が始まると売り手と買い手双方の自己責任となり、サイトの主催者は管理しません。そのため、トラブルが発生することもあるので注意しましょう。

よくあるトラブルとしては、

・いつまでたっても入金されない

・「説明と異なる」とクレームが来る

・輸送時の事故などで動作しなくなった

などです。

いつまでも入金されない「いたずら落札」などの被害は時々報告されます。無事落札されたとしても、「画像に写っていない傷があった」などのクレームが来ることもあり、返品・返金を要求されることもあります。この場合の対策としては、事前に「クレーム・返品不可」と説明しておくのが良いでしょう。

マッサージチェアくらいの大きな荷物や電化製品は、配送業者の任意の保険があります。クロネコヤマトの例を挙げてみましょう。

 

【らくらく家財宅急便の補償額】

時価額1万円に対して20円

家具1つにつき50円から

補償額の上限は50万円

古いマッサージチェアの時価額は「ヤフオクの落札価格」「メルカリの入札価格」「価格コム」などで調べるとわかります。仮に、時価額10万円のマッサージチェアの場合でも200円ですので、万が一に備えて保険に入っておくと安心です。

このように自分でトラブルを予防したり個人間で解決したりしなければならず、そこがオークションやフリマサイトのネックと言えます。

 

4-3-3. 送料が売上価格より高くなることがある

ネットオークションでは、販売価格よりも送料のほうが高くなることがあるので注意しましょう。なぜなら、安値でスタートすると入札価格が上がらずに安値のままで落札されることがあり、そうするとほぼ無償で譲る形になってしまうからです。

ヤフオクでは最低販売価格からスタートして入札されるに従って価格が上がり、終了時間の時点で売上価格が決まります。

最低価格は自分で設定できますが、最初から希望する販売価格に設定するよりも1円からスタートしたほうが高値がつくことがあります。これを見越して1円で設定しても、場合によっては1円で落札されて送料だけ振り込まれ、こちらが時間と手間をかけて配送しなければならないという事態になることもあるので注意しましょう。

メルカリでは自分で販売価格を決めることができるので、送料を含んだ販売価格に設定すれば問題ありません。

 

4-3-4. 売れない場合もある

オークションやフリマサイトの最大のネックは、売れない可能性があることです。出品すれば必ず売れるというものではなく、何度再出品しても売れない場合は出品を諦めなければなりません。

もしも売れない場合は、別の処分方法を検討する必要があるので注意しましょう。

 

4-3-5. 個人で売る場合は法律上問題はない

4-2-5. 家庭用医療機器の販売取り扱いの許可を取っていない業者もある」で説明した家庭用医療機器の販売許可についてですが、個人がネットオークションやフリマサイトで売る場合は法律的にグレーであるということを知っておく必要があります。万が一、法律に抵触した場合は罰則が課せられるリスクがあるからです。

以下に、メルカリとヤフオクで禁止出品物になっている例を挙げます。

メルカリの禁止出品物

参考:メルカリびより うっかり出品にご注意!禁止出品物にあたる身近な【医療機器】を知ろう

 

【ヤフオクの出品禁止物】

◎医薬品

第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品、湿布

◎漢方薬

◎医療機器

コンタクトレンズ、コンタクトレンズ消毒器、電子体温計、電子血圧計、電子聴診器、超音波聴診器、パルスオキシメーター、入歯安定剤、コンドーム、注射器(針の有無によらない)、巻き爪矯正機器、採血セット、輸血セット、輸液ポンプ、人工呼吸器、透析器、人工骨、低周波治療器、家庭用マッサージ器(管理医療機器であるかによらない)など
※低周波エクササイズマシン(EMS)などのエクササイズ用品は出品が可能です。

◎個人が製造した化粧品

◎手作りした化粧水、クリーム、石けんや市販の化粧品や香水を小分けにしたものなど

◎個人輸入 および 海外から持ち込んだ化粧品

◎日本語の法定表示がない化粧品

 ※医薬部外品は出品が可能です。

参考:モバオク! 出品を禁止している商品:医薬品、医療機器

メルカリではマッサージチェアは出品禁止物に含まれていません。一方、ヤフオクでは、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき厳しく制限しており、項目にも「家庭用マッサージ器」が含まれています。

ただし、「マッサージチェア」とは明言しておらず、閲覧ページでも多数のマッサージチェアが出品されています。このことから、マッサージチェアの出品は黙認されており、今のところ問題ないと言えるでしょう。

【家電製品を処分するなら「下取り」がおすすめ】

下取りチェッカー

引っ越しなどの際にはマッサージチェア以外にもさまざまな家電製品なども処分しなければなりませんね。家電製品が不要になった場合は、まず下取りできるかどうかから調べてみるのがおすすめです。

下取りとは、新しい商品を購入することを条件に、それまで使用していた古い商品を買い取ってもらうことです。

株式会社アシストでは、家電の下取りを行っています。アプリ「下取りチェッカー」で無料かつ簡単に査定ができますので、お気軽にご利用ください。

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5. まとめ

マッサージチェアの処分といっても7通りもの処分方法があり、その方法は全く異なります。

マッサージチェアは家電の中でも冷蔵庫やエアコンのように「リサイクル指定品目」でもなければ安易に一般ごみとしてそのまま捨てられるものでもありません。

楽に処分したいなら粗大ゴミや不用品回収業者を利用するのがおすすめです。

ただ、世の中はリユースやリサイクルの重要性が見直されている時代。まだ使えるようなマッサージチェアは有効資源として、買取専門業者や家電量販店のリサイクルを利用する・誰かに譲るといった方法をとれば地球にも経済的にも優しいですね。

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